JPH01256384A - 組織型プラスミノーゲン活性化因子及びその製造法 - Google Patents

組織型プラスミノーゲン活性化因子及びその製造法

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JPH01256384A
JPH01256384A JP8257588A JP8257588A JPH01256384A JP H01256384 A JPH01256384 A JP H01256384A JP 8257588 A JP8257588 A JP 8257588A JP 8257588 A JP8257588 A JP 8257588A JP H01256384 A JPH01256384 A JP H01256384A
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JP
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tissue
type plasminogen
plasminogen activator
culture
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JP8257588A
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Itoshi Omori
大森 五十士
Hiroshi Izutsu
浩 井筒
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な組織型プラスミノーゲン活性化因子及び
その製造法に関する。
〔従来の技術〕
現在、血栓症の治療薬としては、人尿から精製したウロ
キナーゼ、ヒト腎臓細胞の培養液から精製した組織培養
ウロキナーゼ、及び微生物の培養液から精製したストレ
プトキナーゼが用いられている。
しかし、これらの線維製溶解酵素を血栓を完全に溶かす
ため多量投与すると出血傾向の副作用がみられる。また
、ストレプトキナーゼはヒトにとっては異種たん白であ
るため抗原性があり、再度投与するとショックを起こす
など好ましからぬ性質がある。
そこでヒトに投与しても出血傾向の副作用がなく、かつ
抗原性の心配のない有効な血栓溶解剤が強く望まれてい
た。このような状況のなかで、ヒト黒色腫(メラノーマ
)細胞の培養液からウロキナーゼとは物理化学的にも免
疫化学的にも異なる組織型プラスミノーゲン活性化因子
が単離・精製され、この組織型プラスミノーゲン活性化
因子がウロキナーゼやストレプトキナーゼに代わる血栓
溶解剤の可能性を示唆されたので一躍注目されることと
なった[ジャーナル オブ バイオロジカルケミストリ
ー(J、Biol、Chem、) 256巻、7035
〜7041頁(1981年)]。しかしながらメラノー
マは腫瘍細胞の一種であるため、培養液あるいは、最終
精製物に未知の危険因子が混入する恐れがある。したが
って、メラノーマ由来の組織型プラスミノーゲン活性化
因子は医療用としては、決して適当なものであるとは言
えない。
このような理由で、腫瘍細胞ではなく安全性の高い正常
細胞を培養し、その培養液から組織型プラスミノーゲン
活性化因子を採取する試みがいくつかなされている。例
えば、ヒト胎児正常肺細胞由来の線維非細胞の1種IM
R−90が抗ウロキナーゼ抗体により活性を阻害されな
い分子量73.000 のプラスミノーゲン活性化因子
と抗ウロキナーゼ抗体により活性を阻害される分子量5
0、OOO〜6o、OoOのウロキナーゼ型プラスミノ
ーゲン活性化因子を産生ずることが見出されている[ジ
ャーナル オブ バイオロジカルケミストリー(J、B
iol、Chem、) 254巻、575〜578頁1
979年及び同誌、255巻。
3665〜3672頁(1980年)]。また、8週令
のヒト胎児正常肺線維芽細胞が抗ウロキナーゼ抗体によ
って活性を阻害されない分子量約70.000 のプラ
スミノーゲン活性化因子と抗ウロキナーゼ抗体によって
活性を阻害される分子量約60,000  のウロキナ
ーゼ型プラスミノーゲン活性化因子を産生ずることが報
告されている。
[キャンサー リサーチ(Cancer Res、) 
40巻。
933〜938頁(1980年)]。しかし、これらの
抗ウつキナーゼ抗体によって活性を阻止されないプラス
