JPH01246805A - 超電導マグネット装置 - Google Patents
超電導マグネット装置Info
- Publication number
- JPH01246805A JPH01246805A JP63073282A JP7328288A JPH01246805A JP H01246805 A JPH01246805 A JP H01246805A JP 63073282 A JP63073282 A JP 63073282A JP 7328288 A JP7328288 A JP 7328288A JP H01246805 A JPH01246805 A JP H01246805A
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、磁界補正装置を改善した医療用磁気共鳴イメ
ージング装置(MRI装置)の超電導マグネットに関す
る。
ージング装置(MRI装置)の超電導マグネットに関す
る。
(従来の技術)
MHI装置は、高磁界を用いるほど画像が良くなるため
、超電導マグネットが普及されている。
、超電導マグネットが普及されている。
また、マグネット内の診断空間においては高均一磁界が
要求されるので高精度な設計がなされるが、実際にはマ
グネットの製造過程において製作寸法精度の誤差等によ
り、実際の診断空間内の磁界均一度は悪くなってしまう
、そこで、磁界補正装置が用いられ、その補正装置の1
つに第6図に示すような鉄シム1と呼ばれる小さな鉄片
がある。この鉄シム1を第6図に示すように超電導マグ
ネット本体2の常温ボア3内に張り付けて、診断空間4
の磁界を補正する。補正にあたっては、所定の磁界均一
度になるまで複数個の鉄シム1をボア3内の適切な場所
に張り付ける。
要求されるので高精度な設計がなされるが、実際にはマ
グネットの製造過程において製作寸法精度の誤差等によ
り、実際の診断空間内の磁界均一度は悪くなってしまう
、そこで、磁界補正装置が用いられ、その補正装置の1
つに第6図に示すような鉄シム1と呼ばれる小さな鉄片
がある。この鉄シム1を第6図に示すように超電導マグ
ネット本体2の常温ボア3内に張り付けて、診断空間4
の磁界を補正する。補正にあたっては、所定の磁界均一
度になるまで複数個の鉄シム1をボア3内の適切な場所
に張り付ける。
また、磁界補正装置には前述のような鉄シムの他に、シ
ムコイルと呼ばれるものがある。シムコイルの一例を示
すと、第6図(a)のような円形シムコイル5と、第7
図(b)のような鞍形シムコイル6がある。これらのシ
ムコイル5,6には、第7図のように、常温ボア3内に
取り付ける常電導シムコイル7と、第8図に示すように
マグネット本体2内の超電導主コイル8といっしょに巻
かれる超電導シムコイル9とがある。これらのシムコイ
ルを用いて磁界補正をするには、誤差磁界を打ち消すよ
うに、これらのシムコイルに通電する。
ムコイルと呼ばれるものがある。シムコイルの一例を示
すと、第6図(a)のような円形シムコイル5と、第7
図(b)のような鞍形シムコイル6がある。これらのシ
ムコイル5,6には、第7図のように、常温ボア3内に
取り付ける常電導シムコイル7と、第8図に示すように
マグネット本体2内の超電導主コイル8といっしょに巻
かれる超電導シムコイル9とがある。これらのシムコイ
ルを用いて磁界補正をするには、誤差磁界を打ち消すよ
うに、これらのシムコイルに通電する。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、第5図に示すような鉄シムによる補正では数個
、あるいは数十個の鉄シムをボア内の適切な位置に張り
付けていかなければならないため、非常に時間がかかる
という欠点がある。また、高磁界になれば鉄シムが多量
に必要になるとともに、鉄シムに働く電磁力が増大する
ので張り付けがむずかしくなり、補正が困難になってく
るという問題がある。
、あるいは数十個の鉄シムをボア内の適切な位置に張り
付けていかなければならないため、非常に時間がかかる
という欠点がある。また、高磁界になれば鉄シムが多量
に必要になるとともに、鉄シムに働く電磁力が増大する
ので張り付けがむずかしくなり、補正が困難になってく
るという問題がある。
また、第6図(a)、(b)に示すようなシムコイルに
よる補正は、電流を流して補正するため比較的短時間に
、また、多少誤差磁界が大きくても補正できる利点があ
るが、第7図のような常電導シムコイルにおいては、電
源容量やコイル発熱等の問題により通電できる電流が制
