JPH01265080A - 新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮断剤 - Google Patents

新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮断剤

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JPH01265080A
JPH01265080A JP63092684A JP9268488A JPH01265080A JP H01265080 A JPH01265080 A JP H01265080A JP 63092684 A JP63092684 A JP 63092684A JP 9268488 A JP9268488 A JP 9268488A JP H01265080 A JPH01265080 A JP H01265080A
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JP
Japan
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carbon atoms
alkyl group
aliphatic hydrocarbon
substituted
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JP63092684A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Mazaki
光夫 真崎
Naoya Morifuji
直哉 森藤
Koichi Hashimoto
弘一 箸本
Atsuhiko Shinozaki
温彦 篠崎
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Nippon Chemiphar Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemiphar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術的分野] 本発明は、新規なアルキレンジアミン誘導体およびグル
タミン酸遮断剤に関するものである。
[発明の背景] グルタミン酸は甲殻類では興奮性神経伝達物質であると
いう説が有力である。また、グルタミン酸はは乳類中枢
神経においても興奮性の神経伝達物質の一つの候補物質
と考えられている。
グルタミン酸のこれらの機能を抑制する遮断剤としては
グルタミン酸のγ−メチルエステルが良く知られている
。しかしながら、グルタミン酸のγ−メチルエステルの
グルタミン酸遮断作用は、1O−2〜to+Mの高濃度
で作用が現われる程度にすぎず、実用的なグルタミン酸
遮断剤としては充分ということはできない。
またジルチアゼム(Diltiazes)およびカロベ
リン((:aroberine)がグルタミン酸の反応
を抑Jlすることも報告されている(生体の化学、30
(2):82−91.1979)が、その作用は他の伝
達物質の遮断剤、例えば、アセチルコリンに対する抗コ
リン剤、ヒスタミンに対する抗ヒスタミン剤等の作用に
比べ弱く、グルタミン酸遮断作用としては、ザリガニ開
鋏−筋標本にグルタミン酸(lXIO−’M)を適用し
た際に誘発される脱分極に対して、ジルチアゼムとカロ
ベリンとは共に薬物濃度(2X10−4M)でおよそ3
0%の抑制しか示さず、またこの作用は選択的なもので
ない。
ごらにまた、5−メチル−1−フェニル−2−(3−ピ
ペリジノプロピルアミノ)ヘキサン−1−オールなどの
アミノアルコールがグルタミン酸遮断作用を示すことも
報告されているが、このアミノアルコールのグルタミン
酸遮断作用も低濃度では充分とはいえない。
また、アルキレンジアミン誘導体もしくはその塩がグル
タミン酸の遮断剤として有用であることも知られている
(特開昭62−277371号公報、同62−2773
72号公報参照)。
[発明の構成] 本発明は、特にグルタミン酸の遮断剤として有用な新規
なアルキレンジアミン誘導体もしくはその18を提供す
るものである。
本発明の新規なアルキレンジアミン誘導体は下記の式を
有するものである。
[ただし、 R1は、水素原子、炭素数1〜8の直鎖状もしくは分枝
状の脂肪族炭化水素基、炭素数5〜8の脂環式炭化水素
基、アルキル基で置換されたかもしくは置換されていな
いアリール基、アルキル基で置換されたかもしくは置換
されていないアリール基置換アルキルノ&i(アルキル
基の炭素数は1〜8)、炭素数3〜11のエーテル結合
を含む脂肪族炭化水素基、炭素数6〜lOの脂環式炭化
水素同志もしくは該脂環式炭化水素と炭素数1〜8の脂
肪族炭化水素基とがエーテル結合で結合された基、また
はアルキル基で置換されたかもしくは置換されていない
アリール基同志もしくは該アリール基と炭素数1〜8の
脂肪族炭化水素基とがエーテル結合で結合された基であ
り、 Yは酸素原子または硫黄原子であり、 Rパは、炭素数3〜16の直鎖状もしくは分枝状の脂肪
族炭化水素基、アルキル基置換もしくは非置換のアリー
ル基置換アルキル基(アルキル基の炭素数は1〜8)、
アルキル基置換もしくは非置換のアリール基で置換され
た水酸基を有するアルキル基(アルキル基の炭素数は1
〜8)、炭素数3〜16のエステル結合を含む脂肪族炭
