JPH01256618A - 凹地覆工工法およびそれに用いる防水シート - Google Patents

凹地覆工工法およびそれに用いる防水シート

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JPH01256618A
JPH01256618A JP8261688A JP8261688A JPH01256618A JP H01256618 A JPH01256618 A JP H01256618A JP 8261688 A JP8261688 A JP 8261688A JP 8261688 A JP8261688 A JP 8261688A JP H01256618 A JPH01256618 A JP H01256618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
air
sheet
semi
waterproof sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8261688A
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English (en)
Inventor
Kazumi Takayama
高山 一美
Nobuaki Oishi
大石 信昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Kanebo Kasei KK
Original Assignee
Kanebo Ltd
Kanebo Kasei KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人工池用凹地等の凹地の表面を被覆して水漏
れを防止する凹地覆工工法およびそれに用いる防水シー
トに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、人工池等をつ(る際には、第6図に示すように
、凹地1を横切るように複数本の穴空きホース2(第7
図参照)を配設し、その上に複数枚の防水シート3を継
いで凹地1全体を被覆し、その防水シート3の上に水(
図示せず)を溜めるようになっている。この場合、防水
シート3の下側に穴空きホース2が設けられているため
、防水シート3と凹地1の地面との間に溜る空気がその
ホース2を通じて外部に除去され、エアー溜りの発生が
防止される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のような施工法では、凹地1の地面から
湧き水が生じると、その湧き水によって、第7図に示す
ように、上記穴空きホース2が水4に没してしまうため
、それ以降はエア抜きが行われずエア溜りが生じ、その
エア溜り部に対応する、  Ω 防水ソートの部分に大きな力が加わり、破れてその部分
から水が洩れるという致命的な問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、湧き
水によるエア抜き用ホースの水没の発生の防止と、施工
の容易化をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明は、半円筒エア抜き
ホースが半円筒の頂部を利用して裏面に付設された防水
シートを複数枚準備する工程と、半円筒エア抜きホース
の端部が凹地の縁部に向くよう上記複数枚の防水シート
を継いで凹地の裏面を被覆する工程を備えている凹地覆
工工法を第1の要旨とし、それに用いる半円筒エア抜き
ホース付の防水シートを第2の要旨とする。
〔作用〕
本発明の凹地覆工工法は、上記のような半円筒エア抜き
ホースが付設された防水シートを用いて、凹地の表面を
被覆するため、凹地から湧き水が生じると、その湧き水
に押されて、シートと地面との間に溜まった空気が上方
に持ち上げられ、それによって防水シートが上方に持ち
上げられる。防水シートがこのように持ち上げられると
、それに帯同してエア抜きホースも上方に持ち上げられ
る。
その結果、エア抜きホースの水没が防止され、防水シー
トの裏面に溜まった空気が円滑に外部に導出される。す
なわち、本発明によれば湧き水が生じてもエア抜きを円
滑に行うことができる。また、上記防水シートは、エア
抜き用ホースが一体的に付設されているため、防水シー
トを凹地に配設することにより、防水シートの配設とエ
ア抜きホースの双方の配設ができ、施工作業の簡素化を
も実現できるようになる。
つぎに、実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明に用いる防水シートを示している。こ
の防水シート10は、ゴムシート11の裏面に、長手方
向に沿って半円筒状のゴム製エア抜きホース12が、半
円筒の頂部を利用して裏面に付設されて構成されている
。この場合、上記ゴムシート11は、横幅Aが11.7
3mに設定され、長さも略同様に設定されていて、それ
を縦に横切るように半円筒状のゴム製エア抜きホース1
2が設けられている。上記半円筒状のゴム製エア抜きホ
ース12は、半円筒の直径が13mmに設定されている
。この半円筒の直径は5〜20mmであれば、良好なエ
ア抜き効果を奏する。そして、ブチル系接着剤等を利用
して、ゴムシート11に接着されている。この半円筒状
のゴム製エア抜きホース12は、ところどころに、第2
図に示すようなエア流通穴13が形成され、シート11
の裏面に溜まった空気をこの流通穴13を通して内部に
導き、ホース12の端部から外部に導出するようになっ
ている。
このような防水シート10を用いての凹地の覆工は、つ
ぎのようにして行われる。すなわち、第3図に示すよう
に、半円筒状のゴム製エア抜きホース12の端部が凹地