限されるので、補正能力に限界がでてくるという問題が
ある。また、第8図のような超電導シムコイルにおいて
は永久電流を用いるため、常電導シムコイルのように発
熱等の問題がないが、高価な超電導線を用いているとと
もに、第9図に示すように永久電流スイッチ10も必要
になるため、コスト高になるという欠点がある。永久ス
イッチ10は超電導シムコイル9とともに液体ヘリウム
中にあり、永久電流スイッチ10(7)ONloFFは
、ヒーター11を0FF10Nすることによりなされる
が、超電導シムコイル9に電流を供給中は、永久電流ス
イッチ10を0FF(ヒーター11をON)にしている
ため、ヒーター11の熱により、高価な液体ヘリウムを
多量に蒸発させてしまうという問題がある。
よる補正は、電流を流して補正するため比較的短時間に
、また、多少誤差磁界が大きくても補正できる利点があ
るが、第7図のような常電導シムコイルにおいては、電
源容量やコイル発熱等の問題により通電できる電流が制
限されるので、補正能力に限界がでてくるという問題が
ある。また、第8図のような超電導シムコイルにおいて
は永久電流を用いるため、常電導シムコイルのように発
熱等の問題がないが、高価な超電導線を用いているとと
もに、第9図に示すように永久電流スイッチ10も必要
になるため、コスト高になるという欠点がある。永久ス
イッチ10は超電導シムコイル9とともに液体ヘリウム
中にあり、永久電流スイッチ10(7)ONloFFは
、ヒーター11を0FF10Nすることによりなされる
が、超電導シムコイル9に電流を供給中は、永久電流ス
イッチ10を0FF(ヒーター11をON)にしている
ため、ヒーター11の熱により、高価な液体ヘリウムを
多量に蒸発させてしまうという問題がある。
また、酸化物超電導体を用いて、超電導シムコイルを構
成し、窒素冷却により超電導状態とすれば、液体ヘリウ
ムの蒸発は防げるが、酸化物超電導体の接続は困難であ
るので、永久電流スイッチの構成が困難となる問題があ
る。
成し、窒素冷却により超電導状態とすれば、液体ヘリウ
ムの蒸発は防げるが、酸化物超電導体の接続は困難であ
るので、永久電流スイッチの構成が困難となる問題があ
る。
さらに、液体ヘリウム冷却の超電導シムコイルにおいて
は、もし、そのシムコイルに位置ずれ等の不具合が生じ
た場合、補正するには一番内側の液体ヘリウム容器まで
分解しなければならないが、低温シールや、多層の断熱
材等が組込まれているため、分解して補正するのが非常
に困難になるなどの問題がある。
は、もし、そのシムコイルに位置ずれ等の不具合が生じ
た場合、補正するには一番内側の液体ヘリウム容器まで
分解しなければならないが、低温シールや、多層の断熱
材等が組込まれているため、分解して補正するのが非常
に困難になるなどの問題がある。
そこで1本発明は高価な液体ヘリウムを蒸発させず、補
正時間が短かい、また、不具合発生時の補修が容易な超
電導シムコイルを提供することを目的とする。
正時間が短かい、また、不具合発生時の補修が容易な超
電導シムコイルを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明においては、第1図に示すように超電導マグネッ
ト本体2内の液体窒素温度に保たれている熱シールド(
80にシールド)12に酸化物超電導体で構成したシム
コイル13を取りつける。
ト本体2内の液体窒素温度に保たれている熱シールド(
80にシールド)12に酸化物超電導体で構成したシム
コイル13を取りつける。
(作用)
超電導MRI装置のように、長時間永久電流で運転する
装置においては、液体ヘリウムの蒸発量を最小限にする
ため、第1図のようにマグネット本体2内には熱シール
ドが設けられる。第1図の例では温度が約80[K]に
保たれる80にシールド12と、温度が約20(K)に
保たれる20にシールド14とが設けられている。これ
らの熱シールド12.14は、マグネット本体2に取り
付けられた冷凍機15によって冷却され、当該温度に保
持される。この冷凍機により冷却される80にシールド
12に、約80(K)で超電導状態になる酸化物超電導
体でシムコイル13をつくり取りつける。この酸化物超
電導体シムコイル13は第7図(a)、(b)と同様に
円形シムコイル5と鞍形シムコイル6で構成する。この
ようにすることによって、酸化物超電導シムコイル13
は超電導状態となっているので、従来の超電導シムコイ
ルと同様に通電することによって磁界補正ができる。
装置においては、液体ヘリウムの蒸発量を最小限にする
