JPH01250482A - 空気タイヤ用スチールコード - Google Patents
空気タイヤ用スチールコードInfo
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- JPH01250482A JPH01250482A JP63079398A JP7939888A JPH01250482A JP H01250482 A JPH01250482 A JP H01250482A JP 63079398 A JP63079398 A JP 63079398A JP 7939888 A JP7939888 A JP 7939888A JP H01250482 A JPH01250482 A JP H01250482A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0613—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the rope configuration
-
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- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2022—Strands coreless
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、空気タイヤの補強に用いられるスチールコー
ドに関する。
ドに関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする謡題]バイアス
タイヤでは、カーカスとトレッドとの間にカーカス保護
用のブレーカが設けられる。
タイヤでは、カーカスとトレッドとの間にカーカス保護
用のブレーカが設けられる。
ラジアルタイヤでは、カーカスとトレッドとの間にベル
トが設けられ、このベルトがカーカスを半径方向に締付
ける。これらの空気タイヤにおいて、補強を目的として
ブレーカやベルト等にスチールコードを埋設することが
ある。
トが設けられ、このベルトがカーカスを半径方向に締付
ける。これらの空気タイヤにおいて、補強を目的として
ブレーカやベルト等にスチールコードを埋設することが
ある。
第4図〜第7図は、従来の空気タイヤ用スチールコード
の断面図である。これらのスチールコードは、同径の5
本のフィラメントからなる点において同一であるが、以
下に説明するように構造が異なる。
の断面図である。これらのスチールコードは、同径の5
本のフィラメントからなる点において同一であるが、以
下に説明するように構造が異なる。
第4図に示すスチールコード2は、同径の5本のフィラ
メント16をほぼ正五角形状に密接に撚合わせたもので
ある。この構造のスチールコ−ド2は、5本のフィラメ
ント16の外接円直径がスチールコード2の直径となる
から、コード径が小さい利点を有する。ところが、断面
円形のフィラメント16が互いに密接しているために、
スチールコード2のほぼ中央に閉じた空隙18ができる
。したがって、このスチールコード2は、ゴムのトッピ
ング後に実施される加硫工程において空隙18内にゴム
が入りにくい。つまり、空隙Is内にゴムが充填されて
いないブレーカやベルト等ができる。この場合に空気タ
イヤのトレッドが外傷を受け、この外傷から水が空隙1
8内に侵入すると、空隙18内に侵入した水はこの中を
スチールコード2に沿って移動し滞留する。
メント16をほぼ正五角形状に密接に撚合わせたもので
ある。この構造のスチールコ−ド2は、5本のフィラメ
ント16の外接円直径がスチールコード2の直径となる
から、コード径が小さい利点を有する。ところが、断面
円形のフィラメント16が互いに密接しているために、
スチールコード2のほぼ中央に閉じた空隙18ができる
。したがって、このスチールコード2は、ゴムのトッピ
ング後に実施される加硫工程において空隙18内にゴム
が入りにくい。つまり、空隙Is内にゴムが充填されて
いないブレーカやベルト等ができる。この場合に空気タ
イヤのトレッドが外傷を受け、この外傷から水が空隙1
8内に侵入すると、空隙18内に侵入した水はこの中を
