JPH01255606A - ハニカム構造体の押出し成形方法 - Google Patents

ハニカム構造体の押出し成形方法

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JPH01255606A
JPH01255606A JP8276088A JP8276088A JPH01255606A JP H01255606 A JPH01255606 A JP H01255606A JP 8276088 A JP8276088 A JP 8276088A JP 8276088 A JP8276088 A JP 8276088A JP H01255606 A JPH01255606 A JP H01255606A
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honeycomb
upward
compound
boss
extruded
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JP8276088A
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Koichi Hayashi
浩一 林
Chihiro Kobayashi
千尋 小林
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は過給機用ロータ等として用いるハニカム構造体
の押出し成形方法に関する。
(従来の技術) 過給機用ロータセル、排気ガス浄化用の触媒担体或いは
熱交換器等として、複数の隔壁によって内部を仕切った
ハニカム構造体が使用されている。
斯かるハニカム構造体としてはセラミック製及び金属製
のものがあり、セラミック製ハニカム構造体としては特
公昭62−20881号に開示されるようにセラミック
コンパウンドを押出し成形する方法が知られており、金
属製ハニカム構造体としては一般にロストワックス法に
よって製作している。
(発明が解決しようとする問題点) 金属製ハニカム構造体は、ロストワックス法により単品
製作しなければならず、製作に極めて手間がかかる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、ハエカム構造体を押
出し成形するにあたり、金属粉末とバインダーとを混練
して流動性のあるコンパウンドとし、このコンパウンド
を加圧して成形ヘッドから上方へハニカム状に押出すよ
うにした。
(作用) コンパウンドを上方に押出すようにしたため、押出し方
向の伸びを抑制することができ、特にボス部を同調して
押出すことで歪み、撓み等も有効に防止でき、更にボス
部に荷重をかけつつ押出すようにすればヒケ等の不良も
なくなる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明方法を実施するための押出し成形装置の
成形ヘッド断面図、第2図は同成形ヘッドの平面図であ
り、′成形ヘッドの下部は筒状金属ブロック1にて構成
され、この金属ブロック1の側端間口は蓋体2にて閉塞
され、また金属ブロック1内には下方から調整芯3が挿
入され、この調整芯3は金属ブロック1に螺合せしめる
とともに金属ブロック1よりも下方に突出した調整芯3
下端にハンドル4を取付け、ハンドル4を回転操作する
ことで、調整芯3が上下動するようにしている。
一方、成形ヘッドの上部には外側均圧管5及び内側均圧
管6が設けられ、外側均圧管5と内側均圧管6との間を
製品となるハニカム部を成形するための外側流路P1、
内側均圧管6の内方をハニカム部内周面に接触するボス
部を成形するための内側流路P2としている。
また、外側均圧管5の上下端にはフランジが形成され、
下のフランジと金属ブロック1上面との間で多孔板7を
挟持している。多孔板7には第3図に示すように金属粉
末とバインダーとを混練してなるコンパウンドが通過す
る孔8・・・が複数形成されている。そしてこれら孔の
うち流量が多くなる部分つまりスクリュー9に近い部分
に形成した孔8aの径は流量が少くなる部分つまりスク
リューから遠い部分に形成した孔8bの径よりも小さく
し、成形ヘッド上端に設けた金型10全面に均等な流量
でコンパウンドが押出されるようにしている。
また、多孔板7の中央には筒状部11を形成し、この筒
状部11下方に前記調整芯3の上端を臨ませ、ハンドル
4の操作で調整芯3を上下動させることで内側流路P2
への流量を変化させる。
更に筒状部11の上半部には中子ダイス12を螺着し、
この中子ダイス12に前記内側均圧管6の下端を螺着し
、内側均圧管6の上端を金型10内周面に係着せしめて
いる。
ここで金型10は平面図である第2図にも示すようにハ
ニカム部を成形するための内側部10aと製品の外周部
を成形するための外輪10bとからなり、この外輪10
bは金型10の固定金具13に径方向に挿入した調整ボ
ルト14の内端に当接している。而して調整ボルト14
を締めたり或いは緩めたりすることで外輪tabは径方
向にずれ、製品外周部の肉厚が調整される。
更に、前記内側均圧管6内には上方から芯金15を挿入
している。芯金15は大径の下芯金15aと小径の上芯
金15bとからなり、下芯金15aはその下端が前記多
孔板7の中央に固着され、上芯金15bは下芯金15a
と連結部材16を介して下芯金15aに着脱可能に連結
され、更に上芯金15bにはフランジ部を有するガイド
部材17が摺動自在に外嵌されている。
以上の如き構成からなる成形装置を用いて過給機ロータ
の如きハニカム構造体を成形する方法を以下に述べる。
上記コンパウンドを得るには金属粉末を70〜85wt