ミノーゲン活性化因子は単離・精製がなされておらず、
その物性が明らかにされていないため、メラノーマ細胞
由来の組織型プラスミノーゲン活性化因子と同一物質で
あるか不明であった。
さらに、ヒト胎児正常肺あるいは正常腎臓由来の線維非
細胞の組織培養液から、たん白質化学において通常使用
される方法、すなわち亜鉛キレートセファロースカラム
、コンカナバリンAセファロースカラム、アルギニンセ
ファロースカラム。
抗ウロキナーゼポリクローナル抗体カラム等の方法の組
合せによって抗ウロキナーゼ抗体によって活性を阻害さ
れない組織型プラスミノーゲン活性化因子が得られるこ
とが知られている(特開昭59−51220号公報、特
開昭60−158116号公報、特開昭60−1.58
117号公報)。
正常線維芽細胞の培養液から組織型プラスミノーゲン活
性化因子を精製・分離する方法としては、該培養液をイ
オン交換クロマトグラフィーで処理し、次いでP−アミ
ノベンツアミジンまたはε−アミノカプロイルベンツア
ミジンをリガンドしたアフィニティークロマトグラフィ
ーで精製する方法(特開昭61−246131号公報)
などが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ヒト胎児正常肺細胞が産生する組織型プラスミノーゲン
活性化因子の製造上の問題点は細胞培養液には組織型プ
ラスミノーゲンのほかに、ウロキナーゼ型プラスミノー
ゲン活性化因子や細胞の分泌する種々のたく白質、血清
由来のたん白質などが含まれているため、従来の技術で
は、これらの細胞培養液の中から組織型プラスミノーゲ
ンだけを純粋にとり出す簡単な精製法がないことである
本発明者らは、これらの上記問題を解決するため鋭意努
力した結果メラノーマ細胞由来の組織型プラスミノーゲ
ン活性化因子に対するモノクローナル抗体を一般的な方
法で多種創製し、その中から該組織型プラスミノーゲン
活性化因子の分離・精製に好適な抗体をスクリーニング
した結果、ある種のものが該組織型プラスミノーゲンを
純粋な形で収率良く回収するため非常に好適であること
、また、かくして得られた組織型プラスミノーゲン活性
化因子は物性的にメラノーマ由来の組織型プラスミノー
ゲン活性化因子と明瞭に異なること、及び特開昭59−
51220号公報、特開昭60−158116号公報及
び特開昭60−158117号公報に記載されたいずれ
の組織型プラスミノーゲン活性化因子とも異なる新規な
ものであることを見出し、本発明を完成するに至った。
したがって、本発明はヒト正常肺細胞由来の線維非細胞
を利用して、血栓症の治療に有効な新規の組織型プラス
ミノーゲン活性化因子及びその経済的な製造方法を提供
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明は、ヒト正常肺組織由来の線維非細胞の培養
液から得られ、下記の性質を有する組織型プラスミノー
ゲン活性化因子に関する。
a)分子量:67,000±10,000b)等電点:
主に6.8〜8.0の範囲内に分布する。
C)抗ウロキナーゼポリクローナル抗体による活性の阻
害:阻害されない。
d)還元処理に対する挙動:分解 e)合成基質 に対する解難定数:約4X10−’モル/Qf)熱安定
性:60’Cで10時間の加熱により約60%が失活す
る。
上記ヒト正常肺組織由来の線維非細胞としては、正常2
倍体細胞であって、I MR−90(ATCC。
CCL 186)、HEL299(ATCC,CCL1
37)、WI−38(ATCC,CCL75)ことがで
き、常法に従ってヒト胎児節から分離されたものであれ
ば使用できる。
上記細胞の培養は、適当な培地(生産培地)中で培養さ
れる(以下、生産培養という)。
生産培地としては、イーグルの最小培地、ダルベツコの
最小培地、199培地、ハムF12培地。
RPM11640培地などを用いることができる。
上記生産培地には牛乳カゼイン、動物肉、ダイズタンパ
ク質等のタンパク質をペプシン、トリプシン、パパイン
等のタンパク質分解酵素で部分的に加水分解して得られ
るペプトン類、該タンパク質を酸で部分的に加水分解し
て得られるペプトン類等を含んでいてもよい。ペプトン
類は組織型プラスミノーゲン活性化因子の収量を向上さ
せる誘導物質の役目を果たし、生産培地中に0.2〜5
%(w/v)含まれるのが好ましい。ペプトン類の量は
