JPH0125808Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125808Y2 JPH0125808Y2 JP2305886U JP2305886U JPH0125808Y2 JP H0125808 Y2 JPH0125808 Y2 JP H0125808Y2 JP 2305886 U JP2305886 U JP 2305886U JP 2305886 U JP2305886 U JP 2305886U JP H0125808 Y2 JPH0125808 Y2 JP H0125808Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- roller
- rubber belt
- assembly
- interposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電子機器等に用いられる回転ダイア
ル目盛円板や回転カーソル板などを回転駆動する
装置に関し、特に構成部品点数を削減したダイア
ル駆動装置に関する。
ル目盛円板や回転カーソル板などを回転駆動する
装置に関し、特に構成部品点数を削減したダイア
ル駆動装置に関する。
(従来技術)
この種のダイアル駆動装置としては、第6図か
ら第9図に示す構造のものが知られている。すな
わち、ダイアル目盛円板3はシヤーシ6に対し
て、複数の支持ローラ5によつて回転可能に支持
されており、シヤーシ6にはダイアルを操作する
ためのつまみ8が回転可能に軸受7によつて支持
され、つまみ8に固定された回転シヤフトの他端
には小円板からなるローラ4が固定されている。
ら第9図に示す構造のものが知られている。すな
わち、ダイアル目盛円板3はシヤーシ6に対し
て、複数の支持ローラ5によつて回転可能に支持
されており、シヤーシ6にはダイアルを操作する
ためのつまみ8が回転可能に軸受7によつて支持
され、つまみ8に固定された回転シヤフトの他端
には小円板からなるローラ4が固定されている。
このローラ4と目盛板3とは同一平面内で回転
可能となるよう配置されており、両者間には摩擦
力を利用して回転力を伝達するための組立体Aが
介在している。この組立体は第6図及び第7図に
示すように、2つの溝付きプーリー13の軸12
が基板9に設けられた長孔に挿入され一対の座金
10で固定されている。軸12間にはばね11が
装架されているので軸12は互いに接近する方向
に付勢されている。夫々のプーリー13の溝内に
はゴムリング14が嵌められている。このような
組立体Aを利用すればローラ4の回転力は、ばね
11の張力によるくさび作用によつて発生する摩
擦力のために目盛板3に伝達される。
可能となるよう配置されており、両者間には摩擦
力を利用して回転力を伝達するための組立体Aが
介在している。この組立体は第6図及び第7図に
示すように、2つの溝付きプーリー13の軸12
が基板9に設けられた長孔に挿入され一対の座金
10で固定されている。軸12間にはばね11が
装架されているので軸12は互いに接近する方向
に付勢されている。夫々のプーリー13の溝内に
はゴムリング14が嵌められている。このような
組立体Aを利用すればローラ4の回転力は、ばね
11の張力によるくさび作用によつて発生する摩
擦力のために目盛板3に伝達される。
(解決しなければならない問題点)
かかる従来のダイアル駆動装置においては組立
体の構成部品点数が13にも及ぶものであるため製
造コストがかかるのみならず、調整、保守、点検
に手間を要するという問題点があつた。
体の構成部品点数が13にも及ぶものであるため製
造コストがかかるのみならず、調整、保守、点検
に手間を要するという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、つまみによつて回動するローラとダ
イアル目盛板との間に間装される組立体を、2ケ
の溝付プーリーとそのプーリー間に一本のゴムベ
ルトを装架しただけの簡単な構成とすることによ
り前述問題点を解決した。
イアル目盛板との間に間装される組立体を、2ケ
の溝付プーリーとそのプーリー間に一本のゴムベ
ルトを装架しただけの簡単な構成とすることによ
り前述問題点を解決した。
(実施例)
以下第1図〜第5図に示す本考案実施例につき
詳説する。第1図〜第3図に示すように本考案の
組立体Bは2ケの溝付プーリー1をそれに装架さ
れるゴムベルト2の僅か3部品からなる。第2図
及び第3図に示すようにゴムベルト2はプーリー
1の溝間にかけられる。この状態で組立体Bがロ
ーラ4及び目盛板3との間に装着されると、第4
図及び第5図に示すようにゴムベルト2の中間部
分はローラ4及び目盛板3の円周部によつて押さ
れて若干彎曲する形状となる。従つてローラ4の
回転力は、ゴムベルト2の張力によるくさび作用
によつて発生する摩擦力のため目盛板3に伝達さ
れることになり、ダイアル操作つまみ8を回転す
ることによつてダイアル目盛板3は任意の方向に
かつ任意の回転量だけ回転することが可能とな
る。
詳説する。第1図〜第3図に示すように本考案の
組立体Bは2ケの溝付プーリー1をそれに装架さ
