JPH01259319A - 表示装置用電極板ブランク及び電極板 - Google Patents
表示装置用電極板ブランク及び電極板Info
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- JPH01259319A JPH01259319A JP8850088A JP8850088A JPH01259319A JP H01259319 A JPH01259319 A JP H01259319A JP 8850088 A JP8850088 A JP 8850088A JP 8850088 A JP8850088 A JP 8850088A JP H01259319 A JPH01259319 A JP H01259319A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、各種表示装置、液晶デイスプレィ及び液晶を
用いた表示・入力装置などに用いられる表示装置用電極
板ブランク及び電極板に関する。
用いた表示・入力装置などに用いられる表示装置用電極
板ブランク及び電極板に関する。
〈従来の技術〉
高密度表示の液晶デイスプレィは画素や端子部のピンチ
が100μm付近と透明電極の微細なパタニングを要求
しつつある。同時に大画面化しつつある。これに伴って
液晶駆動の観点から透明電極の低抵抗化がさらに望まれ
ている。
が100μm付近と透明電極の微細なパタニングを要求
しつつある。同時に大画面化しつつある。これに伴って
液晶駆動の観点から透明電極の低抵抗化がさらに望まれ
ている。
加えて、液晶デイスプレィのカラー化も進展しつつある
。カラー液晶デイスプレィに用いられるカラーフィルタ
ーの付いた表示装置用電極板において、カラーフィルタ
ーの上に透明電極を形成するいわゆる“上ITO”構成
が好ましい。上ITOは、カラーフィルターの下に透明
電極を形成したものより液晶駆動が容易で、かつ液晶デ
イスプレィとしての表示品位が格段に良い。
。カラー液晶デイスプレィに用いられるカラーフィルタ
ーの付いた表示装置用電極板において、カラーフィルタ
ーの上に透明電極を形成するいわゆる“上ITO”構成
が好ましい。上ITOは、カラーフィルターの下に透明
電極を形成したものより液晶駆動が容易で、かつ液晶デ
イスプレィとしての表示品位が格段に良い。
良好な比抵抗、例えば2X10−’Ωcmを得るため、
200°C〜400°Cの基板加熱を行なってITO(
酸化インジウム−酸化錫)の成膜を行なった後、エツチ
ング加工して透明電極とすることが一般的である。
200°C〜400°Cの基板加熱を行なってITO(
酸化インジウム−酸化錫)の成膜を行なった後、エツチ
ング加工して透明電極とすることが一般的である。
)!E仮加熱を行なう場合、良い比抵抗を得るためIT
O中の酸化錫量を10重量パーセントとした酸化インジ
ウム基材のターゲットを用いることは知られている。
O中の酸化錫量を10重量パーセントとした酸化インジ
ウム基材のターゲットを用いることは知られている。
基板温度を室温付近としたスパッタリング(特に直流電
源を用いた例)では1.酸化錫量を5重量パーセントの
場合に低温スパッタリングとしては良好な4X10−’
Ω(Iiの比抵抗のITO膜が得られることは知られて
いる。
源を用いた例)では1.酸化錫量を5重量パーセントの
場合に低温スパッタリングとしては良好な4X10−’
Ω(Iiの比抵抗のITO膜が得られることは知られて
いる。
〈発明が解決しようとする課題〉
透明電極の低抵抗化のため、ITO中の酸化錫量を10
重量パーセント以上とすると、エツチングによるパター
ンの切れ及び形状が悪くなり、ピッチ100 μm以下
の微細パターンのパタニングは技術的に困難であった。
重量パーセント以上とすると、エツチングによるパター
ンの切れ及び形状が悪くなり、ピッチ100 μm以下
の微細パターンのパタニングは技術的に困難であった。
表示装置用電極板におけるITO膜中の酸化錫量を5重
量パーセン1−とじたもので5比抵抗が4×io−’Ω
(mレヘルのものは知られている。しかし、4X10−
’ΩcI11の比抵抗では2X10−’ΩCff1のI
TOMと同じ面積抵抗値を得るためには2倍の膜厚に設
定しなければならなず不経済である。さらに、前記IT
O膜中の酸化錫量を5重量パーセントとした電極板は単
純に室温膜付のものがしられているのみであり、このよ
うなものは熱的影口を受け、抵抗値が変化し易い致命的
な欠点がある。単純な室温膜付の場合、酸化錫量の最適
値は5重足パーセントで、酸化錫量がこの値より増減す
ると比抵抗の値は悪くなる。
量パーセン1−とじたもので5比抵抗が4×io−’Ω
(mレヘルのものは知られている。しかし、4X10−
’ΩcI11の比抵抗では2X10−’ΩCff1のI
TOMと同じ面積抵抗値を得るためには2倍の膜厚に設
定しなければならなず不経済である。さらに、前記IT
O膜中の酸化錫量を5重量パーセントとした電極板は単
純に室温膜付のものがしられているのみであり、このよ
うなものは熱的影口を受け、抵抗値が変化し易い致命的
な欠点がある。単純な室温膜付の場合、酸化錫量の最適
値は5重足パーセントで、酸化錫量がこの値より増減す
