JPS5931605B2 - 提体被覆用防砂シ−ト - Google Patents
提体被覆用防砂シ−トInfo
- Publication number
- JPS5931605B2 JPS5931605B2 JP54101132A JP10113279A JPS5931605B2 JP S5931605 B2 JPS5931605 B2 JP S5931605B2 JP 54101132 A JP54101132 A JP 54101132A JP 10113279 A JP10113279 A JP 10113279A JP S5931605 B2 JPS5931605 B2 JP S5931605B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- slope
- slack
- annular
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として埋立用の堤体の表面を被覆する防砂シ
ートに関するもので、シート材上に投下された埋立用土
砂等の土圧による引張力によって法肩の近傍の弛み部を
伸長して、シート材の特に法肩部あるいは固定部に於げ
る破断、切損、水中への没入を有効に防止し、土砂、汚
泥等の流出を防止し得るものである。
ートに関するもので、シート材上に投下された埋立用土
砂等の土圧による引張力によって法肩の近傍の弛み部を
伸長して、シート材の特に法肩部あるいは固定部に於げ
る破断、切損、水中への没入を有効に防止し、土砂、汚
泥等の流出を防止し得るものである。
従来一般に提供されているこの種の合成樹脂シート、ア
スファルトマット等よりなる防砂シートは埋立のため、
あるいは堤体幅の拡大のため等に投下される土砂による
土圧によって下方に引張られ、上部が固定されているか
ら、特に法肩部、あるいは固定部に於て破断切損し、水
中に没入し、土砂、汚泥が堤体を透過して流出する欠点
があったが、本発明者は種々実験研究の結果このような
欠点のない本発明を得たのである。
スファルトマット等よりなる防砂シートは埋立のため、
あるいは堤体幅の拡大のため等に投下される土砂による
土圧によって下方に引張られ、上部が固定されているか
ら、特に法肩部、あるいは固定部に於て破断切損し、水
中に没入し、土砂、汚泥が堤体を透過して流出する欠点
があったが、本発明者は種々実験研究の結果このような
欠点のない本発明を得たのである。
以下本発明の実施例を図面について詳明すると、堤体1
の法面2と法肩3と2に敷設する厚さ0.5〜5mm程
度の合成樹脂シート、アスファルト含滲布帛、帆布等の
シート材4に法肩3に平行あるいは略平行して法肩3の
近傍に一条あるいは複数条の弛み部5を形成し、該弛み
部5の一側シート材4に先端に環状部6を有する複数の
取付体7を適宜の接着剤で前記弛み部5に平行して接着
固定し、前記弛み部5の他側のシート材4に先端に環状
部8を有する複数の取付体9を適宜の接着剤で前記弛み
部5に平行して接着固着し、一方の側の複数の取付体7
の環状部6に環状の連結体10を挿通係止し、該連結体
10に、開口可能な挿入口11を有する太い料金よりな
る係止環12を係止し、他方の側の複数の取付体9の環
状部8に係止紐13を挿通係止し、弛み部5を保持し、
シート材4の引張強度を、シート材4と取付体7.9の
接着強度より大きくするか、あるいは係止環12もしく
は係止紐13の引張強度より大きくしたものである。
の法面2と法肩3と2に敷設する厚さ0.5〜5mm程
度の合成樹脂シート、アスファルト含滲布帛、帆布等の
シート材4に法肩3に平行あるいは略平行して法肩3の
近傍に一条あるいは複数条の弛み部5を形成し、該弛み
部5の一側シート材4に先端に環状部6を有する複数の
取付体7を適宜の接着剤で前記弛み部5に平行して接着
固定し、前記弛み部5の他側のシート材4に先端に環状
部8を有する複数の取付体9を適宜の接着剤で前記弛み
部5に平行して接着固着し、一方の側の複数の取付体7
の環状部6に環状の連結体10を挿通係止し、該連結体
10に、開口可能な挿入口11を有する太い料金よりな
る係止環12を係止し、他方の側の複数の取付体9の環
状部8に係止紐13を挿通係止し、弛み部5を保持し、
シート材4の引張強度を、シート材4と取付体7.9の
接着強度より大きくするか、あるいは係止環12もしく
は係止紐13の引張強度より大きくしたものである。
尚、図中14はシート材4の上端縁、15は堤体1の上
面16に上端縁14を固定する鋲の如き固定体である。
面16に上端縁14を固定する鋲の如き固定体である。
本発明は弛み部5を法肩3の近傍に位置してシート材3
の上端縁14を堤体1の上面に固定し、堤体の法面2と
法肩3とを被覆して適用し、シート材3側に埋立施工を
行なうものである。
の上端縁14を堤体1の上面に固定し、堤体の法面2と
法肩3とを被覆して適用し、シート材3側に埋立施工を
行なうものである。
本発明は堤体1の法面2と法肩3を被覆するシート材4
に法肩3に平行あるいは略平行して法肩3の近傍に弛み
部5を形成し、該弛み部5の両側のシート材4に、先端
に環状部6を有する複数の取付体7と先端に環状部8を
有する複数の取付体9とを固着し、一方の側の複数の取
付体7の環状部6に環状の連結体10を挿通係止し、該
連結体10に、開口可能な挿入口11を有する係止環1
2を係止し、他方の側の複数の取付体9の環状部8に係
止紐13を挿通係止し、係止環12と係止紐13とを係
止して弛み部5を保持し、シート材4の強度を、シート
材4と取付体7または9との接着力より大きくするか、
あるいは連結体10もしくは係止紐13の強度より大き
くするものであり、埋立のために投入された土砂の土圧
と、該土砂の経時と共に、沈下して固化するに従って増
大する土圧と引張力によってシート材4が下方に引張ら
れシート材4の上端縁14の固定部位にシート材4を切
断する張力が作用するが、シート材4が切断する以前に
取付体6または9がシート材より剥離するか、あるいは
連結体10または連結紐13が切断し、弛み部5の保形
力がなくなり、弛み部5は伸長し、シート材4の固定部
に引張力が作用しなくなり、核部の切断を防止し、シー
ト材4によって堤体1、法面2、法肩3を被覆し続は土
砂、汚泥の流出を防止し得るものであり、弛み部5を保
持する取付体7.9のシート材4よりの剥離や連結体1
0、連結紐13の切断は通常の取扱時には生じないもの
であるから、取扱性の良好なものである。
に法肩3に平行あるいは略平行して法肩3の近傍に弛み
部5を形成し、該弛み部5の両側のシート材4に、先端
