JPH01257543A

JPH01257543A - 加工システム

Info

Publication number: JPH01257543A
Application number: JP8476388A
Authority: JP
Inventors: Akihiko No; 明彦能; Shinichi Sato; 進一佐藤; Hiroyasu Terada; 寺田　啓泰
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-04-06
Filing date: 1988-04-06
Publication date: 1989-10-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、加工データや工具をＮＣ工作機械に与えて所
望の加工を実行する加工システムに関する。

（従来の技術）ＮＣ工作機械で加工作業を行なう場合は、このＮＣ工作
機械に対して工作に必要な各工具をセットするとともに
この加工作業を実行させるプログラムである加工データ
や各工具の径、長さ等のデータを与えている。ここで、
各工具はＮＣ工作機械に備えられている工具マガジンに
作業員によって１本づつ取り付けられ、一方加工データ
は紙テープリーダやケーブルを使用してＮＣ加工装置の
制御部に伝送している。又、補正データと工具テーブル
データから成る測定データはＮＣ工作機械の制御部に作
業員によってキー人力される。このようにして工作の準
備が終了すると、ＮＣ工作機械は、補正値データによっ
て加工作業時の位置補正を行なって加工データに従って
加工を実行することになる。

ところが、このような加工システムでは各工具を１本づ
つマガジン装置に取り付けなければならないので、この
取り付けに時間がかかるうえに工具の取り付は位置（工
具マガジンレイアウト）を間違うことがある。又、ＮＣ
加工機械の制御部への加工データや測定データの入力を
ネットワーク通信を使用して各データ授受の効率化を図
ることが行われているが、ネットワーク通信を使用する
とその設備を新たに設けるために費用がかかるという問
題がある。又、工具と情報にズレが発生す以上のように
各工具のマガジン装置への取り付けに時間がかかり、又
ネットワーク通信を使用しては多額の費用がかかってし
まう。

そこで本発明は、工作機械への各工具の取り付は及び各
データの入力を能率良く行える構成の簡ｌ１１な加工シ
ステムを提供することを目的とする。

本発明は、工作機械で加工を実行するための各加工デー
タを有しかつこの加工で必要な各工具を備えるとともに
これら工具の寸法等を測定する工具９１定装置を備えた
管理システムから加工データ及び工具測定装置で測定さ
れた測定データを工作機械に与えるとともに工具を工作
機械にセットして工作を実行する加工システムにおいて
、少なくとも加工データ及び測定データを記憶する情報
記憶媒体がセットされこの情報記憶媒体に記憶された各
データを工作機械へ送信するとともにこの工作機械から
のデータを受ける送受信装置及び工具を保持しかつ工作
機械との間で工具の交換作業を行なう工具交換装置を搭
載する搬送車を向えて上記目的を達成しようとする加工
システムである。

（作用）このような手段を備えたことにより、少なくとも加工デ
ータ及び’６１１定データを記憶する情報記憶媒体がセ
ットされこの情報記憶媒体に記憶された各データを工作
機械へ送信するとともにこの工作機械からのデータを受
ける送受信装置及び工具を保持しかつ工作機械との間で
工具の交換作業を行なう工具交換装置を搭載する搬送車
が管理システムと工作機械との間を走行して各データの
授受及び谷工具の交換を行なう。

（実施例）以下、本発明の一実施例について図面を参照し゛Ｃ説明
する：第１図は加工システムの構成図である。同図おいてＡは
管理システムが設けられた加工管理室であり、Ｂは工作
機械側である。加工管理室Ａには主管理装置１が設けら
れ、この主管理装置１に自動プラグラミング装置２及び
工具測定装置３が接続されている。自動プログラミング
装置２は所望の加工作業を実行させるためのプログラム
を作成する機能を持ったもので、作成されたプログラム
（以下、加工データと指称する）は主管理装置１に送ら
れるようになっている。又、この加工データはＮＣプロ
グラムと工具テーブルデータと補正値データとから成る
工具データから成っている。

又、工具測定装置３は収納庫４に収納されている例えば
刃具、保持具から組立てられる工具の径や長さ等の寸法
を測定する機能を持ったもので、この測定データは主管
理装置１に送られるようになっている。