少なすぎても多すぎても組織型プラスミノーゲンの収量
は少なくなる。
また、上記生産培地は血清を含んでいてもよい。
血清としては牛胎児血清、子牛血清、成牛血清。
馬血清、鶏血清等があり、生産培地に0.5〜2%(v
/v)含まれるのが好ましい。
生産培地中に血清が存在すると細胞の寿命の向上及び組
織型プラスミノーゲン活性化因子の収量の向上に効果が
ある。血清は2%(v/v)までで充分であるが、2%
(v/v)を超えて使用してもよい、この場合には、高
価な血清を多量使用することになる。
生産培養は1〜3日間行なうのが好ましく、この後、培
養液(培地)は回収され、細胞の培養は新しい生産培地
で継続される。以上の生産培養及び培養液回収のサイク
ルを、細胞がもはや組織型プラスミノーゲン活性化因子
を分泌できなくなるまで繰返す。通常、生産培養−培養
液回収のサイクルは30〜100日間継続することがで
きる。
好ましい培養温度は35〜38℃、雰囲気は4〜8%の
炭酸ガスを含む空気で満たすのが好ましい。培養器は一
般的に用いられているプラスチック製、ガラス製等の培
養フラスコ、ローラボトル。
ビーズ懸濁培養器などが使用できる。
この生産培養によって、多くの場合、組織型プラスミノ
ーゲン活性化因子と共にウロキナーゼ型のプラスミノー
ゲン活性化因子が細胞から分泌される。
細胞は、上記の生産培養に先立って、増殖させるのが好
ましい。増殖させるための培地(以下、増殖培地という
)は、血清を2〜20%(v/v)含むのが好ましい。
血清が少なすぎると細胞の増殖がみられないか、あるい
は少ない。血清は20%(v/v)までで充分であるが
、これを超えて使用してもよい。この場合には高価な血
清を多量に使用することとなる。
細胞の増殖に使用される血清、基礎となる培地。
温度、雰囲気、培養器等は前記培養の場合と同様である
が、ペプトン等の誘導物質は使用されない。
細胞の増殖は、培養器の細胞接着面にいっばいになるま
で4〜10日間培養し、細胞の増殖が旺盛で栄養源が不
足気味な場合は、途中で培地を新鮮なものと交換するの
が好ましい。細胞の増殖がピークに達したときに細胞培
養液を全量取り除き、前記した生産培養を行なうのが好
ましい。
培養液から組織型プラスミノーゲン活性化因子を分離精
製するためには、コンカナバリンAを固定化したアガロ
ースゲル、リジンを固定化したアガロースゲル等を用い
るアフイニテイクロマトグラフイー、特に組織型プラス
ミノーゲン活性化因子に対するモノクローナル抗体を固
定した担体を用いるアフイニテイクロマトグラフイーを
用いることができる。該モノクローナル抗体としては、
正常細胞から得られる組織型プラスミノーゲン活性化因
子に対するモノクローナル抗体だけでなく、メラノーマ
から得られる組織型プラスミノーゲン活性化因子に対す
るモノクローナル抗体を用いることができる。モノクロ
ーナル抗体の製造及び担体への固定化は常法により行な
うことができる。
また、上記分離精製は、アフイニテイクロマトグラフイ
ー以外に、カルボキシメチル基結合担体等を用いるイオ
ン交換クロマトグラフィー、硫酸アンモニウム等を用い
る分別沈殿法、ゲルろ適法等を利用して行なうことがで
きる。以上の分離精製の手段は、適宜組み合わせて利用
することができる。上記したモノクローナル抗体を固定
した担体を用いるアフイニテイクロマトグラフイーを利
用するのが、分離精製が簡単で効率がよいので好ましい
本発明によって得られる組織型プラスミノーゲン活性化
因子は、前記した性質によって特徴づけられるが、この
物質を確実に精製分離するためには、第2の発明によっ
て行なわれるのが好ましい。
すなわち、前記した培養液から組織型プラスミノーゲン
活性化因子に対するモノクローナル抗体を固定した担体
を用いるアフイニティクロマトグラフイーを利用して組
織型プラスミノーゲン活性化因子を分離する。
上記モノクローナル抗体を作製するには、常法に従って
行なえばよいが、例えば次の方法により行なうことがで
きる。
(i)  モノクローナル抗体を産生ずる融合細胞株の
育種 ケーラー、ミルシュタインの方法[ネイチャー(nat
ure) 、 256巻、495頁(1975年)コを
基礎として、その接種々の改良が加えられた方法(岩崎
辰夫はか3名:単りローン抗体、講談社。
1983年)で行うことができる。
すなわちメラノーマ由来の組織型プラスミノーゲン活性
化因子をマウスに免疫し、マウスの牌細胞とミエローマ