スチールコード2に沿って移動し滞留する。
したがって、スチールコード2に錆が生じ、ゴムとの間
の接着力の低下を招く。この接着力低下が昂進すると、
いわゆるセパレーションを引起す。
の接着力の低下を招く。この接着力低下が昂進すると、
いわゆるセパレーションを引起す。
第5図は、特開昭55−90692号公報において開示
されたスチールコードの断面図である。
されたスチールコードの断面図である。
同図に示すスチールコード2は、5本のフィラメント1
6をルースに撚合わせたものであって、中心部に形成さ
れる空隙20が開放している。したがって、空隙20内
へのゴムの侵入が容品であり、前記のセパレーションの
問題を解決することができる。ところが、空隙2oの大
きさを一定に保つためには、ゴムトッピングを施すため
のカレンダー作業においてフィラメント1Bに加える張
力を低い値で一定に保持する必要がある。
6をルースに撚合わせたものであって、中心部に形成さ
れる空隙20が開放している。したがって、空隙20内
へのゴムの侵入が容品であり、前記のセパレーションの
問題を解決することができる。ところが、空隙2oの大
きさを一定に保つためには、ゴムトッピングを施すため
のカレンダー作業においてフィラメント1Bに加える張
力を低い値で一定に保持する必要がある。
しかしながら、精密な張力管理は困難であって、実際に
は張力が大きくなり過ぎて空隙2oが閉じてしまうこと
が多かった。空隙2oが閉じて第4図において説明した
ものと同じ構造になると、前記のセパレーションの問題
が同様に発生する。
は張力が大きくなり過ぎて空隙2oが閉じてしまうこと
が多かった。空隙2oが閉じて第4図において説明した
ものと同じ構造になると、前記のセパレーションの問題
が同様に発生する。
また、このスチールコード2は、フィラメント16間に
隙間があるためにコード径が大きくなる。
隙間があるためにコード径が大きくなる。
コード径が大きいと、ブレーカやベルトにおいてスチー
ルコード2の上下にトッピングするゴムの厚みが同一で
あってもコード間のゴム使用量が多くなるから、全体と
してゴム使用量が多くなってコスト高となり、タイヤ重
量が増す。
ルコード2の上下にトッピングするゴムの厚みが同一で
あってもコード間のゴム使用量が多くなるから、全体と
してゴム使用量が多くなってコスト高となり、タイヤ重
量が増す。
第6図は、特開昭60−119286号公報において開
示されたスチールコードの断面を示す。
示されたスチールコードの断面を示す。
同図のスチールコード2では、同径の2本の内フィラメ
ント22が撚合わされてストランド4が形成される。こ
のストランド4は、うねらずにほぼ直線状に伸びている
。ストランド4の外周には、内フィラメント22と同径
の3本の外フィラメント24が、撚りをかけられずに互
いに平行に引き揃えられながら、螺旋状に巻付けられて
いる。このスチールコード2では、ストランド4と外フ
ィラメント24との間の空隙20が開放しているために
、この空隙20内へのゴムの侵入が許容される。しかし
ながら、コード径は、均一であるものの、各フィラメン
ト22.24の直径の4倍になる。したがって、このス
チールコード2もコード径が大きく、前記と同様にゴム
使用量が多く、ブレーカやベルトがコスト高となる問題
があった。
ント22が撚合わされてストランド4が形成される。こ
のストランド4は、うねらずにほぼ直線状に伸びている
。ストランド4の外周には、内フィラメント22と同径
の3本の外フィラメント24が、撚りをかけられずに互
いに平行に引き揃えられながら、螺旋状に巻付けられて
いる。このスチールコード2では、ストランド4と外フ
ィラメント24との間の空隙20が開放しているために
、この空隙20内へのゴムの侵入が許容される。しかし
ながら、コード径は、均一であるものの、各フィラメン
ト22.24の直径の4倍になる。したがって、このス
チールコード2もコード径が大きく、前記と同様にゴム
使用量が多く、ブレーカやベルトがコスト高となる問題
があった。
第7図は、特開昭58−180691号公報において開
示されたスチールコードの断面図である。
示されたスチールコードの断面図である。
同図に示すスチールコード2は、パンチャー型撚線機で
