JPH01263208A - 高炉の操業方法 - Google Patents
高炉の操業方法Info
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- JPH01263208A JPH01263208A JP8971888A JP8971888A JPH01263208A JP H01263208 A JPH01263208 A JP H01263208A JP 8971888 A JP8971888 A JP 8971888A JP 8971888 A JP8971888 A JP 8971888A JP H01263208 A JPH01263208 A JP H01263208A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B5/00—Making pig-iron in the blast furnace
- C21B5/008—Composition or distribution of the charge
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高炉炉況をt員なわずに銑鉄コストの低減を
図る操業方法および炉況悪化に際して効率的に炉況を改
善する高炉の操業方法に関する。
図る操業方法および炉況悪化に際して効率的に炉況を改
善する高炉の操業方法に関する。
高炉操業において銑鉄コストを低減するためには、銑鉄
コスト中に占めるυ1合が大きい炭材コストを低減する
のが有効であり、種々の炭材コスト低・濾の方法が試み
られている。
コスト中に占めるυ1合が大きい炭材コストを低減する
のが有効であり、種々の炭材コスト低・濾の方法が試み
られている。
炭材の高炉内における役割は0羽目前で熱風中の酸素と
反応して発生したCOガスおよび固体状態の炭素によっ
て鉱石を還元する。■前記■の反応時に発生した熱で鉱
石の還元、溶解のための必要熱を供給する。■高温雰囲
気下で充填層を形成し、炉内ガスの通気性および溶銑滓
の通液性を確保する。以トであるが、炭材コスト低減方
法の一つは炭材の使用量そのものの低減策であり、他は
性状の劣質な炭材を使用して炭材の単価を引下げる方法
である。前者にはベル式高炉におけるムーバブルアーマ
のノツチの適正制御あるいはベルレス式高炉のシュート
スケシエールの適正制御目による方法および鉱石の被還
元性の向上によって炭材原単位を低減する方法があり、
後者には高反応性炭材の使用や細粒炭材の使用がある。
反応して発生したCOガスおよび固体状態の炭素によっ
て鉱石を還元する。■前記■の反応時に発生した熱で鉱
石の還元、溶解のための必要熱を供給する。■高温雰囲
気下で充填層を形成し、炉内ガスの通気性および溶銑滓
の通液性を確保する。以トであるが、炭材コスト低減方
法の一つは炭材の使用量そのものの低減策であり、他は
性状の劣質な炭材を使用して炭材の単価を引下げる方法
である。前者にはベル式高炉におけるムーバブルアーマ
のノツチの適正制御あるいはベルレス式高炉のシュート
スケシエールの適正制御目による方法および鉱石の被還
元性の向上によって炭材原単位を低減する方法があり、
後者には高反応性炭材の使用や細粒炭材の使用がある。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前記炭材の使用量そのものを低減する方
法では、ムーバブルアーマノツチまたはシュートスケシ
エールの適正制御によって炉内゛ト径方向の装入物分布
を制御し、融着帯形状の適正化を図っても、炭材原単位
をある程度具」二に低減すると、炉内融着帯レベルの低
下の影響の方が大きくなり、荷下がりが不安定となり高
炉の安定操業が継続できなくなる等の問題があり、また
製鉄所のエネルギーバランスから高炉の炭材使用量の範
囲に自ら制限があるという問題もある。また鉱石の被還
元性の向上によって炭材源1■位を低減する方法は、被
還元性向上のための対策にコストがかかる問題がある。
