JPH01247622A - 便器装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衛生設備器具である便器装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来の便器装置は、例えば第２図に示すような構成とな
っていた。第２図において洗浄水は水道管１から給水装
置２を通り便器装置３に入り止水弁４．流量調節弁５な
どを通り、温水タンク６で暖められ、切換え弁７又は９
を通りノズルユニット８又は１０より噴出し人体局部を
洗浄する。なお、この温水タンク６は便器装置の中に組
み込まれている一般的な構成である。

また、他の従来例は第３図に示す構成となっている。第
３図において洗浄水は給水装置２から温水タンク６に入
り、熱交換器１１で暖められノズルユニット８より噴出
し、人体局部を洗浄する。

この熱交換器１１は、別個の加熱ユニット１８として、
加熱ヒータ１３．温度センサー１４．温度制御器１５な
どを有する加熱タンク１２から加熱された熱媒体が制御
器１７に制御されて循環ポンプ１６により送られる。

しかしながら前記温水タンク６と便座１９とは全く別の
構成となっている。

発明が解決しようとする課題 第２図の構成では便器装置の中に温水タンク６が設けら
れており、すなわちトイレの中に高圧電気回路が引き込
まれるため、３点セントユニットバス（バスタブ、洗面
台便器）の場合、防湿性や感電に対する安全性確保に課
題が多かった。

又第３図に示す構成では、上記課題は解消されるものの
、熱交換するための温水タンク６を要し、構成も複雑で
、又トイレ内のスペースも狭いため不具合も多かった。

本発明は上記課題を解消し、シンプルで安全なユニット
バス用の便器装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の便器装置は、洗浄水
を供給する給水装置と、便座内に配設され、かつ前記給
水装置より洗浄水が２次側に送られる熱交換器と、この
熱交換器の２次側より洗浄水を噴出するノズルユニット
と、熱媒体を暖める加熱タンクと、熱媒体を加熱タンク
から熱交換器の１次側に圧送する循環ポンプと、加熱タ
ンクの温度制御、循環ポンプの運転制御および給水装置
の開閉制御等を行う制御ユニットを備え、熱交換器は洗
浄水を暖めるとともに、便座を保温することを特徴とす
るものである。

作　　　用 上記構成により、洗浄水は便座に配設された熱交換器で
熱媒体より熱交換して暖められ、ノズルより噴出される
。また同時に便座も熱媒体より熱をもらい保温されるこ
ととなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図にて説明する。

洗浄水は水道管１から給水装置２を通りレギュレータ２
０．止水電磁弁４．流量調節弁５を経て、ユニットバス
２５内に設置された便座１９に入り、便座１９を一周し
てノズルユニット８より噴出し人体局部を洗浄する。こ
の時、便座１９内には１次側と２次側からなる熱交換パ
イプ２３が設けられており、後述する加熱タンク１２か
らの熱媒体との熱交換により２次側の洗浄水は暖められ
る。

かつ便座１９内には温水タンクの効果を有する熱交換パ
イプ２３が設けられているため便座１９も保温されるこ
とになる。

次にユニットバス２５外には加熱タンク１２゜循環ポン
プユニット１６．制御ユニット２１を備えている。加熱
タンク１２には加熱ヒータ１３゜温度センサー１４など
が設けられている。また加熱タンク１２内の熱媒体２６
の温度を設定するボリューム２２が制御ユニット２１に
電気的に接続されている。加熱タンク１２内の熱媒体２
６は加熱とともに温度制御されながら、循環ポンプ１６
で接続パイプ２４から熱交換パイプ２３の１次側に送ら
れ便座１９内を一周し、再び接続パイプ２４を通り加熱
タンク１２内に戻る。

制御ユニット２１は熱媒体２６の温度、循環ポンプユニ
ット１６の運転をボリューム２２による設定温度と関連
づけながら制御するシステムとなっている。また制御ユ
ニット２１が洗浄水の開閉スイッチ２７の信号により止
水弁４の開閉も制御出来るようにすると実用上便利なこ
とは言うまでもない。

なお、本実施例の給水装置２は水道直結給水式の場合を
記載したがポンプ給水式であっても実用上、同様の効果
は期待できる。

発明の効果 本発明によればユニットバスなどの高湿度の場所に設置
する場合でも、シンプルで、かつ感電の危険性がほとん
どなく最も安全性の高い温水洗浄器などの便器装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の便器装置の一実施例を示すシステム図
、第２図および第３図はそれぞれ異なる従来の便器装置
のシステム図である。 ２・・・・・・給水装置、８・・・・・・ノズルユニッ
ト、１２・・・・加熱タンク、１６・・・・・・循環ポ
ンプユニ・ント、１９・・・・・・便座、２１・・・・
・・制御ユニット、２３・・・・・・熱交換パイプ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２・
−給水装置 ８−　ノズルユニヅト ｌ２−Ｎ　ＩＦ＋、　９ンク １６−　　倫理ポンプユニット ＋？−・−便　　座 ２＋−−ヤ１傭ユニ・ソト ２９−ｎ　Ｒ＊パイプ 第　１１！１ ５−　　かＪ茸弁 ７−　　膚晋弁 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄水を供給する給水装置と、便座内に配設され、かつ
   前記給水装置より洗浄水が２次側に送られる熱交換器と
   、この熱交換器の２次側より洗浄水を噴出するノズルユ
   ニットと、熱媒体を暖める加熱タンクと、熱媒体を前記
   加熱タンクから前記熱交換器の１次側に圧送する循環ポ
   ンプと、前記加熱タンクの温度制御、循環ポンプの運転
   制御および給水装置の開閉制御等を行う制御ユニットを
   備え、前記熱交換器は洗浄水を暖めるとともに、前記便
   座を保温することを特徴とする便器装置。