JPH01255393A - 電話用パルス・トーン信号変換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、電話用パルス・トーン信号変換器に関する。

（ロ）　従来の技術 現在、ダイアル式と、ブツシュホン式電話器があり、ブ
ツシュホン電話器では、キーを押すと、ダブル　トーン
　マルチ　フリゲンシイ方式（以下ＤＴＭＦという）信
号が出力するようになっており、同信号は音声信号の一
種であるから、交換局の交換器などを通過することがで
きるので、キーを介して上方伝達が可能である。

例えば、ターミナル側のブツシュホン式電話器から、ホ
スト側の私設電話交換台に接続した内線に、外部からま
ず交換局を介して私設電話交換台と接続し、次いで内線
番号をキーインすることで直接目的の内線に接続すると
いうことが可能である。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 ところが、本出願時点では、いまだにダイアル式電話器
が電話器総数の約８０％を占めているにも拘らず、ダイ
アル式電話器では、ダイアルを回すと、第１図で示すよ
うに、略方形状のパルス信号（Ｓ）を出力して交換局の
交換器を駆動するようになっており、上記パルス信号の
直流成分を取り除いて音声信号だけを通すために、同交
換器で微分されて、（「）で示すような波形のパルス信
号になるため、従来の受信数６ｔｔｉでは識別不能のパ
ルスの羅列、いわば雑音として受信側に送られている。

そのため、ダイアルを介しての情報伝達は出来ないもの
とされていた。

（ニ）　５題を解決するための手段 この発明では、入力端子と、出力端子との間に、電話交
換器からのパルス信号の内容を識別する手段と、同手段
で識別した結果にもとづきトーン信号を発生ずる手段と
を備えて、入力端子からのパルス信号をトーン信号に変
換して、出力端子から出力すべく構成してなる電話用パ
ルス・トーン信号変換器を提供せんとするものである。

（ホ）　作用・効果 本発明によれば、電話交換器からのパルス信号の内容を
識別する手段により、交換器で交換されて識別不能とな
った信号のパルス数をカウントすることで、ダイアルさ
れた数を識別し、この識別された数にもとすいて、１−
−ン信号を発生する手段でトーン信号を発生させ、出力
端子を介して変換器の外部に同信号を出力する。

従って、受信側に本発明のパルス・トーン変換器を設け
て電話線に接続することにより、ターミナル側がダイア
ル式電話器であっても、送信されたパルス信号の内容を
受信１ｍで識別して、情報伝達と、受信側の機器を操作
することができる。

例えば、前記のターミナル側から直接内線番号をダイア
ルして接続させるということができる。

また、ダイアル式電話器でも、ダイアルから暗唱番号を
入力して受信側に設けたコンピュータから情報を聞くこ
とができる。

また、受信側に、コンピュータに制御された録音器を設
けて、ダイアルから暗証番号を入力して確認させ、同録
音器の録音内容をダイアル式電話器を用いて聞くことが
でき、録音することもてきる。

したがって、この録音器を介して、暗証番号を有する特
定の人の間だけでコミニュケーションをはかることがで
きる。

（へ）　実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図は
、パルス・トーン信号変換器（Ａ）を示し、ポスト側の
電話器（Ｔ）とライン（２）との間に介設されている。

（３）（３）は入力端子であり、トランス（４）、アン
プ（５）、コンパレータ（６）を介して電話交換器から
のパルス信号の内容を識別する手段（Ｂ）としてのマイ
クロコンピュータ（７）の入力側に接続しており、同コ
ンピュータ（７）の出力側には、トーン信号を発生ずる
手段（Ｃ）としてのＤＴＭＦエンコーダ（Ｂ）、音声合
成器（９）、切換えリレー（１０）を接続しており、更
に、Ｄ　’Ｉ’　Ｍ　Ｆエンコーダ（Ｂ）と音声合成器
（９）の出力側は、マイクロコンピュータ（７）の入力
側には、起動信号（１２）が入力しており、同信号（１
２）によって本変換器（＾）が起動するようにしている
。

トランス（４）は、ライン（２）からのパルスを受は直
流成分をカットしてアンプ（５）に出力する。

アンプ（５）は、トランス（４）からのパルスを増幅し
てコンパレータ（６）に出力する。

コンパレータ（６）は、アンプ（５）からのパルスを受
けて、交換局で微分されて崩れた波形となったパルスを
、マイクロコンピュータ（７）に入力可能の波形の信号
に成形して出力する。

マイクロコンピュータ（７）は、信号の処理と演算を行
うＡＬｔＪと、予めコンパレータからの信号をＤ　’ｒ
’　Ｍ　Ｆエンコーダに出力するコードに変換するプロ
グラムを記Ｉｔｉａしたメモリ一部と、入出力インター
フェース部とで構成されている。

