JPH01256573A - 改善された特性を有する沈降シリカ - Google Patents

改善された特性を有する沈降シリカ

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JPH01256573A
JPH01256573A JP1046706A JP4670689A JPH01256573A JP H01256573 A JPH01256573 A JP H01256573A JP 1046706 A JP1046706 A JP 1046706A JP 4670689 A JP4670689 A JP 4670689A JP H01256573 A JPH01256573 A JP H01256573A
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フィリップ・ジョスト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に従う沈降シリカは、有利には、a)Y輝度が少
なくとも92であること、b)窒素流下で400℃にお
いて4時間処理した場合にその輝度の低下が4%以下で
あること、並びに c)400℃においてオクタメチルシクロテトラシロキ
サン流で1時間30分処理した場合にそのY輝度の低下
が5.5%以下であることを特徴とする。
本発明に従う沈降シリカのY輝度は、以下の方法で測定
した。散乱反射(拡散光/○°観察)を測定できるカー
ル・ツアイス(Carl Zeiss)社製の商品名E
LREPHOのTRISTIMULUS光比色計を使用
した。この装置は比色分析に携わる者によく知られてお
り、積分球と2つの光源(タングステンフィラメントラ
ンプ)とを含み、この光源はこの積分球の下部に置かれ
た容器中に配置された分析すべき試料を照らす。この装
置はこの位置に直径35mmの測定用の窓を有する。こ
の試料がこの光を反射して、積分球の上部に配置された
Yフィルターに通す。この装置の検流計の針をOに合わ
せることによって、この光の強さ(試料の緑色成分)を
この光がYフィルターを通過した後に目盛付回転式ドラ
ムによって測定する。このドラムは、分析すべき試料を
測定する前に、例えばY輝度が100である硫酸バリウ
ムと比較したY輝度値が知られている第2の標準物質(
VITROLITHE)を用いて目盛付けしであるので
、目盛付ドラムについて得られた数値を読み取るだけで
よく、それがその試料のY輝度に相当する。しかして、
この装置を用いると、硫酸バリウムと同程度に白い試料
のY輝度は100であり、一方完全な黒色の試料のY輝
度はOであり、これら2つの極限点の中間の値が全ての
灰色の色彩に相当する。Y輝度を測定すべき試料を配置
させる容器はカール・ツアイス社よりELREPHO装
置と共に提供される。これら容器は直径40 m m、
高さ3〜5mmの試料(粉末)を得ることを可能にする
。しかして、測定すべき試料は全て同じ寸法を有する。
本発明に従う沈降シリカのY輝度の最大値は100であ
る。一般にそのY輝度は少なくとも90であり且つ多(
とも99である。
沈降シリカを400℃において4時間処理するための装
置は、例えば、以下のものから成る:・内径66mmの
ガラス製又はステンレス鋼製円筒状装置。この装置は下
部においてフリットガラス(No、2)と窒素を連続的
に注入するための少なくとも1つの管とを含む。400
℃において4時間窒素を作用させることが意図される沈
降シリカがこのフリットガラス上に配置される。機械式
撹拌機がこのシワ力を撹拌する(回転速度90rpm)
。この装置(その縦軸は垂直に配置される)はその頂部
において、ガラスサイクロン中に窒素−を流入させる管
を有する。このサイクロンに窒素が接面的に入って行き
、円を描いて移動し、窒素流によって伴出されることの
ある少量のシリカをこのサイクロンの下部に付着させる
。このサイクロンの上部(及びその中間部)には、20
℃の水を通した凝縮器(冷却器)中に窒素を流通させる
管がある。微量の凝縮物が凝縮器の出口において採集さ
れて大気開放された受器(大気圧)内に入る。
この円筒状装置の周囲に配置された炉は、沈降シリカを
400℃に加熱する。
この円筒状装置には例えば沈降シリカ30gが装入され
