JPH01248668A - 薄膜トランジスタ - Google Patents

薄膜トランジスタ

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JPH01248668A
JPH01248668A JP7726188A JP7726188A JPH01248668A JP H01248668 A JPH01248668 A JP H01248668A JP 7726188 A JP7726188 A JP 7726188A JP 7726188 A JP7726188 A JP 7726188A JP H01248668 A JPH01248668 A JP H01248668A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
type
film transistor
polycrystalline silicon
thin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7726188A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Komatsu
博志 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は液晶デイスプレィを形成するアクティブマトリ
クス基板、あるいはイメージセンサを形成する駆動回路
基板に用いる薄膜トランジスタの構造に関する。 [従来の技術] 従来の薄膜トランジスタは能動層の材料として特開昭5
8−115850に示されているような多結晶シリコン
を用いたものや、特開昭58−113667に示されて
いるような非晶質シリコンを用いたものがあった。 [発明が解決しようとする課!!] しかし前述の従来技術による薄膜トランジスタは、能動
層が多結晶シリコンあるいは非晶質シリコンの単層で構
成されているため、その中を流れる電子あるいは正札の
電界効果移動度が低く、その結果次に記述するようない
くつかの問題点を有している。 ■)アクティブマトリクス基板の画素電極用スイツチン
グ素子とした場合、ゲート電圧に対しドレイン電流が少
なく、大きな液晶容量に高速に信号を書き込む場合、ゲ
ート電圧がより高くなり高耐圧のドライバICが必要に
なり高価になることや、ゲート幅の大きな薄膜トランジ
スタが必要となり開口率が低下し画質が劣化する。 2)アクティブマトリクス基板のソース線あるいはゲー
ト線に信号を送る駆動回路を相補型薄膜トランジスタで
形成する場合、n型およびp型薄膜トランジスタのON
電流が小さいために高速動作が不可能で、駆動できるソ
ース線あるいはゲート線の総本数が制限され高解像度の
ドライバ内蔵デイプレイの実現が困難である。 3)イメージセンサの駆動回路に薄膜トランジスタを用
いる場合も、上述と同様のことが言え、解像度の高いイ
メージセンサの実現が困難である。 そこで本発−明はこのような問題点を解決するためのも
ので、その目的とするところは、電解効果移動度が大き
く、ゲート電圧あるいはゲート幅が小さくても大きなO
N電流が流せ、高速動作が可能なn型およびp型チャネ
ルを持つ薄膜トランジスタを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
本発明の薄膜トランジスタは、絶縁性基板上に形成され
た薄膜トランジスタ・において、前記薄膜トランジスタ
の能動層に、第一材料より成る第一半導体層と、第二材
料より成る第二半導体層が交互に積層された多層構造を
含むことを特徴としている。また前記第一材料として多
結晶シリコン、前記第二材料として多結晶ゲルマニウム
を用いること、あるいは前記第一材料として非晶質シリ
コン、前記第二材料として非晶質ゲルマニウムを用いる
ことを特徴としている。 〔作 用〕 室温における結晶性ゲルマニウムの電子および正孔の移
動度は、結晶性シリコンのそれらよりも大きな値を示す
0表1を参照のこと。 表1 単位:Cm”/V−56に れらの大小関係は結晶質が多結晶あるいは非晶質となっ
ても変わらない、したがってシリコンよりも移動度の大
きなゲルマニウムなどの材料を能動層に挿入することに
より薄膜トランジスタの移動度を増加できる。 〔実 施 例] 本発明の実施例に基づきさらに詳述する。 (実施例1) 本発明の第一の実施例として第1図に多結晶シリコン層
と多結晶ゲルマニウム層を積層した多層膜を能動層に持
つp型チャネルの薄膜トランジスタの断面概略図を示す
、第1図において、石英ガラス基板101上に厚さが1
000人の低不純物濃度i型多結晶シリコン層102、
厚さが500人の低不純物濃度i型多結晶ゲルマニウム
層103および厚さが500人の低不純物濃度i型多結
晶シリコン層104を順次積層し多層膜を形成する。こ
の多層膜上にゲート絶縁膜として厚さ800人の酸化シ
リコン膜105i3よびその上にゲート電極となる多結
晶シリコン層106を形成する。多層膜の内部に、ゲー
ト電極下部の能動領域を残してボロンを拡散し、p型の
ソース領域107およびドレイン領域108を形成する
。ソース領域およびドレイン領域表面のコンタクト孔を
残して全面を酸化シリコンより成るパッシベーション膜
109で覆い、ITOのソース電極110およびドレイ
ン電極111を形成する。能動領域の幅を5,0μm、
ゲート電極の幅を6μmとした。 この薄膜トランジスタのソース電極を接地し。 ドレイン電極に一5vを印加した状態で、ゲート電極に
負電圧を印加していくとドレイン電流が流れ、ゲート電
圧−20Vに対してドレイン電流は310μAであった
。この値は従来の多結晶シリコンを能動層とする薄膜ト
ランジスタの値より約3倍大きなもので、キャリアの移
動度が増加したことを意味する。同ドレイン電圧でゲー
ト電極を接地したときドレイン電流は80pAであった
。 多結晶シリコンおよび多結晶ゲルマニウムの堆積法とし
て熱CVD法を用いた。ゲート絶縁膜は堆積した多結晶
シリコンを熱酸化して形成した。 (実施例2) 本発明の第二の実施例として、第2図に非晶質シリコン
層と非晶質ゲルマニウム層を積層とした多層膜を能動層
に持つn型チャネルの薄膜トランジスタの断面概略図を
示す。第2図において、7059(コーニング社製)ガ
ラス基板201上にCr金属より成るゲート電極202
を形成したのち、ゲート絶縁膜として3000人のSi
Nx膜203、能動層として500人の非晶質シリコン
層204,500人の非晶質ゲルマニウム層205.1
000人の非晶質シリコン層206より成る多層膜を、
およびコンタクト層としてn9非晶質シリコン層207
をそれぞれ順次積層する。薄膜トランジスタを形成する
部分を残してこれらの積層膜をエツチング除去したのち
酸化シリコンのパッシベーション膜208を形成し、コ
ンタクトホールよりAI2金属でソース電極209およ
びドレイン電極110をとり出す。 能動領域の幅を50μm、ゲート電極の幅を5μmとし
て、ソース電極とドレイン電極の間に10vを印加し、
ソース電極に対しゲート電極電位をIOVとしたとき、
ドレイン電流は12μAであった。この値は従来の非晶
質シリコンを能動層とする薄膜トランジスタの値と比較
して約2.5倍大きい、このことは多結晶を能動層に持
つ薄膜トランジスタと同様にキャリアの移動度が増加し
たことを意味する。なお、非晶質シリコン層および非晶
質シリコン層などはプラズマCVD法によって堆積させ
た。 以上の実施例によって本発明により薄膜トランジスタの
ON電流を従来のものより増加できることがわかった。 なお本実施例において半導体材料としてシリコンおよび
ゲルマニウムを用いたが、本発明の適用範囲はこれらの
材料のみならず、C,Si、Ge、Sn等の第1V族及
びこれらの混晶、GaAs、GaP、InP、I nA
s等のIII −V族及びこれらの混晶、Zn5e、Z
nS、ZnTe、CdTe等のII−V’l族及びこれ
らの混晶等を含む全ての半導体材料を用いた薄膜トラン
ジスタに適用できる。 [発明の効果] 本発明の薄膜トランジスタには次に述べるような格別な
る発明の効果がある。 (1)従来の薄膜トランジスタと同じ構造あるいは同じ
製造工程で作製できるため、従来の技術が応用できる。 (2)n型チャネルとp型チャネルの両方において、キ
ャリアの移動度が増加できるので、高速の相補型回路が
構成でき、高精細液晶デイスプレィの実現が可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を説明するためのもので
、多結晶シリコン層と多結晶ゲルマニウム層を積層した
多層膜を能動層に持つp型チャネルの薄膜トランジスタ
の断面概略図である。 第2図は本発明の第二の実施例を説明するためのもので
、非晶質シリコン層と非晶質ゲルマニウム層を積層した
多層膜を能動層に持つn型チャネルの薄膜トランジスタ
の断面概略図である。 101・・・石英ガラス基板 102・・・i型多結晶シリコン層 103・・・i型多結晶ゲルマニウム層104・・・i
型多結晶シリコン層 105・・・酸化シリコン膜 106・・・多結晶シリコン層 107・・・ソース領域 108・・・ドレイン領域 109・・・パッシベーション膜 110・・・ソース電極 111・・・ドレイン電極 201・・・ガラス基板 202・・・ゲート電極 203・・・SiNx膜 204・・・非晶質シリコン層 205・・・非晶質ゲルマニウム層 206・・・非晶質シリコン層 207・・・n0非晶質シリコン層 208・・・パッシベーション膜 209・・・ソース電極 210・・・ドレイン電極 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 最 上 遭(、他1名)笛 11」