製造される。このコードでは、2本のフィラメント26
が撚合わされて第1のストランド4aが形成される。一
方、3本のフィラメント28がほぼ正三角形状に密接に
撚合わされて第2のストランド4bが形成される。これ
ら2本のストランド4a、4bは、さらに互いに撚合わ
される。このスチールコード2では、ストランド4a、
4b間の空隙20が開放されるものの、3本のフィラメ
ント28からなる第2のストランド4bにおいて、断面
円形のフィラメント28が互いに密接するためにストラ
ンド4bのほぼ中央に閉じた空隙18ができる。したが
って、この空隙18内へのゴム侵入が阻害され、前記と
同様のセパレーションが発生するおそれがある。また、
この場合にもコード径が大きく、前記と同様にゴム使用
量が多くなる問題があった。
製造される。このコードでは、2本のフィラメント26
が撚合わされて第1のストランド4aが形成される。一
方、3本のフィラメント28がほぼ正三角形状に密接に
撚合わされて第2のストランド4bが形成される。これ
ら2本のストランド4a、4bは、さらに互いに撚合わ
される。このスチールコード2では、ストランド4a、
4b間の空隙20が開放されるものの、3本のフィラメ
ント28からなる第2のストランド4bにおいて、断面
円形のフィラメント28が互いに密接するためにストラ
ンド4bのほぼ中央に閉じた空隙18ができる。したが
って、この空隙18内へのゴム侵入が阻害され、前記と
同様のセパレーションが発生するおそれがある。また、
この場合にもコード径が大きく、前記と同様にゴム使用
量が多くなる問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、フ
ィラメント間に閉じた空隙がなく、しかもコード径が従
来のものより小さい空気タイヤ用スチールコードを提供
して、フィラメント間の空隙へのゴム侵入を円滑にして
セパレーションを未然に防止するともに、ブレーカやベ
ルトがコスト高となる問題を解決することを目的とする
。
ィラメント間に閉じた空隙がなく、しかもコード径が従
来のものより小さい空気タイヤ用スチールコードを提供
して、フィラメント間の空隙へのゴム侵入を円滑にして
セパレーションを未然に防止するともに、ブレーカやベ
ルトがコスト高となる問題を解決することを目的とする
。
[課題を解決−するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明に係る空気タイヤ
用スチールコードは、2本の主フィラメントを螺旋状に
うねらせながら互いに撚合わせて形成したストランドと
、このストランドのうねりの谷に沿って挿入された副フ
ィラメントとからなる構造を採用している。
用スチールコードは、2本の主フィラメントを螺旋状に
うねらせながら互いに撚合わせて形成したストランドと
、このストランドのうねりの谷に沿って挿入された副フ
ィラメントとからなる構造を採用している。
3本以上の副フィランメントを使用する場合には、これ
らの副フィラメントは、撚りをかけられずに互いに平行
に引き揃えられる。
らの副フィラメントは、撚りをかけられずに互いに平行
に引き揃えられる。
主フィラメントの撚戻しを防止しかつ作業性向上を計る
ためには、主フィラメントの螺旋状のうねりの方向とそ
の撚方向とを一致させる。
ためには、主フィラメントの螺旋状のうねりの方向とそ
の撚方向とを一致させる。
作業性向上を計るためには、主フィラメントの螺旋状の
うねりピッチをその撚ピッチの2倍とする。
うねりピッチをその撚ピッチの2倍とする。
[作 用]
本発明に係る空気タイヤ用スチールコードにおいて、ス
トランドを構成する2本の主フイラメント間には閉じた
空隙が形成される余地がない。また、2本以下の副フィ
ランメントを使用する場合には、副フィラメント間に閉
じた空隙が形成される余地はない。3本以上の副フィラ
ンメントを使用する場合には、これらの副フィラメント
が撚りをかけられずに互いに平行に引き揃えられるから
、この場合にも副フィラメント自体が閉じた空隙を形成
することがない。
トランドを構成する2本の主フイラメント間には閉じた
空隙が形成される余地がない。また、2本以下の副フィ
ランメントを使用する場合には、副フィラメント間に閉
じた空隙が形成される余地はない。3本以上の副フィラ