零、メチルセルロースやワックスなどの成形用バインダ
ーを15〜20 wt零、水あるいは溶−剤を5〜10
wt!に用意し、これらが均一に混ざるまでブレンダー
にかけた後加圧混練すれば良い。
用いる金属粉末としては例えば平均粒径10μm以下の
金属アトマイズ粉末が適当である。具体的には5US3
10、サーメット、インコネルなどの市販の耐熱合金粉
末が考えられる。
そして、以上の如き構成からなるコンバウンドは金属ブ
ロック1内においてその流動方向を上方に一変化し、そ
の一部は多孔板7の孔8を介して外側流路P1に入り、
残りは調整芯3と多孔板7の筒状部11の隙間を通って
内側流路P2に入る。
外側流路P1に入ったコンパウンドは順次上方へ押し上
げられ、金型10を通過することで第4図に示すように
ハニカム部W1として上方へ押出される。一方向側流路
P2に入ったコンパウンドはボス部W2として上方へ押
出される。ここでボス部W2は上方へ押出される際にガ
イド部材17とともに上昇し、このガイド部材17は上
芯金15bに外嵌しているため、ボス部W2が上昇する
ときにボス部W2にねじれ、倒れ等が生じることがない
。そして、ハニカム部W1については、上方へ押出され
る際にその内周面がボス部W2外周面に圧着し、ボス部
W2によってハニカム部W1のねじれ、倒れ等が防止で
きる。この圧着は、下芯金15aの径よりも外径の大き
な連結部材16を、2図に示す位置に設置することによ
り、ボス部に生じた、径方向外向きの圧力に起因する。
尚、ハニカム部W1の変形を有効に防止するにはハニカ
ム部W1の上昇速度とボス部W2の上昇速度が略々等し
いことが要求される。この上昇速度を調整するにはハン
ドル4を操作し゛て内側流路P2へのコンパウンドの流
入量をコントロールすればよい。
以上の如くしてハニカム部W1とボス部W2を所定の長
さまで押出したならば、上芯金15bを引き抜きピアノ
線等によりハニカム部W1とボス部W2を径方向に切断
し、これを例えばマイクロ波により乾燥せしめる。これ
に加工を施した後、焼結し目的とする過給機用ロータ等
の製品とする。
第5図は別実施例を示す第4図と同様の断面図であり、
この実施例にあってはガイド部材17上に重り18を重
ね、ガイド部材17と一体的に芯金15に沿って上下動
するようにし、ボス部W2を上方に押出す際に、重り1
8の荷重がボス部W2に上方から作用するようにしてい
る。
而して、この別実施例にあっては、大径の連結部材16
′によって内側流路P2の連結部材16下方部分におけ
るコンパウンドの流れは矢印a方向に、また重り18の
荷重が矢印す方向に作用し、結局これらの力によって連
結部材16の外側位置においてハニカム部W1の内周部
に矢印C方向の力が作用し、ハニカム部W1は金型10
に密着した状態で上方へ押上げられ、ハニカム部W1の
内周部にヒケ等が生じることがなくなる。
尚、重り18によるボス部W2への圧力は、1 、4 
kg/cm2〜2 、8 kg/cm’の範囲とするの
が好ましい。これは1 、 4kg/cm2未満の場合
にはハニカム部W1の内周部を金型に密着されるに足る
力が作用せず、2 、8 kg/cm2を超えると成形
品が変形しやすくなることによる。
(発明の効果) 以上の発明は以下の如き効果を発揮する。
先ず、ハニカム構造体を押出し成形するにあたり、コン
パウンドを上向きに押出すようにしだので、成形体の径
方向の歪み、撓み、及び押出し方向の伸びを抑制できる
また、ハニカム部を押出すにあたり、その内側にボス部
を圧着同調して押出すようにしたので、単にハコカム部
を押出す場合に比べ、ハニカム部の歪み、撓み、等の変
形を有効に防止することができる。
更にボス部に荷重をかけつつ上方へ押出すようにしたの
で、ハニカム部内周部に外方への力が作用し、ハニカム
部内周部が金型に密着した状態で押出され、ヒケ等が生
じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する成形装置の成形ヘッドの
断面図、第2図は同成形ヘッドの平面図、第3図は多孔
板の平面図、第4図は作用を説明した成形ヘッド要部の
断面図、第5図は別実施例を示す図である。。 尚、図面中、3は調整芯、5は外側均圧管、6は内側均
圧管、7は多孔板、9はスクリュー、10は金型、15
は芯金、18は重りである。 第3図      第2図 ト15b 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属粉末とバインダーとを混練してなるコンパウ
    ンドをスクリューによって加圧し、この加圧されたコン
    パウンドを成形ヘッドから上向きにハニカム状に押出す
    ようにしたことを特徴とするハニカム構造体の押出し成
    形方法。
  2. (2)前記成形ヘッドからの押出しは外側のハニカム部
    と、このハニカム部内周面に接触する内側のボス部に分
    けて行い、ボス部の押出し速度をハニカム部の押出し速
    度に合せるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のハニカム構造体の押出し成形方法。
  3. (3)前記ボス部については上方から荷重をかけつつ押
    出すようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載のハニカム構造体の押出し成形方法。
JP8276088A 1988-04-04 1988-04-04 ハニカム構造体の押出し成形方法 Expired - Lifetime JPH0645807B2 (ja)

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