Ｄ　’Ｔ’　Ｍ　Ｆエン；ｒ−ダ（Ｂ）は、マイクロコ
ンピュータ（７）から入力したコードにしたがってＤＴ
ＭＦ信号を発生し、出力端子（１１）から外部に出力す
る。　音声合成器（９）は、予めターミナル側に伝達す
るためのガイダンスを音声として記・臆しておリ、マイ
クロコンピュータ（７）からの制御信号によってターミ
ナル側に上記ガイダンスの音声を送信する。

切換えリレー（１０）は、入力端子（３）（３）の間に
介設されており、マイクロコンピュータ（７）からの制
御信号によって同端子間を短絡して、ポスト側の電話器
（Ｔ）を使用可能にする。

本発明の実施例は、上記のように構成されており、ター
ミナル側のダイアル式電話器（Ｄ）がダイアルされると
方形状のパルス信号（Ｓ）が交換局（Ｅ）に送られて、
同交換局（Ｅ）で交換され、ダイアル式電話器（Ｄ）と
、パルス・トーン信号変換器（Ａ）とが入力端子（３）
　（３）を介して接続する。

ダイアル式電話器（０）と同変換器（＾）とが接続する
と、マイクロコンピュータ（７）からの制御信号によっ
て、音声合成器（９）からダイアル操作上のガイダンス
がダイアル式電話器（Ｄ）に送られる。

そして、このガイダンスにしたがってダイアルすると、
同電話器（ロ）から前記の略方形パルス状の信号（Ｓ）
が送り出されるが、この信号（Ｓ）は交換局（Ｅ）で微
分されて波形が崩れたパルス信号（「）となって入力端
子＋３）（３）に入力する。

入力端子（３）（３）を介して入力したパルス信号（「
）は、トランス（４）、アンプ（５）を介してコンパレ
ータ（６）に入力され、同コンパレータ（６）で波形が
整形されてマイクロコンピュータ（７）に入力され、同
コンピュータ（７）で、ターミナル側がダイアルした数
を識別し、この数をコード化してＤＴＭＦエンコーダ（
６）に出力してＤ　’Ｔ’　Ｍ　Ｆ信号を発生させる。

また、ダイアル式電話器（Ｄ）には、ダイアルの回転速
度に、１０ρｐｓと２０ρｐｓとがあるが、マイク１７
コンピユータ（７）が、入力されたパルス間隔の違いに
より両者を識別するこにとよって、上記の信号変換を支
障なく行うことができる。

このようにして発生させたＤＴＭＦ信号は、ターミナル
側のダイアル式電話器（Ｄ）でダイアルされた数と対応
しており、出力端子（１１）からの出力で下記のように
ホスト側の各種機器を操作することができる。

■ダイアル式電話器（Ｄ）からダイアルで私設電話交換
台に接続して、次いで、同私設電話交換台の内線に直接
ダイアルして接続させることができ、交換手などの人手
を要しないと言う利点がある。

■ホスト側に、コンピュータに制御されたデータバンク
を設けて、ダイアル式電話器（Ｄ）からダイアルでコン
ピュータと接続し、ダイアルから暗証番号を入力して確
認させ、データバンク内の情報を聞くことができる。

■ホスト側に、コンピュータに制御された録音器を設け
て、ダイアルから暗証番号を入力して確認させ、同録音
器の録音内容をダイアル式電話器（０）を用いて聞くこ
とができ、また、録音することもできる。

したがって、この録音器を介して、暗証番号を有する特
定の人の間だけでコミュニケーションをはかることがで
きる。

また、ターミナル側のダイアル式電話器に対して、ダイ
アル操作上のガイダイオンスが音声で伝達されるので、
操作を確認しながらダイアルすることができ、かかる機
器に不慣れな人でも容易に本変換器（＾）を使用するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による電話用パルス・トーン信号変換
器の構成を示すブロック図。 （Ａ）：電話用パルス・トーン信号変換器（Ｂ）：パル
ス信号の内容を識別する手段（Ｃ）：パルス信号の内容
を識別する手段（３）二人力端子 （１１）：出力端子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）入力端子（３）と、出力端子（１１）との間に、電
   話交換器からのパルス信号の内容を識別する手段（Ｂ）
   と、同手段（Ｂ）で識別した結果にもとづきトーン信号
   を発生する手段（Ｃ）とを備えて、入力端子（３）から
   のパルス信号をトーン信号に変換して、出力端子（１１
   ）から出力すべく構成してなる電話用パルス・トーン信
   号変換器。