JPH01257464A - 清酒麹用原料の処理方法 - Google Patents

清酒麹用原料の処理方法

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JPH01257464A
JPH01257464A JP63072582A JP7258288A JPH01257464A JP H01257464 A JPH01257464 A JP H01257464A JP 63072582 A JP63072582 A JP 63072582A JP 7258288 A JP7258288 A JP 7258288A JP H01257464 A JPH01257464 A JP H01257464A
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malt
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Akio Fujiwara
藤原 章夫
Yoshinari Fujiwara
藤原 善也
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Fujiwara Jiyouki Sangyo Kk
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は清酒麹を製造する際の精白米原料の処理方法に
関するものである。
〈従来の技術〉 従来、清酒麹を製造する原料米の処理方法としては、精
白米を洗米、浸漬した後、水切りをして蒸煮、冷却、種
付けをし、製麹装置に引込む作業を行っていた(例えば
「醸造工学」、第3〜4頁、光琳書院、昭和44年6月
5日発行)。また、精米することにより原料の水分が過
度に低下している場合は浸漬時の吸水率が高くなり目標
の水分含量より多くなるため精白米を調湿することもな
されていた(例えば「吟醸米の水分調整法」、第76巻
2.第74〜76頁1日本醸造協会発行)。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来の原料処理の方法には、次のような難点があった。
1)麹基質の水分量は、浸漬処理の場合精白米の品種や
水分含量によって異なり、その調節が容易でなかった。
2)蒸煮する際に蒸気は精白米と接触してドレンとなり
5時には蒸米中に炊飯されたような蒸米が混入すること
もあったにの場合、製麹中の撹拌作業に支障をきたした
り、ハゼ落ちの原因となり。
良質の麹を得ることができなかった。
<i題を解決するための手段〉 そこで、本発明者は精白米を洗米、P:1漬、蒸煮する
ことなしに、200〜400℃の気体雰囲気中で3分以
内流動化して焙炒し、後に加水処理して目標の引込み水
分量とすることにより、前記従来の難点を解決したので
ある。
この処理方法において、気体′811Il気の温度は、
200〜400℃、好ましくは250〜300℃である
。この温度が200℃未満の場合には精白米のα化が不
完全なものとなり、400℃より高温になると焦げるの
で好ましくない。
このような気体雰囲気は、例えばガスバーナ加熱送風機
による空気加熱が実施できる。その場合、処理時間は、
3分以内、好ましくは1分前後である。この処理時間は
、処理対象の精白米の水分含量との関係で設定されるが
、経済性を重んじて3分以上は好ましくなく、前記範囲
内で焙炒に支障をきたさない程度にでき得る限り短時間
に設定することが好ましい。
流動化して焙炒するには、例えば、パンチングメタル上
を動くロータリーボックス中に入れた原料を下方より前
記加熱風を通過゛させて流動焙炒させる。
本発明が実施される前の原料精白米は、水分含量が11
〜17%であっても、これが前記流動焙炒の過程で2〜
3%程度になるが、加水処理はこれらを35%前後に調
整することをいう、この加水処理は原料を薄層として移
動させるコンベア上で定量散水及び撹拌することにより
非常に筒酢にできる。
く作用〉 このような方法により、澱粉のα化、精白米の組織の崩
壊、蛋白質の変性、脂質の分解、揮散などの作用が生じ
、そして、加水により正確な水分調整が可能となり、更
に麹菌糸のハゼ込みが良好になされる。
以下実施例によって本発明の詳細な説明する。
〈実施例〉 13.5%の水分を有する精白米100kgを、パンチ
ングメタル上を動くロータリーボックス中に入れて、下
方より加熱風を通過させて流動焙炒させた。
このときの加熱風の温度は280℃、送風速度は4va
/秒であり、精白米の焙炒時1IXIは60秒とした。
この結果得られた焙炒米は水分が2.8%であった。
この焙炒米に加水処理して引込水分を35.0%とした
。これに常法に従って1種付けをした後、通風製麹装置
を用いて40時間で製麹を行った。
その結果、内部にまで菌糸が破積込んだ良質の麺製品が
得られた。
〈発明の効果〉 本発明の清酒麹用原料の処理方法は以上のように、清酒
施用精白米原料を高温の気体雰囲気中で流動化して焙炒
し、その後加水処理するので、以下に示すような特徴を
備えている。
■引込み時の水分調筋を加水量で決めることができるた
め、均一で正確な水分量と、することができる。
■蒸煮しないため、炊飯米の混入が全くない。
■米の澱粉をα化した後加水するため、米が割れること
がない。
■製麹中の撹拌作業が容易である。
■高温処理するため白米の組織が崩壊されており、麹菌
糸の破精込みが良い。
■過剰水分の白米がないため、通風が容易で。
かつ、製麹する際の温度ムラが少なくなるため、高層で
IK麹することができる。そこで、製麹装置は小型にな
る。
以上の■〜■の効果がひいては良質で均一かつ酵素力価
の安定した麺製品を製造する結果となっている。
更に、装置面やランニングコスト等に関して次のような
特徴が得られた。
■原料処理からの廃水が無く処理費用が下がる。
■従来の浸漬タンク、蒸煮装置、放冷機に対して1本発
明では焙炒装置、加水装置であり、設備費が低減できる
■焙炒処理は、熱風を循環して利用することでランニン
グコストを低減することができる。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 清酒麹用精白米原料あるいは加水した精白米原料を
    200〜400℃の気体雰囲気中で3分以内流動化して
    焙炒し、その後加水処理することを特徴とする清酒麹用
    原料の処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0279965A (ja) * 1988-06-14 1990-03-20 Takara Shuzo Co Ltd 酒類、甘味食品の製造法
JPH10215849A (ja) * 1997-02-04 1998-08-18 Takara Shuzo Co Ltd インディカ粳米による酒類、甘味食品の製造方法
JP2002253185A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Takara Holdings Inc 飲料及びその製造方法
JP2016086807A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 有限会社 月の輪酒造店 麹、麹を原料とした飲食品及びその製造方法

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JP2645339B2 (ja) 1997-08-25

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