JPH01247466A - インドアニリン系染料の製造法 - Google Patents

インドアニリン系染料の製造法

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JPH01247466A
JPH01247466A JP7540688A JP7540688A JPH01247466A JP H01247466 A JPH01247466 A JP H01247466A JP 7540688 A JP7540688 A JP 7540688A JP 7540688 A JP7540688 A JP 7540688A JP H01247466 A JPH01247466 A JP H01247466A
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JP
Japan
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group
general formula
alkyl group
nitrosoaniline
sulfo
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JP7540688A
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Matsuichi Horii
堀井 松一
Minoru Ohashi
稔 大橋
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (4)産業上の利用分野 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に有用な化合物で
あるインドアニリン系染料の製造法に関するものである
(匂 従来技術及びその問題点 従来インドアニリン系染料の脅威法として最も良く利用
される方法としては、特公昭44−16593及び特開
昭50−100116等に記載されているように、後述
する一般式CI)で表わされる化合物とP−フェニレン
ジアミン類とを塩基と酸化剤(例えば、ハロゲン化銀、
過硫酸アルカリ、フェリシアン酸塩等)の共存下で酸化
縮合させることによって合成している。しかし、この合
成条件に用いる酸化剤は、高価である酸化剤(例えば、
ハロゲン化銀ン用いた場合)、廃液処理等で充分な公害
上の配慮の必要な酸化剤(例えば、フェリシアン酸塩の
場合)また染料の種類によっては精製を繰返し行なわな
ければ目的の染料な単離できなかったり、後処理中熱に
より目的の染料が分解する酸化剤(例えば、フェリシア
ン酸塩、過硫酸アルカリの場合)ン必要とする等の欠点
がある0又、原料のP−フェニレンジアミン類を合成す
るのに還元工程が入るので工程数が増える。
他、Bull、 acad、 scl、 U、 & 8
.8. +01asaemci、ch1m、1945+
261−70に記載されているように、フェノール又は
1−ナフトール類とP−二トロンジアルキルアニリン類
とを塩基(例えは、炭酸ソーダ−)の存在下アルコール
中縮合させる方法、又、工業化学雑誌57巻291−3
頁(昭和29年)に記載されているように対応するアミ
ンとP−ニトロンフェノールとの硫酸による縮合等によ
って合成している。しかし、これら合成法では、置換基
の種類によっては、収率が悪かったり、反応がほとんど
進まなかったり、又、硫酸のような−j物を使用しなけ
ればならなかったりする不都合があった。
これらのことからインドアニリン染料が高価なものとな
り、工業的に利用する一般的合成法としては問題があっ
た。
そのため、より高収率で簡便な新しい反応条件を検討す
る必要があった。
(Q 発明の目的 本発明の目的は、インドアニリン系染料の製造に関し、
簡便な反応条件で煩雑な精製手段を必要とせず、工業的
に利用できる一般的製造法を提供することにある。
(9)発明の構成 本発明は、次の方法により達成された。すなわち、下記
一般式CI)で表わされる化合物と一般式(Ilで表わ
される化合物と一般式(II)で表わされるP−ニトロ
ソアニリン類とを中性条件下で縮合させることにより、
目的とする一般式画で表わされるインドアニリン系染料
を高純度、高収率で得ることができるものである。
一般式CI) H 上記各式に於て、R,、R1は水素原子またはアルキル
基(例えば、メチル基、エチル基等)を表わす。またR
1 とR1は連結して置換されていテモヨい6員の炭素
環を形成してもよい。R8は、スルホ基、カルボキシ基
、または−0ONHR[: Rはアルキル基(例えば、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、スルホメ
チル基、スルホエチル基、スルホプロピル基、スルホブ
チル基、スルホペンチル基、カルボキシメチル基、カル
ボキシエチル基、カルボキシブチル基、ベンジル基、フ
ェネチル基、カルボキシベンジル基等)ヒドロキシ基、
アリール基(例えば、フェニル基、スルホフェニル基、
ジスルホフェニル基、ジクロルスルホフェニル基、カル
ボキシフェニル基、ジカルボキシフェニル基、トリル基
、メトキシフェニル基、クロルフェニル基等)または、
複素環残基(例えば、ピリジル基、トリアゾリル基、チ
アジアゾリル基等)乞示す〕を表わし、R4、R1は、
同じであっても異なっていてもよく、アルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、インプロピル基、ブチル基、
シアノエチル基、ヒドロキシエチル基、スルホメチル基
、スルホエチル基、スルホプロピル基、スルホブチル基
