JPH01247094A - Bcg菌由来のmpb64蛋白及びその製造法 - Google Patents

Bcg菌由来のmpb64蛋白及びその製造法

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JPH01247094A
JPH01247094A JP7736688A JP7736688A JPH01247094A JP H01247094 A JPH01247094 A JP H01247094A JP 7736688 A JP7736688 A JP 7736688A JP 7736688 A JP7736688 A JP 7736688A JP H01247094 A JPH01247094 A JP H01247094A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はBCG菌由来のMP B64蛋白(BCG菌の
64番目のミコバクチリアル プロティンのことをMP
B64蛋白と略する)、BCG菌由来のMPB64蛋白
をコードする遺伝子、及びBCG菌由来のMP B 6
4蛋白をコードする遺伝子を含有するグラスミドにより
形質転換された形質転換体を培養して、目的とするBC
G菌由来のMPG64蛋白を生産する製造法に関する。
〈従来技術〉 臨床医が胸部写真と病状から結核症と疑われる場合でも
、一般に患者の痰から検鏡で結核菌を見出すことが困難
な場合が多い。このような場合には、菌の培養を行なっ
て菌を検出するが培養に約3週間かかる。また、肺結核
と肺ガンの症状の類似性(胸部写真)から、肺ガンを肺
結核と誤診して抗結核薬を試験投与するうちに肺ガンが
進行して手遅れになるケースが増えている。更K、最近
結核症と良く似た症状を示す非定型抗酸菌症(以下AM
症とする)の患者も増加している。このAM症も肺ガン
と混同される危険性が有る。
また現在、生化学的手法による抗酸菌同定用のキットが
市販されているが、■菌の培養に時間がかかる ■操作
性が悪い ■発色による判足が困難な場合があることな
どの理由で、より迅速で確実な同定法の開発が望まれて
いる。
このような情況下において、本発明者等は結核菌由来の
α抗原はBCG菌や抗酸菌(Mycobac teri
umintraeellulare、 Mycobac
terlum kansaali)等に広く分布する交
差反応物質(Crossreactingmaterl
ml )であるという知見(結核、61,663゜(1
986))に基すいて、結核菌、BCG菌あるいは抗酸
菌のいずれかのα抗原を遺伝子工学的手法によシ純粋な
形で大量に取得すべき研究を開始した。何故ならば、と
のα抗原を利用する抗原抗体反応(ELISk法)を駆
使する診断薬を開発できたならば極めて正確かつ迅速に
肺ガンと結核及びAM症を見分けることができるからで
ある。
通ずるα抗原を産生ずることが可能となった(特願昭6
2−305250号)。これによシ、正確かつ迅速に肺
ガンと結核及びAM症を見分けることができるようにな
ったわけである。
しかしながら、この知見によシ確かに肺ガンと結核症及
びAM症との区別はできるようになったわけであるが、
まだ類似した症状を呈する結核症とAM症を判別する診
断薬は開発されていない。
従って、結核症とAM症を正確かつ迅速に判別する診断
薬の開発は急務なわけである。
さて、一方、M、 Harboeらは、BCG菌が生産
するMPB64蛋白を分離、精製し、全アミノ酸配列は
決定されていないが、そのN末端付近のアミノ酸配列を
既に決定している( INFECTION AND生し
ないがBCG菌及び結核菌は産生ずる特異的な分泌蛋白
である。
従ってこのMPB64蛋白を純粋な形で得ることができ
たならば、このMPB64蛋白を利用する抗原抗体反応
(ELISA法)を活用すれば結核とAM症とを正確か
つ迅速に判別することは可能なわけである。
しかし、現実的には、結核菌及びBCG菌が分泌する蛋
白は約300種にのぼり、この中から結核菌及びBCG
菌由来のMPB64蛋白を純粋にとり出すためには、電
気泳動や数種類の複雑なカラム操作が必要である。