法では、ムーバブルアーマノツチまたはシュートスケシ
エールの適正制御によって炉内゛ト径方向の装入物分布
を制御し、融着帯形状の適正化を図っても、炭材原単位
をある程度具」二に低減すると、炉内融着帯レベルの低
下の影響の方が大きくなり、荷下がりが不安定となり高
炉の安定操業が継続できなくなる等の問題があり、また
製鉄所のエネルギーバランスから高炉の炭材使用量の範
囲に自ら制限があるという問題もある。また鉱石の被還
元性の向上によって炭材源1■位を低減する方法は、被
還元性向上のための対策にコストがかかる問題がある。
次に高反応性炭材や細粒炭材の使用により炭材単価の引
下げ対策についても、従来、以下に述べるような問題が
あった。
下げ対策についても、従来、以下に述べるような問題が
あった。
ここで「反応性」について説明すると、高炉内に装入さ
れた炭材は、1000℃以上の高温域において酸化鉄の
還元で生したCOtガスと所謂ソリューションロス反応
を生しる。
れた炭材は、1000℃以上の高温域において酸化鉄の
還元で生したCOtガスと所謂ソリューションロス反応
を生しる。
C+CO,=2CO(11
FeO+C0=Fe+COz (21炭材は
+11式のソリューションロス反応によって装入層表面
から消失したり、その他強度低下によって細粒に破砕さ
れたりして炉下部の炭材の粒径が低下する。
+11式のソリューションロス反応によって装入層表面
から消失したり、その他強度低下によって細粒に破砕さ
れたりして炉下部の炭材の粒径が低下する。
このため、高反応性炭材を過度に使用すると炉下部の通
気性、通液性が悪化し、送風圧力の上昇や変動増加を招
来するという問題があった。
気性、通液性が悪化し、送風圧力の上昇や変動増加を招
来するという問題があった。
なお、反応性の指標としてCSR指数が用いられるが、
粒径201mの炭材200gをC0z5N7!/l1i
nで1100℃で’lhr反応させた後、I型ドラムで
回転速度20rpmで30分回転後の粒径lQ ms以
上の炭材収率をCSR指数という。
粒径201mの炭材200gをC0z5N7!/l1i
nで1100℃で’lhr反応させた後、I型ドラムで
回転速度20rpmで30分回転後の粒径lQ ms以
上の炭材収率をCSR指数という。
次に細粒炭材使用の場合は従来、粒度別装入法と呼ばれ
、細粒炭材を炉壁部に偏析装入することによって細粒炭
材使用量の増加に依る送風圧力の上昇を制御する方法が
とられてきた。
、細粒炭材を炉壁部に偏析装入することによって細粒炭
材使用量の増加に依る送風圧力の上昇を制御する方法が
とられてきた。
しかしこの方法では、元来相対的にガス流速の低い炉壁
部にさらに細粒炭材を増やすことになり、炉壁部のガス
流速が一層低下して熱流比が増加し、融着帯が過度に低
下し、荷下がり不順を生じるという問題があった。さら
に炉壁部は鉱石量が相対的に多く、ために細粒炭材はソ
リューションロス反応を多く生して、ますます細粒化す
るという問題もある。
部にさらに細粒炭材を増やすことになり、炉壁部のガス
流速が一層低下して熱流比が増加し、融着帯が過度に低
下し、荷下がり不順を生じるという問題があった。さら
に炉壁部は鉱石量が相対的に多く、ために細粒炭材はソ
リューションロス反応を多く生して、ますます細粒化す
るという問題もある。
上述の如く、高炉の銑鉄コストを低減する操業において
、炭材の性状を劣質化して炭材コストの引下げを図る方
法は従来法では高炉操業の安定性がtiなねれるため、
劣質炭材を多く使用できなかった。本発明は高反応性か
つ細粒の劣質炭材を、高炉の安定操業をtiなうことな
く使用し、銑鉄コストの低減を図ることを目的とするも
のである。
、炭材の性状を劣質化して炭材コストの引下げを図る方
法は従来法では高炉操業の安定性がtiなねれるため、
劣質炭材を多く使用できなかった。本発明は高反応性か
つ細粒の劣質炭材を、高炉の安定操業をtiなうことな
く使用し、銑鉄コストの低減を図ることを目的とするも
のである。
また従来、高炉が不調になった場合、炭材の性状の改善