ると比抵抗の値は悪くなる。
したがって、本発明は、エツチング後のパターン形状が
良好であり、しかも比抵抗が低いという両方の特徴と兼
ね備えた表示装置層重極板ブランクを提供することを目
的とする。
良好であり、しかも比抵抗が低いという両方の特徴と兼
ね備えた表示装置層重極板ブランクを提供することを目
的とする。
更に本発明は、エツチングパターン形状が良好であり、
しかも比抵抗が低いという両方の特徴を兼ね備えた表示
装置用電極板を提供することを目的とする。
しかも比抵抗が低いという両方の特徴を兼ね備えた表示
装置用電極板を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、本発明における表示装置用電
極板ブランクは、透明基板上に形成されているITO膜
中に含まれる酸化錫の量は6〜9重量パーセントであっ
て、しかも前記ITOの結晶は(222)面の配向度が
高いものである。更に前記透明基板とITO膜との間に
少なくともカラーフィルター層を有せしめてもよい。あ
るいはITO膜の上にカラーフィルター層を有せしめて
もよい。また本発明においては、前記ITO膜をパター
ン状にすることによって表示装置用電極板とすることが
できるものである。
極板ブランクは、透明基板上に形成されているITO膜
中に含まれる酸化錫の量は6〜9重量パーセントであっ
て、しかも前記ITOの結晶は(222)面の配向度が
高いものである。更に前記透明基板とITO膜との間に
少なくともカラーフィルター層を有せしめてもよい。あ
るいはITO膜の上にカラーフィルター層を有せしめて
もよい。また本発明においては、前記ITO膜をパター
ン状にすることによって表示装置用電極板とすることが
できるものである。
本発明においては前記カラーフィル−層を設【3た場合
にはカラーフィルター層を保護するために該カラーフィ
ルター層の上に更にオーバーコート層を設けておくこと
が好ましい。
にはカラーフィルター層を保護するために該カラーフィ
ルター層の上に更にオーバーコート層を設けておくこと
が好ましい。
本発明においては、必要に応じて、座標位置入力などの
表示以外の目的に対応するため、カラーフィルター層を
形成する前にガラス板上に金属薄膜によるセンス線、も
しくはTPTやダイオード素子などの薄膜半導体パター
ンを形成しても良い。
表示以外の目的に対応するため、カラーフィルター層を
形成する前にガラス板上に金属薄膜によるセンス線、も
しくはTPTやダイオード素子などの薄膜半導体パター
ンを形成しても良い。
本発明に、採用できるカラーフィルターは無機の酸化物
の多層干渉フィルター、顔料等の蒸着フィルター、印刷
フィルター、染色フィルターなど種々可能である。オー
バーコート材料は、SiJやMgO1^L203 など
無機の酸化物あるいは、ペプチド樹脂、ポリビニルアル
コール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコン
樹脂、他種々の耐熱性樹脂であっても良い。無機材料と
を機材料の2層構成であっても良い。オーバーコートに
有機材料を用いる場合は基板周囲(透明電極の端子部)
は形成しない方が良い。好ましくは、印1りもしくはフ
ォトリソグラフィの手法でオーバーコートをパタニング
しておくこと望ましい。パタニング加工用樹脂は前述の
樹脂の他、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、タレゾールノボランク型
エポキシ樹脂などが採用可能である。
の多層干渉フィルター、顔料等の蒸着フィルター、印刷
フィルター、染色フィルターなど種々可能である。オー
バーコート材料は、SiJやMgO1^L203 など
無機の酸化物あるいは、ペプチド樹脂、ポリビニルアル
コール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコン
樹脂、他種々の耐熱性樹脂であっても良い。無機材料と
を機材料の2層構成であっても良い。オーバーコートに
有機材料を用いる場合は基板周囲(透明電極の端子部)
は形成しない方が良い。好ましくは、印1りもしくはフ
ォトリソグラフィの手法でオーバーコートをパタニング
しておくこと望ましい。パタニング加工用樹脂は前述の
樹脂の他、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、タレゾールノボランク型
エポキシ樹脂などが採用可能である。
本発明は透明電極上に更に金属薄膜やめっきによるパタ
ーンを形成しても良い。これら金属薄膜やめつきによる
パターンを介して液晶駆動用のIC’やダイオードを表
面実装することは可能である。
ーンを形成しても良い。これら金属薄膜やめつきによる
パターンを介して液晶駆動用のIC’やダイオードを表
面実装することは可能である。
〈作用〉
本発明の表示装置用電極板ブランクは透明基板上にIT
O膜を有するものであり、前記ITO膜は酸化錫を6〜
9重にパーセント含有していると共に前記ITO膜の結
晶は(222)面の配向度が高いものである。前記酸化
錫の含有星が6〜9重量パーセントであるため、比抵抗
が低くなり、しかも前記ITO膜の結晶は(222)面
の配向度が高いものであるためにこのブランクをエツチ