化水素基、炭素a3〜16のエーテル結合を含む脂肪族
炭化水素基、またはアルキル基にエーテル結合を含むア
ルアルキル基(アルキル基の炭素数は2〜5)であり、 R:、R4およびR5は、互いに同一でも、異っていて
もよく、水素原子、炭素数6以下の直鎖状もしくは分校
状の飽和もしくは不飽和のアルキル基。
炭素数6以下のアルコキシ基、炭素数6以下のアシル基
、炭素数6以下のアシルオキシ基、置換基を有していて
もよいアリール基、置換基を有していてもよいアルアル
キル基(アルキル基の炭素数は1〜5)、ヒドロキシル
基、ヒドロキシアルキル基(アルキル基の炭素数は1〜
3)、ハロゲン原子、ニトリル基、ニトロ基、アミン基
であり、pは2〜lOの整数であり。
qは4〜7の整数である]。
上記の式において、脂肪族炭化水素基は飽和炭化水素基
および不飽和炭化水素基のいずれであってもよいが、飽
和炭化水素基であることが好ましい。
)71は、水素原子、炭素数1〜8の直鎖状もしくは分
枝状のアルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、インペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、あるいは2−エ
チルヘキシル)、フェニル基もしくはフェニルオキシフ
ェニル基であることが好ましい。
R2は、炭素数3〜16の直鎖状もしくは分枝状のアル
キル基(例、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、ペンチル、インペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、2−エチルヘキシル、5−メチルヘキシル、
4−メチル−1−(3−メチルブチル)ペンチル、5−
メチル−1−(3−メチルブチル)ヘキシル、3−フェ
ニル−1−(3−メチルブチル)プロピル)、アリール
基で置換された水酸基を有するアルキル基(例、2−ヒ
ドロキシ−2−フェニルエチル)炭素63〜16のエス
テル結合を含む脂肪族炭化水素基(例、ブチリルオキシ
プロピル、インブチリルオキシエチル、バレリルオキシ
エチル、イソバレリルオキシエチル、カプロイルオキシ
エチル、イソカプロイルオキシエチル)、炭素数3〜1
6のエーテル結合を含む脂肪族炭化水素基(例、インプ
ロポキシエチル、インブチルオキシエチル、インプロポ
キシプロビル、ペンチルオキシプロピル、イソペンチル
オキシエチル)、もしくはフェノキシ基であることが好
ましい。
R(、R4およびR″・は、〃いに同一でも、異ってい
てもよく、水素原子、炭素数6以下の直鎖状もしくは分
枝状の飽和もしくは不飽和のアルキル基(例、ブチル、
イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル)、炭
素数6以下のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、インブトキシ
、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シ)、炭素数6以下のアシル基(例、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、バレリル)、炭素数6以下のアシル
オキシ基(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチ
リルオキシ)、置換基を有していてもよいアリール基(
例、フェニル、ナフチル、トルイル、キシリル)、置換
基を有していてもよいアルアルキル基(ただし、アルキ
ル基の炭素数は1〜5、例、ベンジル、フェニルエチル
、フェニルプロピル、キシリルメチル)、ヒドロキシル
基、ヒドロキシアルキル基(アルキル基の炭素数は1〜
3、例、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル)、ハロ
ゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素)、ニトリル基、ニ
トロ基、アミン基である。
pは2または3であることが好ましく、そしてqは5も
しくは6であることが好ましい。
本発明のアルキレンジアミン誘導体は、置換基を有する
ピペリジン基、ピロリジン基、ベルヒドロアゼピン基、
ベルヒドロアゾシン基がその窒素原子を介してアルキル
アミンの炭素原子に結合している化合物であり、任意の
有機酸もしくは無機酸との塩としても得ることができる
。そのような有機酸の例としては、シュウ酸、フマル酸
、マレイン酸、クエン酸、酒石酸、p−)ルエンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸を挙げることができ、また無機
酸の例としては、塩酸、f&酸、硝酸、臭化水素酸、リ
ン酸を挙げることができる。
なお、本発明の化合物を殺昆虫剤などの農薬として用い
る場合には、任意の酸との塩にて使用することができる
が、医薬として用いる場合には生理的に許容し得る酸と
の塩として使用することが必要である。そのような酸の
例としては、塩酸、フマル酸、マレイン酸、メタンスル
ホン酸ヲ挙ケることかでSる。
本発明のアルキレンジアミン誘導体の例としては下記の
化合物を挙げることができる。
N−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−N−(