細胞をポリエチレングリコールで細胞融合する。次いで
ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン含有培地(
以下HAT培地という)で牌細胞とミエローマの融合細
胞だけを選択的に生育させる。更に融合細胞が組織型プ
ラスミノーゲン活性化因子に対する抗体を生産している
ことを酵素抗体法で確認したのち、クローン化を繰返し
、均一な融合細胞を取得する。
(il)組織型プラスミノーゲン活性化因子に対するモ
ノクローナル抗体の分離・精製 4〜6週令のB a 1 b / cマウスの腹腔内に
抗体産生性の融合細胞株の生着率を高めるためにあらか
じめブリスタン(2,6,10,14−テトラメチルペ
ンタデカン)を注射し、1〜3週間後に3X10B〜5
X10’個の融合細胞をリン酸緩衝化食塩液に懸濁して
マウス腹腔内に接種する。
1〜2週間後に腹腔内に腹水が貯まるので1〜2日ごと
に腹水を採取する。腹水からモノクローナル抗体を精製
するには、硫安沈殿、ジエチルアミノエチル(DEAE
)−セルロースクロマトグラフィー、プロティンAクロ
マトグラフィーなどの通常の方法を単独または組合わせ
て行えばよい。
このようにして得られる組織型プラスミノーゲン活性化
因子に対するモノクローナル抗体はCNBr活性化アガ
ロースゲル、トレシル活性化アガロースゲル等[例えば
、CNB r活性化セファロース4B、 トレシル活性
化セファロース4B(いずれも、ファルマシア・ファイ
ン・ケミカルズ社−PharmaciaFine Ch
emicals AB−製)等]と反応させて固定化し
カラムに充填して用いることができる。例えば、トレシ
ル活性化セファロースの乾燥ゲルを1mM塩酸に懸濁し
て膨潤させ、次いでゲルを0.5M塩化ナトリウムを含
む0.1M炭酸水素ナトリウム緩衝液(pH8,0)で
緩衝化する。次いで膨潤ゲル1mQに対し抗体2〜8m
gを加え、室温で数時間反応させると抗体はアガロース
ゲルに固定化される。余分の活性基を不活化するためト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−HC12緩衝
液(0,1M、pH8,0)を過剰量加え、抗体を固定
化したアガロースゲルをカラムに充てんし、アフイニテ
イクロマトグラフイーに供する。
一方、細胞培養液は先ず遠心分離またはろ過により細胞
破片などの不溶物を取り除く。得られた清澄液を上で述
べた抗体カラムに通す。抗体カラムには組織型プラスミ
ノーゲン活性化因子及びその関連物質だけが特異的に吸
着され、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子や
種々雑多なたん白質や他の有機物は吸着されず素通りす
る。ついで、pH6〜9の緩衝液からなる洗浄液で抗体
カラムを洗浄する。洗浄液は、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェノールエーテル等のノニオン系界面活性剤及び塩化ナ
トリウム、塩化カリウム等の塩類を適当量含有する酢酸
緩衝液、リン酸緩衝液等を使用することができる。次に
、pH2〜3.5の緩衝液からなる溶出液で抗体カラム
に吸着した組織型プラスミノーゲン活性化因子を溶出す
る。
溶出液としては、洗浄液と同様の成分を含む緩衝液を使
用することができる。溶出液は直ちにアルカリ溶液、例
えばトリス(ヒドロキシルメチル)アミノメタン溶液で
PHを約7に中和する。この液の中にはウロキナーゼ型
プラスミノーゲン活性化因子や不純たん白質は含まれな
い。
このようにして得られる第1の発明に係る組織型プラス
ミノーゲン活性化因子は、その関連たん白質を含み1分
子量が均一ではない。そこで、次に、上記溶出液を限外
濃縮器などで濃縮したのち、分子篩にかけるのが好まし
い。分子篩は、デキストラン、アガロース、ポリアクリ
ルアミド等の多孔性ゲル粒子[例えば、セファクリルS
−200、セファデックスG150 (いずれも、ファ
ルマシア・ファイン・ケミカルズ社製)等コをカラム材
とし、pH6〜9の緩衝液からなる展開液を用いて行な
われる。展開液は、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレエート、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエ
ーテル等のノニオン系界面活性剤及び塩化ナトリウム、
チオシアン酸カリウム等の塩類を適当量含有するトリス
緩衝液、リン酸緩衝液等を使用することができる。
280nmの吸光度(A2+10)及びフィブリン平板
法による組織型プラスミノーゲン活性化因子の量を測定
し、組織型プラスミノーゲン活性化因子の濃度が高く、
かつ比活性[組織型プラスミノーゲンの濃度(IU/m
Q)/A280X0.738(■/mu)]の高い分画
を集める。かくして、極めて純度の高い新規な組織型プ
ラスミノーゲン活性化因子が得られる。
前記したa)乃至f)の性質は、次の方法により、測定
したものである。
a)分子量 セファデックスG−150を用いるゲルろ適法でカラム
は内径3.2cm、長さ90印のものを用いた。本発明
物質40,0OOIU(たん白質として約0.08■)
を分子量標準物質である牛血清アルブミン(分子量67
.000)5■、卵白アルブミン(分子量45,000
)5■及びブルーデキストラン2000(平均分子量2
,000,000)とともに展開溶媒(0,1M ED
TA ・2Na、0.1Mアルギニン及び0.1%ポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレエートを含む0.O
IM  リン酸緩衝液)10mQに溶かし、この全量を
カラムに負荷して、上記の展開溶媒を用いてゲルろ過し
た。
b)等電点 本発明物質をpH3,5〜10 のアンホライン(ファ
ルマシア・ファイン・ケミカルズ社製)を用いポリアク
リルアミドゲル等電点分離法でディスクゲル中に分難し
た。分離後、ゲルを3nwn等間隔にスライスし、直ち
にそのスライス片のpHを微小pH電極[(株)富士化
学計測製コで測定したのち、スライス片をフィブリン平
板上に置き。
37℃で16時間保温して溶解窓の大きさを測定する。
C)抗ウロキナーゼポリクローナル抗体による活性の阻
害 ウサギをウロキナーゼで感作し、その抗血清から硫安分
画及びDEAE−セルロースクロマトグラフィーを組合
わせる常法で抗ウロキナーゼポリクローナル抗体を調製
する。生理食塩液に溶かした本発明物質(100OIU
/m+2)と抗ウロキナーゼポリクローナル抗体(0,
1■/ m Q )を等量混合し、37°Cで30分保
温したのち、世界保健機構(WHO)の組織型プラスミ
ノーゲン活性化因子標準品を比較物質としてフィブリン
平板法で溶解窓を測定する。なお、生理食塩液に溶かし
たウロキナーゼ(100工U/m12)と抗ウロキナー
ゼポリクローナル抗体(0,1■/ m Q )を等量
混合し、37℃で30分保温したのち、世界保健機構(
WHO)のウロキナーゼ標準品を比較物質としてフィブ
リン平板法で測定したところウロキナーゼの活性は完全
に阻害された。
d)還元処理に対する挙動 本発明物質(約0.5■/mQ)1容に対し、β−メル
カプトエタノ−・ル0.25 容を加え、100℃で5
〜10分還元処理したものと、還元処理しないものにつ
いて、5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動し、ク
ーマシーブリリアントブルーでたん白質を染色する。本
発明物質は、還元処理しないときは分子量約67,00
0 付近に単一のたん白質が観察されたが、還元処理し
たときは約67.000 付近にたん白質がほとんどみ
られず、分子量30,000 付近に二つのたん白質を
認めた。
e)合成基質 (S−2288)に対するに、値 本発明物質の濃度を200 I U / m Qとし1
合成基質S−2288[カビ・ビトラム社(KabiV
j、trum AB)製コの濃度をO−1、25m M
の範囲で変動させ、37℃におけるS−2288の分解
速度(405nmにおける吸光度変化)を測定した。L
ineweaver−Burkの逆数プロットにより、
S−2288に対する本発明物質のKmを求める。
なお上記反応で用いた緩衝液はO,iMNaCQ及び0
.01%ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート
を含む0.1M トリス−塩酸緩衝液を用いる。
f)熱安定性 生理食塩液に溶解した試料(200OIU/mQ)にヒ
ト血清アルブミンを1 ffFg/ m Qとなるよう
に加え、60℃で10時間加熱処理し、残存活性(IU
