JPH01247826A - 弾性継手と舶用動力伝達装置 - Google Patents

弾性継手と舶用動力伝達装置

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Publication number
JPH01247826A
JPH01247826A JP63072584A JP7258488A JPH01247826A JP H01247826 A JPH01247826 A JP H01247826A JP 63072584 A JP63072584 A JP 63072584A JP 7258488 A JP7258488 A JP 7258488A JP H01247826 A JPH01247826 A JP H01247826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
elastic body
rubber
elastic
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP63072584A
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English (en)
Inventor
Yuji Hashimoto
裕治 橋本
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、弾性継手とその弾性継手を用いる舶用動力
伝達装置に関するものである。
従来の技術 従来、例えば船内の機関と船外の推進装置といったよう
に、動力源と作業機とを連結する場合、動力源の回転変
動をできるだけ吸収するため、両者間にゴム状弾性体か
らなる弾性継手を介して連結することが行なわれている
。しかし、このように構成すると、動力伝達系が1つの
ねじり振動系を構成し、その系の振動が動力源または作
業機の共振点にある場合には、このために大きな振動を
生じ、騒音も大きくなる。例えば、船内外機においては
、前記振動系が機関の振動系と共振点にあると、ドライ
ブシャフトの自由端が大きく振動し騒音が大きくなる不
都合を生ずる。このため、そのような弾性継手を用いて
連結する場合、共振点が常用回転域から外れるように、
前記弾性継手全体のバネ定数を設定することが行なわれ
ている。
この場合のバネ定数の変更は、例えば弾性継手の構成部
材であるゴム状弾性体の材質の変更によってはその変更
範囲が限られるため、その数を増減することによって変
更し、常用回転域から外れた位置に共振域を設定するよ
うにしている。例えば、この場合のゴム状弾性体の数の
変更は、予め3個或いは4個のゴム状弾性体を接続し、
順次その数を減らして行き、常用回転域から共振点が外
れた位置で全体を固定する。
第4図は、そのように、数個のゴム状弾性体を連結した
場合の従来の構造を示している。
図において、(Ia)  (lb)・・・は、全体が環
状に構成されたゴム状弾性体であり、まず、第1のゴム
状弾性体(Ia)を、軸方向のボルト(2)により駆動
側の軸継手(3)へ固定し、半径方向のボルト(4)に
より儲手軸(5)へ固定している。
そして、継手軸(5)のllh端へ、第2のゴム状弾性
体(1b)を半径方向のボルト(4)によって固定し、
軸方向のボルト(5)によって中間軸(6)の一端に設
けた継手(7)へ固定して、−旦この中間軸(6)へ動
力を伝達するようにしている。
中間軸(6)は、軸方向の一対の軸受台(8)(8)に
よって支持されており、その他端に固定した継手(9)
へ、第3の弾性継手(1c)を軸方向のボルト(2)に
よって固定し、更にこの弾性継手(1c)を、半径方向
のボルト(4)によって第2の継手軸(10)へ固定す
るとともに、この継手軸(10)の他端に、半径方向の
ボルト(4)で第4のゴム状弾性体(ld)を固定し、
同しく軸方向のボルト(2)によりそのゴム状弾性体(
4)を被動側の軸継手(11)へ固定して、これら4個
の・ゴム状弾性体(1a)〜(ld)を介して動力を伝
達するようにしている。
発明が解決しようとする課題 上記従来の動力伝達構造において、駆動側の軸継手(3
)及び被動側の軸継手(11)に固定されてない中間の
第2・第3のゴム状弾性体(lb)  (lc)につい
ては、両者を相互に直結するとこれらを支持するものが
ないため、その重量により下側が開き回転不釣合が生し
、振動や騒音を生じる不都合があり、それ故に、この第
4図で示すように中間軸(6)を設けて軸受台(8)(
8)で支持する必要があった。
そのため、従来においては、このような軸受台(8)及
び中間軸(6)を設ける分だけ全長が長くなるという欠
点があった。例えば、船内の機関と船外の動力装置とを
ドライブシャフトで結ぶ船内外機においては、動力伝達
系中に多数のゴム状弾性体を設けるだけの充分な長さを
取ることができず、広範囲に渡ってハネ定数を変更する
ことが困難なため、場合によっては常用回転域内に共振
点が入ってしまう不都合があった。
この発明は、かかる従来の欠点に鑑み、短い長さの範囲
で多数のゴム状弾性体を接続できるようにした弾性継手
と、その弾性継手を用いた船舶の動力伝達装置を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この発明の弾性継手は、駆
動側と波動側とを、その間に少なくとも3個のゴム状弾
性体を介在させて相互に連動連結するとともに、これら
