JPH0663852A - 自動機械加工装置 - Google Patents

自動機械加工装置

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JPH0663852A
JPH0663852A JP4222471A JP22247192A JPH0663852A JP H0663852 A JPH0663852 A JP H0663852A JP 4222471 A JP4222471 A JP 4222471A JP 22247192 A JP22247192 A JP 22247192A JP H0663852 A JPH0663852 A JP H0663852A
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JP
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tool
processing
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pallet
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JP4222471A
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Shinjiro Nishiki
慎二郎 錦
涼 ▲たか▼雄
Riyou Takao
Tsutomu Imamura
勉 今村
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工用の工具管理のための制御構成の簡素化
を図る。 【構成】 被加工物1やパレット3、及び被加工物1が
パレット3上にセットされた加工前又は加工途中品E等
を格納する手段7と、被加工物1のセッティング部4
と、自動制御式の加工機械9と、格納手段7とセッティ
ング部4の間で被加工物1等を搬送するとともに、格納
手段7と加工機械9の間で加工前又は加工途中品E等を
搬送する手段8と、工具保管手段17と、加工機械9側
の工具格納手段16と、工具保管手段17と工具格納手
段16の間で工具Tを搬送する手段18と、工具Tの特
性を計測する手段19と、工具特性情報を記憶する記憶
手段21とが設けられ、工具保管情報及び工具格納情報
の管理や工具搬送管理や加工機械9の運行管理を行う制
御手段Bに、工具特性情報を記憶手段21に対して書き
込み及び読出しする第1及び第2通信手段22,23が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物、パレット、
前記被加工物を前記パレット上にセットするための治
具、及び、前記被加工物が前記パレット上にセットされ
た加工前又は加工途中又は加工完了品を格納する格納手
段と、前記治具を用いて前記被加工物を前記パレット上
にセットするセッティング部と、指示された加工情報に
基づいて前記被加工物を自動加工する自動制御式の加工
機械と、前記格納手段と前記セッティング部の間で前記
被加工物、前記パレット、前記治具、及び前記加工前又
は加工途中品を搬送するとともに、前記格納手段と前記
加工機械の間で前記加工前又は加工途中又は加工完了品
を搬送する搬送手段と、加工用の工具を保管する工具保
管手段と、前記加工機械にて使用される前記工具を格納
するために前記加工機械に設けられた工具格納手段と、
前記工具保管手段と前記工具格納手段の間で前記工具を
搬送する工具搬送手段と、前記工具保管手段における工
具保管情報及び前記工具格納手段における工具格納情報
の管理、前記工具搬送手段の運行の管理、並びに前記加
工機械の運行の管理を行う制御手段とが設けられた自動
機械加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の自動機械加工装置は、機械加
工工場の物流システムを自動化したFMSを目指すもの
であるが、そのシステムの管理においては、例えば、第
1に、前記被加工物の加工内容の管理や前記搬送手段の
運行の管理、つまり、格納手段に格納されている被加工
物等の要素のセッティング部への搬送とそこでセットさ
れた加工前品の格納手段への格納、あるいはこの格納手