、窒素流は5〜20β/時間の範囲で循環される。
本発明に従う沈降シリカの特性検査は、一般にシリカ3
0gについて15I2/時間の窒素流量を用いて実施さ
れる。
上記の装置及び操作を用いると、本発明の主題を形成す
る沈降シリカであって特徴b)を有する前記沈降シリカ
を測定するのが容易である。実際、一般に商品として入
手できる沈降シリカは、400℃において4時間窒素処
理にかけると全て初期値(これは処理前には一般的に9
0より高い)と比較して5.5%より多くのY輝度を損
失する。
前記したのと同じ装置を本発明に従うシリカの特徴C)
を測定するのに使用することができる。
シリカ30gをフリットガラス上に置き、撹拌し、温度
が400℃に達した時にフリットガラスの下に窒素及び
オクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)を窒素流
量15β/時間及びD4流M20Cボ/時間で1時間3
0分注入する(Dイは装置内に注入されるとすぐに気化
する)。本発明に従う沈降シリカにおいては、この処理
の後のY輝度の低下が5.5%以下である。
窒素下で400℃において4時間処理した後のY輝度の
変化が5.5%より小さいシリカであって且つこのシリ
カを400℃においてオクタメチルシクロテトラシロキ
サン流で1時間30分処理した場合のY輝度の低下が5
.5%以下である前記沈降シリカを得るために、本出願
人は、通常市販されている沈降シリカ(その輝度は一般
に90以上である)を酸化処理にかけた。この酸化処理
は、酸素によって又は酸素含有気体混合物によって実施
することができ、経費及び安全性の理由から、空気によ
って実施するのが有利である。この処理は250℃以上
の温度、−数的には300〜900℃の範囲の温度にお
いて実施され、1分〜5時間続けられる。この処理は温
度を高(するにつれて短い時間で実施される。
工業的規模において、この酸化処理は、他の気体状成分
による充填剤の処理用にすでに用いられている慣用の装
置を用いて送風下での処理を用いて又は流動床中で実施
される。実験室においては、この酸化処理は、シリカを
400℃において窒素によって4時間処理するのに前記
したのと同じガラス製又はステンレス鋼製の装置中で実
施することかできる。空気流量は一般に10〜100g
の範囲の処理すべき沈降シリカについて5〜20℃であ
る。
酸化処理にかけられる沈降シリカは、一般に0.1〜2
0μの範囲、好ましくは0.5〜10μの範囲の平均粒
径を有し、そのBET比表面積は50ゴ/g以上、好ま
しくは50〜3sOrrr/gの範囲である。平均粒径
とは、粒子の平均直径を意味する。
前記の酸化処理をされた沈降シリカは、そのままポリマ
ー中、特にオルガノポリシロキサンポリマー中の補強用
充填剤として、例えば周囲温度において加硫するエラス
トマーを得ることのできる組成物の製造に使用すること
ができる。これら沈降シリカ(この酸化処理をしたもの
)は、熱加硫し得るエラストマー用の組成物の製造に有
利に使用することができる。この用途において、これら
沈降シリカは前記の酸化処理の後に250℃以上、有利
には300〜550℃の範囲の温度においてポリシロキ
サン、シクロポリシロキサン又はシクロポリシロキサン
(類)及び(若しくは)ポリシロキサン(類)の混合物
で処理される。
用いられるシクロポリシロキサンは、有利にはシクロテ
トラシロキサンであり、特にテトラメチルテトラビニル
シクロテトラシロキサン及びオクタメチルシクロテトラ
シロキサンから選択される。線状ポリシロキサンを用い
る場合、これは例えばデカメチルテトラシロキサンであ
ってよい。
このようなシロキサン化合物によるシリカの処理は、特
に仏国特許第1.234.245号及び同第1、520
.663号から知られている。所望ならばこの処理のた
めの温度は550℃を越えてもよいが、経済上の理由か
ら550℃を越えないのが好ましい。
400℃において1時間30分オクタメチルシクロテト
ラシロキサン(D4)で処理された本発明に従う沈降シ
リカは、そのY輝度の低下が5.5%以下である。この
D4による処理はD4と窒素との混合物を通じることに
よって実施され、この場合例えば、導入窒素の流量は1
5β/時間であり、前記のガラス製又はステンレス鋼製
装置の底部において注入されるD4の量は20crr?
