JPH01251065A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
シ法により顕像化するための現像装置に関するものであ
る。
は、セレン感光体、酸化亜鉛感光体、有機光導電体、誘
電体等の画像担体の表面に静電荷像を形成し、この静電
荷像を磁性現像剤からなる磁気ブラシを使用して現像し
1次いで定着するか若しくは現像画像を普通紙等の転写
シート上に転写した後定着して最終画像を得ている。
は、磁性キャリアとトナー粒子との混合物である二成分
系の現像剤が多い。この磁性キャリアには、鉄粉5フエ
ライト<5)末、ニッケル粉末等からなるもの、若しく
はそれらの粒子の表面を有機重合体等によって被覆した
ものがある。またトナー粒子は樹脂中に着色顔料や染料
等の添加物を分散させて形成し、前記磁性キャリアと混
合することによって相互に逆極性にIIi!擦帯電する
ように構成材料を選定する。
合、現像によってトナー粒子が消費されるため、現像の
繰返しにより現像剤中のトナー濃度が低下し、m像濃度
を低下させることとなる。
のトナー濃度を所定レヘル(3〜10%)に保持するた
めに、トナ−1z度検出部材を設置し。
するように現像装置を構成するのか−m的である。
像剤中のトナー粒子の量により現像剤の透磁率が変化す
る現象を利用する方式が多く1例えば現像剤によって検
出コイルの磁気回路の一部を構成し、検出コイルのイン
ダクタンスの変化としてトナー濃度を検出することが多
い(例えば特開昭53−49437号、同544592
33号公報参照)。またトナー濃度検出部材の検出部に
おいて接触する現像剤の密度の変動に起因する検出誤差
を低くシ。
現像剤を撹拌混合するための部材と前記検出部との間隙
を規制し、現像剤層の厚さを所定範囲内に納めるような
提案が開示されている(例えば特開昭61−13097
1号、同61−151579号公報参照)。
ーラとトナー濃度検出部材の検知面若しくは検出面との
間隙を所定寸法範囲に規定したものであるが、近年の現
像装置に要求される更に高い検出精度および応答性に応
えるためには、上記の間隙を規定したのみでは不充分で
あり、改善の余地があることが判明した。すなわち本発
明に等の実験によると、前記撹拌羽根若しくは混合ロー
ラと現像槽との間隙の大小により、検出出力が不安定に
なり、および/または応答性が劣ることがわかった。す
なわち従来技術において前記のように検出面と対向する
部材との間隙を規定したのみでは、必ずしも)食出精度
および応答性の高い現像4AIを得ることができないと
いう問題点がある。
度の検出精度および応答性を一段と向上させ得る現像装
置を提供することを目的とする。
明においては、非磁性材料からなり磁性・トヤリアとト
ナー粒子を含む現像剤を保持するスリーブと、このスリ
ーブ内に設けかつ表面に複数個の磁極を有する永久磁石
部材と、前記現像剤を収容する現像槽と、非磁性および
絶縁性を有する材料からなりかつ前記現像剤を環1′ト
する混合ローラと、一次コイルとこの一部コイルに電磁
的に結合した二次コイルとを含む検出ヘソF部と、一次
コイルに交流電流を供給する発振回路と、二次コイルか
ら生ずる差動出力の位相変化を検出する位相検波回路と
、この位相検波回路の出力から現像剤のみかけ透磁率の
変化に対応する信号を出力する回路とを備えかつ前記検
出ヘッド部を前記混合ローラと対向する位置に設置した
トナー濃度検出部材とを有する現像装置において、前記
混合ロ−ラと前記トナー濃度検出部材の検出面との間隙
gおよび前記トナー濃度検出部材を支持する前記現像槽
の内壁との間隙Gを、各々g =0.2〜1.(1++
(G=0.3〜2.51とする。という技術的手段を採
用したのである。
触する現像剤層の厚さは勿論のこと、検出面近傍の現像
剤の層厚若しくは体積等を所定範囲に規制することがで
き、磁気回路の構成要素である現像剤の状態を安定させ
ることができ、検出出力を安定化させると共に、現像剤
の透磁率の変化に直ちに追随した検出信号を発するとい
う高応答性をル1持することができるのである。
において、現像槽l内には磁性キャリアとトナーとの混
合体からなる現像剤2を収容保持すると共に、非磁性材
料により中空円筒状に形成したスリーブ3を回転自在に
、かつ感光体ドラム4と対向させて設ける。スリーブ3
内には表面に3個の磁極を有する永久磁石部材5を固定
して設ける。上記の磁極のうちN極は現像ギャップDに
対向する位置に設けた現像磁極、Sl極および8つ極は
各々搬送磁極を示している。スリーブ3の表面には1回
転方向において81極の後方にスクレーパ6を接線方向
に設ける0次にスリーブ3の感光体ドラム4と反対側の
位置に、プラスチック等の非磁性および絶縁性を存する
材料からなる混合ローラ7を回転自在に設けると共に、
この混合ローラフの上方にはトナー8を収容するトナー
槽9を設ける。トナー槽9の下部開口には、多孔質弾性
体からなる補給ロール10を回転自在に設ける。
規制するドクタ一部材1)を設ける。なお12はトナー
濃度検出部材であり、現像槽1の側壁に前記混合ローラ
7と対向する位置に設ける。
り1例えばステンレス鋼からなる回転軸71に、デルリ
ンからなる斜口板状の羽根72を複数個固着して形成す
る。
させると、スリーブ3上に吸着された現像剤2はドクタ
ーギャップdから現像ギャップDに向かって搬送される
。そして現像ギャップDの近傍において、現像剤2によ