、スルホペンチル基、カルボキシメチル基、カルボキシ
エチル基、カルボキシグミピル基、メタンスルホニルア
ミノエチル基、ベンジル基、フェネチル基、スルホベン
ジル基等)を表わし、R8、R,、R,、R,は、水素
、アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、イングロ
ビル基、ブチル基、シアノエチル基、ヒドロキシエチル
基等)、アルコキシ基、(例えば、メトキシ基、エトキ
シ基、イソプロポキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、
スルホエチル基、スルホプロポキシ基、スルホブトキシ
基等)またはスルホ基を表わす。Xは、一般式(n)の
P−ニトロンアニリン類と結合する際、離脱する原子(
例えば、水漏原子、ハロゲン原子等)または基(例えば
、スルホ基、スルフィニル基、アリールアゾ基、アルキ
ルチオ基、アリールチオ基等)を表わす0又、これら置
換基においてスルホ基あるいはカルボキシ基はアルカリ
金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)、アン
モニウム塩のよ5な塩を形成してもよい。
本発明において、中間体原料としての上記一般式CI)
および一般式(II)の化合物中、置換基として、カル
ボキシ基又はスルホ基7持っている化合物は、アンモニ
ウム塩(例えば、トリエチルアンモニウム塩、n−)リ
ブチルアンモニウム塩等)として用いるのが好ましい。
本発明で使用する溶媒は、一般式CI)の化合物と一般
式唾〕のP−ニトロンアニリン類乞溶解する性質を有す
る溶媒を用いて行うことが好ましい。このような溶媒と
しては、アルコール類(例工ば、メタノール、エタノー
ル、インプロパツール等)、エチレングリコールモノア
ルキルエーテル[(例えハ、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレンクリコールモノエチルエーテル
等)、 7ミド類(例えば、アセトアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、水または、こ
れらの混合溶媒等が上げらnる。
また反応温度は、用いる溶媒の沸点で行ない、特に10
0℃以下で行うのが好ましい。
また、反応に用いられる各成分の割合は特に限定される
ものではなく、通常は一般式CI〕の化合物1−11ニ
ルに対し一般式(II)のP−ニトロソアニリン類を1
〜2モル程度用いるのが好ましい。
また、置換基としてカルボキシ基又はスルホ基を持って
いる化合物を用いろ場合は、等量モルのトリエチルアミ
ン、n−トリブチルアミン等を用いるのが好ましい。
反応時間は、1時間から10時間が好ましい。
本発明のインドアニリン系染料において、スルホ基ある
いはカルボキシ基はアルカリ金属塩(例えば、ナトリウ
ム塩、カリウム塩等)、アンモニウム塩(例えば、トリ
エチルアンモニウム塩、トリブチルアンモニウム塩等)
のような塩を形成してもよい。こねもの塩は常法にした
がって容易に得ることができる。例えば、該染料のカリ
ウム塩は染料浴数に酢酸カリウム等のメタノールまたは
水浴液を加え析出させることにより容易に得られろ。
本発明製造法の特徴は、酸化剤、酸、塩基等を用いない
ため、反応操作が簡便で、低温、短時間で反応がスムー
スに進み副反応生成物がほとんど生成しない。
このため後処理方法として、繰返し再結晶したり、カラ
ムクロマト等煩雑なn製手段が必要でないこと、スケー
ルアップが容易であること等多くの利点を持っている。
本発明の方法を実施例によって以下に説明するが、これ
はその−例にすぎないものであって、本発明は何等これ
らに限定さnるものでない。
実施例1 2−フェニルカルバモイル−1,4−ナフトキノン−4
(4−(NIN−ジエチル)アミノフェニル)イミン0
)合rR:2−フェニルカルバモイル−1−ナフトール
2.6 # (0,01モル)とN、N−ジエチル−P
−二トロソアニリン1.8g(0,01モル)の混仕物
をメタノール100a/に浴かし、加熱還流5時間した
。反応終了後室温迄放冷し、析品物を戸数し、メタノー
ルで洗浄し、た後、乾燥した。収量は3.4#(80%
)であった。
C山OH λ□x 692nm 実施例2゜ 2−(4−スルホフェニルカルバモイル)1.4−ナフ
トキノン−4−(4−(N、N−ジエチル)アミノフェ
ニル)イミン−カリウム塩の合成:2−(4−スルホフ
ェニルカルバモイル)−1−ナフトールトリエチルアン
モニウム!4.1(0,01モル)とN、N−ジエチル
−P−二トロソアニリン1.8 g(0,01モル)の
混合物をメタノールxooiKiかし、加熱還流6時間
した。後反応液に酢酸カリウム5gをメタノール20d
に溶かした液を加え、加熱後放冷し、析品物’kF取し
、メタノールで洗浄した後乾燥した0収量は、3.8J
F(71%)であった。
0H5OH鴇O λyllz  693nm     λI、llax7
35nm実施例3゜ 2−(4−スルホフェニルカルバモイル) −1゜4−
ナフトキノン−4−(2−メチル−4−(N−エチル−
N−スルホエチル)アミノフェニル)イミン−ジカリウ
ム塩の合成: 2−(4−スルホフェニルカルバモイル)−1−ナフト
ールトリエチルアンモニウム塩4.41!(0,01モ
ル)と3−メチル−4−ニトロソ−N−スルホエチルア
ニリン2.72g(0,01モル)とトリエチルアミン
1.01F(0,01モル)の混合物をエタノール15
0+++/に溶かし、加熱還流6時間した。後、反応液
に酢酸カリウム5gt加え、加熱後放冷し、析品物を戸
数し、メタノールで洗浄した後、乾燥した。収量は5.