/時間であり、5in2の量は30gである。
オルガノポリシロキサン又はオルガノシクロポリシロキ
サンで追加的に処理された本発明に従う沈降シリカを用
いて得られる熱加硫し得るシリコーンエラストマーは、
組成物に顔料を添加した時に純粋な即ち非「灰色系」の
色を有し、また、組成物が顔料を含有しない場合には半
透明又は透明である(灰色でない)。本発明に従う沈降
シリカであって且つ1〜7μの平均粒径を有する前記沈
降シリカによって、これら熱加硫し得るエラストマー(
これはまた加硫製品とも称する)の最良の機械的特性が
得られるということがわかった。
400℃においてポリシロキサンで追加的に処理された
本発明に従う沈降シリカを用いて得られる熱加硫し得る
エラストマー(加硫製品)は、酸化熱処理を実施せずに
400℃においてポリシロキサンによる処理を実施した
沈降シリカを用いて同じ条件下で得られる加硫製品のY
輝度と比較して少なくとも5.5%高いY輝度を有する
。これらのY輝度の測定は、前記のELREPHO光度
計を用いて同じ検量線法に従って、それぞれが目盛付け
された支持体(VITROLITHE  Y = 77
.85 )上に配置された厚さ2mmの加硫製品につい
て実施され、その測定は加硫製品を離型し且つ冷却した
らすぐに実施される。
上記の特性を有する熱加硫されたエラストマー(加硫製
品)を得ることのできるシロキサン組成物は、 a)25℃において1.000.000mPa・sより
大きい粘度を有するジオルガノポリシロキサン樹脂= 
            100重量部b)有機過酸化
物二0.1〜7重量部 C)酸化熱処理及び続いてのポリシロキサンによる処理
を実施した本発明に従う沈降シリカニ5〜150重量部 を含有する。
25℃において1,000.000mPa・sより大き
い粘度を有するジオルガノポリシロキサン樹脂a)は、
式RzSiOの単位の連鎖から成り、鎖部の各末端を式
R3Si Oo、sの単位及び(又は)式OR’の基で
ブロックされている。これらの式中、記号Rは同一であ
っても異なっていてもよく、メチル、エチル、n−プロ
ピル、フェニル、ビニル及び3.3.3−トリフルオル
メチル基であり、但し、これらの基の少なくとも60%
がメチル基であり且つ3%以下がビニル基であるものと
し、記号R°は水素原子、1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基又はβ−メトキシエチル基を表わす。
これら組成物は好ましくは追加的に d)25℃において5. OOOmPa−5を越えない
粘度を有し、式R″2sioの単位の連鎖より成り且つ
鎖部の各末端を式OR’の基でブロックされたジオルガ
ノポリシロキサンオイル (これらの式中、記号R”は同一であっても異なってい
てもよく、メチル、フェニル又はビニル基を表わし、但
し、これらの基の少なくとも40%がメチル基であるも
のとし、 記号R゛はa)において前記した意味を持つ):   
          0.5〜15部を含有する。
これら組成物の各成分を以下により詳細に説明する。
25℃において1,000,000mPa・sより大き
い、好ましくは25℃において2.000.000mP
a・sより大きい粘度を有するジオルガノポリシロキサ
ン樹脂a)は、そのジオルガノポリシロキサン鎖が前記
の式R* Si Oの単位から実質的に成り且つこの鎖
の各末端を式R3St Oo、sの単位及び(又は)式
OR’の基でブロックされた、高分子量の線状ポリマー
である。ジオルガノポリシロキサン鎖中にRzStO以
外の単位、例えば式R51o1.i及び(又は)Si 
O2の単位が少量存在することも除外されないが、しか
しながら、Rs Si O単位の数に対して2%を越え
ない割合であるものとする。基R及びR゛の意味は前記
の通りであるが、アルキル基は01〜C4のアルキル基
、特にメチル、エチル、n−プロピル及びn−ブチル基
を意味するものと解されるべきである。
式R25t O及びRs Si Oo、の単位並びに式
OR’の基の具体例としては、以下の式のものを挙げる