段に格納されている加工前品の前記加工機械側への投入
等の装置全体の各工程のスケジュール管理と、第2に、
前記工具保管手段における工具保管情報(つまり、一括
して集中的に保管されている予備用の工具の種類や保管
位置や保管形態等の情報)の管理、前記工具格納手段に
おける工具格納情報(つまり、加工機械側に実際に格納
されている工具についての工具種類等の情報)の管理、
及び、例えば加工機械側に投入された被加工物の加工に
必要な工具と上記工具格納情報との比較に基づいて不足
の工具を加工機械側に送るとともに不要の工具を工具保
管側に戻すように運行される工具搬送手段の運行管理
と、第3に、加工機械の運行管理、例えば、加工機械側
へ投入された被加工物に対する加工を行うために加工機
械を実際に動作させるのに必要なNCデータ等の制御デ
ータの管理等の種々の管理が必要である。つまり、工具
に関係する管理は、前記被加工物の加工内容等に基づく
装置全体のスケジュールに従って行われることになる。
【0003】そして、工具の管理を行うにあたって、従
来では、例えば、工具としてのドリルの軸方向長さや先
端部形状等の計測情報(これによって使用可能回数等の
工具寿命が判断できる)を内容とする各工具毎の細かい
特性情報についても、前記工具保管情報や前記工具格納
情報の中に含めて、工具の管理並びに加工機械の運行管
理等を実行する一つの共通の制御手段によって管理する
ようにしていた(例えば、USP4369563号、U
SP4621410号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来手段では、加工に使用する各工具毎の細かい特性情報
についても、加工機械の運行管理や工具管理等を行う共
通の制御手段によって管理させていたので、その工具管
理情報が膨大なために全体の制御構成が複雑化する不利
があるとともに、例えば加工機械の機種変更に伴う工具
の変更や工具のみの変更の場合にそれに応じて工具管理
用の制御構成を変更するときにも、上記共通の制御手段
全体の構成を変更する必要があり、その結果、その制御
手段の変更に多くの手間と時間及び費用を要するという
問題点があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来手段の問題点を解決す
べく、加工機械の運行管理や工具管理用の制御構成の簡
素化を図るとともに、工具の変更に伴う制御構成の変更
も可能な限り少なくさせることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による自動機械加
工装置の特徴構成は、前記工具の特性を計測する工具計
測手段が設けられ、前記工具又はその保持具に、前記工
具計測手段によって得られた前記工具の特性情報を記憶
する工具データ記憶手段が設けられ、前記制御手段に、
前記工具計測手段によって得られた前記特性情報を前記
工具データ記憶手段に書き込むための第1通信手段が設
けられ、前記制御手段又は前記加工機械に、前記工具デ
ータ記憶手段に書き込まれた前記特性情報を読み出すた
めの第2通信手段が設けられている点にある。
【0007】
【作用】本発明の特徴構成によれば、工具の特性が計測
され、その計測によって得られた工具特性情報が、加工
機械の運行管理及び工具管理用の制御手段に設けられた
第1通信手段によって、特性の計測された工具又はその
保持具に設けられた工具データ記憶手段に書き込まれ
る。そして、その工具データ記憶手段に特性情報が書き
込まれた工具が加工機械側に搬送され、上記制御手段又
は前記加工機械に設けられた第2通信手段によって前記
特性情報が読み出される。そして、上記制御手段に第2
通信手段が設けられている場合には、制御手段は前記読
み出した工具の特性情報に基づいて、その工具の使用条
件等を判断した後加工機械にセットして被加工物に対す
る所定の加工処理を行わせる。一方、加工機械に第2通
信手段が設けられている場合には、加工機械側にて前記
読み出した工具の特性情報に基づいてその工具の使用条
件等が判断された後、その工具が加工機械にセットされ
て被加工物に対する所定の加工処理が行われる。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によれば、加工に使用す