って形成された磁気ブラシ(図示せず)が感光体ドラム
4の表面を摺擦して、感光体ドラム4の表面に形成され
た静電荷像(図示せず)を現像する。現像ギャップDを
通過した現像剤2は、スクレーパ6によりスリーブ3の
表面から掻落されて現像槽1内に回収される。
ー槽9から排出されたトナー8と共に、混合ローラフに
よって撹拌混合された後、再びスリーブ3上に吸着され
て現像に供される。なお現像剤2が混合ローラ7とトナ
ー濃度検出部材12との間隙Gを通過する際に、トナー
濃度検出部材12によって現像剤2中のトナー濃度を検
出し、この検出されたトナー濃度に応じて外部信号を出
力し、適宜の駆動手段(図示せず)を介して補給ロール
10の回転を制御するのである。
回路構成図であり、検出コイルのインダクタンスの変化
を利用する手段の一例である。同図において、 13は
H字形の磁心であり、一次コイル1.1 と二次コイル
L 2a、 L 2bを巻回してトランスを形成する
。一次コイルLlには発信器14の出力端子(図示せず
)を接続すると共に、二次コイルL 2a、 L 2
bは位相検波器15の入力端子(図示せず)を接続する
。なお位相検波器15の入力端子には検波信号を入力可
能に形成する。 16は電圧比較器であり、前記位相検
波器15の出力側と接続し。
比較して、電圧の差に応じた信号を出力する。
路の結合係数が変化(トナー濃度の変化により)した場
合に、その変化分に対応した位相検波出力を得るように
なっている。17は感度調節部材であり、ソフトフェラ
イト等の材料により例えばねし状のコアに形成する等、
トナー濃度が所定の値である場合において、基準の電圧
を出力するために使用するものである。
次コイルとをブリ・2ジ接続し、二次コイルの出力電圧
の位相差を利用する磁気ブリッジ式の検出手段であれば
よく、第3図に示すものに限らず、特開昭GO−154
275号に記載されるような。
出用トランスを有するものでもよい、またこのような検
出用トランスにおいて1円筒状ボビンに2個の一次コイ
ルと1個の二次コイルとを巻回し、2個の一次コイルに
おける出力差を二次コイルから取り出すようにしたもの
であってもよい。
安定性および応答性の良否を示すものである。この場合
混合ローラ7とトナー濃度検出部材12の検出面との間
隙とおよび現像槽lの内壁との間隙Gの値を変化させて
評価した。なお感光体ドラム4としてSe ドラム(外
径lzo1m、周速150龍/秒)、スリーブ3として
ステンレス鋼製(外径32mm、回転数300rpm)
、永久磁石部材5としてSr−フェライト磁石(外径
29龍) を夫々使用した。永久磁石部材5におけるN
極は950G、 31極およびS2極は各々800G
(何れもスリーブ3上の値)とした。混合ローラ7
(外径43■I)の回転数は160rp−である。なお
現像剤2は粒径50〜150μ鴨のフェライトキャリア
(日立金属製KBN−100)と粒径5〜20μmのト
ナーを使用して調製した。ドクターギャップdと現像ギ
ャップDは共に1.Onに設定して現像を行なった。
させた場合において、Nalの条件ではgの値が小さす
ぎるため前記トナー濃度検出部材12の検出面と現像剤
2との接触が不安定となり、すなわち現像剤2の密度が
変動するため、出力が安定しないと共に、現像剤2中の
トナー濃度の変動に対する応答性も劣る。一方阻6にお
い“ζは台の値が大であるため、安定性は確保されるが
、前記検出面近傍における現像剤の挙動が鈍くなるため
応答性が劣る。これに対して階2〜5においては。
件ではg+ Gの両者共に小さすぎるため。
ため、応答性が若干劣ると共に、出力が不安定になる。
推定されるが、その関係については前記のように本発明
者等の実験により確認されたものである。
する検出出力と時間との関係を示す模式図である。第4
図は前記表の1)m4に対するものであり、aにおける
トナー補給後においても出力の変動幅がO,lV以下で
極めて安定している。またトナー?農度の変動に対する
応答の遅れは殆んど認められていない。次に第5図は前
記表のN1)5に対するものであり、出力が安定せず、
かつ出力の変動幅も大である。また第6図は前記表の階
6に対するもので、応答性の劣る例を示す。すなわちト
ナ−7S度の変動に対する応答の遅れがあり、(3頼性
が低い。
発信器から100〜250kllzの高周波電圧が出力
されるため、検出面の近傍に交流磁界を発生ずる。すな
わら検出面と対向し°ζ配設した混合ローラを導電性材
料で形成すると、渦電流を生ずると共に、この渦電流に
よる反磁界を誘起する。
て、出力電圧が変動するため好ましくない。
ら形成する。また現像槽の少なくともトナー濃度検出部
材に近接した部分も上記材料によって形成するのが望ま
しい。すなわらトナー濃度検出部材においては、磁気空
隙部からの漏洩磁束が存在するので、この漏7!X!磁
束による渦電流の発生を防止するためである。更にまた
現像剤中の磁性キャリアとしてフェライトキャリアを使
用すると。
剤の流れを安定化させるのに有効である。
現像剤中のトナー濃度の検出精造を向上させ得ると共に
、トナー濃度の変化に直ぢに追随し得る高応答性を具有
するため、現像装置の品質および信頬性を大幅に向上さ
せ得るという効果がある。
1図における混合ローラを示す斜視図。 第3図は第1図におけるトナー濃度検出部材の回路構成
図、第4図ないし第6図は夫々検出出力と時間との関係
を示す模式図である。 l:現像槽、3ニスリーブ、7:混合ローラ。 12:トナー濃度検出部材。