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性基板上に形成された薄膜トランジスタにお
    いて、前記薄膜トランジスタの能動層に、第一材料より
    成る第一半導体層と、第二材料より成る第二半導体層が
    交互に積層された多層構造を含むことを特徴とする薄膜
    トランジスタ。
  2. (2)前記第一材料として多結晶シリコン、前記第二材
    料として多結晶ゲルマニウムを用いることを特徴とする
    請求項第1項記載の薄膜トランジスタ。
  3. (3)前記第一材料として非晶質シリコン、前記第二材
    料として非晶質ゲルマニウムを用いることを特徴とする
    請求項1第1項記載の薄膜トランジスタ。
JP7726188A 1988-03-30 1988-03-30 薄膜トランジスタ Pending JPH01248668A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0587520A1 (en) * 1992-08-10 1994-03-16 International Business Machines Corporation A SiGe thin film or SOI MOSFET and method for making the same
US5475244A (en) * 1990-10-31 1995-12-12 Canon Kabushiki Kaisha MIS transistor having second conductivity type source and drain regions sandwiching a channel region of a first conductivity type of a first semiconductor material formed on an insulating substrate, and a gate electrode formed on a main surface
US5753541A (en) * 1995-04-27 1998-05-19 Nec Corporation Method of fabricating polycrystalline silicon-germanium thin film transistor
US5777364A (en) * 1992-11-30 1998-07-07 International Business Machines Corporation Graded channel field effect transistor
CN100369199C (zh) * 2004-05-21 2008-02-13 国际商业机器公司 形成多晶硅的方法和在硅基材料中的mosfet器件

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