/mQ)を調べ、活性の低下率(%)を表示する。
なお、本明細書において、組織型プラスミノーゲン活性
化因子の活性(IU/mQ)は、世界保健機構(WHO
)の組織型プラスミノーゲン活性化因子標準品を比較物
質としてフィブリン平板法で測定したものである。
本発明に係る組織型プラスミノーゲン活性化因子(TP
A)の合成基質に対する加水分解活性を表1に示す。測
定は次のg)の方法によって行なった。
g)各種合成基質に対する加水分解活性0.1mM各種
合成基質[(株)ペプチド研究所要]及び0.1mM塩
化ナトリウムを含む0.05Mトリス−塩酸緩衝液(p
H8,0)450μQに上記TPA (200OIU/
mu)50μffを加え、37℃で15分間反応させる
。反応後、20%酢酸0 、5 m Q  を加えて反
応を停止させ、生じたアミノメチルクマリンを励起波長
370nm、蛍光波長460nmで測定し、加水分解活
性を求めた。その結果を第1表に示した。
表1 合成基質に対する氷解活性 本 1μMのアミノメチルクマリンの蛍光強度を100
とする。
参考例1 組織型プラスミノーゲン活性化因子に対するモノクロー
ナル抗体の作製 (1) B a l b/cマウスの免疫雌のB a 
l b / cマウス(5週令)を完全なフロイントの
アジュバントとともにメラノーマ由来の組織型プラスミ
ノーゲン活性化因子[−本鎖:アメリカン・ダイアグノ
スティック社(AmericanDiagnostic
 Inc、)製] 50μgで背中の皮下に注射した。
更に7口重に同様に組織型プラスミノーゲン活性化因子
50μgを皮下に追加投与し、26日目に組織型プラス
ミノーゲン活性化因子25μgを腹腔内に注射した。
(2)ミエローマの培養 ミエローマはP3−NS 1/1−Ag4−1(ATC
CTlB18)を使用した。通常の培養は8−アザグア
ニン2μg / m Q及び牛脂児血清10%を含むR
PM11640培地10+nQの入った25dの培養フ
ラスコで行った。継代は3〜4日ごとに行い、0.5〜
1mQ の細胞浮遊液を新しい培地の入った25al培
養フラスコへ接種した。融合に用いる1週間前から8−
アザグアニンを含まない培地で培養した。
(3)細胞融合 免疫したマウスの肺臓を摘出し、ステンレスメツシュ上
でつぶして細胞浮遊液とし、牛脂児血清を含まないRP
M11640培地に懸濁した。−方、ミエローマも牛脂
児血清を含まない培地に懸濁した。
肺細胞5×107個とミエローマ5×106個を15m
Qの遠沈管にとって混合し、11000rpで5分間遠
心分離したのち、上清を捨てた。
遠沈管の中の沈殿した細胞をほぐし、ポリエチレングリ
コール4000を含む融合剤(RPM11640で40
%w/wに希釈した)1mQを1分間かけて加えた。更
に血清を含まないRPMI培地2培地2攪Qしながら2
分間かけて加え、更に同培地10mQを3分間かけて加
えた。その後、11000rpで5分間遠心分離して上
清を捨て、10%牛脂児血清を含むRPM11640培
地10mDに培地1勇 プレート1枚に0.1mQ/ウェルずつ接種した。
(4)融合細胞の選択及び培養 肺細胞とミエローマの融合細胞だけが増殖できるHAT
培地(ヒポキサンチン、アミノプテリン。
チミジンを含む培地)で融合細胞を選択した。すなわち
、上述の96ウエル細胞培養プレートに接種した細胞を
そのまま5%CO2雰囲下、37℃で培養を続け、1日
後にHAT培地に置換し、更に数週間(HAT培地は3
〜4日ごとに変換)、時々倒立型顕微鏡で細胞の状態を
観察しながら培養を継続した。
融合細胞のコロニーが直径1〜2mに成長したところで
、培養上清中の抗組織型プラスミノーゲン活性化因子抗
体を酵素抗体法で検出した。酵素抗体法で陽性のウェル
中の融合細胞を次に24ウエル細胞培養プレートに移し
、HT培地(HAT培地からアミノプテリンを除いた培
地)で同様に培養した。融合細胞が培養容器の器壁いっ
ばいに増殖したところで,再び培養上滑中に抗組織型プ
ラスミノーゲン活性化因子抗体が産生されていることを
チエツクし、次に限界希釈法で融合細胞をクローン化し
た。すなわち、あらかじめフィーダー細胞としてマウス
の胸腺細胞を増殖させた96ウエル細胞培養プレートに
、ウェル当り0.5〜1個の細胞が含まれるように融合
細胞を接種し、HT培地で培養した6ウエル当り、コロ
ニーが1つしかないことを確認し、そのウェルから融合