3−ピペリジノプロピル)へブタンアミド: N−(3−メチルブチル)−3−フェノキシ−N−(3
−ピペリジノプロピル)ベンズアミド:N−[4−メチ
ル−1−(3−メチルブチル)ペンチル] −N−(3
−ピペリジノプロピル)アセトアミド: N−[4−メチル−1−(3−メチルブチル)ペンチル
] −N−(3−ピペリジノプロピル)ホルムアミド: 上記の各化合物と、In酸、フマル酸、マレイノ酸、シ
ュウ酸などの酸との塩。
本発明のアルキレンジアミン誘導体を医薬品として用い
る場合には1通常の医薬品段tに際して利用される組成
物として各種の形態(例、粉末、顆粒、錠剤、注射薬、
座薬)にて使用される。
本発明のアルキレンジアミン誘導体を神経疾患治療薬と
して用いる場合の投与量は、注射剤では1 [l O、
l m g 〜50 m g、経口投与ではl01mg
〜500mgの範囲の量であるが年令、症状等により増
減することができる。
また、本発明のアルキレンジアミン誘導体を昆虫類など
の害虫駆除に用いる場合には、そのまま水で希釈して使
用するか、または農薬補助剤を用いて農薬製造分野にお
いて一般的に行われている方法により種々の形態にして
使用することができる。また、実際の使用に際しては、
直接そのまま使用するか、または木で所望濃度に希釈し
て使用することができる。農薬補助剤としては例えば希
釈剤(例、溶媒、増量剤、担体)、界面活性剤(例、乳
化剤、分散剤)、安定剤、固着剤を挙げることができる
[発明の効果] 本発明のアルキレンジアミン誘導体は、特にグルタミン
me断剤として有用であり、既知のグルタミン酸のγ−
メチルエステル、ジルチアゼムおよびカロベリンなどの
グルタミン酸遮断剤のグルタミン酸遮断作用に比べ10
倍〜100倍以上作用が強い。また、既知の5−メチル
−1−フェニル−2−(3−ピペリジノプロピルアミノ
)ヘキサン−1−オールなどのアミノアルコールに比較
しても顕著に強いグルタミン酸遮断作用を示す。
なお、本発明のアルキレンジアミン誘導体は急性−n性
および亜急性毒性のいずれも低いため、グルタミン酸遮
断剤として実用上杆ましい。
また、は乳類の脳内にグルタミンMを注入すると、けい
れん様症状を呈することが知られているから、グルタミ
ン酸遮断剤である本発明のアルキレンジアミン誘導体は
、神経系のバランスの崩れや筋パルスの異常亢進などに
起因する神経疾患治療薬として有用である。一方、神経
筋接合部においてグルタミン酸が興奮性神経伝達物質と
して働いている昆虫類に対しては、神経筋接合部を遮断
し昆虫の活動を減弱させることから農薬として有用であ
る。
次に未発Illのアルキレンジアミン誘導体の合成例を
示す。
[実施例1] (])]2−アミノー1−フェニルエタン1−オール: α−アミノアセトフェノン・塩Mti3.36g(19
,6ミリモル)をメタノールに溶解し水冷し、これにN
aBHIIO,37g (9,8ミリモル)を加えた。
反応終了後、減圧上溶媒を留去した。残留物にクロロホ
ルム、水、2H水M化ナトリウム各20mJ1を加え、
攪拌し、有機層を分取した。水層をさらにクロロホルム
で抽出し、合せた有機層を飽和食塩水で洗す乾燥した。
減圧上溶媒を留去して標題化合物を赤色油状物として1
.78g得た(収量66%)。
NMR(CDC文、)δ: 2.50 (3H,s)。
2.67〜2.86 (2H,m)。
4.42〜4.46 (IH,m)。
7.28(5H,m) (肖)N−(2−ヒドロキシ−2−7エニルエチル)−
N−(3−ピペリジノプロビル)へブタンアミド: 2−アミノ−1−フェニルエタン−1−オール1.78
g(13,0ミリモル)及び1−(3−クロロプロピル
)ピペリジン2.10g(13、0ミリモル)の混合物
を110℃で2時間反応させた後エタノール20mJl
に溶解し9.3NfjJ酸/IPA(1,4m1)を加
えた。
4後、析出した結晶を濾取、エタノールで洗浄、乾燥し
、白色結晶を2.00gfiだ、この結晶をエタノール
(10m文)で再結品し、2−[N−(3−ピペリジノ
プロビル)アミン]−1−フェニルエタン−1−オール
を白色結晶として1.50g得た(収率34%)、この
白色結晶1.34g(4ミリモル)をクロロホルム(2
0mJl)−IN水酸化ナトリウム水溶液(17mJL
)a液に溶解し、水冷した。これに塩化ヘプタノイル1
.19g(8ミリモル)を5分間で加え、さらに30分
間水冷下攪拌した。有機層を分取し、減圧下25縮した
後、残留物をエタノール6 m fLに溶解し2N水酸
化ナトリウム水溶液2 m lを加え、室温で30分間
放置した。減圧下濃縮し、残留物にエーテルを加え、水
及び飽和食塩水で洗浄、乾燥した。減圧下溶媒を留去し
て標題化合物を無色油状物として1.52g得た。
(iii)N−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル
’) −N−(3−ピペリジノプロピル)へブタンアミ
ド 塩酸塩: 前記(ii)の化合物0.40gをアセトンに溶解し、
9.3N塩酸/I PA (0、15mJ1)を加えた
。減圧下溶媒を留去して得た白色結晶をアセトン−エー
テルで再結品して標題化合物を白色結晶として0.32
g得た。
mp :l17〜118℃ IRySH(cm−’): 3520.3360.2960.2930 。
2870.2850.2720.2690 。
1650.1630,1470,1455゜1430.