従って菌の培養でMPB 64蛋白を大量にしかも純粋
な形で得ることは極めて難しい。
このことよシ、遺伝子工学的手法により、結核菌及びB
CG菌が分泌するMPB 64蛋白を純粋な形で大量に
提供することが望まれている。
〈本発明が解決すべき課題〉 本発明の課題は、BCG菌由来のMPB64蛋白をコー
ドする遺伝子、該遺伝子を含有する組換えDNAにより
形質転換された形質転換体を用いるBCG菌由来のMP
B64蛋白の製造法、及び目的とするBCG菌由来のM
PB64蛋白の提供である。
〈課題を解決する為の手段〉 本発明者等は、上記課題を解決すべき鋭意研究を重ねた
結果、既に決定されているBCG菌由来のMPB64蛋
白のN末端付近のアミノ酸配列に対応する化学合成オリ
がヌクレオチドグローブを作成し、これを基に、MPB
64蛋白を分泌するBCG菌からMPB64蛋白をコー
ドする遺伝子を単離し、その塩基配列を決定し、次に該
遺伝子を適当な発埃ベクターに組み込むことにより、大
腸菌で、該MPB64蛋白を大量に製造提供することが
でき、本発明全完成に至らしめた。
以下に本発明を、 に分けて説明する。
(1)  BCGC集菌体DNAの調製BCG菌の染色
体DNAは、鈴木らの方法(J。
Baatarlol、 169 (2) 839 (1
987) )により調製できる。抽出したDNAは、塩
化セシウム−エチジウムプロミド密度勾配遠心分離法に
よ#)鞘型する。
(2)  MPB 64蛋白をコードする遺伝子のクロ
ーニング上記(1)で得た染色体DNAの種々の制限酵
素による消化物を7ガロースrル電気泳動による分画し
、次に、サデンらの方法(J、 Mo1. Blol、
 98−503(1975))によ、!7 DNA断片
を結合したフィルターにトロセルロース又ハナイロンメ
ンプラン)ヲ調製する。
ついで、このフィルターに対し、5′リン酸基を52 
pで標識した合成オリゴヌクレオチドグローブをハイブ
リダイゼーション〔メソッド イン エンデイモロジー
68,419(1979)’)させることにより、MP
B64遺伝子を含むDNA断片を検出することができる
。このDNA断片をアがロースデル電気泳動により分画
した後回収バッファー(50%グリセロール泳動バッフ
ァー)で溶出することによシ、目的DNAバンドを回収
する。
次に、このDNA断片をプラスミドpUc18に導入し
、ハナハ7の方法(J、 Mo1. Blol−、16
6,557(1983)]に準じて宿主細胞(例えばI
IE、 eollJMI O9株など)に導入して形質
転換させ選択(E。
coll JM109株であれば、アンピシリン耐性で
β−ガラクトシダーゼ活性非保有株を選択)することに
よ、9 DNAライブラリーを炸裂する。
このDNAライブラリーについて、前述の Pi識オリ
ゴヌクレオチドグローブヲ用いたコロニーハイツリダイ
ゼーションテスト(メゾット インエンデイモロジー6
8 379  (1979))を行ない、目的のクロー
ンをスクリーニングする。
かぐして得たクローンからクローン化DNA断片を調製
し、メッシング等の方法CN、 A、 L、 9 。
309(1981)]によって塩基配列を解析し、MP
B64蛋白のアミノ末端部分のアミノ酸配列をコードす
る塩基配列を求め、最終的にMPB64蛋白の全翻訳領
域に対応する塩基配列を含むクローン化DNAを得るこ
とができる。
(3)  MPB64蛋白をコードする遺伝子の形質発
現上記(2)で得たMPB64蛋白をコードする遺伝子
を用いてMPB 64蛋白を生産するにはまず、クロー
ン化DNAの実質的な配列を形質発現ベクターに組み込
t−,: ): C1k リ、MPB64蛋白生産用の
組み換えDNAを炸裂する。ついで、この組み換えDN
Aを適当な宿主細胞に導入して形質転換する。
このようKして得られた形質転換株を培地中で培養する
ことにより、目的とするMPB64蛋白を得ることがで
きる。
本発明において、クローン化したMPB64蛋白の遺伝
子を形質発現させる際には、広範囲の原核生物もしくは
、真核生物の宿主細胞と形質発現ベクターの組み合わせ
を採用することができる。