れるゴムベルト2の僅か3部品からなる。第2図
及び第3図に示すようにゴムベルト2はプーリー
1の溝間にかけられる。この状態で組立体Bがロ
ーラ4及び目盛板3との間に装着されると、第4
図及び第5図に示すようにゴムベルト2の中間部
分はローラ4及び目盛板3の円周部によつて押さ
れて若干彎曲する形状となる。従つてローラ4の
回転力は、ゴムベルト2の張力によるくさび作用
によつて発生する摩擦力のため目盛板3に伝達さ
れることになり、ダイアル操作つまみ8を回転す
ることによつてダイアル目盛板3は任意の方向に
かつ任意の回転量だけ回転することが可能とな
る。
(考案の効果)
以上述べたとおり、本考案によるダイアル駆動
装置によれば、組立体の部品点数を約80%も削減
することが可能となるので、製造コストが低減さ
れるのみならず調整、保守、点検等が著しく容易
となる効果がある。
装置によれば、組立体の部品点数を約80%も削減
することが可能となるので、製造コストが低減さ
れるのみならず調整、保守、点検等が著しく容易
となる効果がある。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
で第1図〜第3図は組立体を示す平面図及び断面
図、第4図はダイアル駆動装置の全体構成を示す
平面図、第5図は駆動系の要部を示す断面図、第
6図〜第9図は従来装置を示すもので第6図及び
第7図は組立体の平面図及び断面図、第8図はダ
イアル駆動装置の全体構成を示す平面図、及び第
9図は駆動系の要部を示す断面図である。 1,13……プーリー、2……ゴムベルト、3
……目盛板、4……ローラー、5……支持ロー
ラ、6……シヤーシ、7……軸受、8……つま
み、9……基板、10……座金、11……ばね、
12……軸、14……ゴムリング。
で第1図〜第3図は組立体を示す平面図及び断面
図、第4図はダイアル駆動装置の全体構成を示す
平面図、第5図は駆動系の要部を示す断面図、第
6図〜第9図は従来装置を示すもので第6図及び
第7図は組立体の平面図及び断面図、第8図はダ
イアル駆動装置の全体構成を示す平面図、及び第
9図は駆動系の要部を示す断面図である。 1,13……プーリー、2……ゴムベルト、3
……目盛板、4……ローラー、5……支持ロー
ラ、6……シヤーシ、7……軸受、8……つま
み、9……基板、10……座金、11……ばね、
12……軸、14……ゴムリング。
Claims (1)
- ダイアル操作つまみと一体に回転するローラと
ダイアル目盛円板との間にプーリーと弾性部材と
を介在させて前記ローラによつて前記ダイアル目
盛円板を回転させるダイアル駆動装置において、
同一平面内に配置された前記ローラと前記ダイア
ル目盛円板との間に、2個の溝付プーリと該溝付
プーリの溝間に装架された1本のゴムベルトとか
ら成る組立体を介在させることにより、前記ロー
ラの回転力を前記ゴムベルトの摩擦力を介して前
記ダイアル目盛円板に伝達することを特徴とする
ダイアル駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2305886U JPH0125808Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2305886U JPH0125808Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62138221U JPS62138221U (ja) | 1987-08-31 |
JPH0125808Y2 true JPH0125808Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=30821021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2305886U Expired JPH0125808Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0125808Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004044731A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Nsk Ltd | 摩擦ローラ式変速機 |
JP6217182B2 (ja) * | 2013-06-28 | 2017-10-25 | 株式会社ニコン | 駆動力伝達構造及び光学機器 |
JP2017223999A (ja) * | 2017-09-28 | 2017-12-21 | 株式会社ニコン | 駆動力伝達構造及び光学機器 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP2305886U patent/JPH0125808Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62138221U (ja) | 1987-08-31 |
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