1200,1060,750゜[実施例2] (i)N−(3−メチルブチル)−3−フェノキシ−N
=(3−ピペリジノプロピル)ベンズアミド: 3−フェノキシ安息香酸4.28gを無水ベンゼン43
mMに2Hし、塩化チオニル2.18m文を加え、1時
間加熱還流した。溶媒及び過剰の塩化チオニルを減圧上
留去し、3−フェノキシ安息香酸クロリドを灰色油状物
として4.80g得た。
1− [3−(3−メチルブチルアミノ)プロピルコピ
ペリジン ニ塩酸塩2.85g、IN水酸化ナトリウム
水溶液42mM、及び、クロロホルム50+nJlを混
合し、室温で30分間纜押した。
得られた二層溶液に、上記の3−フェノキシ安息香酸ク
ロリド4.80gを水冷攪拌下5分間要して滴下後、こ
の混合物を室温で2時間攪拌した。
クロロホルム層を濃縮し、残渣をエーテル、及びIN水
酸化ナトリウム水溶液に溶解した。エーテル層を飽和食
塩水で洗浄し、2N塩酸で抽出した。この水層をエーテ
ルで洗い、2N水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とし、
エーテルで抽出した。このエーテル層を水、ついで飽和
食塩水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥した。エーテルを
留去して黄色油状物3.86gを得た。シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製して標題化合物を無色油状
物として3.60g得た(収率88.1%)。
I Rv ?j4−(c m−’)  :2930.2
870.2800.2760 。
1635.1580.1490.1465 。
1430.1365,1300,1245゜1225.
1195,1160,750゜9O N M R(CD Cl y )δ: 0.56〜2.58 (23H,m)。
2.94〜3.74 (4H,m)。
6 、84〜7 、47 (9H、m)(ii)N−(
3−メチルブチル)−3−フェノキシ−N−(3−ピペ
リジノプロピル)ベンズアミド   塩 酸月1 : N−(3−メチルブチル)−3−フェノキシ−N−(3
−ピペリジノプロピル)ベンズアミド0.97gをエタ
ノール10mMに溶解し、18%11!醜−エタノール
0.96gを加えた。この混合液を濃縮し、残渣を冷却
して微黄色固形物を得た。これをベンゼン−ヘキサン、
ついでエタノール−エーテルより再結品して標題化合物
を白色粉末として0.73g得た(収率69%)。
mp:81〜82℃ IRνNl;  (Cm−’): 3500.3440.2950.2875 。
2730.2680,2560,1620゜1580.