ンメントを使用する場合には、これらの副フィラメント
が撚りをかけられずに互いに平行に引き揃えられるから
、この場合にも副フィラメント自体が閉じた空隙を形成
することがない。
しかも、このスチールコードの長手方向の種々の位置に
おける断面を考えると、ストランドに対する副フィラメ
ントの相対位置が各断面で相違するから、ストランドと
副フィラメントとの間の空隙は、開放している。つまり
、このスチールコードのいずれの箇所にも閉じた空隙が
ない。したがって、フィラメント間へのゴム侵入が円滑
になり、ゴム未充填部分を有するブレーカやベルト等が
製造されるおそれがない。
おける断面を考えると、ストランドに対する副フィラメ
ントの相対位置が各断面で相違するから、ストランドと
副フィラメントとの間の空隙は、開放している。つまり
、このスチールコードのいずれの箇所にも閉じた空隙が
ない。したがって、フィラメント間へのゴム侵入が円滑
になり、ゴム未充填部分を有するブレーカやベルト等が
製造されるおそれがない。
また、本発明に係る空気タイヤ用スチールコードは、螺
旋状にうねらせたストランドのうねりの谷に沿って副フ
ィラメントを挿入した構造であるため、コード径が小さ
い。特に、副フィランメントの本数が3であって、5本
の主副フィラメントが同径である場合には、コード径が
各フィラメントの直径の3倍となる。
旋状にうねらせたストランドのうねりの谷に沿って副フ
ィラメントを挿入した構造であるため、コード径が小さ
い。特に、副フィランメントの本数が3であって、5本
の主副フィラメントが同径である場合には、コード径が
各フィラメントの直径の3倍となる。
主フィラメントの螺旋状のうねりの方向とその撚方向と
を一致させてストランドを形成し、このストランドのう
ねりの谷に沿って副フィラメントを挿入すれば、本発明
に係るスチールコードが1方向のみの回転力を有する撚
線機で製造されるばかりでなく、主フィラメントの撚戻
しを防ぐ方向の力が副フィラメントによって与えられる
。
を一致させてストランドを形成し、このストランドのう
ねりの谷に沿って副フィラメントを挿入すれば、本発明
に係るスチールコードが1方向のみの回転力を有する撚
線機で製造されるばかりでなく、主フィラメントの撚戻
しを防ぐ方向の力が副フィラメントによって与えられる
。
主フィラメントの螺旋状のうねりピッチをその撚ピッチ
の2倍とすれば、本発明に係るスチールコードが1つの
回転数のみの回転機構を有する撚線機で製造される。
の2倍とすれば、本発明に係るスチールコードが1つの
回転数のみの回転機構を有する撚線機で製造される。
[実施例コ
第1図は、本発明の実施例に係る空気タイヤ用スチール
コードの斜視図であり、第2図は、このスチールコード
各部の断面図である。なお、第2図中のアルファベット
記号は、第1図中の断面位置を示すアルファベット記号
に対応する。
コードの斜視図であり、第2図は、このスチールコード
各部の断面図である。なお、第2図中のアルファベット
記号は、第1図中の断面位置を示すアルファベット記号
に対応する。
スチールコード2は、5本の同径スチール線からなる。
各スチール線は直径が0.25m+sであり、しんちゅ
うメツキが施されている。
うメツキが施されている。
2本のスチール線は、主フィラメント 6として、螺旋
状にうねりながら互いに撚合わされてストランド4を形
成する。2本の主フィラメント 6の螺旋状のうねりの
方向とその撚方向とは一致する。コードピッチすなわち
主フィラメント 6の螺旋状のうねりピッチPtは12
1m+*であり、ストランドピッチすなわち主フィラメ
ント6の撚ピ・ソチP2は6mlである。すなわち、う
ねリビッチP が撚ピッチP2の2倍である。
状にうねりながら互いに撚合わされてストランド4を形
成する。2本の主フィラメント 6の螺旋状のうねりの
方向とその撚方向とは一致する。コードピッチすなわち
主フィラメント 6の螺旋状のうねりピッチPtは12
1m+*であり、ストランドピッチすなわち主フィラメ
ント6の撚ピ・ソチP2は6mlである。すなわち、う
ねリビッチP が撚ピッチP2の2倍である。
■
他の3本のスチール線は、副フィラメント10として、
ストランド4のうねりの谷に沿って挿入される。この際