宿主細胞として原核生物を用いる場合には、軽圧制限は
ないが例えば大腸菌に12株(尚、以下、大腸菌をE、
 coilと表わす)に属する( E、 coilX1
776株、E、 coil JM103株(N、 A、
 R,9,309(1981) ) E、 coll 
JM109株が好ましい。また、仁の他、枯草菌をも用
いることができる。ま九真核生物を用いる場合にも特に
制限はないが、例えば、サツカロマイセス セレビシェ
等が好ILい。
また、形質発現用ベクターとしては、上記宿主細胞に適
合し得るレグリコンと調節機能を含むベクター及び該宿
主細胞がそれ自身の蛋白質を発現するのに必要なプロモ
ーターを含有するか、もしくは含有するように改良さ・
れたものが好ましい。
これらの各組み合わせの具体例を示すと以下の通りであ
る。
・宿主細胞がE、 coliの場合ニ ゲラスミドとしてpBR322(Gone、 2 、9
5(1977))、プロモーターとしてラクトース(l
ac)foモモ−−(Naturs、 281 + 5
44(1979))、トリブトファン(trp )プロ
モーター[:N、A、R,8,4507(1980)]
およびタック(tac)7’oモーターCPro、 N
、 A、S、、 7821 (1983) )などを有
するものがあげられる。
形質発現用ベクターとしては、pBR322に前記プロ
モーターを含有するpUc18などのpUCベクター〔
メンラド イン エンデイモロジー101 。
20 (1983):)あるいはpKK233−2 (
スウェーデン、ファルマシア社製)などがあげられる。
・宿主細胞がサツカロマイセス セレビシェノ場合ニ ゲラスミドとしてYRp7 (Nature、 282
 、39(1979))が、またプロモーターとしてグ
リセルアルデヒド−3−ホスフェート デヒドロゲナー
ゼプロモーター[J、 B、 C,、罎■、 9839
(1979) ]や、]α−ファクターグモロータなど
があげられる。
本発明においては宿主細胞として、原核生物細胞を用い
ても真核生物を用いてもよいが、より好ましくは、原核
生物を用いる方が良い。
かくして得られるMPB64蛋白生産用の組み換えDN
Aを含有する宿主細M&(形質転換体)の培養は、液体
培地中、好気的に行なえばよい。”培地としては、例え
ばポリペプトン、酵母抽出物、食塩、グルコースなどを
含有する通常の栄養培地の他、M9最小培地などを用い
ることができる。培養は、約30〜40℃で行なうのが
好ましい。
また培養に際し用いたプロモーターに応じて適当な訪導
剤、例えばlacグロモーターの場合であれば、イング
ロビルーβ−〇−チオがラクトシトを培地中に添加する
ことにより、形質転換体の培養をより効率的に行うこと
ができる。
尚、本発明においては以下の略号を使用する。
A:アデニン C:シトシン G:ダ7ニン T:チミン dCTP:デオキシシチジン三リン酸 EDTA :エチレンジアミン四酢酸 kb:キロ塩基 kbp :キロ塩基対 ngag ニジエチルアミノエチル sns : ドデシル硫酸ナトリウム SSC: 0.15M塩化ナトリウム 0.015Mクエン酸ナトリウム(pH7,0)緩衝液 IPTO:イソグロビルーβ−D−チオガラクトシドX
−gal : 5−プロモー4−クロロ−3−インドリ
ル−β−〇−ガラクトピラノシド 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。
〈実施例1〉 (1)  BCG菌染色体DNAの調製Mycobac
tarlum bovis BCG Tokyo株をツ
ートン培地(組成:アスパライン0.4チ、クエン酸0
.2チ、クエン酸ナトリウム0.28%、リン酸カリウ
ム0.05q6、硫酸マグネシウム0.051クエン酸
第1鉄アンモニウム0.005%、グリセリン6%)l
l中、37℃で培養し、対数増殖期に達した時点で遠心
分離により集菌した。菌体を10mM)!Jスス−酸(
pH8,0) l mM EDTAバッファー5dに懸
濁し、リゾチーム5〜を加えて、37℃15分間インキ
ュベートしたのち、10 % SDS水溶液0、5 a