ゴム状弾性体を貫通して、その両端を前記駆動側と被動
例によって支持されるサポートシャフトを設けて、少な
くとも中間のゴム状弾性体を直接又は間接に支持したこ
とを特徴としている。
また、この発明の舶用動力伝達装置では、上記のような
弾性継手を、船内の機関と船外の推進装置との間に設け
たことを特徴としている。
作    用 各ゴム状弾性体を貫通して設けたサポートシャフトが、
特に中間部分のゴム状弾性体を支持するため、従来のよ
うに中間軸やその軸受台を設ける必要がない。
実施例 第1図は、この発明の第1の実施例であって、4個のゴ
ム状弾性体(21a )〜(21d )を用いた場合で
ある。ゴム状弾性体(21a ”)〜(21d )  
は、夫々半径方向の金属ブツシュ(22)と軸方向の金
属ブツシュ(23)を円周方向に間隔を置いて配置し、
これらを図示しないゴムによって連結して、円周方向に
弾性を持たせたものであり、例えば実公昭56−355
42号公報にこれと同じ構造のものが記載されている。
(24)が駆動側の軸継手であり、この駆動側軸継手(
24)に、センターカップリング(25)のフランジ(
26)が当接され、このフランジ(26)を挟んで、第
1のゴム状弾性体(21a )が、軸方向の金属ブツシ
ュ(23)に挿し込んだポル) (27)により固定さ
れている。この第1のゴム状弾性体(21a )の半径
方向のブツシュ(22)へ、半径方向のボルト(28)
が外側より挿し込まれている。
中空な継手軸(29)の一端が、この第1のゴム状弾性
体(21a)内に挿し込まれるとともに、その継手軸(
29)内に挿し込んだブツシュ(30)へ、継手軸(2
9)を貫通して前記のポル) (28)が螺じ込まれて
、この継手軸(29)とゴム状弾性体(21a)とが一
体に回転するよう連結されている。
継手軸(29)の他端が第2のゴム状弾性体(21b)
内へ挿し込まれ、同じくゴム状弾性体く21b)へ挿し
込んだ半径方向のポル) (28)が、その継手軸(2
9)内周のブツシュ(30)へ螺じ込まれて相互に連結
されている。同じく第2のゴム状弾性体(21b )に
挿し込まれた軸方向のボルト(27)が、この第2のゴ
ム状弾性体(21b )に対面して配置した継手フラン
ジ(31)へ螺し込まれて連結されている。
このm手フランジ(31)には、第3のゴム状弾性体(
21C)が対向して配置されており、その第3のゴム状
弾性体(21c )に挿し込んだ軸方向のボルト(27
)が、その継手フランジ(31)へ螺し込まれて相互に
連結されている。第3のゴム状弾性体(21C)には、
第2の継手軸(32)の端部が挿し込まれるとともに、
ゴム状弾性体(21C)外□  側より挿し込んだ半径
方向のポル) (2B)が、この継手軸(32)を貫通
してその内側のブツシュ(30)へ螺し込まれて一体に
回転するよう連結しである。
更に、第2の継手軸(32)の他端が、第4のゴム状弾
性体(21d )内に挿し込まれるとともに、同様に半
径方向にこのゴム状弾性体(21d )に挿し込んだボ
ルト(28)が、同じく継手軸(32)を貫通して内側
のブツシュ(30)へ螺じ込まれて連結されている。同
じく第4のゴム状弾性体(21d)に挿し込んだ軸方向
のポル) (27)が、被動側のセンターカンプリング
(33)を挟んで被動側軸継手(34)のフランジ部へ
螺じ込まれ、これによって、その被動側軸継手(34)
へ動力を伝達するように連結されている。
(35)がこの発明のサポートシャフトであり、このサ
ポートシャフト(35)の一端が、第1のゴム状弾性体
(21a )の内側である前記ブツシュ(30)へ、滑
り軸受(36)を介して相対回転自在に挿し込まれると
ともに、更に、前記センターカップリング(25)の軸
部(25a )へ、同様に滑り軸受(37)を介して相
対回転自在に外嵌されて、これにより、第1のゴム状弾
性体(21a )を内周側より支持している。そして、
このサポートシャフト(35)は、第1の継手軸(29
)内を通り、第2のゴム状弾性体(21b)、中間継手
フランジ(31)、及び第3のゴム状弾性体(21C)
を貫通し、更に第2の継手軸(32)を通って、第4の
ゴム状弾性体(21d )内側のブツシュ(30)内へ
、滑り軸受(36)を介して相対回転自在に嵌入されて
いる。同じく、被動側のセンターカンプリング(33)
の軸部(33a)へ滑り軸受(37)を介して外嵌され
、被動側軸部である軸継手(34)に対して相対回転自
在で、かつ、この軸継手(34)によって支持されてい
る。それと同時に、サポートシャフト(35)の端部が
、第4のゴム状弾性体(21d )を内側から支持して
いる。また、サポートシャフト(35)の中間部分にお
いては、夫々第2・第3のゴム状弾性体(21b > 
 (21c )を内側から支持するよう、その内側のブ
ツシュ(30)  (30)との間に滑り軸受(36)
  (36)が介在されている。
上記において、サポートシャフト(35)の両端は、セ
ンターカップリング(25)  (33)の軸部(25
a)(33a)を介して、駆動側の軸部である軸継手(
24)及び被動側の軸部である軸継手(34)によって
支持されるとともに、これら被動側と駆動側にある、第
1・第4のゴム状弾性体(21a )(21d )を支
持しているが、前記第4図の従来例と同様に、これら第
1・第4のゴム状弾性体(21a )  (21d )
は、センターカップリング(25)  (33)の軸部
(25a)(33a)によって直接支持し、このサポー