る各工具の細かい特性情報については、工具側にて記憶
させるようにして、加工機械の運行管理及び工具管理等
を行う制御手段に管理させないようにしたので、工具管
理情報が膨大となることが回避されて全体の制御構成を
簡素化することができるともに、工具の変更があった場
合において工具管理用の制御構成を変更するときには、
上記のように制御構成が簡素化された結果、その制御構
成の変更に要する手間と時間及び費用も削減でき、もっ
て、装置構成の簡素化とその変更に対して柔軟な対応が
可能である自動機械加工装置を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図3に示すように、パレット3の上に被加
工物としてのワーク1がワーク1を前記パレット3上に
セットするための治具2を介して位置固定され、このワ
ーク1がパレット3上にセットされた加工前又は加工処
理の途中にある(つまり一部の加工処理は終わったがま
だ未完了の加工処理が残っている)加工途中品Eが後述
の加工機械側に搬送されて加工処理がなされる。尚、上
記パレット3には、前記ワーク1の加工内容判別用の情
報を記憶するデータ記憶手段としてのICカード6が設
置されている。
【0011】図2に示すように、前記ワーク1、前記パ
レット3、前記治具2、及び、前記加工前又は加工途中
又は加工処理が完了した加工完了品Eを格納する格納手
段としての自動倉庫式のラック7が、縦横方向に多段状
に整列された複数の格納部7aを備えるように構成され
ている。尚、前記未加工のワーク1、及び前記治具2に
ついても、それ単体ではなく別のパレット3上に搭載さ
れた状態で格納されている。
【0012】前記ラック7の前面側にガイドレールに沿
って走行するスタッカークレーン8が設けられ、前記ス
タッカークレーン8の走行路の一方の側の前記ラック7
とは反対の位置には、指示された加工情報に基づいて前
記ワーク1を自動加工する自動制御式の加工機械として
のマシニングセンター9が2台設置されている。前記マ
シニングセンター9夫々の前記走行路側にはオートパレ
ットチェンジャー(以下APCと略す)11が設けら
れ、このAPC11を介して、前記スタッカークレーン
8と前記マシニングセンター9との間で前記加工前又は
加工途中又は加工完了品Eが受渡される。具体的には、
APC11のスタッカークレーン8側に載置された加工
前又は加工途中品Eが、APC11の作動によってマシ
ニングセンター9側に移動する一方、マシニングセンタ
ー9側に載置された加工途中又は加工完了品Eがスタッ
カークレーン8側に移動する。又、前記スタッカークレ
ーン8の走行路の他方の側の前記ラック7とは反対の位
置には、前述したように前記治具2を用いて前記ワーク
1を前記パレット3上にセットするセッティング部とし
ての段取りステーション4が2台設けられ、この段取り
ステーション4夫々には、段取り作業用の作業台4a
と、段取り作業者に対する作業指示情報を表示するとと
もに作業者からの作業要求等の入力設定を処理するため
の表示盤兼用の操作盤4bが設置されている。
【0013】前記スタッカークレーン8の走行路の前記
段取りステーション4側の端部正面位置には、クレーン
コントローラ5が設けられており、このクレーンコント
ローラ5と前記スタッカークレーン8とは、一対の光伝
送装置10(図1参照)によって通信可能に構成され、
又、前記スタッカークレーン8には上下方向に昇降する
昇降台8aが設けられ、この昇降台8a上には走行路の
横幅方向に摺動自在なスライドフォーク8bが設けられ
ている。そして、このスライドフォーク8bは前記ラッ
ク7の格納部7a側や前記段取りステーション4の作業
台4a側や前記APC11側に向かって摺動可能になっ
ている。そして、前記ラック7の格納部7aに格納され
ているワーク1やパレット3等をスライドフォーク8b
によって昇降台8a側に移載した後、このワーク1やパ
レット3等を前記段取りステーション4に搬送して加工
前品Eをセットさせたり、逆に、段取りステーション4
でセットされた前記加工前品Eをラック7側に搬送して
入庫したり、あるいは、前記ラック7側に格納されてい
る加工前品Eを前記マシニングセンター9側に搬送して
前記APC11に移載したり、あるいは、マシニングセ