1495.1480.1435 。
1260.1235.1205.760 。
0O NMR(CDC文、)δ: 0.76 (6H,d、J=4Hz)。
0 、97〜3 、76 (21H、m)  。
6.48〜7.48 (9H,m)。
11.8  (IH,broad、s)[実施例3] (i) N −[4−メチル−1−(3−メチルブチル
)ペンチル] −N−(3−ピペリジノプロピル)アセ
トアミド: 1− [3−[4−メチル−1−(3−メチルブチル)
ペンチルアミン]プロピル]ピペリジン二I!!酸塩1
.48g(4ミリモル)にエーテル10m1と水酸化ナ
トリウム水溶液0 、64g(10mM)を加え、水冷
下、塩化アセチル0.43m、Q(6ミリモル)のエー
テル(5+nJJ)溶液を3分間で加えた。室温で10
分間攪拌後、エーテルと水どを加え、エーテル層を分取
、水、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。エ
ーテルを減圧留去し、残渣をシリカゲル力ラムグロマト
グラフィーで精製してP:¥適化合物を無色油状物とし
て0.90g得た(収率66%)。
IRν;hsp!(c m”)  : 2950.2920,2860,1635゜1460、
 141−0. 1360.745NMR(CDC交 
、) δ : 0.88and0.86 (12H,dX2.J=6Hz)  。
1.0〜1.9  (18H,m)  。
2.07and2.12  (3H,5X2)  。
2.1〜2.6  (6H,m)  。
2.8〜3.3  (2H,m)  。
3.3 〜3.7and4. 1 〜4.6(IH,m
X2) (ii)N−[4−メチル−1−(3−メチルブチル)
ペンチル] −N−(3−ピペリジノプロピル)アセト
アミド シュウ酸塩: 上記 (i)(7)M離)14基0.90g(2,7ミ
1J(−ル)とシュウ酸・二水和物0.34g(2,7
ミリモル)とをア七トン15mMに加熱溶解し、ヘキサ
ン15mJ1を加えた。析出する結晶を濾取し、洗浄後
減圧乾燥して標題化合物を白色結晶として0.74g得
た(収率73%)。
mp : 135〜137℃ IRpG%;  (cm−’)  : 3430 .2950 .1 625  、 1460
  。
1420.1220.72O N M R(CD  20 D )  δ :0.87
  (12H,d、J=6Hz)  。
1 .0〜2.1  (18H,m)  。
2.07  (3H,s)  。
1.7〜2.5  (8H,m)  。
3.5〜3.9  (IH,m) [実施例4] (i)N−[4−メチル−1−(3−メチルブチル)ペ
ンチル] −N−(3−ピペリジノプロピル)ホルムア
ミド: 1− [3−[4−メチル−1−(3−メチルブチル)
ペンチルアミノ]プロピル]ピペリジン1.48g(5
,0ミリモル)の98%ギ醜(10、5m立)溶液を1
0℃に冷却し、これに無水酸$3.5mJ1を滴下した
。′W4下後、室温に戻して21時間攪拌した0反応混
合物に水4mJLを加えて減圧下濃縮し、残液に水LO
ml及びlO%水酩化ナトリウム水溶液を加えて11!
基性とした。カ雛した油状物をクロロホルムで抽出し、
抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。試用下溶媒留去後、残留物をシリカゲル力ラム
グロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を無色
油状物として0.84g得た(収率51.8%)。
NMR(CDC見、)δ: 0.87 (12H,d、J=6Hz)。
1.00〜2.04 (18H,m)。
2.04〜2.52 (6H,m)。
2.88〜3.32  and 3.80−4.30 (3H,m)。
8.01and8.20 (IH,each  s) I Ry eilt (c m−’)  :2950.
2930.2860.1670 。
1465.1420,1365,1160゜1125.
750 (百)N−[4−メチル−1−(3−メチルプチル)ペ
ンチル] −N−(3−ピペリジノプロピル)ホルムア
ミド フマル酸塩: 上記 (i)の遊蕩塩基0.84g(2,6ミリモル)
のエタノール(5m交)溶液に、フマル酸301mg(
2,6ミリモル)の熱エタノール(6mJ1)溶液を加
え、減圧上溶媒留去した。残留物をアセトンで処理して
結晶化させ、これをエタノール−エーテルで再結晶させ
ることにより。
標題化合物を白色結晶として731 m g得た(収率
64%)。
mp:144〜146℃(分解) NMR(CD 、OD)δ: 0.90 (12H,d、J=6Hz)。
1.00〜2.20 (18H,m)。
2.72〜3.52 (9H、m)。
6.68 (2H,s)。
8.07and8.20 (IH,each  5) IRyS’!((cm−’): 2950.2860.2620.2530 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式を有するアルキレンジアミン誘導体もしくは
    その塩: ▲数式、化学式、表等があります▼ [ただし、 R^1は、水素原子、炭素数1〜8の直鎖状もしくは分
    枝状の脂肪族炭化水素基、炭素数5〜8の脂環式炭化水