および炭材使用量の増加によって高炉中心部の通気性、
通液性を改善していたが、この方法では炭材の全量の性
状の改善を要すること、および炭材使用量の増加に伴う
銑鉄コストの大幅上昇の問題があった0本発明は銑鉄コ
ストの大幅上昇をきたすことなく効率的に速やかに炉況
を改善する操業法の提供をも目的とするものである。
および炭材使用量の増加によって高炉中心部の通気性、
通液性を改善していたが、この方法では炭材の全量の性
状の改善を要すること、および炭材使用量の増加に伴う
銑鉄コストの大幅上昇の問題があった0本発明は銑鉄コ
ストの大幅上昇をきたすことなく効率的に速やかに炉況
を改善する操業法の提供をも目的とするものである。
(課題を解決するための手段〕
本発明者等は高炉シャフト−F部に設置したガスサンプ
リングプローブによる半径方向のガス比(CO/ CO
x )およびガス温度の計測結果に注目した。第1図は
その計測結果の代表例であるが、特徴が二点ある。第−
点は炉の中心部のCo/CO2が著しく高いことである
。すなわら、中心部はもともと鉱石装入量が少なく、従
って還元で生じるco、1が少ないためである。第二点
は炉中心部のガス温度が著しく高いことである。これは
中心部のガス流速が高いことを示している。
リングプローブによる半径方向のガス比(CO/ CO
x )およびガス温度の計測結果に注目した。第1図は
その計測結果の代表例であるが、特徴が二点ある。第−
点は炉の中心部のCo/CO2が著しく高いことである
。すなわら、中心部はもともと鉱石装入量が少なく、従
って還元で生じるco、1が少ないためである。第二点
は炉中心部のガス温度が著しく高いことである。これは
中心部のガス流速が高いことを示している。
そこで発明者は第一の特徴に基づいて、炉中心部に高反
応性炭材を装入しても鉱石量が少なくCO2発生量が少
ないのでソリエージジンロス反応量が少なく、炭材の粒
径劣化は生じ難いと考えた。
応性炭材を装入しても鉱石量が少なくCO2発生量が少
ないのでソリエージジンロス反応量が少なく、炭材の粒
径劣化は生じ難いと考えた。
さらに第二の特徴に基づいて、炉中心部に細粒炭材を装
入することにより、ガス流速が多少低下しても、依然と
してガス流速は高いレベルを保ち、高炉の安定操業を損
なうことはないと考えた。
入することにより、ガス流速が多少低下しても、依然と
してガス流速は高いレベルを保ち、高炉の安定操業を損
なうことはないと考えた。
ずなわら請求項1の本発明は、高反応性かつ10粒炭材
をシュート等で直接高炉の中心部に装入し、高炉の中心
部を主としてC3I’?指数で50以下の高反応性かつ
大部分20〜30mmの細粒炭材で構成する高炉の低コ
スト操業方法を要旨とする。
をシュート等で直接高炉の中心部に装入し、高炉の中心
部を主としてC3I’?指数で50以下の高反応性かつ
大部分20〜30mmの細粒炭材で構成する高炉の低コ
スト操業方法を要旨とする。
また本発明者等はたまたま上記方法において、装入炭材
の高反応炭を低反応性炭に、かつ細粒炭材を粗粒炭材に
替えることによって、高炉が不調になった場合の速効あ
る炉況改善方法として極めて有効な手段であることを発
見した。高炉の中心部に装入する炭材のみを低反応性か
つ粗粒炭材に替えることによって、高炉中心部の通気性
、1ffi ’lFi性を小量の炭材で速やかに改善す
ることができ、銑鉄コストの増加を制御できるのである
。
の高反応炭を低反応性炭に、かつ細粒炭材を粗粒炭材に
替えることによって、高炉が不調になった場合の速効あ
る炉況改善方法として極めて有効な手段であることを発
見した。高炉の中心部に装入する炭材のみを低反応性か
つ粗粒炭材に替えることによって、高炉中心部の通気性
、1ffi ’lFi性を小量の炭材で速やかに改善す
ることができ、銑鉄コストの増加を制御できるのである
。
すなわち請求項2の本発明は、高炉の炉況悪化に際して
CSR指数で60以上の低反応性かつ大部分400以上
からなる粗粒の炭材をシュート等で直接高炉の中心部だ
