JPH01246028A - 軸状部材の組付け装置 - Google Patents

軸状部材の組付け装置

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JPH01246028A
JPH01246028A JP63071777A JP7177788A JPH01246028A JP H01246028 A JPH01246028 A JP H01246028A JP 63071777 A JP63071777 A JP 63071777A JP 7177788 A JP7177788 A JP 7177788A JP H01246028 A JPH01246028 A JP H01246028A
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JP
Japan
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pipe
shaft
bending
nut
robot
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Application number
JP63071777A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ebihara
海老原 靖弘
Hiroyuki Sakaniwa
坂庭 宏行
Hiroshi Saito
寛 斉藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
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    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、バイブやコントロールロッド等の曲番夕加
工された軸状部材を具える製品の生産に用いて好適な軸
状部材の組付は装置に関するものである。
(従来の技術) 曲げ加工された軸状部材を具える製品としては、例えば
、第11図(a)に示す、自動車のパワーステアリング
用ギヤアッセンブリがある。
このギヤアッセンブリは、ワークとしての、ラックピニ
オン式歯車機構とロータリバルブとを内蔵するギヤハウ
ジング1およびそれと一体的に結合されたパワーシリン
ダ2と、それらギヤハウジングlおよびパワーシリンダ
2を接続する油圧回路を構成する、軸状部材としての、
曲げ加工されたバイブ3とを具えてなり、かかるギヤア
ッセンブリを生産する場合に、従来は、ギヤアッセンブ
リが用いられる車種や車体仕様に応じて異なる製品仕様
に基づき、バイブ3をあらかじめ曲げ加工するとともに
その両端部に第11図(b)に示すようにフレヤ加工を
施してフレヤナット3aを設けた後、保管場所に所定量
保管しておき、製品仕様を指定して生産指示があると、
その製品仕様に基づくギヤハウジング1とパワーシリン
ダ2とを結合した後、その製品仕様に基づき、上記保管
場所からパイブ3を選択的に取出して、そのバイブ3を
人手により、上記ギヤハウジング1およびパワーシリン
ダ2に対し、所定位置に配置してフレヤナット3aを所
定トルクで締付けるという手順でバイブ3の組付けを行
っていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようにしてバイブ3の組付けを行う
と、上述したギヤアッセンブリの場合、バイブ3の形状
が製品仕様に対応して多種に亘り、しかも生産数量も多
数であるため、曲げ加工を施されたバイブ3の保管場所
に多大な空間を要するという問題がある。
また、あらかじめ曲げ加工を施された多種形状のバイブ
3の中から所定製品仕様に対応するものを選択して取出
すので、誤った種類のバイブの選択により、組付けの不
都合や製品検査後の手直しの必要性が生ずるおそれがあ
る。
この発明は、上述の如き課題を有利に解決した装置を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明の軸状部材の組付は装置は、所定仕様の製品の
生産指示に対応して、直線状の軸状部材に曲げ加工を施
す曲げ加工手段と、前記生産指示に対応して、前記曲げ
加工手段から曲げ加工された軸状部材を受取り、その軸
状部材をワークに対し所定位置に配置して保持するセッ
ト手段と、前記生産指示に対応して、前記セット手段に
より保持された軸状部材を前記ワークに組付ける組付は
手段とを具えてなる。
(作 用) かかる装置にあっては、所定仕様の製品の生産指示に対
応して、その製品仕様に基づき、曲げ加工手段が直線状
の軸状部材に曲げ加工を施し、セット手段がその曲げ加
工された軸状部材をワークに対し所定位置に配置して保
持し、組付は手段がその保持された軸状部材をワークに
組付けるという一連の動作が行われる。