、3本の副フィランメント10は、撚りをかけられずに
互いに平行に引き揃えられた状態で挿入される。すなわ
ち、スチールコード2の長平方向のいずれの位置で断面
を考えても、いずれの副フィランメント10も、互いに
接しながらストランド4の外接円に対して常に接する。
ストランド4のうねりの谷に沿って挿入される。この際
、3本の副フィランメント10は、撚りをかけられずに
互いに平行に引き揃えられた状態で挿入される。すなわ
ち、スチールコード2の長平方向のいずれの位置で断面
を考えても、いずれの副フィランメント10も、互いに
接しながらストランド4の外接円に対して常に接する。
以上のことから、このスチールコード2では、コード径
が0.75mmとなり、各フィラメント8.10の直径
の3倍となる。ストランド4と3本の副フィラメントl
Oとの間の空隙はどの位置でも開放しており、いずれの
箇所にも閉じた空隙がない。主フィラメント 6の螺旋
状のうねりの方向とその撚方向とが一致しているから、
スチールコード2は1方向のみの回転力を有する撚線機
で製造されるばかりでなく、主フィラメント 6の撚戻
しを防ぐ方向の力が3本の副フィラメントlOによって
与えられる。また、うねりピッチP1が撚ピッチP2の
2倍であるから、1つの回転数のみの回転機構を有する
撚線機でスチールコード2が製造される。
が0.75mmとなり、各フィラメント8.10の直径
の3倍となる。ストランド4と3本の副フィラメントl
Oとの間の空隙はどの位置でも開放しており、いずれの
箇所にも閉じた空隙がない。主フィラメント 6の螺旋
状のうねりの方向とその撚方向とが一致しているから、
スチールコード2は1方向のみの回転力を有する撚線機
で製造されるばかりでなく、主フィラメント 6の撚戻
しを防ぐ方向の力が3本の副フィラメントlOによって
与えられる。また、うねりピッチP1が撚ピッチP2の
2倍であるから、1つの回転数のみの回転機構を有する
撚線機でスチールコード2が製造される。
第3図は、以上に説明した本発明の実施例に係るスチー
ルコード2が埋設されたベルトの一部断面図である。
ルコード2が埋設されたベルトの一部断面図である。
このベルト12は、多数のスチールコード2を2.5c
m当り20本の間隔で平行に引き揃え、各スチールコー
ド2の上下に0.3mmずつのゴムをトッピングするカ
レンダー作業の後に、ゴムに加硫を施すことによって製
造される。加硫の際にスチールコード2のフィラメント
間の隙間を通してゴムが円滑に移動するから、ゴム層1
4にゴム未充填部分が形成されることがない。
m当り20本の間隔で平行に引き揃え、各スチールコー
ド2の上下に0.3mmずつのゴムをトッピングするカ
レンダー作業の後に、ゴムに加硫を施すことによって製
造される。加硫の際にスチールコード2のフィラメント
間の隙間を通してゴムが円滑に移動するから、ゴム層1
4にゴム未充填部分が形成されることがない。
なお、トッピングするゴムの組成は、例えば天然ゴムが
100重量部、酸化亜鉛(Z O)が55重量部、ステ
アリン酸が7重量部、トリメチルジヒドロキノン重合体
が1重量部、酸化ケイ素(S102)が2重量部、レゾ
ルシンが8重量部、メラミン誘導体が2.5重量部、ナ
フテン酸コバルトが2.5重量部、硫黄が4重量部、ジ
シクロへキシルベンズチアジルスルフェンアミドが0.
8重量部である。酸化亜鉛はゴム層14の強化に寄与し
、ステアリン酸はその軟化に役立つ。レゾルシン、メラ
ミン誘導体及びナフテン酸コバルトは、各フィラメント
6.10の表面のしんちゅう層とゴム層14との接資力
を強化する。硫黄は、このしんちゅう層に硫化銅を作り
、ゴム層14との接若力強化に役立つ。なお、カレンダ
ー作業時のコード張力は1 kg±500gであるが、
本構造のスチールコード2は、第5図に構造を示した従
来のスチールコードとは違って、コード張力の変動の影
響を受けにくい。
100重量部、酸化亜鉛(Z O)が55重量部、ステ
アリン酸が7重量部、トリメチルジヒドロキノン重合体
が1重量部、酸化ケイ素(S102)が2重量部、レゾ
ルシンが8重量部、メラミン誘導体が2.5重量部、ナ
フテン酸コバルトが2.5重量部、硫黄が4重量部、ジ
シクロへキシルベンズチアジルスルフェンアミドが0.