に環状部6を有する複数の取付体7と先端に環状部8を
有する複数の取付体9とを固着し、一方の側の複数の取
付体7の環状部6に環状の連結体10を挿通係止し、該
連結体10に、開口可能な挿入口11を有する係止環1
2を係止し、他方の側の複数の取付体9の環状部8に係
止紐13を挿通係止し、係止環12と係止紐13とを係
止して弛み部5を保持し、シート材4の強度を、シート
材4と取付体7または9との接着力より大きくするか、
あるいは連結体10もしくは係止紐13の強度より大き
くするものであり、埋立のために投入された土砂の土圧
と、該土砂の経時と共に、沈下して固化するに従って増
大する土圧と引張力によってシート材4が下方に引張ら
れシート材4の上端縁14の固定部位にシート材4を切
断する張力が作用するが、シート材4が切断する以前に
取付体6または9がシート材より剥離するか、あるいは
連結体10または連結紐13が切断し、弛み部5の保形
力がなくなり、弛み部5は伸長し、シート材4の固定部
に引張力が作用しなくなり、核部の切断を防止し、シー
ト材4によって堤体1、法面2、法肩3を被覆し続は土
砂、汚泥の流出を防止し得るものであり、弛み部5を保
持する取付体7.9のシート材4よりの剥離や連結体1
0、連結紐13の切断は通常の取扱時には生じないもの
であるから、取扱性の良好なものである。
第1図、第2図は二種の使用状態の断面図、第3図は弛
み部の拡大部分斜視図である。 1・・・堤体、2・・・法面、3・・・法肩、4・・・
シート材、5・・・弛み部、6.8・・・環状部、7.
9・・・取付体、10・・・連結体、11・・・挿入口
、12・・・係止環、13・・・係止紐。
み部の拡大部分斜視図である。 1・・・堤体、2・・・法面、3・・・法肩、4・・・
シート材、5・・・弛み部、6.8・・・環状部、7.
9・・・取付体、10・・・連結体、11・・・挿入口
、12・・・係止環、13・・・係止紐。
Claims (1)
- 1 堤体の法面と法肩を被覆するシート材に法肩に平行
あるいは略平行して法肩の近傍に弛み部を形成し、前記
弛み部の両側の前記シート材に、先端に環状部を有する
複数の取付体を固着し、一方の側の前記複数の取付体の
前記環状部に環状の連結体を挿通係止し、前記連結体に
、開口可能な挿入口を有する係止環を係止し、他方の側
の前記複数の取付体の前記環状部に係止紐を挿通係止し
、前記係止環と前記係止紐とを係止して前記弛み部を保
持し、前記シート材の強度を、前記シート材と前記取付
体との接着力より大きくするか、あるいは連結体もしく
は係止紐の強度より大きくすることを特徴とする堤体被
覆用防砂シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54101132A JPS5931605B2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | 提体被覆用防砂シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54101132A JPS5931605B2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | 提体被覆用防砂シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5625512A JPS5625512A (en) | 1981-03-11 |
JPS5931605B2 true JPS5931605B2 (ja) | 1984-08-03 |
Family
ID=14292545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54101132A Expired JPS5931605B2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | 提体被覆用防砂シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931605B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6309148B1 (ja) * | 2017-07-21 | 2018-04-11 | 有限会社キシムラ | 防砂シート敷設構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935681A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-27 | Nippon Paint Co Ltd | カチオン型電着塗装用金属表面のリン酸塩処理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53108639A (en) * | 1977-03-03 | 1978-09-21 | Masato Oshikawa | Sand protective plate for covering normal slope of embankment |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045035U (ja) * | 1973-08-23 | 1975-05-07 |
-
1979
- 1979-08-08 JP JP54101132A patent/JPS5931605B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53108639A (en) * | 1977-03-03 | 1978-09-21 | Masato Oshikawa | Sand protective plate for covering normal slope of embankment |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6309148B1 (ja) * | 2017-07-21 | 2018-04-11 | 有限会社キシムラ | 防砂シート敷設構造 |
JP2019023418A (ja) * | 2017-07-21 | 2019-02-14 | 有限会社キシムラ | 防砂シート敷設構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5625512A (en) | 1981-03-11 |
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