JPH01264658A - カセット式記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、カセットを収納してカセット挿入位置とカ
セッ装着位置との間を移動し、かつ奥側端縁部にカセッ
トのスライダを開く一対の爪部が設けられたカセットボ
ルダを備えたカセット式記録再生装置に関するものであ
る。

［従来の技術］ 第３図ないし第５図は磁気テープを収納したカセットの
カセット式記録再生装置への挿入から装着までの一連の
使用態様を示す要部平面図てあり、図において、１はカ
セット、２はカセッ１〜１を保持する断面口の字状のカ
セットホルダ、２ａはカセットボルダ２の片側の端縁部
に立設された一対の爪部、３はカセットボルダ２の両側
部に植設されたガイドピン、４はガイドピン３を案内す
る■−字状のガイド孔く図示せず）が両側部に形成され
た断面コの字状のベース、５はノ＼−ス４の奥側に軸部
６を中心に回動自在に設けられ円弧部５Ａを有するレバ
ー、７はベース４とレバー５との間に張設されたばね、
８はレバー５の円弧部５Δの角部５ａの近傍に配設され
たスタートスイッチである。

次に、上記構成のカセッＩ・式記録再生装置の動作につ
いて説明する。まず、カセット１をカセットホルダ２に
挿入すると、カセット１は、レバー５の先端部に当接し
、スタートスイッチ８が切り換わらない状態でカセット
ホルダ２に保持されるとともに、爪部２ａに当接してカ
セット１のスライダ（図示せず）が開かれ、テープが露
出する（第３図参照）。

その後、カセット１の挿入時よりも強い力で矢印Ａ方向
にカセット１を手で押し込むと、カセット１はレバー５
を矢印Ｂ方向に回転させるので、スタートスイッチ８は
切り換えられる（第４図参照）。この切り換わったこと
を検知してカセットホルダ２を移動させる駆動部（図示
せず）が駆動され、カセットホルダ２はベース４の奥側
の所定の装着位置まで移動する（第５図参照）。

［発明が解決しようとする課題］ 以上のように構成されている従来のカセット式記録再生
装置においては、カセット１の中間部がレバー５の先端
部に当接した状態でスタートスイッチ８が切り換えられ
、カセット１は所定の装着位置まで移動するようになっ
ているが、カセット１が第６図に示すように斜めに傾い
て挿入された場合でも、カセット１の角部がレバーらの
先端部に当接してスタートスイッチ８が切り換えられ、
この状態でカセットホルダ２が所定の装着位置に向けて
移動するので、その移動中に装置の部品と干渉して装置
およびカセット１が破損するといったことが生じるとい
う問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、カセットが斜めに挿入されたことによるカ
セットホルダの誤動作を防止するカセット式記録再生装
置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るカセット式記録再生装置は、カセットを
収納してカセット挿入位置とカセッ装着位置との間を移
動し、かつ奥側端縁部にカセットのスライダを開く一対
の爪部が設けられたカセットホルダと、前記爪部に対応
して一対の先端部がそれぞれ配設され前記カセットにそ
れぞれ当接して移動し前記カセットホルダへの前記カセ
ット挿入時に一対の先端部間において前記カセット挿入
側に対して凹状に構成されるレバーと、このレバ一の移
動に応じて動作しカセットホルダをカセット装着位置に
移動させるスイッチとを備えたものである。

［作用］ この発明においては、カセットが斜めに傾いて挿入され
た場合には、カセットは爪部に当接して斜めに傾いて収
まり、カセットの角部がレバーの先端部に当接するよう
なことはない。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図および第２図はこの発明の一実施例を示す要部平
面図であり、第３図ないし第６図と同一または相当部分
は同一符号を付し、その説明は省略する。

図において、２０はベース４の奥側に軸部６を中心に回
動自在に設けられた円弧部２〇八を有する第１のレバー
、２１は第１のレバー２０の中間部に形成された第１の
長孔部、２２は軸部６を中心に回動自在に設けられた第
２のレバー、Ｚ３は第２のレバー２２の中間部に形成さ
れた第２の長孔部、２４は第１の長孔部２１および第２
の長孔部２３を貫通したビンて、第１のレバー２０と第
２のレバー２２とが交差した位置にある。また、第１の
レバー２０および第２のレバー２２の先端部はカセット
ホルダ２の中心線Ｃを中心とした対称位置にあり、第１
のレバー２０および第２のレバー２２は画先端部間にお
いてカセットホルダ２に対して所定の凹状の空間を有す
るように構成されている。

