JPH01256034A - レーザー駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデータ記録２画像記録等に用いられる光デイス
クドライブ装置、光磁気、ディスクドライブ装置、光カ
ードドライブ装置等のレーザー駆動回路に関するもので
ある。

従来の技術 従来この種のレーザー駆動回路は第２図に示すようなも
のであった。第２図において、２１は半導体レーザー、
２３は半導体レーザー２１の出力モニター用のＰＩＮホ
トダイオード２２からの出力電流を電圧に変換する電流
−電圧変換回路、２６は定電流回路２４からの電流をバ
イパスする為のバイパス用電流回路、２６はライトゲー
ト信号（書込みゲート信号）２７あるいはライトゲート
信号２８によって定電流回路２４の電流を記録時と再生
時とで切シ換えるスイッチ回路、２９はライトゲート信
号２７によって再生時のみバイパス用電流回路２５が働
くようにするスイッチ回路、３０はライトデータ信号３
１およびライトデータ信号３２によって、記録時に半導
体レーザー２１に電流を流すか、抵抗にバイパスさせる
かを切換えるスイッチ回路である。

以上のように構成された従来のレーザー駆動回路におい
て、以下その動作を説明する。

まず情報信号再生時には、半導体レーザー２１を流れる
電流は、スイッチ回路２６によって再生時の電流に決め
られた定電流回路２４からの電流と、バイパス用電流回
路２５を流れる電流との差になる。バイパス用電流回路
２６を流れる電流は、半導体レーザーの出力モニター用
のＰＩＮホトダイオード２２からの電流を電流−電圧変
換回路２３によって変換された電圧によって決められる
。

このバイパス用電流回路２５を流れる電流は、半導体レ
ーザー２１の出射光強度が強くなると多く流れるように
働き、逆に出射光強度が弱くなると少く流れるように働
いて、半導体レーザー２１の出射光強度を一定に保つ。

一方、記録時にはバイパス用電流回路２６はライトゲー
ト信号２７を受けて、スイッチ回路２９によｐＰＩＮホ
トダイオード２２から切り離され、バイパス動作をしな
くなる。一方、半導体レーザー２１にはライトゲート信
号２８を受けてスイッチ回路２６により記録時の電流に
設定された定電流回路２４からの電流が、スイッチ回路
３ｏによりライトデータ信号３１が動作レベルにあると
きのみ流れるようにしたものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成においては、情報信号記
録時にはバイパス用電流回路２５は情報信号のデユーテ
ィ比が変われば半導体レーザーへ流す電流を変えるよう
に働くので、半導体レーザーの出力モニタｍｍＰＩＮホ
トダイオードと切シ離して非動作とする必要がある為、
一定電流で動作せざるを得す環境温度が変わるなどして
、半導体レーザーの電流−出射光強度の特性が変われば
出射光強度が変わってしまうという欠点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、情報信号記録時においても
、半導体レーザーの出射光強度を一定に保つようなレー
ザー駆動回路を提供するものである。

課題を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は半導体レーザー
の出力モニター用のＰＩＮホトダイオードからの出力電
流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、該変換され
た電圧をライトゲート信号が出ている間保持するホール
ド回路と該保持された電圧によ＃）電流を決める第１の
定電流回路と、第１の定電流回路の電流によりミ流を決
める第２の定電流回路と、第１の定電流回路の電流と第
２の定電流回路の電流を加算した電流を半導体レーザー
に流すか、第１の定電流回路の電流だけを半導体レーザ
ーに流すかの切替をライトデータ信号により行うスウィ
ッチ回路とを有し、再生時に半導体レーザーに流す電流
により、記録時に半導体レーザーに流す電流を決めるよ
うにしたものである。

作用 この構成により、環境温度が変わシ半導体レーザーの電
流−出射光強度の特性が変わっても、記録時でも一定の
出射光強度を得ることができ、常に最適の記録パワーで
記録することができる。