ことができる: (CHs)i Si 0 CH−(C,H*=CH) Sx 0 CHs(C−Hs)St 0 (C6Hs)x Si 0 CHs(C−H−)Si 0 (CH,CH,CH,)CH,St 0CHs(n−C
s H?)si 0 (cHa) (cs Hs) (CH2=CH) St
 O,SOH OCH* 一0Ct Hs −O−n−CsH? 一〇−イソーC3H? −0−n−C4Hs −OCH,CH2=CH,。
これらの樹脂a)は、混合物として、本発明に従う組成
物中に樹脂100部を占めるようにして用いることがで
き、−数的に3%以下であるビニル基を含有し、大抵の
場合、これらビニル基は珪素原子に結合した基の数の0
.005〜1.5%を占める。
樹脂a)は、シリコーン製造業者によって市販されてお
り、さらに、既知の方法に従って製造することができる
ジオルガノポリシロキサンオイルd)は、樹脂a)10
0部につき0〜15部、好ましくは0.3〜12部の割
合で用いられる。このオイルは25℃において5.00
0 mPa−5を越えない、好ましくは25℃において
4. OOOmPa−5を越えない比較的小さい粘度を
有し、ジオルガノポリシロキサン鎖が前記の式R″2S
fOの単位から実質的に成り且つこの鎖部の各末端を前
記の式OR’の基でブロックされた線状ポリマーである
。基R”の少なくとも40%、好ましくは少なくとも4
5%はメチル基であるものとする。
記号R“及びR゛の意味は、前に説明されている。
式R”zsioの単位及び式OR’の基の具体例として
は、以下の式のものを挙げることができる: (CH=)2Si 0 CHl(CH20CH)Si 0 CH3(C,HJSi 0 CC8Hs)z Si O Cs Ha(CHi”CH) Sf OOH −〇CHs −QC,H。
−0−n−Cs H−r −OCH2CH20CH,。
好ましくは次のものを使用する: ・鎖部の各末端をヒドロキシル、メトキシ又はβ−メト
キシエトキシ基でブロックされ且つ25℃においてlO
〜200 mPa−5の粘度を有するジメチルポリシロ
キサンオイル、 ・CH−(C−Hs)Si O単位から成り、鎖部の各
末端をヒドロキシル及び(又は)メトキシ基でブロック
され且つ25℃において40〜2. OO0mPa−5
の粘度を有するメチルフェニルポリシロキサンオイル。
このオイルd)は、本発明の組成物が貯蔵中に変化を起
こすのを、より正確には構造化及び硬化するのを防止す
るために使用される。従って、これらは「耐構造化(a
ntistructuring) J剤である。特に、
補強用シリカC)の量が多い、例えば樹脂a)100部
につき30〜40部より多い場合には、このオイルd)
を使用することが推奨される。
前記オイルd)の一部又は全部を、他の耐構造化剤、例
えばジフェニルシランジオール並びに次式: %式% のシランで置き換えることができる。
しかしながら、これらは多くの場合オイルd)より高価
であり且つ(又は)本発明の組成物中に分散させるのに
より多くの作業を必要とする。
有機過酸化物b)は、樹脂a)100部につき0.1〜
7部、好ましくは0.2〜5部の割合で用いられる。こ
れらは専門家によく知られており、より特定的には、過
酸化ベンゾイル、過酸化2.4−ジクロルベンゾイル、
過酸化ジクミル、2.5−ビス−(t−ブチルペルオキ
シ)−2,5−ジメチルヘキサン、過安息香酸t−ブチ
ル、t−ブチルペルオキシイソプロビルカーボネート、
過酸化ジ−t−ブチル及び1.1−ビス−(t−ブチル
ペルオキシ)−3、3,5−トリメチルシクロヘキサン
を包含する。
これら各種過酸化物は、往々にして異なる温度及び速度
で分解する。これらは、要求される硬化条件に従って選
択される。
これら組成物は、珪素原子に結合した少なくとも1個の
アクリロイルオキシアルキレン又はメタクリロイルオキ
シアルキレン基を含有する次式:%式%) (式中、記号R”はメチル、フェニル又はビニル基を表
わし、 記号R3は水素原子又はメチル基を表わし、記号R4は
メチル、エチル、n−プロピル又はβ−メトキシエチル
基を表わし、 記号Wは1〜5の数を表わし、 記号UはO〜2の数を表わす) の有機シリコーン化合物を樹脂a)100部につき0.
