JPH0125671B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0125671B2
JPH0125671B2 JP723484A JP723484A JPH0125671B2 JP H0125671 B2 JPH0125671 B2 JP H0125671B2 JP 723484 A JP723484 A JP 723484A JP 723484 A JP723484 A JP 723484A JP H0125671 B2 JPH0125671 B2 JP H0125671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staple
piece
link
pushing piece
extrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP723484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60150973A (ja
Inventor
Mitsuteru Kurosawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP723484A priority Critical patent/JPS60150973A/ja
Publication of JPS60150973A publication Critical patent/JPS60150973A/ja
Publication of JPH0125671B2 publication Critical patent/JPH0125671B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ステープル押出し部に向つて送り込
まれる連結ステープルの送りをステープル押出し
片の動作態様に応じて停止させるホツチキスのス
テープル送り停止装置に関する。
〈背景技術とその問題点〉 従来より、ステープル押出し片に同期して該ス
テープル押出し片が上死点にリターンする毎に連
結ステープルをステープル押出し部に向つて送り
込むようにしたホツチキスが知られている。
そして、上記従来のホツチキスにあつては、ス
テープルが綴りミスを起こし座屈し、この座屈し
たステープルがステープル押出し部内に残留した
場合、ステープル押出し片の上死点に向うリター
ン移動を制限し、ステープル押出し片をステープ
ル押出し部内に突入状態に置くことにより後続の
連結ステープルの送りを停止しステープルの二度
打ちを防止するようにしている。
ところで、上記ホツチキスにあつては、ステー
プル押出し片のリターンストロークを制御するこ
とによつてステープルの送りを停止する構造のも
のである。したがつて、ステープル押出し片をハ
ンドルを介して手指等で押下げ駆動する手動ホツ
チキス、又はステープル押出し片を電磁プランジ
ヤの突出力で押下げ駆動する電磁ホツチキスのよ
うにステープル押出し片を直接的に駆動するもの
にあつては、上述したようにステープル押出し片
が上死点までリターンしなくてもステープル押出
し片の往復駆動が可能であるが、電動モータの回
転力をリンク機構又はカム機構を介して直線運動
力に変換して、ステープル押出し片を一定ストロ
ークをもつて往復動する電動ホツチキスにあつて
はステープル押出し片が上死点に確実にリターン
しないと、その後の降下駆動を行なえない構造と
なつており、上述のようにステープル押出し片の
リターンストロークを制御する構造のものである
と、ステープル押出し片の往復駆動を行なうこと
ができず上記電動モータの焼付き等を引き起こし
てしまい、好ましいものではない。
〈発明の目的〉 そこで、本発明はこのような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、ステープル押出し部内
で綴りミスを起こしたステープルが残留した場合
ステープルの送りを確実に停止させステープルの
二度打ちを防止し得るとともに、この場合にあつ
てもステープル押出し片の往復駆動が可能となる
ようにすることを目的とする。
〈発明の概要〉 本発明は、上記各目的を達成するために、駆動
手段に緩衝部材を介して連結されたステープル押
し出し片と、上記ステープル押し出し片と同期し
て移動する作動ピン及び上記ステープル押し出し
片と同期して移動するとともに回動可能となされ
た作動片と、ホツチキス本体に回動自在に枢支さ
れるとともに、常時一方方向に付勢されてなるス
テープル押え板と、上記作動ピンと当接して初期
位置に復帰させるピン当接部と、突起部とが設け