ングした場合にもパターン形状が良好になる。
O膜を有するものであり、前記ITO膜は酸化錫を6〜
9重にパーセント含有していると共に前記ITO膜の結
晶は(222)面の配向度が高いものである。前記酸化
錫の含有星が6〜9重量パーセントであるため、比抵抗
が低くなり、しかも前記ITO膜の結晶は(222)面
の配向度が高いものであるためにこのブランクをエツチ
ングした場合にもパターン形状が良好になる。
また、透明基板上にITO膜がパターン状に形成された
表示装置用電極板である本発明の電極板において、特に
ITO膜中の酸化錫の量は6〜9重量パーセントである
ため、比抵抗が低く、しかもITO膜の結晶が(222
)面へ配向度が高いためにパターン形状を良好とするこ
とが可能である。
表示装置用電極板である本発明の電極板において、特に
ITO膜中の酸化錫の量は6〜9重量パーセントである
ため、比抵抗が低く、しかもITO膜の結晶が(222
)面へ配向度が高いためにパターン形状を良好とするこ
とが可能である。
本発明において、ITO膜中の酸化錫の量を6〜9重量
パーセントにしたのは次の理由による。
パーセントにしたのは次の理由による。
すなわち、前記酸化錫の量を9重量パーセントよりも多
くした場合には、150°Cよりも低い基板温度にてス
パッタリング法にて[TOIllを形成させても比抵抗
が大きくなってしまう。また基板温度が高い場合にはそ
の結晶面は(400)面へ配列してしまう。このものは
電極板形成のためのエツチング時のパターン形状をきれ
いにすることができず、いわゆるエツチングの抜けが悪
いという状態を示してしまう。
くした場合には、150°Cよりも低い基板温度にてス
パッタリング法にて[TOIllを形成させても比抵抗
が大きくなってしまう。また基板温度が高い場合にはそ
の結晶面は(400)面へ配列してしまう。このものは
電極板形成のためのエツチング時のパターン形状をきれ
いにすることができず、いわゆるエツチングの抜けが悪
いという状態を示してしまう。
また、[TO成膜中酸化錫の量を6重量パーセントより
も少なくすると比抵抗の値が大きくなってしまう。
も少なくすると比抵抗の値が大きくなってしまう。
〈実施例1〉
厚さ1m+aのフロートガラス(青板)である透明な基
板上に、7重量パーセントの酸化錫含有する酸化インジ
ウム基材(ITO基材)のターゲットを用いて、高周波
スパッタリング装置にてスパッタリングを行なった。
板上に、7重量パーセントの酸化錫含有する酸化インジ
ウム基材(ITO基材)のターゲットを用いて、高周波
スパッタリング装置にてスパッタリングを行なった。
この場合のスパッタリングは0.2X酸素を含有するア
ルゴンガスを導入しながら、基板の加熱なしに(室温に
て) 、UVの出力にて行ない、形成されたITO膜の
厚さは2400人とした。このときの光の透過率はエア
ーレフアンスで約68%であり、ITO膜はアモルファ
ス状態であり、面積抵抗値は約37Ω/口であった。
ルゴンガスを導入しながら、基板の加熱なしに(室温に
て) 、UVの出力にて行ない、形成されたITO膜の
厚さは2400人とした。このときの光の透過率はエア
ーレフアンスで約68%であり、ITO膜はアモルファ
ス状態であり、面積抵抗値は約37Ω/口であった。
次にこうしてITO膜を形成させた基材を200 °C
にて30分間オーブン内で熱処理し、て表示装置用電極
板ブランクとした。
にて30分間オーブン内で熱処理し、て表示装置用電極
板ブランクとした。
このブランクの光透過率は前記出回様のエアーレフアン
スで約85χであり、面積抵抗値は約9Ωノロ(比抵抗
2.2 Xl0−’Ωcm )であり、またITO膜の
結晶は(222)の配向度の高いものとなっていた。こ
のものはエンチング処理により表示装置用電極板とする
ことができたが、そのエンチングパーンの形状はサイド
エッチがほとんどなくきわめて良好なものであった。
スで約85χであり、面積抵抗値は約9Ωノロ(比抵抗
2.2 Xl0−’Ωcm )であり、またITO膜の
結晶は(222)の配向度の高いものとなっていた。こ
のものはエンチング処理により表示装置用電極板とする
ことができたが、そのエンチングパーンの形状はサイド
エッチがほとんどなくきわめて良好なものであった。
〈実施例2〉
実施例1で用いたのと同様の基板上に公知の技術である
レリーフ染色法によって緑(G)、赤(R)、青(B)
と順次3色のカラーフィルター層を形成した。このフィ
ルター層の厚みは約1.8μmであった。このカラーフ
ィルター上に、フェノールノボラック系エポキシ樹脂と
無水ジカルボン酸の反応物(アクロイル基を付加して感
光性をもたせである)のポリマーを乾燥後の膜厚で約1
μmになるようにコーティングした。
レリーフ染色法によって緑(G)、赤(R)、青(B)
と順次3色のカラーフィルター層を形成した。このフィ
ルター層の厚みは約1.8μmであった。このカラーフ
ィルター上に、フェノールノボラック系エポキシ樹脂と
無水ジカルボン酸の反応物(アクロイル基を付加して感
光性をもたせである)のポリマーを乾燥後の膜厚で約1
μmになるようにコーティングした。
乾燥後紫外線で露光し、未露光部を炭酸ナトリウム水溶