ため、第1図のようにマグネット本体2内には熱シール
ドが設けられる。第1図の例では温度が約80[K]に
保たれる80にシールド12と、温度が約20(K)に
保たれる20にシールド14とが設けられている。これ
らの熱シールド12.14は、マグネット本体2に取り
付けられた冷凍機15によって冷却され、当該温度に保
持される。この冷凍機により冷却される80にシールド
12に、約80(K)で超電導状態になる酸化物超電導
体でシムコイル13をつくり取りつける。この酸化物超
電導体シムコイル13は第7図(a)、(b)と同様に
円形シムコイル5と鞍形シムコイル6で構成する。この
ようにすることによって、酸化物超電導シムコイル13
は超電導状態となっているので、従来の超電導シムコイ
ルと同様に通電することによって磁界補正ができる。
また、酸化物超電導体は、第2図のようなリング状もの
が比較的作りやすいので、酸化物超電導体に永久電流を
流すには、酸化物超電導体のリング16と同軸に励磁コ
イル17を、また、リング16にはヒーター11を巻き
つける。リング16に永久電流を流すには、まず、ヒー
ター11に電流工りを流し。
が比較的作りやすいので、酸化物超電導体に永久電流を
流すには、酸化物超電導体のリング16と同軸に励磁コ
イル17を、また、リング16にはヒーター11を巻き
つける。リング16に永久電流を流すには、まず、ヒー
ター11に電流工りを流し。
リング16を常電導状態にしてから、励磁コイル17に
電流I。を流し、磁界Bを発生させる。次にヒーター電
流Ihを切り、 リング16を超電導状態にもどす。そ
して、励磁電流I。を切ると、その時にリング16内に
電流Ilが誘導され、 リング16は超電導状態なので
、 その誘導電流工1は永久電流となる。
電流I。を流し、磁界Bを発生させる。次にヒーター電
流Ihを切り、 リング16を超電導状態にもどす。そ
して、励磁電流I。を切ると、その時にリング16内に
電流Ilが誘導され、 リング16は超電導状態なので
、 その誘導電流工1は永久電流となる。
(実施例)
(実施例の構成)
本発明の実施例を第1図に示す。超電導主コイル8は、
ニオブチタン(NbTi)等の通常の超電導材料で作ら
れ、液体ヘリウムに浸漬され超電導状態になる6また。
ニオブチタン(NbTi)等の通常の超電導材料で作ら
れ、液体ヘリウムに浸漬され超電導状態になる6また。
2つの熱シールド(80にシールド12と20にシール
ド14)は、冷凍機15に接続され、それぞ約80(K
)、約20(Klに保たれる。80にシールドには酸化
物超電導体で作られたシムコイル13を取りつける。こ
の酸化物超電導体シムコイル13は第3図(a)、(b
)のように接続部のないリング状の複数個の酸化物超電
導体円形シム18と酸化物超電導体鞍形シム19とで構
成し、それぞれに励磁コイル17とヒーター!■を取り
つける。円形シム18と鞍形シム19は80にシールド
12からの熱伝導で冷却され超電導状態となる。
ド14)は、冷凍機15に接続され、それぞ約80(K
)、約20(Klに保たれる。80にシールドには酸化
物超電導体で作られたシムコイル13を取りつける。こ
の酸化物超電導体シムコイル13は第3図(a)、(b
)のように接続部のないリング状の複数個の酸化物超電
導体円形シム18と酸化物超電導体鞍形シム19とで構
成し、それぞれに励磁コイル17とヒーター!■を取り
つける。円形シム18と鞍形シム19は80にシールド
12からの熱伝導で冷却され超電導状態となる。
(実施例の作用)
酸化物超電導体円形シム18と酸化物超電導体鞍形シム
19とで診断空間内の磁界を補正するには。
19とで診断空間内の磁界を補正するには。
それらに通電して誤差磁界を打ち消せばよい、まず、通
電したい円形シム18又は鞍形シム19のヒーター11
に電流Ihを流し、酸化物超電導体を暖め、常電導状態
にする。そして、励磁電流工。を流し、誤差を打ち消す
ような所定の電流になったら、ヒーター電流工りを切り
、酸化物超電導体が超電導状態にもどったら、励磁電流
Ieを切る。その時、円形シムあるいは鞍形シムに誘導
電流が流れ、それものシムコイルには電気抵抗がないの
で永久電流となり、超電導シムコイルとして使用できる
。
電したい円形シム18又は鞍形シム19のヒーター11
に電流Ihを流し、酸化物超電導体を暖め、常電導状態
にする。そして、励磁電流工。を流し、誤差を打ち消す
ような所定の電流になったら、ヒーター電流工りを切り
、酸化物超電導体が超電導状態にもどったら、励磁電流
Ieを切る。その時、円形シムあるいは鞍形シムに誘導