られてなる第1のリンクと、上記第1のリンクの
近傍に回動自在に枢支されるとともに、上記第1
のリンクに設けられた突起部が嵌合する切欠き部
と、前記作動片と当接する作動片当接部とを有す
る第2のリンクとからなり、上記ステープル押出
し片の所定下降位置までの下降により上記第2の
リンクを介して第1のリンクを回動させ該第1の
リンクに枢支された上記ステープル押え板にて送
り通路のステープルを押圧することにより該ステ
ープルの移動を停止させる一方、上記ステープル
押出し片の上記所定下降位置を超えた移動により
上記ステープル押え板の押圧動作が解除されてな
ることを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら
具体的に説明する。
第1図は本発明を電動ホツチキスに適用した例
を示す縦断概略側面図である。この電動ホツチキ
スは電動モータ(図示せず)の回動力をリンク機
構(図示せず)を介してステープル押出し片1に
伝達し、このステープル押出し片1を第1図中上
下方向に往復駆動することによりホツチキス本体
2の底部に設けられているステープル押出し部3
からコ字状に成形されたステープルを押出すとと
もにこのステープルを書類等の被綴物に突き差
し、ステープルの両脚部を基台4に設けられてい
る曲台(図示せず)によつて屈曲することにより
上記被綴物を一体に綴じ込むように構成されてい
る。
上記ホツチキス本体2は基台4上に載置固定さ
れている。上記ホツチキス本体2は箱状に形成さ
れてなり、中央部分には多数のシート状の連結ス
テープル(コ字状に成形される前のステープルが
連結されたもの)100が多段状に積み重ね収納
されるマガジン部5が形成されている。このマガ
ジン部5内には上記連結ステープル100群をマ
ガジン部5の底部側に押込むためのプツシヤ板6
が配されるようになつている。上記プツシヤ板6
の上部にはホツチキス本体2に支軸7を介して枢
支された押圧レバ8の自由端が当接係合してお
り、上記押圧レバ8は定出力バネであるゼンマイ
バネ9によつて常時第1図中時計回り方向に回転
付勢されている。したがつて、上記プツシヤ板6
は上記押圧レバ6を介する上記ゼンマイバネ9の
バネ力によつて常に均一な力をもつて連結ステー
プル100群を押込む状態になつている。ステー
プル押出し片1はホツチキス本体2の前部(第1
図中左部)に設けられたフエースプレート10に
よつてその前面が摺動自在にガイドされている。
上記ステープル押出し片1の後面には連結ステー
プル100の最先端のステープルをステープル押
出し部3から押出すに先立つてコ字状に成形する
フオーミングプレート11が一体に固定されてい
る。上記フオーミングプレート11の後面には上
記フエースプレート10と平行に対峙するように
配されたガイドプレート12によつて摺動自在に
ガイドされている。
ステープル押出し部3は上記フエースプレート
10の下端部10aとこの下端部10aとステー
プル押出し用の隙間を間に置き対峙するステープ
ル成形プレート13を有してなる。上記ステープ
ル押出し片1によつて押出される成形後のステー
プルはその前面が上記フエースプレート10によ
つてガイドされ、後面が上記ステープル成形プレ
ート13によつてガイドされるようになつてい
る。
ホツチキス本体2の底部にはマガジン部5内に
収納されている連結ステープル100をステープ
ル押出し部3に向つて送り込むステープル送り装
置14が配されている。
このステープル送り装置14は、上記マガジン
部5の底部の前端部に形成された連結ステープル
送り出し口60の下方部に設けられ、マガジン部
5内の最下端に位置する連結ステープル100を
ステープル送り通路15に沿つてステープル押出
し部3に送り込むステープル送り爪16を有して
なる。
上記送り爪16は取付け板部17に一体形成さ
れている。上記取付け板部17はその基端が支軸
18を介して基台4に枢支されている。そして、
上記送り爪16の先端はステープル押し出し片1
が上死点に位置した時(第1図に示す状態に位置
した時)、上記送り出し口60の前端縁に臨み、
上記送り出し口60から離間した位置に保持され
ている。
上記送り爪16はステープル送り通路15と平
行に配された送りピン19の段部20に係合して
おり、上記送りピン19は一端がホツチキス本体
2の底部に形成された凹部21内に摺動自在に嵌
挿され、他端はステープル成形プレート13を介
して上記ステープル押出し部3内に突出入自在と
なつている。上記送りピン19の一端外周には該
ピン19を常時ステープル押出し部3方向に弾発
付勢する圧縮コイルバネ22が配されている。な
お、上記バネ22は上記送り爪16を上記段部2
0に弾発的に押付ける作用もなす。