02〜4部、好ましくは0.03〜3部の割合で追加的
に含有し得る非灰色系加硫製品を得ることを可能にする
この種の化合物は、例えば、米国特許筒3,567.4
97号に記載されている。その具体例としては、以下の
式を有する化合物を挙げることができる: C11□= CH−C00CI□5L(OCH3)3C
H2”CH−COO(:HaSL(OCH2CH20C
Hi)i(:6H+。
CH2=CH−CCl0(CH□)sSi(OCJs)
sCH□=(:(CHs)C00((:N2)sSi(
OCH,)iCHz=C(CHs)Coo(GHz)3
sicH3(0(:HitCH2=C(CH−)COO
(CH−)ssx(OCR31s。
これら組成物の製造は、既知の機械的装置、例えばニー
グー、ロールミル又はスクリューミキサーを用いて実施
される。各種成分は、任免の順でこれらの装置中に導入
される。しかしながら、樹脂a)及び本発明に従う沈降
シリカC)を初めに、次いで最後に過酸化物b)を装入
することが推奨される。
[実施例〕 以下の実施例は、現在商品として入手できる2種の沈降
シリカ及びローヌープ−ラン(Rhδne−Poule
nc)社製の沈降シリカに対する本発明に従う処理の有
用性を、このようなシリカのY輝度を測定することによ
って示す。また、これらの実施例は、本発明に従うシリ
カ及び酸化熱処理されていない商品として入手できる沈
降シリカから得られる加硫製品のY輝度をも示す。
研究したシリカは、下記のものである:・デグッサ(D
egussa)社より市販されている商品名FK160
の平均粒径6μ及びBET比表面積160rr?/gを
有する沈降シリカ、・日本シリカ(Nippon 5i
lica)社より市販されている商品名r N1psi
l LP Jの平均粒径lOμ及びBET比表面積15
0rrr/gを有する沈降シリカ、 ・仏国特許第2.471.947号の例1に従うローヌ
ープ−ラン社製の平均粒径1.5μ及びBET比表面積
175rr?/gを有する沈降シリカ。
下記の表1は、これら3種の沈降シリカのY輝度を、初
めに何ら処理を実施せずに、次いで1の処理後、2の処
理後、2の処理に次いで実施した3の処理後及び2の処
理に次いで実施した3′の処理(3の処理とまさに同じ
ようにして)後について示す。
大−上 表1から明らかに、本発明に従う沈降シリカが90より
大きいY輝度を有すること(2を参照されたい)、窒素
流下で400℃において4時間処理した場合にそのY輝
度の低下が5.5%より少ないこと(3を参照されたい
)及び400℃においてD4で1時間30分処理した場
合にそれらのY輝度の低下が5.5%より少ないこと(
3゛を参照されたい)が示される。
対照的に、従来の沈降シリカ(なんら処理していないも
の)は窒素流下で400℃において4時間処理した場合
にそのY輝度低下が6%より多く(1を参照されたい)
且つD4により400℃において1時間30分処理した
場合にそのY輝度低下が6%より多い(1°を参照され
たい)。
3本ロールミルを用いて周囲温度において下記のものを
混合することによって加硫製品を製造した: ・25℃において1.000. OOO〜10.000
.000 mPa−5の粘度を有し、鎖部の各末端をト
リメチルシロキシ単位でブロックされ且つその鎖部中に
0.2モル%のメチルビニルシロキシ基を有するジオル
ガノポリシロキサン樹脂:100重量部 ・表2に従う沈降シリカ:    40重量部・25℃
において40 mPa−5の粘度を有し、鎖部の各末端
を末端珪素原子と結合したヒドロキシル基でブロックさ
れたジメチルポリシロキサンオイル:1.4重量部 ・2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキ
シ)ヘキサン:0.5重量部 次いで、得られた混合物を170℃で150バールにお
いて10分間加硫させて、厚さ2mmの試料が得られた
下記の表2は、上記の操作方法に従って得られた加硫製
品の輝度を、使用した出発のシリカの関数として及びそ
れらについて実施した処理の関数として示す。
大−又 この表2から、400℃においてD4で1時間30分処
理された本発明に従う沈降シリカを用いて得られる加硫
製品が、同じD4による処理を実施ししかし酸化熱処理
を実施していない同じシリカを用いた場合のY輝度と比
較して少なくとも4%大きいY輝度を有するということ
がわかる。
空気流下で400℃において1時間30分処理し、次い
で400℃においてD4で1時間30分処理した後のR
P 175 MSシリカを用いて得られる加硫製品の機
械的特性を以下に示す。
この加硫製品はY輝度55を有しく表2を参照されたい
)、後硬化されていない状態におけるその機械的特性は
、以下の通りである: ・SH(A):46 − T S (MPa)  : 5.2・EB(%):
420 ・TrS (kN/m)  : 16 略号は以下の意味を持っ: ・SH(A)  :  ASTM規格2240に従うシ
ョアー(A)硬度 ・T S : ANFOR規格丁46002  (AS
TM規格D 412に。
対応する)に従う引張強さ(MPa) ・E B : ANFOR規格T 46002に従う破
断点伸び(%) ・TrS:ASTM規格D624に従う引裂強さ(kN
/m)。
手系売ネ甫正書 平成元年4月18日

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シロキサン組成物の製造用、特に熱加硫し得るエ
    ラストマー用の組成物の製造用の充填剤として特に使用
    することのできる沈降シリカであって、 a)少なくとも90のY輝度を有すること、b)窒素流
    下で400℃において4時間処理した場合にそのY輝度
    の低下が5.5%以下であること、 並びに c)400℃においてオクタメチルシクロテトラシロキ