液で現像除去し、オーバーコート層とした。次にこのも
のに更に実施例1と同様にして、ITO膜のスパッタリ
ングによる成膜処理とその後に続く加熱処理を行なった
。こうして得られた表示装置用電極板ブランクは、実施
例1と同様の特性を有し、更にカラーフィルター層を有
しているものであった。
液で現像除去し、オーバーコート層とした。次にこのも
のに更に実施例1と同様にして、ITO膜のスパッタリ
ングによる成膜処理とその後に続く加熱処理を行なった
。こうして得られた表示装置用電極板ブランクは、実施
例1と同様の特性を有し、更にカラーフィルター層を有
しているものであった。
〈実施例3〉
厚さ1鵬のフロートガラス(青板)である透明な基板に
公知の技術であるレリーフ染色法によって緑(G)、赤
(R)、青(B)と順次3色のがら−フィルターを形成
した。厚みは約1.8μmである。該カラーフィルター
上にフェノールのボラツク系エポキシ1Δ4脂と無水ジ
カルボン酸の反応物(アクロイル基を付加して感光性を
もたせである)のポリマーを乾燥後のlI2厚で約11
1mになるようにコーティングした。乾燥後紫外線で露
光し、未露光部を炭酸ナトリウム水溶液で現像除去し、
オーバーコート層とした。次に高周波スパッタリング装
置に7重量パーセント酸化錫を合作する酸化インジウム
基材のターゲストを用いてスパッタリグを行なった。
公知の技術であるレリーフ染色法によって緑(G)、赤
(R)、青(B)と順次3色のがら−フィルターを形成
した。厚みは約1.8μmである。該カラーフィルター
上にフェノールのボラツク系エポキシ1Δ4脂と無水ジ
カルボン酸の反応物(アクロイル基を付加して感光性を
もたせである)のポリマーを乾燥後のlI2厚で約11
1mになるようにコーティングした。乾燥後紫外線で露
光し、未露光部を炭酸ナトリウム水溶液で現像除去し、
オーバーコート層とした。次に高周波スパッタリング装
置に7重量パーセント酸化錫を合作する酸化インジウム
基材のターゲストを用いてスパッタリグを行なった。
この場合のスパ7・タリングは0.2χ酸素を合作する
アルゴンガスを導入しながら、基板加熱なしにIKWの
出力にて行ない、形成したITOの膜厚は2400人で
あった。この時の透過率はエアーレファレンスで約68
χであり、面積抵抗値は約37Ω/口であった。また、
この状態でのITO膜はアモルファス状態であった。次
に公知のフォトリソグラフィの手法でITOをエンチン
グ、パタニングして透明電極とした。
アルゴンガスを導入しながら、基板加熱なしにIKWの
出力にて行ない、形成したITOの膜厚は2400人で
あった。この時の透過率はエアーレファレンスで約68
χであり、面積抵抗値は約37Ω/口であった。また、
この状態でのITO膜はアモルファス状態であった。次
に公知のフォトリソグラフィの手法でITOをエンチン
グ、パタニングして透明電極とした。
パタニング後、200°Cにて30分オーブン内で熱処
理した。熱処理後、透過率は同じレファレンスで約85
χ3面積抵抗値は約9Ω/コ(比抵抗2.2×10”’
Ωcm) であった。またこのときの+roHqは(
222)面の配向度の高い結晶であった。また透明電極
′のパターンはサイドエッチがほぼOumときわめて良
好であった。
理した。熱処理後、透過率は同じレファレンスで約85
χ3面積抵抗値は約9Ω/コ(比抵抗2.2×10”’
Ωcm) であった。またこのときの+roHqは(
222)面の配向度の高い結晶であった。また透明電極
′のパターンはサイドエッチがほぼOumときわめて良
好であった。
このものはカラー表示装置用電極板として使用するため
に極めて良好な適性を有するものであった。
に極めて良好な適性を有するものであった。
〈発明の効果〉
本発明の表示装置用電極板ブランクは透明基板上にIT
O膜を有するものであり、前記ITO膜は酸化錫を6〜
9重世パーセント含有していると共に前記ITO膜の結
晶は(222)面の配向度の高いものである。前記酸化
錫の含有量が6〜9重廿パーセントであるため、比抵抗
が低くなり、しかも前記ITO膜の結晶は(222)面
の配向度の高いものであるためにこのブランクをエツチ
ングした場合にもパターン形状が良好になる。
O膜を有するものであり、前記ITO膜は酸化錫を6〜
9重世パーセント含有していると共に前記ITO膜の結
晶は(222)面の配向度の高いものである。前記酸化
錫の含有量が6〜9重廿パーセントであるため、比抵抗
が低くなり、しかも前記ITO膜の結晶は(222)面
の配向度の高いものであるためにこのブランクをエツチ
ングした場合にもパターン形状が良好になる。
また、透明基板上にITO膜がパターン状に形成とれた
表示装置用電極板である本発明の電極において、特にI
TO膜中の酸化錫の量は6〜9N叶パーセントであるた
めに比抵抗が低く、しかもITO膜の結晶が(222)
面へ配向度が高いためにパターン形状を良好とすること
が可能である。
表示装置用電極板である本発明の電極において、特にI
TO膜中の酸化錫の量は6〜9N叶パーセントであるた
めに比抵抗が低く、しかもITO膜の結晶が(222)
面へ配向度が高いためにパターン形状を良好とすること
が可能である。
特 許 出 願 人
凸版印刷株式会社
代表者 鈴木和夫
Claims (4)