1の縁部1aに向くよう、複数枚の防水シート(第3図
では図示の都合上省略している)を継いで凹地1の表面
を被覆する。
第3図において、1bは凹地1の最低面部であり、1c
は上記最低部1bと地上1dとを結ぶ下り傾斜の傾斜面
である。このように施工することにより、凹地1の最低
部1bに溜る空気が上記エア抜きホース12に導入され
、そのホース12を通じて外部に導出され、それによっ
てエア溜りによる弊害が防止されるようになる。そして
湧き水が生じた時には、先に述べたように、湧き水に押
されて防水シートの下側に溜る空気が持ち上げられ、そ
れによって防水シートが持ち上げられる。この防水シー
トの持ち上がりによって、それと一体化されている半円
筒ゴム製エア抜きホース12が持ち上がるため、そのホ
ース12の湧き水中への水が防止される。すなわち、湧
き水が生じても上記半円筒状のゴム製エア抜きホース1
2は、良好なエア抜き作用を奏する。そして、上記のよ
うにして敷設された防水シートlOの上に水を溜めて池
をつくる場合、溜まった水の重量が防水シート10に加
わり、これが上記ホース12に加わるが、上記ホース1
2は半円筒形状をしているため、力が加わっても第4図
に示すように湾曲して変形するだけであり、完全に潰れ
ることがない。したがって、湧き水が生じない時でも、
良好なエア抜き性能を発揮する。また、エア抜きホース
12は上記のように半円筒状に形成されているため、防
水シートの運搬に際して折り畳む時に、半円筒エア抜き
ホース12が折り畳みの障害になることがなく円滑な折
り畳みが行われる。
なお、上記防水シート10の半円筒状のゴム製エア抜き
ホース12には、長手方向に沿って所定間隔で第5図に
示すようなスリット14を設けてもよい。また、上記防
水シート10のゴムシート11は、エチレンプロピレン
ジエンゴム、ブチルゴム等の合成ゴムを用いて構成して
もよいし、塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂で構
成してもよい。さらに、半円筒状のエア抜きホース12
の材質も、上記シートと同様の材質で構成することがで
き、この場合、先に述べたようなブチル系接着剤で接着
してもよいし、ホットメルット型接着剤で接着してもよ
い。また、熱融着により防水シートに接着することも可
能である。
〔発明の効果] 以上のように、本発明は、半円筒エア抜きホースが裏面
に付設された防水シートを用い、凹地覆工を行うため、
湧き水が生じても半円筒エア抜きホースが湧き水中に水
没するという事態を生じない。したがって、湧き水に起
因するエア抜き不足によって、防水シートに強い圧力が
加わり、その部分が破損するというような事態を招くこ
とがない。その上、上記防水シートはエア抜きホースが
一体化されているため、防水シートを凹地表面に対して
配設することにより、シートの敷設とエア抜きホースの
配設とを同時に行うことができるようになり、施工工程
の簡略化をも実現するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる防水シートの一実施例の側面図
、第2図はその要部の拡大図、第3図はそれの施工を説
明するための平面図、第4図はその半円筒エア抜きホー
スの動作説明図、第5図は防水シートの他の例における
半円筒エア抜きホースの説明図、第6図および第7図は
従来例の説明図である。 10・・・防水シート 11・・・ゴムシート 12・
・・半円筒状のゴム製エア抜きホース 特許出願人  カネボウ化成株式会社 代理人   弁理士  西 藷 征 彦第1図 n 第2図 第4図 第5図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半円筒エア抜きホースが半円筒の頂部を利用して
    裏面に付設された防水シートを複数枚準備する工程と、
    半円筒エア抜きホースの端部が凹地の縁部に向くよう上
    記複数枚の防水シートを継いで凹地の表面を被覆する工
    程を備えていることを特徴とする凹地覆工工法。
  2. (2)凹地が人工池用凹地である特許請求の範囲第1項
    記載の凹地覆工工法。
  3. (3)半円筒エア抜きホースが半円筒の頂部を利用して
    裏面に付設されていることを特徴とする防水シート。
  4. (4)半円筒エア抜きホースが、ゴム製のものである特
    許請求の範囲第3項記載の防水シート。
JP8261688A 1988-04-04 1988-04-04 凹地覆工工法およびそれに用いる防水シート Pending JPH01256618A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203197A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Taiyo Kogyo Corp 地盤を掘り込んで作られる凹面に設けられる人工閉水域、およびこの人工閉水域の水質の低下を抑制する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203197A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Taiyo Kogyo Corp 地盤を掘り込んで作られる凹面に設けられる人工閉水域、およびこの人工閉水域の水質の低下を抑制する方法
JP4716423B2 (ja) * 2006-02-02 2011-07-06 太陽工業株式会社 地盤を掘り込んで作られる凹面に設けられる人工閉水域、およびこの人工閉水域の水質の低下を抑制する方法

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