主管理装置１は自動プログラミング装置２がらの加工デ
ータ、工具測定装置３がらの測定データを受けてメモリ
うに記憶してこれらデータをデータ読出し書込み装置６
へ送出し、かつ各刃具や保持具に付された管理番号や公
称寸法等を工具データとしてメモリ５に記憶して刃具及
び保持具を管理する機能を有している。具体的には主制
御部７にメモリ５．入力ボート８．９及び入出力ボート
１０が接続され、これらボートのうち入力ポート８に自
動プログラミング装置２が接続され、入力ポート９に工
具測定装置３が接続され、そ【７て入出力ボート１０に
データ読出し書込み装置６が接続されている。このデー
タ読出し書込み装置６は一加工データ及び測定データを
情報記憶媒体１１例えばＲＡ　Ｍに記ｔａさせかつこの
情報記憶媒体１１に記憶されている工作機械からのデー
タを読み出す機能を持ったものである。

一方、工作機械側ＢにはＮＣ工作機械２０が設けられて
いる。このＮＣ工作機械２０には各工具をセットするマ
ガジン装置２１が備えられている。

なお、２２はＮＣ工作機械の主制御部であり、この主制
御部２２には情報記憶媒体１１とデータの授受を行なう
、ための情報用コネクタ２３ａが伝送コード２４ａを介
して接続されている。さらに、ＮＣ工作機械２０には、
搬送車３０に油圧を供給するための油圧用コネクタ２３
ｂが供給ケーブル２４ｂを介して接続されるとともに電
力を供給するための電源コネクタ２３Ｃが電源コード２
４ｃを介して接続されている。

搬送車３０には各工具を保持しかつこれら工具をマガジ
ン装置２１の各ポット２１−１．２１−２・・・に取り
付けられている各工具と交換する工具交換装置３１と、
情報記憶媒体１１がセットされこの情報記憶媒体１１に
記憶されている加工データ及びＭ１定データを読み出し
て送信しかつＮＣ工作機械２０から受信したデータを情
報記憶媒体１１に書込む機能を持った送受信装置３２と
が備えられている。具体的に工具交換装置３１は各工具
３３−１．３３−２・・・を保持する工具保持器３４及
びこの工具保持器３４に保持されている各工具３３−１
．３３−２・・・を取ってマガジン装置２１の各ポット
２１−１．２１−２・・・にセットするセットアーム３
５から構成されている。又、送受信装置３２にはデータ
読出し書込み装置６及び情報用コネクタ２３と接続する
情報用コネクタ３６が設けられている。なお、加工管理
室Ａには情報用コネクタ３６と電気的に接続されるコネ
クタが備えられている。さらに搬送装置３０には、工具
交換装置３１を作動させるための油圧の供給を受ける油
圧コネクタ３７、電力供給を受ける電源コネクタ３８及
び搬送装置３０をＮＣ工作機械２０に対して所定位置に
停止させるための検出機能を有した位置決め装置３つが
備えられている。

なお、油圧コネクタ３７に代わって空圧を使用するもの
でもよい。

次に上記の如く構成されたシステムの作用について説明
する。

自動プログラミング装置２から加ニブログラムが送出さ
れると、この加ニブログラムは入力ボート８を通して主
管理装置１に入力し、主制御部７の制御によって加工デ
ータとしてメモリ５に記憶される。

一方、加工に必要な刃具及びその保持具が作業員によっ
て収納庫４から取り出され、これら刃具。

保持具から工具が組立てられる。そして、組立てられた
工具が工具Ａｌｌｌ装定３にセットされる。この工具測
定装置３は各工具の径や長さ等を７１＋定してこの測定
データを主管理装置１へ送出する。これにより、主管理
装置１の主制御部７は測定データを人力ポート９を通し
て入力してメモリ５に記憶する。このように加工データ
及び測定データがメモリ５に記憶されると、主制御部７
はこれらデータをメモリ５から読み出して人出力ボート
１０を通してデータ読出し書込み装置６へ送出する。

このデータ読出し書込み装置６は受けた各データを搬送
車側の情報記憶媒体１１に書込む。

次に工具測定装置３で寸法の測定された各工具は作業員
によって搬送車３０の工具保持器３４にそれぞれ保持さ
れる。ここで、各工具の保持は、例えばマガジン装置２
１の各ポット２１−１　。

２１−２・・・にセットする順に並べて保持させる。

しかるに搬送＄備が終了し、この状態で搬送車３０は作
業員によってＮＣ工作機械２０の設置位置まで搬送され
る。なお、この搬送車３０が無人搬送車であれば、この
無人搬送車は誘導ラインに従って走行してＮＣ工作機械
２０の設置位置に到達する。

このように搬送車３０がＮＣ工作機械２０に到達すると
、位置決め装置３９は床に付された停止マークを検出し
て所定停止位置からの位置ずれ量を検出し、この位置ず
れ瓜によって搬送車３０は位置補正されて所定位置に停
止する。