けに装入する高炉の炉況改善操業方法を要旨とする。
CSR指数で60以上の低反応性かつ大部分400以上
からなる粗粒の炭材をシュート等で直接高炉の中心部だ
けに装入する高炉の炉況改善操業方法を要旨とする。
本発明方法に依り高炉の中心部の原料構成を主としてC
8R指数で50以下の高反応性かつ大部分20〜30龍
の細粒炭材とした場合、当該部分には殆ど鉄鉱石が存在
しないのでCO□発生量が少なく、従ってソリューショ
ンロス反応mが少なく、構成炭材のこれ以−トの粒径劣
化は殆ど起こらない。また中心部のガス流速も、多少の
低下はあっても依然として高速に保たれるので、劣質性
状の炭材使用に拘らず、炉下部炭材粒径低下、炉壁部ガ
ス流速低下の問題を生じることなく融着帯の過度の低下
や荷下がり不ハ1等が発生することもなく、高炉の安定
操業を維持できる。
8R指数で50以下の高反応性かつ大部分20〜30龍
の細粒炭材とした場合、当該部分には殆ど鉄鉱石が存在
しないのでCO□発生量が少なく、従ってソリューショ
ンロス反応mが少なく、構成炭材のこれ以−トの粒径劣
化は殆ど起こらない。また中心部のガス流速も、多少の
低下はあっても依然として高速に保たれるので、劣質性
状の炭材使用に拘らず、炉下部炭材粒径低下、炉壁部ガ
ス流速低下の問題を生じることなく融着帯の過度の低下
や荷下がり不ハ1等が発生することもなく、高炉の安定
操業を維持できる。
また高炉が不調になった場合、本発明の方法により低反
応性かつ粗粒の炭材をシュート等で炉の中心部に装入す
ることによって炉の中心部の炭材の性状を改善すると、
高炉全体の炭材の性状を改善しなくとも、高炉中心部の
通気性、通液性を小量の炭材で改善することができ、速
やかに炉況が回復する。
応性かつ粗粒の炭材をシュート等で炉の中心部に装入す
ることによって炉の中心部の炭材の性状を改善すると、
高炉全体の炭材の性状を改善しなくとも、高炉中心部の
通気性、通液性を小量の炭材で改善することができ、速
やかに炉況が回復する。
本発明の実施に当たっては、例えば特開昭61−227
109に開示しているような高炉の中心部へ直接原料を
装入できるシュート等を備えた高炉設備を用いると都合
がよい。第2図はこの様なシュートを備えたベル式高炉
で本発明を実施する場合の模式図である。
109に開示しているような高炉の中心部へ直接原料を
装入できるシュート等を備えた高炉設備を用いると都合
がよい。第2図はこの様なシュートを備えたベル式高炉
で本発明を実施する場合の模式図である。
図において、高炉の貯槽lで切り出されベルトコンヘア
2で炉頂に搬送された装入原料を、ベル式装入装置4を
用いて炉内装入面5上に装入するに先だって、別の貯槽
1′から切り出され、炉頂のホッパー6内に貯蔵された
CSR指数で50以下の高反応性かつ20〜30−1の
細粒の炭材7をシュート8から前記装入面5上の中心部
に直接装入する。前記高反応性かつ細粒の炭材7の炉内
装入後、一般装入原料(他の炭材および鉱石等)をベル
4を経て炉内装入面5Fに装入する。このようにすると
、高炉の中心部を主としてC8R指数で50以下の高反
応性かつ大部分20〜39ssの細粒炭材で構成するこ
とができる。
2で炉頂に搬送された装入原料を、ベル式装入装置4を
用いて炉内装入面5上に装入するに先だって、別の貯槽
1′から切り出され、炉頂のホッパー6内に貯蔵された
CSR指数で50以下の高反応性かつ20〜30−1の
細粒の炭材7をシュート8から前記装入面5上の中心部
に直接装入する。前記高反応性かつ細粒の炭材7の炉内
装入後、一般装入原料(他の炭材および鉱石等)をベル
4を経て炉内装入面5Fに装入する。このようにすると
、高炉の中心部を主としてC8R指数で50以下の高反
応性かつ大部分20〜39ssの細粒炭材で構成するこ
とができる。
μお、請求項1の発明において、高反応性をCSR指数
で50以下、粒径を20〜30mmに限定したのは、実
験室で実炉の中心部を想定した炭材ノ温Lf・ガス組成
覆歴のソリューションロス反応を行い、炉芯到達時を想
定したときの炭材の平均粒径が20鶴以上となるように