トシャフト(35)は、中間の第2・第3のゴム状弾性
体(21b )  (21c )のみを支持するように
してもよい。
第3図は、中間の第3のゴム状弾性体(21c )を除
いて3個のみとした場合の実施例である。すなわち、こ
の実施例では、この第3のゴム状弾性体(21c)を取
り除く代わりに、継手フランジ(3B)の軸部(38a
)を、第2の継手軸(32)端部へ嵌入して一体回転す
るよう固着し、そのフランジ部を第2のゴム状弾性体(
21b )へ対接させ、軸方向に挿し込んだポルI−4
27)をこのフランジ(38)へ螺し込んで、第2のゴ
ム状弾性体(21b)からそのフランジ(38)を介し
て直接第2の継手軸(32)へ動力を伝達するようにし
ている。
第3図は、上記の弾性継手を船内外機に実施した場合で
あり、この実施例では、連結軸(42)としての弾性継
手を船内の機関(40)と船外の推進装b (41)と
の間に介装している。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、少なくとも中間に配
置されたゴム状弾性体は、このゴム状弾性体を貫通する
サポートシャフトによって内側から支持されていること
になり、そのような中間のゴム状弾性体を支持するため
の中間軸や軸受台を設ける必要がなく、従来のものに比
較して大幅に全長を短くすることができる。そのため、
船内外機等の舶用動力伝達装置において、予め軸方向に
多数のゴム状弾性体を直列しておくことができ、その数
を順次減らすことによって常用回転域での機関との共振
を避けるための作業を行なって、全体に振動及び騒音の
少ない動力伝達装置を得ることができるという効果があ
る。加えて、この発明の弾性継手では、少なくとも中間
のゴム状弾性体内をサポートシャフトが通っているから
、仮に、ゴムに亀裂が生した場合でも直ちに破損して外
方へ太き(張出するといった危険がない。また、センク
ーシャフトはゴム状弾性体内を貫通するものであるから
、全体を大型化させることがなく、中間軸や軸受台を設
ける従来のものに比較して温かに小型化することができ
る。
4、!21面の節j■な説明 第1図及び第2図は、夫々この発明の実施例を示す弾性
継手の縦断面図、第3図は、この発明の弾性継手を用い
た船内外機の動力伝達装置の側面図、第4図は、従来の
弾性継手の縦断面図である。
(21a ) 〜(21d ) −ゴム状弾性体、(2
2)・・・駆動側軸継手、(34)・・・被動側軸継手
、(35)・・・サポートシャフト、(40)・・・機
関、(41)・・・推進装置、(42)・・・連結軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動側と被動側とを、その間に3個以上の弾性体を
    介在させて相互に連動連結するとともに、少なくとも中
    間にある弾性体を貫通して、その両端を前記駆動側と被
    動側によって支持されるサポートシャフトを設けて、少
    なくとも前記中間の弾性体を直接又は間接に支持したこ
    とを特徴とする弾性継手。 2、船内の機関と船外の推進装置との動力伝達径路中に
    、請求項1の弾性継手を設けた舶用動力伝達装置。
JP63072584A 1988-03-26 1988-03-26 弾性継手と舶用動力伝達装置 Pending JPH01247826A (ja)

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JP63072584A JPH01247826A (ja) 1988-03-26 1988-03-26 弾性継手と舶用動力伝達装置

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JP63072584A JPH01247826A (ja) 1988-03-26 1988-03-26 弾性継手と舶用動力伝達装置

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JPH01247826A true JPH01247826A (ja) 1989-10-03

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ID=13493573

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JP63072584A Pending JPH01247826A (ja) 1988-03-26 1988-03-26 弾性継手と舶用動力伝達装置

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JP (1) JPH01247826A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103003584A (zh) * 2010-06-30 2013-03-27 埃洛斯菲克斯图尔激光公司 用于联接设备中的位置测量的系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103003584A (zh) * 2010-06-30 2013-03-27 埃洛斯菲克斯图尔激光公司 用于联接设备中的位置测量的系统

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