JPH01249515A - コーナピースカバー取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車体フロントドアのドアサツシュ萌端部に固
着されるコーナピースカバーの取付１１１造に関する。

従来の技術 従来、ドアミラーを装置し得るドアサツシュにおいて、
ドアミラー非装着仕様時にはドアサツシュのドアミラー
装着部位に第５．６図に示したようなコーナピースカバ
ー１が取り付けられる。該コーナピースカバー■の裏面
２には、クリップ３゜３とボス部４とが突設されており
、該ボス部４内には第７図に示したようにナツト５が埋
設されている。そして前記クリップ３とボス部４とはド
アサツシュ６に成形された組付孔７・・・に挿通される
一方、前記ドアサツシュ６の車室内側に位置するレイン
フォース８にはボルト９が挿通され、該ボルト９を前記
ナツト５に螺合することによってコーナピースカバー１
をドアサツシュ６の車室外側に固着するのである。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の構造にあっては、前記ナ
ツト５がボス部４内に埋設された構造であることから、
コーナピースカバー１とともにボス部４を一体成形する
際に、ナツト５を挿入してボス部４の成形作業を行わな
ければならない。このため成形作業時にナツト５を所定
の位置に精度よく固定すべく高精度の位置決め作業を要
し、よって成形作業上の困難性を伴うのみならず、迅速
な成形作業を行い得るものではなかった。

本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので
あり、ボス部成形後にナツトをボス部内に収容配置し得
る構造とすることによって、前記課題を解決したコーナ
ピースカバー取付構造を提供することを目的とするもの
である。

課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明にあっては、コーナピ
ースカバーの裏面にボス部を突設し、該ボス部内にナツ
トを埋設する一方、ドアサツシュに挿通されたボルトを
前記ナツトに螺合して、前記コーナピースカバーをドア
サツシュに固着する構造において、前記ボス部を軸方向
に分割した分割片を成形し、該分割片の先端部に前記ナ
ツトを収容する受容部を成形するとともに、該受容部内
にナツトを収容配置して、前記分割片を相互に結合させ
である。

作用 前記構成において、コーナピースカバーとボス部ととも
に成形した後、該ボス部の分割片を適宜屈曲して、分割
片間にナツトを介挿し、該ナツトを前記受容部内に収容
配置する。しかる後に粘着テープあるいはキャップ等の
結合手段により、各分割片を相互に結合させると、ナツ
トは前記受容部内に挾持される。そして該ナツトに前記
ボルトを螺合することにより、コーナピースカバーはド
アサツシュに固着される。

実施例 以下本発明の一実施例について図面に従って説明する。

すなわち第５．６図をもって既設したようにコーナピー
スカバー１の裏面２には、クリップ３とボス部４とが突
設されており、該ボス部４は、第１図に示したように軸
方向に成形されたスリット１０によって第１分割片１１
と第２分割片１２とに二分割成形されている。各分割片
１１゜１２の先端部には、ナツト５の略半分部分を収容
し得る容積からなる受容部°１３，１３が成形されてお
り、該受容部１３の端縁にはボルト挿入開口１４．１４
が成形されている。そして前記第１゜第２分割片１１．
１２を外方に屈曲し、前記ナツト５の両側を受容部１３
．１３内に収容した後、第２図に示したように両分割片
１１．１２の外周部に粘着テープ１５を巻装し、両分割
片１１，１２を相互に結合させる。これによってナツト
５は受容部１３．１３内に挟持されて分割片２．１２間
に固持される。したがって前記コーナピースカバー１と
ともにボス部４を成形する際に、該ボス部４の内部にナ
ツト５を介挿する必要はなく、成形時におけるナツト４
の位置決め作業に起因する困難性を解消して成形作業の
迅速化を図ることができる。

そして前記ナツト５が固持されたボス部４は、第６図を
もって肌脱したように前記クリップ３とともにドアサツ
シュ６に形成された組付孔７・・・に挿通され、前記レ
インフォース８に挿通されたボルト９をナツト５に螺合
することにより、コーナピースカバー１はドアサツシュ
６の車室外側に固定されるものである。

第３図は本発明の他の実施例を示すものであり、前記受
容部１３の外周壁を形成する大径部１６の下面には、連
結部材１７を介してキャップ１８が連係されている。該
キャップ１８は前記大径部１６に外嵌する内径を有する
とともに、中心部にはボルト挿通孔１９が成形されてい
る。かかる実施例においては、ナツト５を受容部１４内
に収容した後、両分割片１１．１２を密接させ、しかる
後に第４図に示したようにキャップ１８を前記大径部１
６に外嵌する。これによって分割片１１，１２は相互に
結合され、該分割片１１．１２の受容部１３．１３内に
ナツト５は挟持されるのである。

なおこの実施例においては、キャップ！８を連結部材１
７を介して大径部１６に連係させる構造としたが、キャ
ップ１８を各分割片１１．１２と別体に成形する構造で
あってもよい。又両分割片１１．１２を相互に結合する
手段は、前記粘着テープ１５やキャップＩ８に限ること
なく、接着剤等如何なる結合手段であってもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明はボス部を軸方向に分割した
分割片を成形し、該分割片の先端部にナツトを収容配置
して、各分割片を相互に結合させるようにした。よって
ボス部を成形する際にナツトを位置決めして埋設する必
要はなく、ボス部成形後にナツトを挿入配置することが
可能となる。

よってコーナピースカバーと一体にボス部を成形する際
、困難性を伴うナツト位置決め作業が不要となり、成形
作業を容易化して作業効率の向上を図ることを可能にす
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のナツト収容配置面の状態を
示す斜視図、第２図は同実施例のナツト収容配置後の状
態を示す斜視図、第３図は本発明の他の実施例のキャッ
プ外表前の状態を示す斜視図、第４図は同実施例のキャ
ップ外嵌後の状態を示す斜視図、第５図はコーナピース
カバーの外観斜視図、第６図はコーナピースカバーの取
付状態を示す断面図、第７図は従来のボス部を示す正面
図である。 ｌ・・・コーナピースカバー、２・・・裏面、４・・・
ボス部、５・・・ナツト、６・・・ドアサツシュ、１１
・・・第１分割片、１２・・・第２分割片、！３・・・
受容部。 外２名 第１図 ＼１　フーＴヒ・−スぜ− 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コーナピースカバーの裏面にボス部を突設し、該
   ボス部内にナットを埋設する一方、ドアサッシュに挿通
   されたボルトを前記ナットに螺合して、前記コーナピー
   スカバーをドアサッシュに固着する構造において、前記
   ボス部を軸方向に分割した分割片を成形し、該分割片の
   先端部に前記ナットを収容する受容部を成形するととも
   に、該受容部内にナットを収容配置して、前記分割片を
   相互に結合させたことを特徴とするコーナピースカバー
   取付構造。