8重量部である。酸化亜鉛はゴム層14の強化に寄与し
、ステアリン酸はその軟化に役立つ。レゾルシン、メラ
ミン誘導体及びナフテン酸コバルトは、各フィラメント
6.10の表面のしんちゅう層とゴム層14との接資力
を強化する。硫黄は、このしんちゅう層に硫化銅を作り
、ゴム層14との接若力強化に役立つ。なお、カレンダ
ー作業時のコード張力は1 kg±500gであるが、
本構造のスチールコード2は、第5図に構造を示した従
来のスチールコードとは違って、コード張力の変動の影
響を受けにくい。
以上に説明した本発明の実施例に係るスチールコード2
の特性だけでなく、このスチールコードを使用して製造
したベルト12の特性及びこのベルトを使用して製造し
たラジアルタイヤの試験結果を第1表に示す。同表には
、4つの比較例の対応する特性と試験結果をも併せて示
す。
の特性だけでなく、このスチールコードを使用して製造
したベルト12の特性及びこのベルトを使用して製造し
たラジアルタイヤの試験結果を第1表に示す。同表には
、4つの比較例の対応する特性と試験結果をも併せて示
す。
比較例1〜4のスチールコードは、それぞれ先に説明し
た第4図〜第7図の構造である。いずれの比較例のスチ
ールコードも、本実施例と同じ直径の5本のフィラメン
トからなる。本実施例の場合のコード径は、比較例1の
場合より大きいものの、他のいずれの比較例のコード径
よりも小さい。スチールコードの強力は、どの場合もほ
ぼ同程度である。また、長さ5 cmのスチールコード
試料を作成し、コード両端のみが開放するようにこれを
ゴムブロック内に埋設し、コードの一端から空気を2
kg / cm 2で圧入した場合の空気透過量を測定
した結果、比較例1の場合には透過量が非常に大きく、
比較例4の場合にも若干の空気透過があった。これに対
して、本実施例及び比較例2.3の場合には空気透過が
皆無であった。このことから、本実施例の場合には、比
較例2,3の場合と同様に、ゴム侵入性が良好であるこ
とが確認される。
た第4図〜第7図の構造である。いずれの比較例のスチ
ールコードも、本実施例と同じ直径の5本のフィラメン
トからなる。本実施例の場合のコード径は、比較例1の
場合より大きいものの、他のいずれの比較例のコード径
よりも小さい。スチールコードの強力は、どの場合もほ
ぼ同程度である。また、長さ5 cmのスチールコード
試料を作成し、コード両端のみが開放するようにこれを
ゴムブロック内に埋設し、コードの一端から空気を2
kg / cm 2で圧入した場合の空気透過量を測定
した結果、比較例1の場合には透過量が非常に大きく、
比較例4の場合にも若干の空気透過があった。これに対
して、本実施例及び比較例2.3の場合には空気透過が
皆無であった。このことから、本実施例の場合には、比
較例2,3の場合と同様に、ゴム侵入性が良好であるこ
とが確認される。
比較例1〜4についても、各スチールコードを本実施例
の場合と同じ2.5cm当り20本の間隔でゴムに埋設
してベルトを作成した。各スチールコードの上下にトッ
ピングされるゴム厚も、本実施例と同じくそれぞれ0.
3mmである。
の場合と同じ2.5cm当り20本の間隔でゴムに埋設
してベルトを作成した。各スチールコードの上下にトッ
ピングされるゴム厚も、本実施例と同じくそれぞれ0.
3mmである。
トッピングゴムの組成及びカレンダー作業時のコード張
力も同一である。ベルトの厚みすなわちトッピングゲー
ジについては、本実施例に係るスチールコードを使用し
たものは、比較例1の場合より大きいものの、他のいず
れの比較例の場合よりも小さい。これは前記コード径の
大小関係によって決まる。したがって、ベルトのゴム使
用量は、本実施例の場合には比較例2〜4より少ない。
力も同一である。ベルトの厚みすなわちトッピングゲー
ジについては、本実施例に係るスチールコードを使用し
たものは、比較例1の場合より大きいものの、他のいず
れの比較例の場合よりも小さい。これは前記コード径の
大小関係によって決まる。したがって、ベルトのゴム使
用量は、本実施例の場合には比較例2〜4より少ない。
次に、以上の5種のベルトを使用して乗用車用ラジアル
タイヤP195/75R14を実際に作成し、砕石湿潤
路走行試験によってベルト部分のセパレーション発生の
有無を調べた。この結果、比較例1の場合には走行距離
1.1万iで早くもフィラメントに錆が生じ、この錆の
近傍にセパレーションが発生した。また、比較例2の場
合には走行距離1,7万廟で同様にセバレージョンが発
生した。これに対し、本実施例及び比較例3.4の場合
には、2,0万廟の走行後にもセパレーション発生がみ
られなかった。
タイヤP195/75R14を実際に作成し、砕石湿潤
路走行試験によってベルト部分のセパレーション発生の
有無を調べた。この結果、比較例1の場合には走行距離
1.1万iで早くもフィラメントに錆が生じ、この錆の
近傍にセパレーションが発生した。また、比較例2の場
合には走行距離1,7万廟で同様にセバレージョンが発
生した。これに対し、本実施例及び比較例3.4の場合
には、2,0万廟の走行後にもセパレーション発生がみ
られなかった。
なお、以上に説明した実施例では副フィランメントlO
の本数を3としていたが、これに限らない。2本の副フ
ィランメント10を使用する場合には、副フィランメン
ト10どおしに撚りをかけてもよい。ただし、3本以上
の副フィランメント10を使用する場合には、これらの
副フィラメント10どおしを撚らずに互いに平行に引き
揃えて、副フィランメント10どおしが閉じた空隙を形
成しないようにする。主副フィラメント6゜IOは、同
径でなくともよい。主フィラメント 8の螺旋状のうね
りの方向は、その撚りと反対方向であってもよい。ただ
し、うねりの方向と撚方向とが反対である場合には、撚
戻しを考慮してオーバーツイストを施す必要がある。ま
た、以上の説明では主フィラメント 6の螺旋状のうね