選定した結果である。
で50以下、粒径を20〜30mmに限定したのは、実
験室で実炉の中心部を想定した炭材ノ温Lf・ガス組成
覆歴のソリューションロス反応を行い、炉芯到達時を想
定したときの炭材の平均粒径が20鶴以上となるように
選定した結果である。
請求項1の本発明の実施例を従来法と比較して記載する
。適用高炉は内容積2700m、炉口径8.6mのベル
式高炉である。
。適用高炉は内容積2700m、炉口径8.6mのベル
式高炉である。
第1表にベース操業、従来の低コスト操業および本発明
の操業結果を纏めた。同表にみる如く、ベース操業はコ
ークス比500kg/ptのオールコークス操業である
。C5R指数52、平均粒径45mmのコークスを炭材
として使用している。
の操業結果を纏めた。同表にみる如く、ベース操業はコ
ークス比500kg/ptのオールコークス操業である
。C5R指数52、平均粒径45mmのコークスを炭材
として使用している。
従来法でC3rl指数48の高反応性コークスを使用し
たところ、送風圧の急上昇、スリップ頻度の急増がみら
れ、コークス比を520kg/pLまで増加せざるを得
なかった。休風時に羽目コークスサンプラーを用い、羽
口レベル炉芯部のコークスを採取し平均粒度を求めたと
ころ、11mmにまで低下していた。
たところ、送風圧の急上昇、スリップ頻度の急増がみら
れ、コークス比を520kg/pLまで増加せざるを得
なかった。休風時に羽目コークスサンプラーを用い、羽
口レベル炉芯部のコークスを採取し平均粒度を求めたと
ころ、11mmにまで低下していた。
従来法で細粒コークス粒度別装入の操業は、コークス比
は略々同じであったが、送風圧、スリップ頻度の上昇お
よび中心ガス流の増加がみられ、僅か2膳−の粒径低下
でも操業に与える影響は大であった。
は略々同じであったが、送風圧、スリップ頻度の上昇お
よび中心ガス流の増加がみられ、僅か2膳−の粒径低下
でも操業に与える影響は大であった。
本発明の操業で1はC3I?指数45、平均粒径25鶴
の高反応性、細粒コークスを15kg/pL使用した場
合、同じく■はC5I?指数48、平均粒径25mmの
高反応性、細粒コークスを30kg/pt使用した場合
である。何れの場合もコークス比の変化は殆どな(、送
風圧、スリップ頻度も微増に1Fっだ。これは休風時測
定した炭材粒径がらもわかる通り、炉中心部に装入され
た炭材の炉内での粒径劣化が僅かであったためと言える
。其の他中心ガス流の若干の衰退がみられたが、高炉の
安定操業を害するものではなかった。
の高反応性、細粒コークスを15kg/pL使用した場
合、同じく■はC5I?指数48、平均粒径25mmの
高反応性、細粒コークスを30kg/pt使用した場合
である。何れの場合もコークス比の変化は殆どな(、送
風圧、スリップ頻度も微増に1Fっだ。これは休風時測
定した炭材粒径がらもわかる通り、炉中心部に装入され
た炭材の炉内での粒径劣化が僅かであったためと言える
。其の他中心ガス流の若干の衰退がみられたが、高炉の
安定操業を害するものではなかった。
第 1 表
次に請求項2の本発明であるが、炉況変化に際し、これ
を改善するために低反応性かっ粗粒の炭材を前例で述べ
たようにシュート等で高炉の中心部だけに装入する方法
で、CSR指数で60以−ヒ、粒径を大部分が40mm
以上と限定した理由は次の通りである。
を改善するために低反応性かっ粗粒の炭材を前例で述べ
たようにシュート等で高炉の中心部だけに装入する方法
で、CSR指数で60以−ヒ、粒径を大部分が40mm
以上と限定した理由は次の通りである。
後述のようにCSR指数60、粒径451重の炭材を全
量用いれば炉況が好転することが経験的に知られている
。また、炉況の改善は中心部のガスの通気性確保が最重
要点であることから経験的に知られている。
量用いれば炉況が好転することが経験的に知られている
。また、炉況の改善は中心部のガスの通気性確保が最重
要点であることから経験的に知られている。
従って、csn指数60.粒径45鰭の炭材を中心部に