実施例 以下本発明のレーザー駆動回路について、図面を参照し
ながら説明する。

第１図は本発明の一実施例におけるレーザー駆動回路の
回路図を示すものである。第１図において、１は半導体
レーザー、３は半導体レーザー１の出力モニター用のＰ
ＩＮホトダイオード２からの出力電流を電圧に変換する
電流−電圧変換回路、４はライトゲート信号５が出てい
る間変換された電圧を保持するホールド回路、６は抵抗
分割によって決められた電圧と、電流−電圧変換回路３
あるいはホールド回路４からの出力電圧との和によって
電流が決められる第１の定電流回路で、この第１の定電
流回路６からの電流は、半導体レーザー１に常に供給さ
れる。７は抵抗分割によって決められた電圧と、第１の
定電流回路６からの出力電流により抵抗の両端に発生す
る電圧との和によって電流が決められる第２の定電流回
路で、この第２の定電流回路７からの電流はスイッチ回
路８によりライトデータ信号９が動作状態のときのみ半
導体レーザー１に供給され、それ以外はライトデータ信
号１０により抵抗の方にバイパスされる。

以上のように構成されたレーザー、駆動回路について、
以下その動作を説明する。

まず信号再生時には、半導体レーザー１を流れる電流は
第１の定電流回路６によって決められる。

第１の定電流回路６を流れる電流は抵抗分割によって決
められた電圧と、出力モニタｍｍＰＩＮホトダイオード
２からの電流を変換した電圧の和とによって決められる
。半導体レーザー１の出射光強度が強くなると、ＰＩＮ
ホトダイオード２からの電流は多くなり、変換された電
圧は負で絶対値が大きくなるので抵抗分割による電圧と
の和は小さくなり、第１の定電流回路６からの電流は小
さくなる。逆に出射光強度が弱くなると逆の働きで第１
の定電流回路６からの電流は大きくなって半導体レーザ
ー１の出射光強度を一定に保つ。

一方、信号記録時には、半導体レーザー１を流れる電流
は第１の定電流回路６からの電流と第２の定電流回路７
からの電流の和になる。第１の定電流回路６からの電流
は信号記録時にはＰＩＮホトダイオード２からの出力電
流を変換した電圧はライトゲート信号５を受はホールド
回路４により。

直前の信号再生時の電圧が保持されており、これによっ
て決まる電流即ち、直前の信号再生時の電流値となって
いる。又第２の定電流回路７から流れる電流は第１の定
電流回路６から流れる電流によって決められる。環境温
度が変わシ、半導体レーザー１の電流−出射光強度の特
性が変わると、まず信号再生時に第１の定電流回路６か
らの電流が出射光強度を一定とするように変化し、次に
信号記録時に、第１の定電流回路６からの電流の変化に
より、第２の定電流回路７からの電流を変化され、出射
光強度を一定に保つようになる。

このようにした結果、環境温度を２５℃から５０℃まで
変化させた時の半導体レーザー１の出射光強度は、表１
のようになった。

Ｃ以下余白） 〈表１〉 発明の効果 以上のように本発明は信号記録時に半導体レーザーに電
流を流す第２の定電流回路からの電流値を、信号再生時
に半導体レーザーに電流を流す第１の定電流回路からの
電流によって決まるようにしたもので、環境温度が変わ
っても常に一定の出射光強度が得られるようになる。こ
れにより、どの環境条件でも常に最適な記録パワーの条
件で記録できるようになり、Ｃ／Ｈの劣化はなく、タイ
ムマージンが大きくとれるようになシ、その実用的効果
は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるレーザー駆動回路の回
路図、第２図は従来のレーザー駆動回路の回路図である
。 １・・・・・・半導体レーザー、４・・・・・・ホール
ド回路、６・・・・・・第１の定電流回路、７・・・・
・・第２の定電流回路、８・・・・・・スイッチ回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１・
−手導体レーザー ４−　　ホールド０賂 ６−　第１の定１流口路 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 半導体レーザーの出力モニター用のＰＩＮホトダイオー
   ドからの出力電流を電圧に変換する変換回路と、この変
   換回路の出力電圧を書込みゲート信号により保持するホ
   ールド回路と、このホールド回路出力により電流を決め
   る第１の定電流回路と、この第１の定電流回路の出力電
   流により電流を決める第２の定電流回路と、上記第１の
   定電流回路の電流と上記第２の定電流回路の電流を加算
   した電流を上記半導体レーザーに流すか、上記第１の定
   電流回路の電流だけを上記半導体レーザーに流すかの切
   替を上記書込みデータ信号により行うスイッチ回路とを
   有したレーザー駆動回路。