- (1)透明基板上にITO膜を有する表示装置用電極板
ブランクであって、前記ITO膜は酸化錫を6〜9重量
パーセント含有していると共に、その結晶は(222)
面の配向度が高いものであることを特徴とする表示装置
用電極板ブランク。 - (2)前記透明基板とITO膜との間に少なくともカラ
ーフィルター層を有することを特徴とする請求項1記載
の表示装置用電極板ブランク。 - (3)透明基板上にITO膜がパタン状に形成された表
示装置用電極板であって、前記ITO膜は酸化錫を6〜
9重量パーセント含有していると共に、その結晶は(2
22)面の配向度が高いものであることを特徴とする表
示装置用電極板。 - (4)前記透明基板とITO膜との間に少なくともカラ
ーフィルター層を有することを特徴とする請求項3記載
の表示装置用電極板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8850088A JPH01259319A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 表示装置用電極板ブランク及び電極板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8850088A JPH01259319A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 表示装置用電極板ブランク及び電極板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01259319A true JPH01259319A (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=13944545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8850088A Pending JPH01259319A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 表示装置用電極板ブランク及び電極板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01259319A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124102A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | 旭硝子株式会社 | 導体 |
JPS61143724A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-01 | Citizen Watch Co Ltd | カラ−液晶パネル |
JPS61215527A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-25 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶表示装置用電極板の製造方法 |
JPS6212009A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-21 | 昭和電工株式会社 | 酸化インジウム系低抵抗透明薄膜の形成方法 |
JPS62202415A (ja) * | 1984-12-06 | 1987-09-07 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸化インジウム系透明導電膜の製造法 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP8850088A patent/JPH01259319A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124102A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | 旭硝子株式会社 | 導体 |
JPS62202415A (ja) * | 1984-12-06 | 1987-09-07 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸化インジウム系透明導電膜の製造法 |
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JPS61215527A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-25 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶表示装置用電極板の製造方法 |
JPS6212009A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-21 | 昭和電工株式会社 | 酸化インジウム系低抵抗透明薄膜の形成方法 |
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