装入すれば炉況は改善されるが、中心部における炭材の
ソリューシッンロス反応量が少なく、粒径低下着が少な
いことに注目し、銑鉄コスト低減の観点から、炉芯炭材
粒径30uを確保できる中心に装入する炭材の粒径とし
て4Qmmを選定した。
装入すれば炉況は改善されるが、中心部における炭材の
ソリューシッンロス反応量が少なく、粒径低下着が少な
いことに注目し、銑鉄コスト低減の観点から、炉芯炭材
粒径30uを確保できる中心に装入する炭材の粒径とし
て4Qmmを選定した。
この請求項2の本発明の実施例を従来法と比較して記載
する。適用高炉は前例と同一のヘル式高炉である。
する。適用高炉は前例と同一のヘル式高炉である。
第2表にベースとした炉況不良の状態と従来法および本
発明実施の結果を纏めた。高炉のボッシュ部に付着物が
生成して炉況が不調におちいり、第2表のベースに示す
ように、スリップ頻度が20回/日に上昇し、送風圧は
2.70kg/cmに上昇し、溶銑温度および溶銑中S
+濃度が大きく変動した。
発明実施の結果を纏めた。高炉のボッシュ部に付着物が
生成して炉況が不調におちいり、第2表のベースに示す
ように、スリップ頻度が20回/日に上昇し、送風圧は
2.70kg/cmに上昇し、溶銑温度および溶銑中S
+濃度が大きく変動した。
この炉況不良改善のため、従来法に依りベル式装入法で
装入するコークスを5501nr/ptにLげるととも
に、炉下部コークス粒径を確保するためCSR指数60
の炭材にした結果、1ケ月後高炉炉況は回復した。すな
わら第2表にみるようにスリップ頻度は5.0回7日に
、送風圧は2.60 kg/−にそれぞれ低下した。溶
銑温度および溶銑Si f7jJ度の平均値は通常より
も高かったが、バラツキはベースの不良炉況に比し大幅
に減少した。炉芯コークス粒径も25鳳1に増加してお
り、CSR改善の効果が出ていることが判明した。中心
部のガス温度・組成計測結果も中心ガス流が回復したこ
とを示している。しかしこの従来の炉況改善方法では炉
況回復までに1ケ月と長時間を要すること、使用コーク
ス量が多いこと、しかも全量良質コークスを用いるため
コークス単価が高くつく等、多く問題があった。
装入するコークスを5501nr/ptにLげるととも
に、炉下部コークス粒径を確保するためCSR指数60
の炭材にした結果、1ケ月後高炉炉況は回復した。すな
わら第2表にみるようにスリップ頻度は5.0回7日に
、送風圧は2.60 kg/−にそれぞれ低下した。溶
銑温度および溶銑Si f7jJ度の平均値は通常より
も高かったが、バラツキはベースの不良炉況に比し大幅
に減少した。炉芯コークス粒径も25鳳1に増加してお
り、CSR改善の効果が出ていることが判明した。中心
部のガス温度・組成計測結果も中心ガス流が回復したこ
とを示している。しかしこの従来の炉況改善方法では炉
況回復までに1ケ月と長時間を要すること、使用コーク
ス量が多いこと、しかも全量良質コークスを用いるため
コークス単価が高くつく等、多く問題があった。
第2表の本発明の操業諸元は、同一の高炉で再びボンシ
ュ部に付着物が生成し、高炉が不調におらいったときの
ものである。このときへ−スの操業諸元は前述のときと
略々同じで、スリップ頻度は22回/日、送風圧は2.
72 kg / cdと炉況は前回の不調時よりさらに
悪化していた。そこで本発明に基づいてCSR指数60
、粒径40龍の低反応性、粗粒コークスを高炉中心部に
50kg/pi装入したところ、lO日後第2表に示す
ように炉況が回復した。全コークス比は510kg/I
)Lに抑制でき、スリップ頻度、送風圧とも従来の改善
方法より良結果が得られた。溶銑温度および溶銑中Sl
凋度の平均値も略々通常の値になり、バラツキも通常操
業並になった。炉芯コークス粒径も中心部に低反応性、
粗粒コークスを装入した効果で30龍に増加していた。
ュ部に付着物が生成し、高炉が不調におらいったときの
ものである。このときへ−スの操業諸元は前述のときと
略々同じで、スリップ頻度は22回/日、送風圧は2.