8g(86%)であった0 0HaOHHe O λ max 700nm、    λ max  71
0 n m実施例4゜ 2−(3−スルホフェニルカルバモイル)−1゜4−ナ
フトキノン−4−(2−スルホプロポキシ−4−(N、
N−ジメチル)アミノフェニル)イミン−ジカリウム塩
の合成: 2−(3−スルホフェニルカルバモイル)−1−ナフト
ールトリエチルアンモニウム塩4.4F(0,01モル
)とN、N−ジメチル−4−ニトロソ−3−スルホプロ
ポキシアニリン2.9 # (0,01そル)とトリエ
チルアミン1.01#(0,01モル)の混付物Zメタ
ノール100dK浴かし、加熱還流2時間した。後、反
応液に酢酸カリウム5Iya1′メタノール20dKg
かしたM、χ加え、加熱後放冷し、析品物をF取し、メ
タノールで洗浄した後乾燥した。収量は6.0g(87
%)であった。
OH,OHH,0 λ rn、x 706nm、    λmJIx735
nr!!実施例5゜ 2−(3−ピリジルカルバモイル)−1,4−ナフトキ
ノン−4−(2−スルホプロポキシ−4−(N、N−ジ
エチル)アミノフェニル)イミン−カリウム塩 2−(3−ピリジルカルバモイル)−1−1−フトール
2.6 # (0,01モル)とN、X−ジエチル−4
−ニトロン−3−スルホプロポキシアニリン3.0 g
(0,01モル)とトリエチルアミン1.01y(o、
0トモA/)の混合物乞メタノール100dに溶かし、
加熱還流1.5時間した。後、反応ン仮に酢酸カリウム
10.9を加え、加熱後放冷し、析品物’kF取し、メ
タノールで洗浄した後乾燥した。
収量は、4.9g(82%)であった。
OH,OHH20 λ maエ 725nm、   λ rnax  69
0nmなお、比較例として、実施例3.に於てA ) 
トIJエチルアミンY0.02モル使用したとぎ、B)
トリエチルアミンン使用しなかったとぎ、02例乞試み
たところ、A)の場合、目的の染料は生成するが極く微
量であった0又、B)の場合、目的の染料は生成しなか
った。
以上に述べたように、本発明の製造法は、非常に高収率
で目的の染料が脅威でさることかわかる。
このことが、後処理の簡便化につなかり、スケールアッ
プが可能になり大巾なコストダウンにつながること、ま
た応用範囲か広いこと等の多(の利点乞もつ有力な一般
的製造法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕で表わされる化合物と一般式
    〔II〕で表わされるP−ニトロソアニリン類とを中性条
    件下で縮合させる事を特徴とする一般式〔III〕で表わ
    されるインドアニリン系染料の製造方法。 一般式〔 I 〕▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔II〕▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔III〕▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記各式に於て、R_1、R_2は水素原子またはア
    ルキル基を表わす。また、R_1とR_2は連結して置
    換されていてもよい6員の炭素環を形成してもよい。R
    _3はスルホ基、カルボキシ基または−OONHR(R
    はアルキル基、ヒドロキシ基、アリール基または複素環
    残基を示す)を表わし、R_4、R_5は、同じであっ
    ても異っていてもよく、アルキル基またはアラルキル基
    を表わし、R_6、R_7R_8、R_9は水素原子、
    アルキル基、アルコキシ基またはスルホ基を表わす。X
    は一般式〔II〕のp−ニトロソアニリン類と結合する際
    に離脱する原子または基を表わす。〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203372A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujifilm Finechemicals Co Ltd インドアニリン色素の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203372A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujifilm Finechemicals Co Ltd インドアニリン色素の製造方法

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