電流が流れ、それものシムコイルには電気抵抗がないの
で永久電流となり、超電導シムコイルとして使用できる
。
・(実施例の効果)
このような構成とすることにより、接続部のないリング
状の酸化物超電導体に永久電流が簡単に流せるとともに
、従来の液体ヘリウム冷却の超電導シムコイルのような
磁界補正時の液体ヘリウムの蒸発を防ぐ効果がある。
状の酸化物超電導体に永久電流が簡単に流せるとともに
、従来の液体ヘリウム冷却の超電導シムコイルのような
磁界補正時の液体ヘリウムの蒸発を防ぐ効果がある。
また、酸化物超電導シムコイルを液体窒素温度に保持す
るのは、冷凍機で行うので液体ヘリウムの蒸発がない。
るのは、冷凍機で行うので液体ヘリウムの蒸発がない。
また、永久電流により診断空間内の磁界が補正されてい
るので、補正後は電流供給が不要となる効果がある6さ
らに、シムコイルの不具合時には。
るので、補正後は電流供給が不要となる効果がある6さ
らに、シムコイルの不具合時には。
液体ヘリウム容器20まで分解する必要がないので。
容易にシムコイルの補修ができる。
(他の実施例)
酸化物超電導体のリングに永久電流を流すための他の実
施例を第4図に示す。これは、酸化物超電導体のリング
16に導電性金属でできた円筒21を取りつけたもので
ある。
施例を第4図に示す。これは、酸化物超電導体のリング
16に導電性金属でできた円筒21を取りつけたもので
ある。
リング16に永久電流を流すには、まず、ヒーター11
に電流工りを流し、 リング16を常電導状態にしてお
き、導電性金属の円筒21に電流I。を流す。
に電流工りを流し、 リング16を常電導状態にしてお
き、導電性金属の円筒21に電流I。を流す。
次にヒーター電流Ihを切り、 リング16を超電導状
態にもどすと電流工。は電気抵抗のないリング16を流
れ、電流工。を切れば永久電流工、となる。
態にもどすと電流工。は電気抵抗のないリング16を流
れ、電流工。を切れば永久電流工、となる。
このような構成としても、接続部のない酸化物超電導体
に永久電流を流せるので、超電導シムコイルに用いるこ
とができる。
に永久電流を流せるので、超電導シムコイルに用いるこ
とができる。
以上述べたように、本発明の超電導マグネット装置にお
いては、接続部のないリング状の酸化物超電導体の超電
導シムコイルに永久電流が簡単に流せるので、磁界補正
が容易に行える。また、超電導シムコイルは冷凍機によ
り、液体窒素温度に冷却されているので、磁界補正時に
おけるシムコイル通電時には高価な液体ヘリウムを蒸発
させず、補正後は電流供給が必要ない、さらにシムコイ
ルの補修も容易に行うことができる。
いては、接続部のないリング状の酸化物超電導体の超電
導シムコイルに永久電流が簡単に流せるので、磁界補正
が容易に行える。また、超電導シムコイルは冷凍機によ
り、液体窒素温度に冷却されているので、磁界補正時に
おけるシムコイル通電時には高価な液体ヘリウムを蒸発
させず、補正後は電流供給が必要ない、さらにシムコイ
ルの補修も容易に行うことができる。
第1図は本発明の超電導マグネット装置の実施例を示す
断面図、第2図は上記実施例の作用を説明する図、第3
図(a)、(b)は上記実施例の具体例における酸化物
超電導体シムコイルを示す図、第4図は酸化物超電導体
のリングに永久電流を流すための上記実施例の第2の具
体例を示す図、第5図は超電導マグネット装置の常温ボ
ア内に鉄シムを張り付けた例を示す図、第6図(a)は
従来の磁界補正装置の1つである円形シムコイルを示す
図、第6図(b)は鞍形シムコイルを示す図、第7図は
従来の超電導マグネット装置の常温ボア内に常電導シム
コイルを取り付けた図、第8図は超電導主コイルととも
に超電導シムコイルを構成した図、第9図は超電導シム
コイルの電気回路を示す図である。 2・・・超電導マグネット本体 8・・・超電導主コイル 11・・・ヒーター12・
・・80にシールド 13・・・酸化物超電導体シムコイル 15・・・冷凍
機16・・・酸化物超電導体リング 17・・・励磁コ
イル18・・・酸化物超電導体円形シム 19・・・酸化物超電導体鞍形シム 21・・・導電性金属の円筒 工。・・・励磁電流1
、・・・ヒーター電流 工、・・・誘導電流B・・・
磁界 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 It″ 第2図 第3図(b) 第4図 第 5 図 第6図(cA−) 第6図(b)
断面図、第2図は上記実施例の作用を説明する図、第3