りピッチをその撚ピッチの2倍としていたが、これらの
ピッチの関係はこれに限らない。
の本数を3としていたが、これに限らない。2本の副フ
ィランメント10を使用する場合には、副フィランメン
ト10どおしに撚りをかけてもよい。ただし、3本以上
の副フィランメント10を使用する場合には、これらの
副フィラメント10どおしを撚らずに互いに平行に引き
揃えて、副フィランメント10どおしが閉じた空隙を形
成しないようにする。主副フィラメント6゜IOは、同
径でなくともよい。主フィラメント 8の螺旋状のうね
りの方向は、その撚りと反対方向であってもよい。ただ
し、うねりの方向と撚方向とが反対である場合には、撚
戻しを考慮してオーバーツイストを施す必要がある。ま
た、以上の説明では主フィラメント 6の螺旋状のうね
りピッチをその撚ピッチの2倍としていたが、これらの
ピッチの関係はこれに限らない。
[発明の効果]
以上に説明したように、本発明に係る空気タイヤ用スチ
ールコードでは、ストランドを構成する主フイラメント
自体の間や副フィラメント自体の間に閉じた空隙ができ
ることがなく、しかもストランドと副フィラメントとの
間の空隙も開放しており、いずれの箇所にも閉じた空隙
がない。つまり、フィラメント間へのゴム侵入が円滑に
なり、ゴム未充填部分を有するブレーカやベルト等が製
造されるおそれがない。したがって、空気タイヤのトレ
ッドが外傷を受けてこの外傷から水が侵入しても、スチ
ールコード2に錆が生じることがなく、ブレーカやベル
ト等のいわゆるセパレーションの問題を未然に防止する
ことができる。
ールコードでは、ストランドを構成する主フイラメント
自体の間や副フィラメント自体の間に閉じた空隙ができ
ることがなく、しかもストランドと副フィラメントとの
間の空隙も開放しており、いずれの箇所にも閉じた空隙
がない。つまり、フィラメント間へのゴム侵入が円滑に
なり、ゴム未充填部分を有するブレーカやベルト等が製
造されるおそれがない。したがって、空気タイヤのトレ
ッドが外傷を受けてこの外傷から水が侵入しても、スチ
ールコード2に錆が生じることがなく、ブレーカやベル
ト等のいわゆるセパレーションの問題を未然に防止する
ことができる。
また、本発明に係る空気タイヤ用スチールコードは、第
6図に示した従来のスチールコードとは違って、螺旋状
にうねらせたストランドのうねりの谷に沿って副フィラ
メントを挿入した構造であるため、コード径が小さい。
6図に示した従来のスチールコードとは違って、螺旋状
にうねらせたストランドのうねりの谷に沿って副フィラ
メントを挿入した構造であるため、コード径が小さい。
したがって、ブレーカやベルトがコスト高となる問題を
解決することができ、空気タイヤの軽量化をはかること
ができる。
解決することができ、空気タイヤの軽量化をはかること
ができる。
主フィラメントの螺旋状のうねりの方向とその撚方向と
を一致させてストランドを形成し、このストランドのう
ねりの谷に沿って副フィラメントを挿入すれば、1方向
のみの回転力を有する撚線機で本発明に係るスチールコ
ードを製造することができるばかりでなく、主フィラメ
ントの撚戻しが副フィラメントがら受ける力によって防
止される。したがって、作業性が向上する。
を一致させてストランドを形成し、このストランドのう
ねりの谷に沿って副フィラメントを挿入すれば、1方向
のみの回転力を有する撚線機で本発明に係るスチールコ
ードを製造することができるばかりでなく、主フィラメ
ントの撚戻しが副フィラメントがら受ける力によって防
止される。したがって、作業性が向上する。
主フィラメントの螺旋状のうねりピッチをその撚ピッチ
の2倍とすれば、1つの回転数のみの回転機構を有する
撚線機で本発明に係るスチールコードを製造することが
でき、作業性が向上する。
の2倍とすれば、1つの回転数のみの回転機構を有する
撚線機で本発明に係るスチールコードを製造することが
でき、作業性が向上する。
第1図は本発明の実施例に係る空気タイヤ用スチールコ
ードの斜視図、第2図は前回のスチールコードの各部所
面図、第3図は第1図のスチールコードが埋設されたベ
ルトの一部断面図、第4図は従来の空気タイヤ用スチー
ルコードの断面図、第5図は従来の他の空気タイヤ用ス
チールコードの断面図、第6図は従来のさらに他の空気
タイヤ用スチールコードの断面図、第7図は従来のさら
に他の空気タイヤ用スチールコードの断面図である。 符号の説明 2・・・スチールコード、4・・・ストランド、6・・
・主フィラメント、IO・・・副フィラメント、12・
・・ベルト、14・・・ゴム層。 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社
ードの斜視図、第2図は前回のスチールコードの各部所
面図、第3図は第1図のスチールコードが埋設されたベ
ルトの一部断面図、第4図は従来の空気タイヤ用スチー
ルコードの断面図、第5図は従来の他の空気タイヤ用ス
チールコードの断面図、第6図は従来のさらに他の空気
タイヤ用スチールコードの断面図、第7図は従来のさら
に他の空気タイヤ用スチールコードの断面図である。 符号の説明 2・・・スチールコード、4・・・ストランド、6・・
・主フィラメント、IO・・・副フィラメント、12・
・・ベルト、14・・・ゴム層。 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、2本の主フィラメントを螺旋状にうねらせながら互
いに撚合わせて形成したストランドと、このストランド
のうねりの谷に沿って挿入された副フィラメントとから
なる空気タイヤ用スチールコード。 2、3本以上の副フィランメントが撚りをかけられずに
互いに平行に引き揃えられる請求項1記載の空気タイヤ
用スチールコード。 3、主フィラメントの螺旋状のうねりの方向とその撚方
向とが一致する請求項1又は2記載の空気タイヤ用スチ
ールコード。 4、主フィラメントの螺旋状のうねりピッチがその撚ピ