ンター9で加工された加工途中又は加工完了品Eをラッ
ク7に戻して格納したり等することができる。
【0014】従って、前記スタッカークレーン8によっ
て、前記ラック7と前記段取りステーション4の間で前
記ワーク1、前記パレット3、前記治具2、及び前記加
工前又は加工途中品Eを搬送するとともに、前記ラック
7と前記マシニングセンター9の間で前記加工前又は加
工途中又は加工完了品Eを搬送する搬送手段が構成され
ることになる。尚、このスライドフォーク8bの摺動動
作時に、パレット3等の移載物同士が衝突することを回
避させるために、前記スタッカークレーン8と前記段取
りステーション4間、及び前記スタッカークレーン8と
前記APC11間にはフォーク動作についてインターロ
ック機能が設定されている。具体的には、図示しない光
伝送装置によって互いに相手の在荷状態等を通信して確
認できるようになっている(図1参照)。
【0015】前記マシニングセンター9にて使用される
加工用の工具Tは、図4に示すように、複数個の工具T
を一組として保持する保持具としての平板状の保持具2
0に保持させた状態でマシニングセンター9に供給され
る。尚、ここで、工具Tは、図5に示すように、工具本
体T1と保持用のホルダーT2が一体に組み合わされた
状態のものを指す。そして、図2に示すように、前記マ
シニングセンター9夫々には、前記保持具20を複数個
格納するように構成されたツールマガジン16が設けら
れている。即ち、このツールマガジン16が、マシニン
グセンター9にて使用される工具Tを格納するためにマ
シニングセンター9に設けられた工具格納手段に相当す
る。一方、前記マシニングセンター9に対して供給すべ
き予備用の工具Tを一括して集中的に保管する工具保管
手段としてのツールストッカー17が、前記保持具20
の夫々を収納可能な複数の収納部を縦横方向に多段状に
整列して備えた固定棚形態で設けられている。そして、
このツールストッカー17と前記各ツールマガジン16
との間及び各ツールマガジン16相互の間で前記工具T
を搬送する工具搬送手段としての自動搬送車18が設け
られている。尚、上記自動搬送車18は、搬送車コント
ローラ24(図1参照)と無線通信式に情報交換を行い
ながら、誘導ライン25に沿って自動走行するように運
転制御される。
【0016】又、前記工具Tを前記保持具20上にセッ
トするとともに、所定時間使用後の工具Tの特性、例え
ば工具Tとしてのドリルの軸方向長さや先端部の形状
(磨耗度合い)等を計測する工具計測手段としてのツー
ルプリセッタ19が設けられている。そして、このツー
ルプリセッタ19によって得られた前記工具Tの特性情
報を記憶する工具データ記憶手段としてのICカード2
1が、前記保持具20に設けられている(図4参照)。
尚、前記工具Tのセッティングが終了した保持具20
は、前記ツールストッカー17に移されて所定位置の収
納部に保管される。
【0017】次に、制御構成について説明すれば、図1
に示すように、前記ワーク1の加工内容の管理及び前記
スタッカークレーン8の運行の管理を行うメイン制御手
段としてのM/HコントローラAと、前記ツールストッ
カー17における工具保管情報及び前記ツールマガジン
16における工具格納情報の管理、前記自動搬送車18
の運行の管理、並びに前記マシニングセンター9(尚、
前記APC11を含む)の運行の管理を行う制御手段と
してのM/CコントローラBとが設けられている。つま
り、上記M/HコントローラAが、前記マシニングセン
ター9側へのワーク1の投入数、投入品種、作業開始、
作業中断、各工程のチェック等のシステム全体の加工ス
ケジュールの管理を行い、M/CコントローラBが、M
/HコントローラAの管理の下で供給されるワーク1に
対する加工用のNCデータ(前記マシニングセンター9
を加工動作させるための直接の制御データ)やマシニン
グセンター9にて使用される加工用の工具T等の管理を
行っている。
【0018】そして、M/HコントローラA側からM/
CコントローラB側への加工指示の情報は、前記パレッ
ト3上のデータ記憶手段としてのICカード6に記憶さ
れた情報を介して伝達されるようになっている。即ち、
前記M/HコントローラAに、前記パレット3上のIC
カード6に加工内容判別用の情報を書き込むための第1