そして、上記送り爪16はステープル押出し片
1がステープル押出し部3内に突入し下死点に位
置した時、送りピン19が上記圧縮コイルバネ2
2の弾発力に抗して第1図中右方向に押し込まれ
ることにより、第1図中時計回り方向に回転し、
上記送り爪16の先端はマガジン部5の連結ステ
ープル送り出し口60に臨み、上記先端はマガジ
ン部5の最下段に位置する連結ステープル100
の最先端のステープルと二番目のステープル間に
係合する位置に保持される。
また、ホツチキス本体2の底部には上記送り爪
16によつて送り込まれる連結ステープル100
が逆行しないように係止する逆止爪23が固定さ
れている。この逆止爪23の先端は上記連結ステ
ープル送り出し口60の下方側から該口60に臨
み、マガジン部5内の最下段の連結ステープル1
00の最先端のステープルと二番目のステープル
との間に係合している。
上記マガジン部5内の最下段の連結ステープル
100はステープル押出し片1が往復動すること
により、ステープル送り爪16が駆動することに
よつて、ステープルの肉厚分のストロークをもつ
てステープル押出し部3方向に送り込まれる。そ
して、上記マガジン部5の最下段の連結ステープ
ル100の最後端のステープルが連結ステープル
送り出し口60から送り出されると、マガジン部
5の下から二段目の連結ステープル100全体が
マガジン部5の底部に落ち込むようにして送り込
まれる。したがつて、マガジン部5内の連結ステ
ープル群を一枚ずつ順次ステープル押出し部3方
向に送り込むことができる。
また、上記ステープル送り通路15の前端部に
はフオーミングプレート11とステープル成形プ
レート13間でコ字状に成形されたステープルを
ステープル押出し部3に送り込むプツシヤブロツ
ク24が配されている。
上記プツシヤブロツク24は上記送りピン19
に摺動自在に組付けられており、ホツチキス本体
2の底部に設けられた支持板部25と該ブロツク
24間に介在された圧縮コイルバネ26によつて
常時ステープル押出し部3方向に弾発付勢されて
いる。
また、ホツチキス本体2の前部側(第1図中左
部側)にはステープル押出し片1に同期して連結
ステープル100の送り停止させるステープル送
り停止装置30が配されている。上記ステープル
送り停止装置30はステープル送り通路15内に
位置する連結ステープル100を上方側から押付
けることによりステープルの送りを停止させるよ
うに構成されている。
上記ステープル送り停止装置30は、第2図に
示すようにステープル押え付け板32を有し、こ
のステープル押え付け板32はリンク機構33に
よつて上記連結ステープル100に対して圧接・
離間駆動される。上記リンク機構33は、一端が
ホツチキス本体2にピン34を介して枢支される
とともに、他端は後述するピンに当接するピン当
接部35aとなされ、全体形状が略コ字状となさ
れたリンク部35と、この第1のリンク部材35
の凹部分内に配されるとともにホツチキス本体2
に長さ方向中途部がピン36を介して枢支され一
端は後述する作動片に当接する作動片当接部37
aとなされた第2のリンク部37から構成されて
いる。
上記ステープル押え付け板32は支持板38を
介して上記第1のリンク部35の一端側に連結ス
テープル100の幅方向に揺動自在となるように
枢支されている。上記第2のリンク部37の一端
には上記第1のリンク部35の一端側に突設され
ている突起部39に係合する切欠き部40が形成
されている。上記突起部39と切欠き部40は作
動前嵌合状態に置かれている。この時、上記ステ
ープル押え付け板32は連結ステープル100上
に浮上支持され、連結ステープル100と離間状
態に置かれている。上記第1のリンク部35は該
リンク部35とホツチキス本体2を構成する右側
板部2A間に配された第1の引張りバネ41によ
つて常時第2図中時計回り方向に弾発的に付勢さ
れている。また、第2のリンク部37は該リンク
部37と前記ガイドプレート12間に配された第
2の引張りバネ42によつて常時第2図中時計回
り方向に弾発的に付勢されている。
一方、ステープル押出し片1の後面には上記リ
ンク機構33を駆動し、ステープル押え付け板3
2を連結ステープル100上に圧接するためのL
字状の作動片43の中央部がピン44を介して枢
支されている。また、上記ステープル押出し片1
の後面において上記作動片43より上方の位置に
は上記リンク機構33をリターン駆動し、ステー
プル押え付け板32を連結ステープル100上か
ら浮上離間させるための作動ピン44が突設され
ている。なお、上記作動片43は該片43とホツ
チキス本体2を構成する左側板部2Bとの間に配
されている図示しない引張りバネによつて常時第