細胞を24ウエル細胞培養プレートに移し、細胞を増や
した。上記のクローニング操作を繰返し、細胞を純化し
、細胞を液体窒素中に保存した。
かくして組織型プラスミノーゲン活性化因子に対する抗
体を産生ずる融合細胞株 5EO1−G05−BO6(
微工研菌寄第9977号)を得た。
(5)抗体の作製 抗体を多量得るためマウスの腹水に融合細胞株5EO1
−GO5−BO6を接種し、接種後1〜2週間後にマウ
ス腹腔から腹水を採取した。腹水を遠心分離して細胞や
にごりを取除き、抗体に富んだ上清液を得た。次いで上
清液に40%飽和となるように硫安を加え、冷蔵庫内で
一晩放置したのち遠心分離して沈殿(抗体)を得た。本
モノクローナル抗体は、IgG1に分類され、ウロキナ
ーゼと交差反応しないものであった。
参考例2 モノクローナル抗体カラムの作製 参考例1で得た抗体をトレシル活性化セファロース4B
に固定化した。
すなわちトレシル活性化セファロース4B20gを1m
MHCQ、に懸濁して膨潤させ、次いで、0.5MNa
CQを0 、1 M N a HC03(l衝液(pH
8,0)で平衡化したのち、上記抗体約1100■を加
え、室温でゆっくりかき混ぜながら4時間反応させた。
反応後抗体を固定化したゲルをカラムにつめ、o、1M
トリス塩酸緩衝液(pH8,0)をカラム容量の20倍
量流し、ゲル中の活性基を不活化した。
実施例1 490cofロ一ラボトル10本にそれぞれ5%つ(微
工研菌寄第9978号)をローラボトル1本当り6 X
 10’個植付けたのち、ローラボトル培養装置上、3
7℃で、毎分0.5 回転の速さでローラボトルを回転
しながら培養した。培養開始後4日目には培養液を同量
の新鮮なものと交換し。
更に培養を続けた。培養開始後7日目には細胞はローラ
ボトルの器壁にほぼいっばいの状態で増殖していた。培
養液を取除き、次に、それぞれのローラボトルに1%ト
リプトン及び子牛血清1%を含むダルベツコ最少培地(
生産誘導培地)各100mQを加え、更に2日間培養し
た。該培養液を回収し、再び同量の上記の生産誘導培地
を加え、更に2日間同様に培養した。このようにして、
培養液の回収・生産誘導のサイクルを合計20回(40
日間の誘導生産)繰返した。回収した培養液をプールす
るとその液量は20Qで、その培養液中の組織型プラス
ミノーゲン活性化因子の活性は900IU/mQであっ
た。この活性の測定は次のようにして行なった。
先ず、ウサギにウロキナーゼを免疫して得た抗ウロキナ
ーゼポリクローナル抗体で検体(細胞培養液)を前処理
(37℃、1時間)し、検体中のウロキナーゼ型プラス
ミノーゲン活性化因子の活性を完全に阻害した。次いで
、プラスミノーゲンに富んだウシフィブリノーゲン(9
0%凝固性。
マイルス・ラボラトリーズ社(MilesLabora
fories、Inc、)製]0.1%、アガロースG
P−36(牛丼化学薬品(株)製)0.3%、及びトロ
ンビン(持出製薬(株)製)2単位/mQで作製したフ
ィブリン平板にWHOから入手したヒト組織型プラスミ
ノーゲン活性化因子標準品(Lot831517)を希
釈した調製した標準溶液250,500及び100OI
U/mQと先に前処理した検体液をそれぞれ10μQを
のせ、37℃で16時間保温したのち、生じるフィブリ
ン溶解窓の大きさを測定し、標準溶液の溶解窓の大きさ
と比較することによって検体液中の組織型プラスミノー
ゲン活性化因子の量を測定した。なお、検体または標準
品の希釈液としては、PH7,5のO,1M リン酸緩
衝液にゼラチンを0.1%加温溶解したものを用いた。
このようにして得られた培養液20Qを、参考例2で得
たモノクローナル抗体カラムに通塔した。
カラムを0.1%ポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエート及び0.5MNaCQを含む0.2M酢酸ナト
リウム溶液で十分洗浄し、次いでカラムに0.1%ポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレート及びQ、5MN
aCQを含む0.2M酢酸緩衝液(pH3,0)を流し
、吸着たん白質を溶出した。
溶出液をトリス(ヒドロキシルメチル)アミノメタンで
pHを約7に中和したのち、限外濃縮器で濃縮し、次い
であらかじめpH7,5のバッファで平衡化したセファ
クリル5200に負荷し、ゲルろ過した。展開液は0.