ICカードリーダーライター14が設けられている。具
体的には、前記段取りステーション4に設置されて、そ
こで前記加工前品Eがセッティングされるときにそのパ
レット3上のワーク1に関する加工内容判別用の情報が
書き込まれる。一方、前記M/CコントローラBに、前
記M/HコントローラA側にて前記パレット3上のIC
カード6に書き込まれた前記加工内容判別用の情報を読
み出すための第2ICカードリーダーライター13が設
けられている。具体的には、前記APC11上の前記マ
シニングセンター9側の位置に設置されて、そこに位置
する前記加工前又は加工途中品Eに搭載されたワーク1
に関する前記加工内容判別用の情報が読み出されるよう
になっている。
【0019】又、前記M/CコントローラBが、前記第
2ICカードリーダーライター13を介して前記パレッ
ト3上のICカード6に加工結果判別用の情報を書き込
むように構成されている。具体的には、前記APC11
上の前記マシニングセンター9側の位置に位置してその
マシニングセンター9による加工処理が終了した前記加
工前又は加工途中品Eに搭載されたワーク1に関する加
工結果が判別できるための情報(例えば、加工正常、加
工不良等)が書き込まれる。一方、前記M/Hコントロ
ーラAが、前記M/CコントローラB側にて前記パレッ
ト3上のICカード6に書き込まれた前記加工結果判別
用の情報を前記第1ICカードリーダーライター14を
介して読み出すように構成されている。具体的には、前
記APC11上の前記スタッカークレーン8側の位置に
設置された第1ICカードリーダーライター14によっ
て、そこに位置する前記加工処理が終了した前記加工前
又は加工途中品Eに搭載されたワーク1に関する前記加
工結果判別用の情報が読み出されるようになっている。
因みに、ここで、すべての加工処理が正常に終了したこ
とが確認されたものが前記加工完了品Eとなる。尚、前
記APC11上の前記スタッカークレーン8側の位置
に、前記加工前又は加工途中品Eの存在を確認するため
に在荷センサー15が設けられている。
【0020】又、図1に示すように、前記M/Cコント
ローラBに、前記ツールプリセッタ19によって得られ
た前記工具Tの特性情報を前記保持具20上のICカー
ド21に書き込むための第1通信手段としての第3IC
カードリーダーライター22が、前記ツールプリセッタ
19に内蔵されて設けられている。一方、前記M/Cコ
ントローラBに、前記保持具20上のICカード21に
書き込まれた前記工具Tの特性情報を読み出すための第
2通信手段としての第4ICカードリーダーライター2
3が、前記各ツールマガジン16に設置されて設けられ
ている。
【0021】上記工具Tの特性情報の運用形態について
説明すれば、工具Tは前記保持具20上において加工レ
イアウトに従って配置されており、各工具Tには保持具
20の番号つまりグループNoと加工レイアウトの順番
に対応するID番号とからなる工具Noが付されてい
る。そして、工具Noに対応させて前記計測された特性
情報が前記保持具20上のICカード21に書き込まれ
ている。前記ツールマガジン16側の第4ICカードリ
ーダーライター23によって読み出された各工具Tの前
記特性情報は、M/CコントローラBによって、加工プ
ログラムとともにマシニングセンター9(実際はマシニ
ングセンターの制御部)に送られる。そして、マシニン
グセンター9は、前記加工プログラムに従って自動工具
交換装置(ATC)を操作して加工用の主軸に工具Tを
取り付けて被加工物1に対する加工を行うが、この際
に、上記送られた特性情報に基づいて各工具Tの使用条
件の微調整、例えば工具Tの長さデータに基づいて工具
Tの送り作動量を標準条件に対して所定量補正する等を
行い、更に、上記工具Tによる加工が終わったのち、加
工における工具Tの使用情報(例えば、加工良好、加工
トラブルあり、工具破損等)をその工具Noに対応させ
て、前記第4ICカードリーダーライター23によって
保持具20上の前記ICカード21に書き込む。尚、上
記工具使用情報は、別の被加工物1の加工を行う際の情
報、あるいは、工具Tの交換情報として活用される。
【0022】〔別実施例〕上記実施例では、格納手段7
を、縦横方向に多段状に整列された複数の格納部7aを