    素基、アルキル基で置換されたかもしくは置換されてい
    ないアリール基、アルキル基で置換されたかもしくは置
    換されていないアリール基置換アルキル基(アルキル基
    の炭素数は1〜8)、炭素数3〜11のエーテル結合を
    含む脂肪族炭化水素基、炭素数6〜10の脂環式炭化水
    素同志もしくは該脂環式炭化水素と炭素数1〜8の脂肪
    族炭化水素基とがエーテル結合で結合された基、または
    アルキル基で置換されたかもしくは置換されていないア
    リール基同志もしくは該アリール基と炭素数1〜8の脂
    肪族炭化水素基とがエーテル結合で結合された基であり
    、 Yは酸素原子または硫黄原子であり、 R^2は、炭素数3〜16の直鎖状もしくは分枝状の脂
    肪族炭化水素基、アルキル基置換もしくは非置換のアリ
    ール基置換アルキル基(アルキル基の炭素数は1〜8)
    、アルキル基置換もしくは非置換のアリール基で置換さ
    れた水酸基を有するアルキル基(アルキル基の炭素数は
    1〜8)、炭素数3〜16のエステル結合を含む脂肪族
    炭化水素基、炭素数3〜16のエーテル結合を含む脂肪
    族炭化水素基、またはアルキル基にエーテル結合を含む
    アルアルキル基(アルキル基の炭素数は2〜5)であり
    、 R^3、R^4およびR^5は、互いに同一でも、異っ
    ていてもよく、水素原子、炭素数6以下の直鎖状もしく
    は分枝状の飽和もしくは不飽和のアルキル基、炭素数6
    以下のアルコキシ基、炭素数6以下のアシル基、炭素数
    6以下のアシルオキシ基、置換基を有していてもよいア
    リール基、置換基を有していてもよいアルアルキル基(
    アルキル基の炭素数は1〜5)、ヒドロキシル基、ヒド
    ロキシアルキル基(アルキル基の炭素数は1〜3)、ハ
    ロゲン原子、ニトリル基、ニトロ基、アミノ基であり、
    pは2〜10の整数であり、 qは4〜7の整数である]。 2、下記式を有するアルキレンジアミン誘導体もしくは
    その塩: ▲数式、化学式、表等があります▼ [ただし、 R^1は、水素原子、炭素数1〜8の直鎖状もしくは分
    枝状の脂肪族炭化水素基、炭素数5〜8の脂環式炭化水
    素基、アルキル基で置換されたかもしくは置換されてい
    ないアリール基、アルキル基で置換されたかもしくは置
    換されていないアリール基置換アルキル基(アルキル基
    の炭素数は1〜8)、炭素数3〜11のエーテル結合を
    含む脂肪族炭化水素基、炭素数6〜10の脂環式炭化水
    素同志もしくは該脂環式炭化水素と炭素数1〜8の脂肪
    族炭化水素基とがエーテル結合で結合された基、または
    アルキル基で置換されたかもしくは置換されていないア
    リール基同志もしくは該アリール基と炭素数1〜8の脂
    肪族炭化水素基とがエーテル結合で結合された基であり
    、 Yは酸素原子または硫黄原子であり、 R^2は、炭素数3〜16の直鎖状もしくは分枝状の脂
    肪族炭化水素基、アルキル基置換もしくは非置換のアリ
    ール基置換アルキル基(アルキル基の炭素数は1〜8)
    、アルキル基置換もしくは非置換のアリール基で置換さ
    れた水酸基を有するアルキル基(アルキル基の炭素数は
    1〜8)、炭素数3〜16のエステル結合を含む脂肪族
    炭化水素基、炭素数3〜16のエーテル結合を含む脂肪
    族炭化水素基、またはアルキル基にエーテル結合を含む
    アルアルキル基(アルキル基の炭素数は2〜5)であり
    、 R^3、R^4およびR^5は、互いに同一でも、異っ
    ていてもよく、水素原子、炭素数6以下の直鎖状もしく
    は分枝状の飽和もしくは不飽和のアルキル基、炭素数6
    以下のアルコキシ基、炭素数6以下のアシル基、炭素数
    6以下のアシルオキシ基、置換基を有していてもよいア
    リール基、置換基を有していてもよいアルアルキル基(
    アルキル基の炭素数は1〜5)、ヒドロキシル基、ヒド
    ロキシアルキル基(アルキル基の炭素数は1〜3)、ハ
    ロゲン原子、ニトリル基、ニトロ基、アミノ基であり、
    pは2〜10の整数であり、 qは4〜7の整数である]。 を有効成分として含むグルタミン酸遮断剤。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5455544A (en) * 1977-10-05 1979-05-02 Kissei Pharmaceut Co Ltd Pheylacetamide derivatives
JPS62277372A (ja) * 1986-02-01 1987-12-02 Nippon Chemiphar Co Ltd 新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮断剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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