1%ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、1
.6M KSCNを含む0.OIM  リン酸緩衝液(
pH7,5)である。ゲルろ過液は約3mQずつ分取し
、分取液の280nmの吸光度とフィブリン平板法によ
る組織型プラスミノーゲン活性化因子(TPA)の活性
値を求め、活性の高い両分をプールした。活性の高い両
分の液量は50mQ、たん白質の濃度は0.40mg/
mQ 、TPAの濃度は208,000 IU/ m 
Q 、比活性は520,0OOIU/mgであった。
得られたTPAは前記したa)乃至f)及びg)の性質
を満足するものであった。特に、分子量については、上
記ゲルろ過の結果を第1図に示す。
第1図中、ピーク1はブルーデキストラン2000のピ
ーク、ピーク2は牛血清アルブミンのピーク、ピーク3
は卵白アルブミンのピーク及びピーク4は本発明物質の
ピークである。等電点測定の結果を第2図に示す。還元
処理に対する挙動において還元処理しないものは分子量
約67,000 に単一のたん白質がm察されたが、還
元処理したものは約67,000  にたん白質はほと
んどみとめられず、分子量30,000 付近に二つの
たん白質を認めた。
上記組織型プラスミノーゲン活性化因子について、各種
合成基質に対する比活性及び血栓溶解能を次のとおり測
定した。
(i)  比活性 上記TPAのたん白質(280nmの吸光度に係数0.
738  を乗じてたん白質の濃度とした)と組織型プ
ラスミノーゲン活性化因子の活性(IU)を測定し1両
者の比から比活性を求めると、400,000 I U
/mg テtoツt=。
(ii)  血栓溶解能 血栓溶解能をチャンドラ−・ループ法 [Chondler、Lab、Invest、 7巻、
110〜114頁(1985年)参照]により測定した
。血液はヒト新鮮血を用い、血栓形成時間は30分、血
栓溶解時間は4時間で行ったところ、血栓を50%溶解
する上記TPAの濃度は0 、15 μg / m 1
2 であるのに対し、ウロキナーゼでは、o、85μg
/ m Qで1本発明物質の血栓溶解能はウロキナーゼ
に比べ約5倍強力であることがわかった。
〔発明の効果〕
本発明に係る組織型プラスミノーゲン活性化因子は新規
であり、精製が容易であって、血栓溶解能に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明物質の分子量をゲルろ適法で測定した
結果を示し、第2図は本発明物質の等電点を測定した結
果を示す。 1・・・ブルーデキストラン2000.2・・・牛血清
ア第 1 口 ワーフフシ3ンDi−(+フクノノヨンニ、:Iv+i
)乎 2 図 H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト正常肺組織由来の線維芽細胞の培養液から得ら
    れ、下記の性質を有する組織型プラスミノーゲン活性化
    因子。 a)分子量:67,000±10,000 b)等電点:主に6.8〜8.0の範囲内に分布するc
    )抗ウロキナーゼポリクローナル抗体による活性の阻害
    :阻害されない d)還元処理に対する挙動:分解 e)合成基質 ▲数式、化学式、表等があります▼ に対する解離定数:約4×10^−^4モル/lf)熱
    安定性:60℃で10時間の加熱により約60%が失活
    する。 2、ヒト正常肺組織由来の線維芽細胞の培養液から、メ
    ラノーマ由来組織型プラスミノーゲン活性化因子に対す
    るモノクローナル抗体を固定した担体を用いるアフイニ
    テイクロマトグラフイーにより、請求項1記載の組織型
    プラスミノーゲン活性化因子を分離することを特徴とす
    る組織型プラスミノーゲン活性化因子の製造法。
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