72 kg / cdと炉況は前回の不調時よりさらに
悪化していた。そこで本発明に基づいてCSR指数60
、粒径40龍の低反応性、粗粒コークスを高炉中心部に
50kg/pi装入したところ、lO日後第2表に示す
ように炉況が回復した。全コークス比は510kg/I
)Lに抑制でき、スリップ頻度、送風圧とも従来の改善
方法より良結果が得られた。溶銑温度および溶銑中Sl
凋度の平均値も略々通常の値になり、バラツキも通常操
業並になった。炉芯コークス粒径も中心部に低反応性、
粗粒コークスを装入した効果で30龍に増加していた。
中心ガス流の回復も従来法より大であった。
第 2 表
〔発明の効果〕
このように請求項1の本発明に依れば、高反応性かつ細
粒の低晶質炭材を高炉中心部に直接装入することよって
、低品質炭材の使用に拘らず高炉の安定操業を144な
うことがなく、銑鉄コストを著しく低減する効果がある
。また炉況悪化に際して請求項2の本発明に依れば、炉
況回復に要する時間を短縮できる、使用コークス量を節
約できる、良質コークス使用比率が低いのでコークス単
価のヒ昇を抑制できる、等の効果がある。
粒の低晶質炭材を高炉中心部に直接装入することよって
、低品質炭材の使用に拘らず高炉の安定操業を144な
うことがなく、銑鉄コストを著しく低減する効果がある
。また炉況悪化に際して請求項2の本発明に依れば、炉
況回復に要する時間を短縮できる、使用コークス量を節
約できる、良質コークス使用比率が低いのでコークス単
価のヒ昇を抑制できる、等の効果がある。
第1図は高炉シャフト上部で計測した半径方向のガス比
(Go/Co□)およびガス温度の線図、第2図はベル
式装入装置を備えた高炉での本発明実施例を説明するた
めの模式図である。 図中、1 : 貯le、2:ベルトコンヘア、3ニ一般
装人原料、4tベル、5;炉内装入面、6;ホッパー、
7:高反応性かつ細粒炭材、8ニジエート。 第 l 図 第 2 図
(Go/Co□)およびガス温度の線図、第2図はベル
式装入装置を備えた高炉での本発明実施例を説明するた
めの模式図である。 図中、1 : 貯le、2:ベルトコンヘア、3ニ一般
装人原料、4tベル、5;炉内装入面、6;ホッパー、
7:高反応性かつ細粒炭材、8ニジエート。 第 l 図 第 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、高反応性かつ細粒の炭材をシュート等で直接高炉の
中心部に装入し、高炉の中心部を主としてCSR指数で
50以下の高反応性かつ大部分20〜30mmの細粒炭
材で構成することを特徴とする高炉の低コスト操業方法
。 2、高炉の炉況悪化に際してCSR指数で60以上の低
反応性かつ大部分40mm以上からなる粗粒の炭材をシ
ュート等で直接高炉の中心部だけに装入することを特徴
とする高炉の炉況改善操業方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63089718A JP2727560B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 高炉の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63089718A JP2727560B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 高炉の操業方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01263208A true JPH01263208A (ja) | 1989-10-19 |
JP2727560B2 JP2727560B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=13978549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63089718A Expired - Fee Related JP2727560B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 高炉の操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727560B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754023A (ja) * | 1993-08-18 | 1995-02-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉の操業方法 |
WO2003002768A1 (en) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | Startec Iron, Llc | Equipment for distribution and feeding of charge and fuel in shaft furnaces of rectangular cross section |
JP2015178660A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 株式会社神戸製鋼所 | 高炉の原料装入方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102044317B1 (ko) * | 2017-11-30 | 2019-11-13 | 주식회사 포스코 | 용선 제조장치 및 용선 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5562106A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-10 | Nippon Steel Corp | Raw material charging method for blast furnace |
JPS57174403A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-27 | Nippon Steel Corp | Operation method for blast furnace |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP63089718A patent/JP2727560B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5562106A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-10 | Nippon Steel Corp | Raw material charging method for blast furnace |
JPS57174403A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-27 | Nippon Steel Corp | Operation method for blast furnace |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754023A (ja) * | 1993-08-18 | 1995-02-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉の操業方法 |
WO2003002768A1 (en) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | Startec Iron, Llc | Equipment for distribution and feeding of charge and fuel in shaft furnaces of rectangular cross section |
US6800113B2 (en) | 2001-06-28 | 2004-10-05 | Startec Iron Llc | Equipment for distribution and feeding of charge and fuel in shaft furnaces of rectangular cross section |
JP2015178660A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 株式会社神戸製鋼所 | 高炉の原料装入方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2727560B2 (ja) | 1998-03-11 |
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Legal Events
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