備える自動倉庫式のラック7で構成したが、これに限る
ものではなく、他の格納手段を利用することが可能であ
る。又、ラック7も1列のものを用いたが2列以上に構
成してもよい。
【0023】又、上記実施例では、セッティング部4に
2台の作業台を設けて2セットの段取りができるように
したが、2台に限るものではなく、又、作業台等のセッ
ティング部4の具体構成も適宜変更できる。
【0024】又、上記実施例では、セッティング部4で
セットされた加工前品Eを格納手段7側の搬送手段8で
あるスタッカークレーン8によって格納手段7へ搬送し
てそこに格納させるように構成したが、上記スタッカー
クレーン8を使わずに、例えば、別に設けた無人搬送車
によってセッティング部4から格納手段7へ搬送するよ
うにしてもよい。
【0025】又、上記実施例では、搬送手段8をスタッ
カークレーン8によって構成したが、上記の無人搬送車
によって行わせるようにすることも可能である。
【0026】又、上記実施例では、自動制御式の加工機
械9を2台のマシニングセンターによって構成したが、
被加工物の種類と加工内容及び投入数等の条件によっ
て、マシニングセンターに限らず、例えば、起動指令に
基づいて自動的に1つの加工処理を行うようなより単純
な加工機械でもよく、又、加工機械9の台数も2台に限
らず、適宜増減させることができる。
【0027】又、上記実施例では、工具保管手段17
を、複数の収納部を縦横方向に多段状に整列して備えた
固定棚状に構成したが、工具保管手段17の保管形態は
これに限らない。
【0028】又、上記実施例では、工具搬送手段18を
誘導ライン25に沿って床上を自動走行する自動搬送車
形式に構成したが、これ以外に、例えば、空中に設置さ
れたガイドレールに懸架した状態で自動走行するモノレ
ール形式でもよい。
【0029】又、上記実施例では、工具計測手段19
を、工具Tを保持具20上にセッティングするツールプ
リセッタ19によって構成したが、工具Tの特性計測手
段を工具のセッティング装置とは別の装置で構成するよ
うにしてもよい。
【0030】又、上記実施例では、データ記憶手段6及
び工具データ記憶手段21を無線通信によって非接触式
に情報を記録するICカードによって構成したが、これ
に限らず、接触式に情報を記録する他の記憶手段を使用
してもよい。そして、上記データ記憶手段6及び工具デ
ータ記憶手段21の変更に応じて、上記データ記憶手段
6及び工具データ記憶手段21の情報を読み書きする通
信手段(ICカードリーダーライター13,14,2
2,23)もICカードリーダーライターではなく他の
通信手段が使用されることになる。
【0031】又、上記実施例では、工具データ記憶手段
21を工具Tの保持具である平板状の保持具20上に設
けたが、これ以外に、図5に示すように、工具データ記
憶手段21を直接工具T上に設けるように構成すること
も可能であり、例示図の場合には、ホルダーT2の側面
外周部の所定位置に設けられる主軸からの動力伝動のた
めの切欠部aに、工具データ記憶手段(ICカード2
1)が埋め込まれている。そして、この工具データ記憶
手段21の情報を読み出す第2通信手段(第4ICカー
ドリーダーライター23)が主軸側に設けられている。
更に、上記に対応させて、例えば、工具格納手段(ツー
ルマガジン16)をベルトコンベア式に構成してそのベ
ルト上に各工具Tを1個づつ保持させるとともに、工具
保管手段(ツールストッカー17)の各収納部に工具T
を1個づつ収納させ、工具搬送手段(自動搬送車18)
が工具Tを1個づつ搬送することになる。
【0032】又、上記実施例では、工具Tに書き込まれ
た特性情報を読み出すための第2通信手段(第4ICカ
ードリーダーライター23)を制御手段(M/Cコント
ローラB)に設けたものを示したが、上記第2通信手段
23を各加工機械9(実際はその制御部)に設けること
も可能である。この場合は、制御手段Bからは加工プロ
グラム(標準の加工データを含む)のみが加工機械9に
送られ、この標準データに対する加工条件の補正は加工
機械9側で読み出した特性情報に基づいて行われること
になり、制御手段Bの負担をより少なくして制御構成の
一層の簡素化を実現することができる。
【0033】その他本発明を実施するために必要となる