このようなカセット式記録再生装置においては、まず、
カセット１をカセットホルダ２に挿入すると、カセット
１は、第１のレバー２０および第２のレバー２２のそれ
ぞれの先端部に当接し、スタートスイッチ８が切り換わ
らない状態でカセットホルダ２に保持されるとともに、
爪部２ａに当接しカセット１のスライダが開かれ、テー
プが露出するその後、カセット１の挿入時よりも強い力
でカセット１を手で押し込むと、カセットホルダ２をカ
セット１の挿入方向とは反対方向に作用する付勢手段く
図示せず）の付勢力に抗してカセット１がカセットホル
ダ２とともに移動し、カセット１は第１のレバー２０を
時計方向に回転させるので、スタートスイッチ８は切り
換えられる。この切り換わったことを検知してカセッＩ
・ボルダ２を移動さぜる駆動部（図示せず）が駆動され
、カセットホルタ２はベース４の奥側の所定の装着位置
まで移動する。

ところで、カセット１が斜めに傾いて挿入された場合に
は、カセット１の所定の位置に爪部２ａが当接しないの
で、スライダは閉したままでテープは露出せず、またカ
セット１は爪部２ａにより第２図に示すように斜めに傾
いて収まり、カセット１の角部が第１のレバー２０およ
び第２のレバー２２の先端部に当接するようなことはな
い。

なお、上記実施例ては第１のレバー２０に連動してカセ
ットボルダ２を移動させるスタートスイッチ８が設けら
れたカセッＩ・式記録再生装置について説明したが、本
出願人が既に出願している特開昭６２−２１７４４８号
公報に記載されているように、カセットがカセットホル
ダに完全に挿入さているかどうかを判定する挿入判定ス
イッチと、カセットがカセットボルダに完全に挿入され
た状態でさらに押し込まれているかどうかを判定するス
タート判定スイッヂとを備えたカセット式記録再生装置
にもこの発明は適用することができる。また、この発明
では磁気テープを収納したカセットについて説明したが
、磁気ディスク、光ディスクを収納したカセットでもよ
い。さらに、カセット挿入位置から手で押し込んて第１
および第２のレバー２０゜２２を回動させていたが、演
奏スタート釦を押すことにより駆動源を駆動させカセッ
ト１を手て押す作業を省略するようにしてもよい。

［発明の効果］ 以」二説明したように、この発明のカセツＩ・式記録再
生装置は、カセットが斜めに傾いて挿入された場合には
、カセットホルダがカセット装着位置に移動しないよう
になっているので、カセットが斜めに挿入されることに
よるカセットボルダの誤動作は防止されるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す要部平面図、第２図
は第１図の別の使用態様を示す要部平面図、第３図ない
し第５図は従来のカセット式記録再生装置へのカセッ１
−の挿入から装着までの一連の使用態様を示す要部平面
図、第６図は第３図のカセット式記録再生装置にカセッ
トを斜めにして挿入したときの要部平面図である。 図において１はカセット、２はカセットホルダ、２ａは
爪部、８はスター１〜スイツチ、ＺＯは第１のレバー、
２２は第２のレバーである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カセットを収納してカセット挿入位置とカセッ装着位置
   との間を移動し、かつ奥側端縁部にカセットのスライダ
   を開く一対の爪部が設けられたカセットホルダと、前記
   爪部に対応して一対の先端部がそれぞれ配設され前記カ
   セットにそれぞれ当接して移動し前記カセットホルダへ
   の前記カセット挿入時に一対の先端部間においてカセッ
   ト挿入側に対して凹状に構成されるレバーと、このレバ
   ーの移動に応じて動作し前記カセットホルダを前記カセ
   ット装着位置に移動させるスイッチとを備えたことを特
   徴とするカセット式記録再生装置。