    サン流で1時間30分処理した場合にそのY輝度の低下
    が5.5%以下であること を特徴とする前記沈降シリカ。
  2. (2)a)Y輝度が少なくとも92であること、b)窒
    素流下で400℃において4時間処理した場合にその輝
    度の低下が4%以下であること、並びに c)400℃においてオクタメチルシクロテトラシロキ
    サン流で1時間30分処理した場合にそのY輝度の低下
    が5.5%以下であること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の沈降シリカ。
  3. (3)BET比表面積が50m^2/g以上であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1又は2項記載の沈降シ
    リカ。
  4. (4)BET比表面積が50〜350m^2/gの範囲
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のい
    ずれかに記載の沈降シリカ。
  5. (5)平均粒径が0.1〜20μの範囲、好ましくは0
    .5〜10μの範囲であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれかに記載の沈降シリカ。
  6. (6)任意の沈降シリカを酸化処理にかけることを特徴
    とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の沈
    降シリカの製造方法。
  7. (7)酸化処理が気体状処理であることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. (8)250℃以上の温度においてシリカに空気を通じ
    ることによって酸化気体状処理を実施することを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  9. (9)酸化処理を300〜900℃の範囲において実施
    することを特徴とする特許請求の範囲第6〜8項のいず
    れかに記載の方法。
  10. (10)酸化処理を1分間以上、好ましくは5分間〜5
    時間続けることを特徴とする特許請求の範囲第6〜9項
    のいずれかに記載の方法。
  11. (11)酸化処理を流動床中で実施することを特徴とす
    る特許請求の範囲第6〜10項のいずれかに記載の方法
  12. (12)特許請求の範囲第6〜11項のいずれかに記載
    の方法に従って得られるシリカをポリマーの補強に使用
    する方法。
  13. (13)特許請求の範囲第6〜11項のいずれかに記載
    の方法に従って得られるシリカをオルガノポリシロキサ
    ンポリマーの補強に使用する方法。
  14. (14)特許請求の範囲第6〜11項のいずれかに記載
    の方法に従って得られるシリカをポリシロキサン組成物
    製造に使用する方法。
  15. (15)特許請求の範囲第6〜11項のいずれかに記載
    の方法に従って得られるシリカをシロキサン組成物の製
    造に、より特定的には、熱加硫し得るエラストマー用の
    組成物の製造に、このシリカを追加的に250℃以上、
    好ましくは300〜550℃の範囲の温度においてオル
    ガノポリシロキサンで、より特定的にはシクロポリシロ
    キサン、特にオクタメチルシクロテトラシロキサンで処
    理した後に使用する方法。
  16. (16)特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の
    沈降シリカを含有することを特徴とするオルガノポリシ
    ロキサン組成物。
  17. (17)a)25℃において1,000,000mPa
    ・sより大きい粘度を有するジオルガノポリシロキサン
    樹脂:100重量部 b)有機過酸化物:0.1〜7重量部 c)250℃以上、好ましくは300〜550℃の範囲
    の温度においてオルガノポリシロキサンで、好ましくは
    オルガノシクロポリシロキサンで追加的に処理した特許
    請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の沈降シリカ
    : 5〜150重量部 d)25℃において5,000mPa・sを越えない粘
    度を有し、式R”_2SiOの単位の連鎖より成り且つ
    鎖部の各末端を式OR’の基でブロックされたジオルガ
    ノポリシロキサンオイル (これらの式中、記号R”は同一であっても異なってい
    てもよく、メチル、フェニル又はビニル基を表わし、但
    し、これらの基の少なくとも40%がメチル基であるも
    のとし、 記号R’は水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアル
    キル基又はβ−メトキシエチル基を表わす):0〜15
    重量部 を含有することを特徴とする、熱加硫性シロキサン組成
    物。
  18. (18)オルガノシクロポリシロキサンによる処理を4
    00℃において1時間30分実施した特許請求の範囲第
    17項記載の組成物を用いて得られる加硫製品であって
    、そのY輝度が、同じ沈降シリカでありしかし酸化熱処
    理を実施せずに400℃においてポリシロキサンによる
    処理を実施した前記沈降シリカを用いて同じ条件下で得
    られる加硫製品のY輝度と比較して少なくとも5.5%
    高いことを特徴とする前記加硫製品。
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