ッチの2倍である請求項1〜3のいずれか1項に記載の
空気タイヤ用スチールコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079398A JPH01250482A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 空気タイヤ用スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079398A JPH01250482A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 空気タイヤ用スチールコード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01250482A true JPH01250482A (ja) | 1989-10-05 |
JPH0343391B2 JPH0343391B2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=13688749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079398A Granted JPH01250482A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 空気タイヤ用スチールコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01250482A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03199476A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-08-30 | Tokyo Seiko Co Ltd | 高伸度スチールコード |
JPH0524408A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-02 | Kokoku Kousensaku Kk | タイヤ |
US5319915A (en) * | 1990-06-16 | 1994-06-14 | Tokusen Kogyo Co., Ltd. | Steel cord for reinforcing rubber product |
US5337549A (en) * | 1989-12-20 | 1994-08-16 | Tokusen Kogyo Company Limited | Steel cord for reinforcement of rubber products |
US5408819A (en) * | 1990-05-15 | 1995-04-25 | Sumitomo Electric Industries, Inc. | Metal cord for reinforcing rubber article |
US5429878A (en) * | 1991-03-06 | 1995-07-04 | Bridgestone Corporation | Metal cords for rubber reinforcement and tires using the same |
US5502960A (en) * | 1991-12-27 | 1996-04-02 | Tokusen Kogyo Company Limited | Steel cord for reinforcement of rubber products |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5291947A (en) * | 1976-01-27 | 1977-08-02 | Uniroyal Inc | Metallreinforced cord structure |
JPS611553A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 無人搬送車における障害物検出装置 |
JPS611552A (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-07 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輛用制御装置 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP63079398A patent/JPH01250482A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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US5408819A (en) * | 1990-05-15 | 1995-04-25 | Sumitomo Electric Industries, Inc. | Metal cord for reinforcing rubber article |
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US5502960A (en) * | 1991-12-27 | 1996-04-02 | Tokusen Kogyo Company Limited | Steel cord for reinforcement of rubber products |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343391B2 (ja) | 1991-07-02 |
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