Claims (3)
- (1)非磁性材料からなり磁性キャリアとトナー粒子を
含む現像剤を保持するスリーブと、このスリーブ内に設
けかつ表面に複数個の磁極を有する永久磁石部材と、前
記現像剤を収容する現像槽と、非磁性および絶縁性を有
する材料からなりかつ前記現像剤を撹拌する混合ローラ
と、一次コイルとこの一次コイルに電磁的に結合した二
次コイルとを含む検出ヘッド部と、一次コイルに交流電
流を供給する発振回路と、二次コイルから生ずる差動出
力の位相変化を検出する位相検波回路と、この位相検波
回路の出力から現像剤のみかけ透磁率の変化に対応する
信号を出力する回路とを備えかつ前記検出ヘッド部を前
記混合ローラと対向する位置に設置したトナー濃度検出
部材とを有する現像装置において、前記混合ローラと前
記トナー濃度検出部材の検出面との間隙gおよび前記ト
ナー濃度検出部材を支持する前記現像槽の内壁との間隙
Gを、各々g=0.2〜1.0mm、G=0.3〜2.
5mmとしたことを特徴とする現像装置。 - (2)現像槽の少なくともトナー濃度検出部材を支持す
る現像槽の部分を非磁性および絶縁性を有する材料によ
って形成した請求項1記載の現像装置。 - (3)磁性キャリアをフェライトで形成した請求項1若
しくは2記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079105A JPH0795207B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079105A JPH0795207B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01251065A true JPH01251065A (ja) | 1989-10-06 |
JPH0795207B2 JPH0795207B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=13680613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079105A Expired - Lifetime JPH0795207B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795207B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037181A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-02-19 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60239780A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | Olympus Optical Co Ltd | 現像剤濃度測定装置 |
JPS61151579A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-10 | Hitachi Metals Ltd | 現像装置 |
JPH01182870A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Konica Corp | トナー濃度制御方法 |
JPH01182750A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Konica Corp | トナー濃度検出装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079105A patent/JPH0795207B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60239780A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | Olympus Optical Co Ltd | 現像剤濃度測定装置 |
JPS61151579A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-10 | Hitachi Metals Ltd | 現像装置 |
JPH01182870A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Konica Corp | トナー濃度制御方法 |
JPH01182750A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Konica Corp | トナー濃度検出装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2009037181A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-02-19 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0795207B2 (ja) | 1995-10-11 |
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