2図中反時計回り方向に弾発的に付勢され、作動
前の状態においては一端が上記左側板部2Bに当
接支持されており、他端が上記第2のリンク部3
7の他端に対して上方から臨むように支持されて
いる。
次に、上記ステープル送り停止装置30の作用
について、第3図及び第4図に従い説明する。
先ず、正常綴りの場合を説明する。第3図Aに
示すようにステープル押出し片1が降下駆動する
と作動片43の一端が第2のリンク部37の作動
片当接部37aに係合する。さらに、上記ステー
プル押出し片1が降下して行くと、第2のリンク
部37は第3図Bに示すように第2の引張りバネ
42の弾発力に抗して同図中反時計回り方向に回
転されられ、切欠き部40と突起部39との嵌合
状態が解かれる。これにより、第1のリンク部3
5は第1の引張りバネ41の弾発力によつて同図
中時計回り方向に回転し、ステープル押え付け板
32は同図中下方向に押下げられ連結ステープル
100を上方から押え付ける。そして、ステープ
ル押出し片1がステープル押出し部3内のコ字状
ステープルを押圧するとともにフオーミングプレ
ート11が二番目のステープルをコ字状に成形し
始めると、上記作動片43は第3図Cに示すよう
に第2のリンク部37の作動片当接部37aから
離間する。なお、上記作動片43と第2のリンク
部37の作動片当接部37aとの係合状態が解か
れても第2のリンク部37は第2の引張りバネ4
2によつて常時第3図C中時計回り方向に弾発的
に回転付勢されているので第2のリンク部37の
作動片当接部37aは第1のリンク部35の突起
部39に当接係合し、ステープル押え付け板32
の連結ステープル100に対する押え付け状態を
保持することができる。そして、ステープル押出
し片1がステープルをステープル押出し部3から
押出し、下死点に到達すると、第3図Dに示すよ
うに作動ピン44が第1のリンク部35のピン当
接部35aを押し込み、第1のリンク部35を第
1の引張りバネ41の弾発力に抗して同図中反時
計回り方向に回転させる。これにより、ステープ
ル押え付け板32は同図中上方向に引上げられ、
ステープル押え付け板32の連結ステープル10
0に対する押え付け状態が解かれ、切欠き部40
と突起部39とが再び嵌合し、ステープル押え付
け板32を連結ステープル100上で浮上支持す
る。そして、ステープル押出し片1が上死点に向
つてリターンし、作動片43の一端が第3図Eに
示すように第2のリンク部37の作動片当接部3
7aに当接すると、作動片43は引張りバネの弾
発力に抗して同図中時計回り方向に回転する。そ
して、ステープル押出し片1がさらにリターン移
動すると、第3図Fに示すように作動片43と第
2のリンク部37との係合状態が解かれ、作動片
43は第2のリンク部37の上方位置に移動する
状態になり、ステープル押出し片1はそのまま上
死点に向いリターン移動する。
次に、被綴込物が硬くステープルが綴りミスを
起こし、ステープル押出し部3内に座屈したステ
ープルが残留する異常綴りの場合を説明する。
異常綴りの場合にあつても、ステープル押え付
け板32の第3図A乃至第3図Cまでの動作は正
常綴りの場合と同じである。
ステープル押出し部3内に座屈したステープル
が残留すると、ステープル押出し片1は第3図C
に示す状態からそれ以上降下駆動できなくなる。
この時、電動モータは回転駆動し続けている。と
ころで、上記モータとステープル押出し片1との
間に配されているリンク機構の回動支点部分には
ゴム材等からなる緩衝部材が設けられており、ス
テープル押出し片1のストロークは上記緩衝部材
のたわみ分余裕が持たれている。したがつて、ス
テープル押出し片1が座屈したステープルに邪魔
され下死点に到達しなくともリンク機構の駆動が
可能であり、ステープル押出し片1が自動的にリ
ターンするように構成されている。
したがつて、ステープル押出し片1は作動ピン
44が第1のリンク部35のピン当接部35aを
押し込む前にリターンし始め、作動片43は第4
図Aに示すようにステープル押出し片1のリター
ン移動に伴ない、その一端が第2のリンク部37
の作動片当接部37aに当接係合し、同図中時計
回り方向に回転させられる。そして、ステープル
押出し片1のリターン移動が進むと、第4図Bに
示すように作動片43と第2のリンク部37との
係合状態が解かれ、作動片43は第2のリンク部
37の上方位置に移動する状態になり、ステープ
ル押出し片1はそのまま上死点に向いリターン移
動する。このように、作動ピン44が第1のリン
ク部35のピン当接部35aを押し込む前にステ
ープル押出し片1がリターンするのでステープル
押え付け板32の連結ステープル100に対する