各部の具体的な構成は、上述の実施例からの各種改変が
可能である。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動機械加工装置の全体構成図
【図2】自動機械加工装置の全体斜視図
【図3】加工前又は加工途中又は加工完了品の概略側面
【図4】工具の保持形態の概略斜視図
【図5】別実施例の工具データ記憶手段の設置形態を示
す工具の一部断面側面図
【符号の説明】
1 被加工物 3 パレット 2 治具 E 加工前又は加工途中又は加工完了品 7 格納手段 4 セッティング部 9 加工機械 8 搬送手段 T 工具 17 工具保管手段 16 工具格納手段 18 工具搬送手段 B 制御手段 19 工具計測手段 20 保持具 21 工具データ記憶手段 22 第1通信手段 23 第2通信手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物(1)、パレット(3)、前記
    被加工物(1)を前記パレット(3)上にセットするた
    めの治具(2)、及び、前記被加工物(1)が前記パレ
    ット(3)上にセットされた加工前又は加工途中又は加
    工完了品(E)を格納する格納手段(7)と、 前記治具(2)を用いて前記被加工物(1)を前記パレ
    ット(3)上にセットするセッティング部(4)と、 指示された加工情報に基づいて前記被加工物(1)を自
    動加工する自動制御式の加工機械(9)と、 前記格納手段(7)と前記セッティング部(4)の間で
    前記被加工物(1)、前記パレット(3)、前記治具
    (2)、及び前記加工前又は加工途中品(E)を搬送す
    るとともに、前記格納手段(7)と前記加工機械(9)
    の間で前記加工前又は加工途中又は加工完了品(E)を
    搬送する搬送手段(8)と、 加工用の工具(T)を保管する工具保管手段(17)
    と、 前記加工機械(9)にて使用される前記工具(T)を格
    納するために前記加工機械(9)に設けられた工具格納
    手段(16)と、 前記工具保管手段(17)と前記工具格納手段(16)
    の間で前記工具(T)を搬送する工具搬送手段(18)
    と、 前記工具保管手段(17)における工具保管情報及び前
    記工具格納手段(16)における工具格納情報の管理、
    前記工具搬送手段(18)の運行の管理、並びに前記加
    工機械(9)の運行の管理を行う制御手段(B)とが設
    けられた自動機械加工装置であって、 前記工具(T)の特性を計測する工具計測手段(19)
    が設けられ、前記工具(T)又はその保持具(20)
    に、前記工具計測手段(19)によって得られた前記工
    具(T)の特性情報を記憶する工具データ記憶手段(2
    1)が設けられ、 前記制御手段(B)に、前記工具計測手段(19)によ
    って得られた前記特性情報を前記工具データ記憶手段
    (21)に書き込むための第1通信手段(22)が設け
    られ、前記制御手段(B)又は前記加工機械(9)に、
    前記工具データ記憶手段(21)に書き込まれた前記特
    性情報を読み出すための第2通信手段(23)が設けら
    れている自動機械加工装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134412A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Jfe Steel Corp Icタグによる工具管理システム
US8306647B2 (en) 2008-10-29 2012-11-06 Jtekt Corporation Flexible manufacturing system and control method therefor
JP2023172455A (ja) * 2022-05-24 2023-12-06 Dmg森精機株式会社 工具管理装置
WO2024095602A1 (ja) * 2022-10-31 2024-05-10 Dmg森精機株式会社 工具管理装置および対象物管理装置

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