図(a)、(b)は上記実施例の具体例における酸化物
超電導体シムコイルを示す図、第4図は酸化物超電導体
のリングに永久電流を流すための上記実施例の第2の具
体例を示す図、第5図は超電導マグネット装置の常温ボ
ア内に鉄シムを張り付けた例を示す図、第6図(a)は
従来の磁界補正装置の1つである円形シムコイルを示す
図、第6図(b)は鞍形シムコイルを示す図、第7図は
従来の超電導マグネット装置の常温ボア内に常電導シム
コイルを取り付けた図、第8図は超電導主コイルととも
に超電導シムコイルを構成した図、第9図は超電導シム
コイルの電気回路を示す図である。 2・・・超電導マグネット本体 8・・・超電導主コイル 11・・・ヒーター12・
・・80にシールド 13・・・酸化物超電導体シムコイル 15・・・冷凍
機16・・・酸化物超電導体リング 17・・・励磁コ
イル18・・・酸化物超電導体円形シム 19・・・酸化物超電導体鞍形シム 21・・・導電性金属の円筒 工。・・・励磁電流1
、・・・ヒーター電流 工、・・・誘導電流B・・・
磁界 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 It″ 第2図 第3図(b) 第4図 第 5 図 第6図(cA−) 第6図(b)
Claims (3)
- (1)高均一磁界の発生を必要とする超電導マグネット
装置において、当該超電導マグネット装置内の液体窒素
温度に保たれる熱シールド層に、液体窒素温度で超電導
状態となる酸化物超電導体で構成された磁界補正装置が
組み込まれていることを特徴とする超電導マグネット装
置。 - (2)磁界補正装置に電流を誘導させる励磁コイルを付
設したことを特徴とする請求項(1)記載の超電導マグ
ネット装置。 - (3)磁界補正装置に外部から電流を供給する導電性金
属を取りつけたことを特徴とする請求項(1)記載の超
電導マグネット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073282A JPH01246805A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 超電導マグネット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073282A JPH01246805A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 超電導マグネット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246805A true JPH01246805A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13513633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63073282A Pending JPH01246805A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 超電導マグネット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01246805A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005152632A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 補助的な静磁場成形コイルを利用するmriシステム |
JP2008288545A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-27 | National Institute For Materials Science | 超伝導マグネット装置 |
JP2017142231A (ja) * | 2015-12-17 | 2017-08-17 | ブルーカー バイオシュピン アー・ゲー | 容易にアクセス可能な深温冷凍nmrシム配置 |
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1988
- 1988-03-29 JP JP63073282A patent/JPH01246805A/ja active Pending
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