押え付け状態を保持することができる。そして、
上記座屈したステープルをステープル押出し部3
内から排出しない限り、作動片43及び第2のリ
ンク部37は第3図B、第3図C、第4図A及び
第4図Bに示す順で動作を繰り返し、その間ステ
ープルの送りを停止することができ、ステープル
の二度打ちを防止することができる。
このように、上記実施例によればステープル押
出し部3内に綴りミスを起こし座屈したステープ
ルが残留した場合にはその座屈したステープルを
ステープル押出し部3から排出するまでステープ
ルの送りを停止して置くことができるので、ステ
ープルの二度打ちを防止することができる。
また、座屈したステープルがステープル押出し
部3内に残留している状態にあつてもステープル
押出し片1の往復駆動を維持することができるの
で、電動モータの焼付き等を防止することができ
る。
また、ステープル押出し片1がステープル押出
し部3内に突入し、ステープルをステープル押出
し部3内から押出すとともに二番目のステープル
をフオーミングプレート11によつてコ字状に成
形する時、連結ステープル100が移動しないよ
うに押え付けて置くことができるので、ステープ
ルをステープル押出し部3内から真すぐ押出すこ
とができ、且つ二番目のステープルを正確にコ字
状に成形することができる。
なお、本発明はステープル押出し片1をハンド
ルを介して手指等で押下げ駆動する手動ホツチキ
ス、又はステープル押出し片1を電磁プランジヤ
の突出力で押下げ駆動する電磁ホツチキスに適用
した場合であつても上記実施例のものと同様にス
テープルの二度打ちを防止することができ、且つ
ステープル押出し片1の往復駆動を維持すること
ができる。
〈発明の目的〉 このように、本発明によればステープル押出し
部内に綴りミスを起こし座屈したステープルが残
留した場合にはその座屈したステープルをステー
プル押出し部から排出するまでステープルの送り
を停止して置くことができるので、ステープルの
二度打ちを防止することができる。
また、座屈したステープルがステープル押出し
部内に残留している状態にあつてもステープル押
出し片を確実に上死点までリターンさせることが
できるので、電動モータの回転力をリンク機構又
はカム機構を介して直線運動力に変換して、ステ
ープル押出し片を一定ストロークをもつて往復動
する電動ホツチキスに対しても綴りミス後のステ
ープル押出し片の往復駆動が可能となり、電動モ
ータの焼付き等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動ホツチキ
スの縦断概略側面図、第2図はステープル送り停
止装置の部分を示す概略正面図、第3図は正常綴
り状態におけるステープル送り停止装置の作用を
順を追つて示す概略正面図であり、第3図Aはス
テープル押出し片が中途まで降下した状態を示す
図、第3図Bはステープル押え付け板が連結ステ
ープルを押え付けた状態を示す図、第3図Cは連
結ステープルの押え付けが保持されている状態を
示す図、第3図Dはステープル押出し片が下死点
に到達した状態を示す図、第3図Eはステープル
押出し片のリターン中途状態を示す図、第3図F
はステープル押出し片が第3図Eに示す状態から
さらにリターンした状態を示す図、第4図は異常
綴り状態におけるステープル送り装置の作用を示
す概略正面図であり、第4図Aはステープル押出
し片のリターン中途状態を示す図、第4図Bはス
テープル押出し片が第4図Aに示す状態からさら
にリターンした状態を示す図である。 1……ステープル押出し片、2……ホツチキス
本体、3……ステープル押出し部、30……ステ
ープル送り停止装置、32……ステープル押え付
け板、33……リンク機構、35……第1のリン
ク部、35a……ピン当接部、37……第2のリ
ンク部、37a……作動片当接部、39……突起
部、40……切欠き部、43……作動片、44…
…作動ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動手段に緩衝部材を介して連結されたステ
    ープル押し出し片と、 上記ステープル押し出し片と同期して移動する
    作動ピン及び上記ステープル押し出し片と同期し
    て移動するとともに回動可能となされた作動片
    と、 ホツチキス本体に回動自在に枢支されるととも
    に、常時一方方向に付勢されてなるステープル押
    え板と、上記作動ピンと当接して初期位置に復帰
    させるピン当接部と、突起部とが設けられてなる
    第1のリンクと、 上記第1のリンクの近傍に回動自在に枢支され
    るとともに、上記第1のリンクに設けられた突起
    部が嵌合する切欠き部と、前記作動片と当接する