l t−加、tた。フェノール:クロロホルム:イソア
ミルアルコール=25:24:1の混合液6ばて3回抽
出したのち、水層tとって、エタノール10dを加え、
沈澱するDNA t−ガラス棒にまきとった。このDN
Aを10mM)リス−塩酸(pH8,0)1 mM I
EDTAバッファー6.6 atに溶解し、塩化セシウ
ム711.エチデウムプロミド水溶液(5rI9/#l
1)Q、 7 mlを加えて溶解した。
該溶液を遠心チューブ(米国ペックマン社製クイックシ
ールチューブ)中に入れ、60000rpm。
6時間遠心して、染色体DNAのバンドを遠心チューブ
上方より採取した。このDNA溶液を10mM)リス−
塩酸(pH8,0) 1 mM EDTAバッファーに
対して透析することによシ脱塩して精製BCG染色体D
NAを得た。
(2)  合成オリゴヌクレオチドグローブの調製M、
 Harb6@らによって既に決定されているBCG菌
由来のMPB64蛋白のN末端よ930個のアミノ酸配
列、即ち、 に対する3種類の合成オリゴヌクレオチドグローブを調
製した。
つまシ下記のグローブI、II及び■である。
グローブI (Glu 〜Glyに対応):”GAGG
AGCTGAAGGGCACCGACACCGGC(2
7ma r )3′ グローブ■(Asp−Metに対応):5′ GACACCGGCCAGGCCTACCAGATCC
AGATG” (30ma r )プローブl[(As
p −Asnに対応):”GACCCGGCCTACA
ACATCAAC”     (21ms、)具体的に
合成操作を以下に示した。まず、自動DNA合成装置(
米国、アゲライド バイオシステムズ社、380A型)
で目的とするDNA グローブを合成したのち、ジメト
キシトリチル基以外の保護基を除去し、逆相中圧カラム
クロマトグラフィー(条件二018−シリカrルカラム
を用い、移動相として100mM)リエチルアミンアセ
テートパッファー(pH7,0)中、アセトニトリルか
らなる濃度勾配液を用いる)で精製した。
ついで80%酢酸を用いてジメトキシトリチル基を除去
した後、逆相面LC(条件: YMCPACK店−31
40DSカラムを用い、移動相として1100rf1ト
リエチルアミンアセテートバツフアーCPH7,0)中
アセトニトリルからなる濃度勾配液を用いる)で精製し
、凍結乾燥した。
かくして、得られた3種類のオリゴヌクレオチドグロー
ブを0.0020D/μtの濃度になるように10mM
)リス塩酸(pH8,0) 1 mMEDTAパフ 7
7−に溶解した。このオリゴヌクレオチド溶液1001
00pとキナーゼ反応バッファー(50mM)リスー塩
酸バッファー(PI(7,5)、10mM塩化マグネシ
ウム、10rnMジチオスレイトール、0.66 ti
M ATPll 00 μc+ [r、−”PコATP
 (比活性3000Ci/mmoL )、15単位 ポ
リヌクレオチドキナーゼ〕の総、i50μtで37℃1
時間反応させた。この反応液をフェノール!抽出し、ク
ロロホルムで洗浄後、NEN 5ORB ” 20 D
NA精製用カートリップを通し、未反応の Pや共存蛋
白質、塩を取り除き、50%メタノール溶液としてラベ
ル化ヌクレオチドグロープを回収した。次に溶媒を留去
した後52pのc oun tを測定し、1105Cp
/μを以上の濃度になるようにl OrnM トリス−
塩酸(Pl(8,0)1+nMEDTAバッファーに溶
解した。
(3)  サデンハイプリダイゼーションMPB64蛋
白の遺伝子を持つ染色体DNA断片を検出、分画するた
め、サデンハイプリダイゼーションテストf 5out
hernらの方法(J、 Mo1. Biol 985
03(1975))K従って行なった。すなわち、(1
)で得た染色体DNA約3μgt−制限酵素Kpn l
で完全消化し、0.8チアガロースダル電気泳動にて分
画したのち、このアがロースダルを1.5M塩化ナトリ
ウム0.5M水酸化ナトリウム水溶液中で、40分間振
とうした。
次に、このrルミ3M塩化ナトリウム、0.5)リスー
塩酸バッファー(pH7,0)中で、1時間撮とうした
。最後に200倍濃のSSC(3M塩化ナトリウム0.