この後、第２図に示すように作業員によって各情報用コ
ネクタ２３ａと３６とが接続されるとともに各油圧コネ
クタ２３ｂと３７とが接続され、さらに各電源コネクタ
２３Ｃと３８とが接続される。これにより、搬送車３０
はＮＣ工作機械２０から電力の供給を受けるとともに油
圧の供給を受ｉ−する。この状態で各工具の交換及び各
データの授受が行われる。

一方、これと同時に情報用コネクタ２３ａが情報用コネ
クタ３６に接続されているので、この状態にデータ送受
信装置１ｆ３２は情報記憶媒体１１に記憶されている加
工データ及び測定データを読み出して送出する。これに
より、加工データ及び測定データはコネクタ３６．２３
及び伝送コード２４を通してＮＣ加工機械２０の主制御
部２２に送られ、バッファメモリに記憶される。これら
加工データ及び測定データの送信が終了して主制御部２
２から工作の実行で変更した工具の加工を行ない得られ
た最終の補正値を補正値データとして人力すると、送受
信装置３２はこの変更データを情報記憶装置１１に書込
む。

このようにして工具の交換及びデータの授受が終了する
と、搬送車３０は再び工具管理室Ａに搬送される。そう
して、工具は収納箱４に収納され、一方、データ読出し
書込み装置６は情報記憶媒体１１に記憶されている上記
最終の補正値として入力された補正値データを読み出し
て主制御部１へ送出する。なお、この補正値データは次
回の工作作業時に同一の工具を使用してときにＮＣ工作
機械２０の新しい補正値として使用される。

このように上記一実施例においては、情報記憶媒体１１
に記憶された加工データ、測定データ及びＮＣ工作機械
２０からのデータの送受信を行なう送受信装置３２と、
各工具を保持しかつＮＣ工作機械２０との間で交換作業
を行なう工具交換装置３１とを搭載する搬送装置を管理
システムとＮＣ工作機械２０との間で走行させるように
したので、各工具のマガジン装置２１へのセットを自動
にできて短時間でこのセットを終了することができる。

そのうえ、各工具のセット位置を間違えることが無くな
る。又、情報記憶媒体１１を使用することから各データ
の授受に対する設備費を低減でき、かつその改造費も少
なくで済む。そして、主管理装置１において各データを
管理するので、加工作業全体をその加工作業の流れに従
って管理できる。

なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、加
工データ等の伝達をコネクタ２３ａ、３６を通して行な
っているが、これらコネクタ２３ａ：　３６の代わりに
非接触の伝達手段、コネクタ２３ａ、３６の代わりにそ
れぞれ先送受信装置を設けた光通信によって行なうよう
にしてもよい。

［発明の効果］以上詳記したように本発明によれば、工作機械への各工
具の取り付は及び各データの入力を能率良く行える構成
の簡単な加工システムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる加工システムの一実施例を示す
構成図、第２図は同システムにおける工具交換作業及び
データ授受の説明を行なうための図である。１・・・主管理装置、２・・・自動プログラミング装置
、３・・・工具７１１１定装置、４・・・収納箱、５・
・・メモリ、６・・・データ読出し書込み装置、１１・
・・情報記憶媒体、２０・・・ＮＣ工作機械、２１・・
・マガジン装置、２１−１〜２１−４・・・ポット、２
２・・・主制御部、２３ａ・・・情報用コネクタ、２３
ｂ・・・油圧用コネクタ、２３ｃ・・・電源コネクタ、
３０・・・搬送車、３１・・・工具交換装置、３２・・
・送受信装置、３３−１〜３３−４・・・工具、３４・
・・工具保持器、３５・・・セットアーム、３６・・・
情報用コネクタ、３７・・・油圧コネクタ、３８・・・
電源コネクタ、３９・・・位置決め検出器。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】

工作機械で加工を実行するための各加工データを有しか
つこの加工で必要な各工具を備えるとともにこれら工具
の寸法等を測定する工具測定装置を備えた管理システム
から前記加工データ及び前記工具測定装置で測定された
測定データを前記工作機械に与えるとともに前記工具を
前記工作機械にセットして加工を実行する加工システム
において、少なくとも前記加工データ及び前記測定デー
タを記憶する情報記憶媒体がセットされこの情報記憶媒
体に記憶された各データを前記工作機械へ送信するとと
もにこの工作機械からのデータを受ける送受信装置及び
前記工具を保持しかつ前記工作機械との間で工具の交換
作業を行なう工具交換装置を搭載する搬送車を備え、こ
の搬送車を前記管理システムと前記工作機械との間を走
行させることを特徴とする加工システム。