    作動片当接部とを有する第2のリンクとからな
    り、 上記ステープル押出し片の所定下降位置までの
    下降により上記第2のリンクを介して第1のリン
    クを回動させ該第1のリンクに枢支された上記ス
    テープル押え板にて送り通路のステープルを押圧
    することにより該ステープルの移動を停止させる
    一方、上記ステープル押出し片の上記所定下降位
    置を超えた移動により上記ステープル押え板の押
    圧動作が解除されてなることを特徴とするホツチ
    キスのステープル送り停止装置。
JP723484A 1984-01-20 1984-01-20 ホツチキスのステ−ブル送り停止装置 Granted JPS60150973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP723484A JPS60150973A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ホツチキスのステ−ブル送り停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP723484A JPS60150973A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ホツチキスのステ−ブル送り停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60150973A JPS60150973A (ja) 1985-08-08
JPH0125671B2 true JPH0125671B2 (ja) 1989-05-18

Family

ID=11660300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP723484A Granted JPS60150973A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ホツチキスのステ−ブル送り停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60150973A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60150973A (ja) 1985-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4724992A (en) Electric tacker
EP0530855B1 (en) Electric stapler
US5699949A (en) Heavy duty forward acting stapling machine
US4378085A (en) Stapler apparatus having a mechanism for bending and cutting staple legs in accordance with the thickness of the work piece
JPS6411428B2 (ja)
US7121444B2 (en) Spring actuated stapler
US5150826A (en) Apparatus for forming and driving staples
KR20010062715A (ko) 전동 호치키스
JP3476298B2 (ja) 電動ホッチキス用カートリッジ
JP2004230483A (ja) ホッチキス
KR100734902B1 (ko) 전동 호치키스용 카트리지
JPH0125671B2 (ja)
US6681975B2 (en) Electric stapler
JPH11207652A (ja) ステープル装置
JP4036215B2 (ja) 電動ステープラ
KR20060040656A (ko) 전동 스테이플러
JPH0111425Y2 (ja)
JP4232716B2 (ja) ステープラ用カートリッジ
JP4001022B2 (ja) ステープラ
EP0446055A1 (en) Apparatus for forming and driving staples
EP1577061A1 (en) Electric stapler
JP3444334B2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ
JP3489304B2 (ja) 電動ホッチキス
JPH0546859Y2 (ja)
JPH04129680A (ja) マガジン固定型電動ホッチキス