3 Mクエン酸ナトリウムバッファー(p)17.0)
中で30分間振と9する。このダルに、200倍濃のS
SC溶液にひたしたナイロンメンブランフィルタ−(米
国、NFJ’J社製Gene ScreenPlug 
)をのせ、DNAを吸着させた。このフィルターを2倍
濃度のSSCで洗浄したのち、室温で30分間、37℃
で18時間乾燥することによりDNA結合フィルターを
調製した。
このフィルターをハイブリダイゼーション溶孜〔5倍濃
度Denhardt (0,1%フィコール、0.1%
ポリビニルぎロリドン、0.1%ウシ血清アルブミン)
、5倍濃度SSC、0,I SDS溶液〕に浸し、65
℃で6時間静置した。次に上記ハイツリダイゼーション
溶液5m1K前記(2)の P標識グローブ40μtを
加え、55℃で18時間静置した。次にフィルターを2
倍濃度のSSCO,1チSDS中55℃20分間洗浄し
た。この操作を3回繰り返し行なった後風乾し、オート
ラジオグラフィーを行ないMPB64蛋白の遺伝子を含
むDNA断片を検出した(第1図)。
第1図の結果よシ分かるようにグローブ!、■及び■の
いずれにも反応した約4400bpにバンドを示したD
NA断片だけであった。
(4)  DNAライブラリーの作成 ■ Kpn) DNA断片の調製 (3)によって検出できた約4400bpの制限酵素K
pnl消化DNA断片をクローン化するためBCQ染色
体DNA 20μm1を制限酵素Kpn lで完全消化
した後、0.8%アガロースダル電気泳動によシ分画し
た。
目的とする4400bpのバンドの下流に溝を作り、回
収バッファ(50%グリセロール、40mMトJス、2
0mM酢酸ナトリウム、 2 mM EDTA 18 
mMNaCl )を加え、DNAを泳動させ回収した。
この溶液に2倍量のエタノール、0.055倍量5 M
 NaC6を加え、DNAを沈澱させた。この沈mを減
圧乾燥後20mM)リス−塩酸(pH8,0) 1mM
EDTAバッファーに溶解してKpnl DNA断片溶
液とした。
■ クローニングベクターpUc18の処理10 mM
 )リス塩酸バッファー(pH7,s )、10mM塩
化マグネシウム、1mMジチオスレイトール、4μ9ベ
クター1)UCl3 (宝酒造製)、20単位制限酵累
Kpnlの混合物を37℃で2時間反応させた後、フェ
ノール、クロロホルムでそれぞれ1回ずつ抽出し九のち
、エタノール沈澱させた。この沈澱全減圧乾燥したのち
、50mM)IJス塩酸バッファー(pH8,4)19
4μlに溶解し、1.5単位アルカリホスファターゼ(
E、 coil C75)を加えて、65℃で1時間反
応させた。さらに、1.5単位のアルカリホスファター
ゼを加えて、65℃で1時間反応させた後、フェノール
、クロロホルムでそれぞれ2回ずつ抽出し、水層にエタ
ノールを加えて、DNAを沈澱させた。この沈澱を10
mMト!Jス塩酸バッファ  (PH8,0) 1 m
MF、DTA 20μ!に溶解し、約2.7 kbpの
ベクターDNA溶液を調製した。
■ 組み換えDNAおよびDNAライブラリーの作成 (3)−ので調製したKp n I DNA断片溶液4
μl (0,1μF)、(3)−〇で調製したベクター
DNA溶液1μg(0,1μg) トDNAライダージ
ョンキット(宝酒造製)のA溶i30μl、B溶液5μ
lの混合物を16℃で30分間反応させた後、反応混合
物16μlをE、 call JM109株コンピテン
トセル(宝酒造製)100μノに加え、0℃で60分間
静置した。この後、更に42℃で90秒間、次いで0℃
で5分間静置した。
この混合物にバクトドリプトン1%、酵母抽出i 0.
5 %、塩化ナトリウム0.5%、グルコース0.1チ
、からなるL−プロス培地300μlを加えて37℃で
30分間静置した。次に5000rpm5分間遠心し、
上清を半分量捨てた後再懸濁し、アンピシリン50 p
g/ ml、0.1 mM IPTG 、 0.004
%X−gatk含むL−寒天培地(L−brothに1
.3チ寒天を加える)に塗布し、37℃で約16時間培
養し、アンピシリン耐性、β−ガラクトシダーゼ活性非
保持菌のクローンを得て、形質転換株からなるDNAラ
イブラリーを作成した。
(5)  MPB64蛋白の遺伝子を有するクローンの
選択(コロニーハイブリダイゼーションテスト)上記(
4)−■のBCG DNAライブラリーについてMP 
B64遺伝子を含む形質転換株を選択するため、上記(
2)で調製した32p標識オリゴヌクレオチドゾロープ
を用いるコロニーハイブリダイゼーションテスト’を行
なった。即ち、ニトロセルロースメンブレンフィルター
(ミリボア社製HAフィルター)上で、上記(4)−■
で調製したDNAライブラリーの形質転換株を培養し常
法に従ってフィルターをアルカリ処理後、1Mトリス−
塩酸バッファー(P)(7,5)による中和を行い、そ
してI M ) IJス塩酸バッファー(PH7,5)
1.5M塩化ナトリウムで処理した。次に2倍濃度のS
SCバッファーに浸した後、室温で風乾した後、80℃
3時間ペイキングし、DNA結合フィルターを調製した
このフィルターを上記(3)のサデンノ1イプリダイゼ
ーシ、ンと同様の操作全行ない、グローブ■。
グローブfl、fロープI[1に強く結合する塩基配列
を含む組み換えDNA分子を有する形質転換株を選択す
ることにより、約100個のコロニーから1個のコロニ
ーを得た。
この形質転換株からプラスミドDNAを抽出精製した後
制限酵累Kpnl及びPstlで消化しく3)と同様の
操作によりサデンハイプリダイゼーシ、ンを行なった0 この結果、4,4kbのKpnl切断フラグメント、及
び1.5kbのPstl切断フラグメントに結合した。
両断片とも!viPB64蛋白の遺伝子を含有す・ると
考えられるが、塩基配列の決定の容易さなどからPst
l切断1.5kbフラグメントをクローン化することに
した。
即ち上記で得た形質転換株のグラスミドDNAを制限酵
素PsLIで切断後ベクターp[Jc18の制限酵素P
atI切断物とライダージョンし、宿主E、 coli
JMI 09を形質転換した後、再度コロニーノーイブ
リダイゼーションを行ない前述したグローブI、II及
び■のいずれにも結合するクローンを取得した。
(6)  クローン化DNAの塩基配列の決定前述(5
)のクローンから!ラスミド金単難梢製し、制限酵素P
st)で切断したもつをアガロースゲル電気泳動により
分画し、仄7こ前述の方法を用いてPstl 1.5 
kbフラグメント全分離rI製した。
このDNAをメッシングらの方法(Gone、3310
3(1985) ) 、 Pro、 N、 A、、S、
、 74.5463(1977))により、1.5kb
フラグメントの塩基配列を決定した。
このようにして決定したBCG菌由来のMPB64蛋白
全コードする遺伝子の塩基配列を第2図に示した。
この決定した塩基配列と既に知られているMPB64蛋
白のN末端付近のアミノ酸配列を比較することよシ、第
2図の212〜214番目GCGがMPB64蛋白のN
末端アミノ酸A1mに対応し、827〜829番目のT
AGが終止コドンに該当すると判断した。
従って、BCG菌由来のMPB64蛋白をコードする遺
伝子、即ちMPB64蛋白の構造遺伝子は第2図の21
2〜826番に該当することを見い出した(図中の下線
部分)。
また、143〜212番目の塩基配列MPB64蛋白の
分泌に必要なシグナル配列に相当する。
MPB64蛋白全コードする塩基配列から翻訳されるア
ミノ酸残基叡は205個であシ、その計算分子量は22
,400で、そのアミノ酸配列を第3図に示し次。
尚、今回全アミノ酸配列を決定し九ことより、本発明者
等は以前M−Harboeらが報告しているMPB64
蛋白のN末端付近アミノ酸配列が弱冠誤っていることに
気すいた。
即ち、N末端から6番目及び12番目のアミノ酸が誤っ
て報告されていることを見い出したわけである。
〈実施例2〉 形質発現ベクターPKK233−2(スウェーデン。
ファルマシア社製)と化学合成オリゴヌクレオチドを用
いてMPB 64蛋白の遺伝子を連結させMPB64蛋
白を生産した。
このMPB 64蛋白の生産の詳細は以下に示した。
(1)  MPB64蛋白の遺伝子を含むPgtl 1
.5 kbフラグメントの制限酵素Ban)による切断
第2図に示した塩基配列において242番目からのGG
CACCが制限酵素Ban1の認識サイトである。
従って、Pstl 1.5 kbフラグメントt−Ba
n(で切断することによりMPB64遺伝子のほとんど
の部分を含むフラグメントが得られるわけである。
即ち〈実施例1〉の(5)で調製したクローンから単離
したプラスミドを制限酵素Pstlで切断した後にアが
ロース電気泳動等の操作により目的とするPstl 1
.5 kbフラグメントを調製した。
このPstl 1.5 kbフラグメント10μgtl
OmMTrls−HCl(pJ(8,Q ) 、 7 
mMMg(’t2.7mMDTT存在下、制限酵素Ba
n1 (東洋紡製) 12 unitsで50℃3時間
反応させた。
この後、アガロース電気泳動よシ分離n梨を行ない目的
とするBan1− Patlフラグメントを回収した。
尚このBan1− PIltlフラグメントを20μl
のTEバッファーに溶解(0,12μI/lil )さ
せた。
■ 化学合成オリコ9ヌクレオチドの調製リンカ−(上
)   CATGGCGCCCAAGACCTACTG
CGA(X2AGTTGAAAGリンカ−(下)   
GTGCCTrTCAACTCCTCGCAGTAGG
TCTrGGGCGC02種をそれぞれ〈実施例1 >
 −(2)と同様に合成、精製した。
このリンカ−(1) 、  CF)各々を100 pm
otずつとfi、ATP存在下、T4Jリヌクレオチド
キナーゼ(E、 coli A19 ) (全酒造製)
 zunita 金加え、37℃30分間の条件で反応
させた。
反応終了後、フェノール処理、クロロホルム処理を行っ
た後に65℃、5分間加熱した。
加熱後、徐冷することにより、目的とする下記のような
リンカ−を得た。
CATGGCGCCCAAGACCTACTGCGAG
GAGTTGAAAG”ダ 3・CGCGGGTTCTGGATGACGCTCCT
CAACTTTCCGTG5・このようにして調製され
たリンカ−は前述〈実施例2〉の(1)のB1n1− 
PstlフラグメントのMPB64蛋白の遺伝子の不足
部分、即ち212番目〜241番目の塩基配列(第2図
参考)、を補うばかりではなく、pKK233−2のN
c o Iサイトにも連結する構造をも有していた。
(3)形質発現ベクターpKK233−2の処理ベクタ
ーpKK233−2 2 μmを20 rnM Trl
a−HC6p)I 7.5 、10mMMgCt2.1
0 OmM NaCt中において制限酵素PstI (
16unlts) 、 Ncol (12units)
で37℃2時間処理した。
次に、アルカリホスファターゼ(E、 coli A1
9 )(全酒造製)3ユニツトを加え、65℃で1時間
、さらにアルカリホスファターゼ3ユニyトを追加し、
65℃で1時間反応させた。
この後、フェノール処理、クロロホルム処理、エタノー
ル沈澱、更には80チエタノール水で洗浄した後乾燥さ
せることによυ目的とするPstl−Ncol切断、p
KK233−2を調製した。
(4)発現ベクターpKKM64の構築〈実施例2〉の
(3)で得たベクターpKK233−2(PstI −
Ncol断片) o、la& 、 <実施例2〉の(1
)で得たBan1− Pstlフラグメント0.12μ
g 、 (実施例2〉の(2)で得たリンカ−3,3p
motおよびDNAライダージョンキット(全酒造製)
のA溶液24μl、 B溶液4μlの混合物を16℃で
30分間反応させた。即ち、この操作によりMPB 6
4蛋白の構造遺伝子含有する発現ベクターpKKM64
を構築した。
さて、次に、この反応混合物76μl k L cal
lJMi09株コンビラントセル(宝酒造製)100μ
lに加え、600分間静置更に、42℃で90秒間、次
いで0℃で5分間静置することにより形質転換させた。
この反応溶液をL−プロス培地300μlを加え、37
℃で300分間静置た。
次に500Orpm5分間遠心し、上清全半分量捨てた
後再懸濁し、アンピシリン50μl/m1.o、1mM
 IPTG 、 0.004 % X−gat f:含
むL−寒天培地(L −brothに1.3%寒天を加
える)に塗布し、37℃で約16時間培養し、アンピシ
リン耐性。
β−ガラクトシダーゼ活性非保持菌のクローンを得た。
即ち、このようにして発現ベクターpKKM 64を含
むクローンを得た。
尚、この線程は第4図に示した。
(5)  大腸菌によるMPB64蛋白の生産発現ベク
ターpKKM 64を含むE、 coil JM109
株(E、 coli AJ12369. FERM P
−9846)及びコントロールとしてpKK233−2
を含むE、 call JM109株を2倍濃度のYT
培地(トリフトン16タ/l 。
抽出物イーストイクストラクト10 f)/l 、 N
aCl3 Ml ) 10 rnl (アンピシリン5
0μi/ml含有)中で37℃で5時間培養した後、I
PTGを200μy/dになるように添加し、さらに1
5時間培養した。
この培養液を遠心(12,000rptn 10分間)
し、集菌した後、この菌体をl tnlの滅菌水中に懸
濁し、超音波処理を行なった。そして再度、集菌し、上
清に2倍濃度の試料緩衝液を等竜角え、100℃3分間
煮沸し、菌体抽出液とした。2種の菌体抽出液および標
準のMPB64蛋白を5DS−ポリアクリルアミドg気
泳eをした後、ニトロセルロースフィルタ、−に蛋白2
写し、抗MPB64蛋白Iリクローナル抗体との反応f
:調べた(第9図)。
第S図に示したように、標準サンダルと全く同じ位置に
生じるバンドはpKKM 64ベクターを含む大腸菌(
FERM P −9846)の菌体抽出液にのみにしか
見られなかったことより、大腸菌内でMPB64蛋白の
遺伝子が発現され、MPB64蛋白が生産されていたこ
とが確認できた。
く効果〉 本発明により提供されるBCG菌由米のMPB64蛋白
は、抗原抗体反応(El:IJSA法)による結核とA
M症とを識別する診断薬として使用できる。
また、本発明により提供されるBCG菌のMP B 6
4蛋白をコードする遺伝子及びそれを用いた遺伝子工学
的手法によるBCG菌由来のMPB64蛋白の製造法は
結核の診断薬として有用なMPB64蛋白全大量かつ純
粋に提供する為に重要である。
更に本発明により提供されるMPB64蛋白をコードす
るDNA配列から好ましい配列を選び、ビオチン又はラ
ジオアイソトープで標識したDNAグローブを調製すれ
ば、これによる結核の診断も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、BCG菌染色体DNAの制限酵素B amH
I +Kpnl及びPaLlによる消化物に対するプロ
ーブI。 ■、■のサデンハイグリダイゼーシ、ンを示す図であシ
、矢印で示した4、 4 kb Kpn■断片をクロー
ニングした。 第2図は、決定した919bpのDNAの塩基配列金示
す。 第3図は、MPB64蛋白のアミノ酸配列を示す。 第4図は、成熟型MP864発現ベクター・pKKM6
4の構築を示す図である。 第5図は、pKK233−2を含む大腸菌JM109と
pKKM 64を含む大腸菌JM109の菌体抽出液を
クエスタンプロフト法で分析し死因である。 第   3 Ala  Pro  Lys  Thr  Tyr  
Cys  Glu  Glu  Leu  LysGl
n  Met  Ser  Asp  Pro  Al
a  Tyr  Asn  Ila  AsnLys 
 Ser  Leu  Glu  Asn  Tyr 
 lie  Ala  Gln  ThrSer  T
hr  Pro  Arg  Glu  Ala  P
ro  Tyr  Glu  Leu11e  Pro
  Pro  Arg  Gly  Thr  Gln
  Ala  Val  Va1His  Pro  
Thr  Thr  Thr  Tyr  Lys  
Ala  Phe  AspTyr  Asp  Th
r  Leu  Trp  Gin  Ala  As
p  Thr  AspGly  Gin  Leu 
 Ser  Lys  Gin  Thr  Gly 
 Gin  GlnPro  Val  Asn  T
yr  Gln  Asn  Phe  Ala  V
al  ThrGly  C+lu  Leu  Le
u  Pro  Glu  Ala  Ala  Gl
y  Pr。 Asp  Ser  Met  Leu  AlaGl
y  Thr  Asp  Thr  Gly  Gi
n  Ala  Cys  Gin  IIs11e 
 Ser  Leu  Pro  Ser  Tyr 
 Tyr  Pro  Asp  GlnArg  A
sp  Lys  Phe  Leu  Ser  A
la  Ala  Thr  SerAsn  Ile
  Thr  Ser  Ala  Thr  Tyr
  Gln  Ser  AlaLeu  Lys  
Val  Tyr  Gln  Asn  Ala  
Gly  Gly  ThrTrp  Asp  Gl
n  Ala  Tyr  Arg  Lys  Pr
o  Tie  ThrPro  Leu  Pro 
 Val  Val  Phe  Pro  lie 
 Val  GlnVal  Ser  Ile  A
la  Pro  Asn  Ala  Gly  L
eu  AspAsn  Asp  Gly  Val
  Ile  Phe  Phe  Phe  Asn
  Pr。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記のアミノ酸配列( I )を有するミコバクテ
    リウムボビスBCG(Mycobacterium b
    ovisBCG、以下BCG菌と称する)由来のMPB
    64蛋白¥アミノ酸配列( I ):¥ (N末端) 【遺伝子配列があります。】 (C末端)
  2. (2)請求項(1)記載のMPB64蛋白をコードする
    遺伝子
  3. (3)遺伝子が下記の塩基配列(a)で示されるもので
    ある請求項(2)記載の遺伝子 ¥塩基配列(a):¥ (5′末端) 【遺伝子配列があります。】 (3′末端)
  4. (4)請求項(2)記載の遺伝子が組み込まれたプラス
    ミドにより形質転換された形質転換体を培地中で培養し
    、生産されたMPB64蛋白を採取することを特徴とす
    るBCG菌由来のMPB64蛋白。
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