従ってこの装置によれば、直線状の軸状部材を保管すれ
ば良いのでその保管場所の空間を大幅に縮小することが
でき、またーの生産指示によって軸状部材の曲げ加工と
組付けとが行われるので、軸状部材の選択の誤ちに起因
して生ずる組付けの不都合や製品検査後の手直しをほと
んどもしくは全く無くすことができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の軸状部材の組付は装置を、第11
図に示すパワーステアリング用ギヤアッセンブリの生産
に適用した一実施例を示す斜視図であり、図中11は曲
げ加工手段としてのコンピュータ数値制御(CNC)バ
イブベンダ、31はセット手段としてのバイブセットロ
ボット、51は組付は手段としてのナツト締付はロボッ
トをそれぞれ示す。
ここにおけるCNCバイブベンダ11は、第2図(a)
(b)に示すようにスライドテーブル12を具えており
、このスライドテーブル12上には、チャック13を回
動可能に支持する移動台14が設けられている。この移
動台14は、チャック13を回動させるひねりモータ1
5を具えるとともに、スライドテーブル12に対する図
では左右方向への移動を案内され、さらに、スライドテ
ーブル12の図では右端部に設けられた送りモータ16
により駆動されて上記案内方向へ移動する。
スライドテーブル12の図では左端部には、概略円盤状
をなし、その外周面に半円形断面の外周溝17aを有す
る曲げロール17が設けられるとともに、曲げロール1
7に対し進退駆動され、その外周溝17aに対向する面
に半円形断面の溝を有するクランプ18が設けられてお
り、これら曲げロール17およびクランプ18は、図示
しない曲げ駆動機構により駆動されて、曲げロール17
の中心軸線まわりに回動する。
またスライドテーブル12の左端部には、これも曲げロ
ール17の外周溝17aに対向する面に半円形断面の溝
を有する圧力型19が設けられており、この圧力型19
は、スライドテーブル12に対する図では左右方向への
移動を案内されるとともに、曲げロール17に対し進退
駆動される。
このCNCパイプベンダ11はさらに、第1図に示すよ
うに、通常のマイクロコンピュータを有する制御装置2
0と、バイブローダ21とを具えており、制御装置20
は、あらかじめ入力された制御プログラムに基づき上述
した機構とパイプローダ21との作動を制御する。
そして、バイブローダ2工は、あらかじめ、ギヤアッセ
ンブリの仕様に応じて四種類の長さに切断され、さらに
両端部にフレヤ加工を施されてフレヤナット3aを設け
られた、軸状部材としての、直線状の複数本のパイプ3
を、同一長さのもの毎に保持する4段のシュート22と
、そのシュート22からパイプ3を受取って所定の受渡
し位置まで上昇させるチェーンコンベヤ23と、シュー
ト22からチェーンコンベヤ23へ指示された長さのパ
イプ3を選択的にかつ一本づつ供給する図示しないスト
ッパ機構と、上記受渡し位置にてパイプ3を挟持し、反
転してスライドテーブル12の上方の所定供給位置にそ
のパイプ3を配置、保持するハンド24とを具える。
かかるCNCバイブベンダ11にあっては、制御装置2
0に、ギヤアッセンブリの仕様を指定してパイプ3の曲
げ加工を指示すると、先ず、パイプローダ21のストッ
パ機構がその仕様に対応する長さの直線状のパイプ3を
シュート22からチェーンコンベヤ23へ供給し、チェ
ーンコンベヤ23がそのパイプ3をハンド24に受渡し
、ハンド24がそのパイプ3をスライドテーブル12の
上方の所定供給位置にて保持する。
次いでチャック13が、曲げロール17への接近方向へ
移動してそのパイプ3の一端部を把持してからさらに、
パイプ3の曲げ加工位置の端部が曲げロール17とクラ
ンプ18との間に位置するまで引続き移動する。
そしてその後、クランプ18が曲げロール17へ向って
前進してその溝と曲げロール17の外周溝17aとの間
にパイプ3を挟持するとともに圧力型19が曲げロール
17へ向って前進してその溝でパイプ3を曲げの半径方
向外側から支持し、その状態で曲げロール17とクラン
プ18とが、曲げロール17へ向うチャック13の自由
な移動を伴いながら回動し、この間圧力型19がパイプ
3を曲げロール17の外周溝17a内に保持することに
て、パイプ3に所定角度の曲げ加工を施す。
しかる後、クランプ18と圧力型19とが一旦後退し、
曲げロール17とクランプ18とが元の位置まで逆方向
へ回動してから、パイプ3の次の曲げ加工位置の端部が
曲げロール17とクランプ18との間に位置するまでチ
ャック13が再び前進し、この間所要に応じチャック1
3が回動してパイプ3の曲げ方向にひねりが加えられ、
その後上述の曲げ加工動作が再び行われる。
上記手順を繰返し行うことによりここでは、パイプ3の
複数位置に所定の曲げ加工を施して所定形状をもたらす
ことができる。
またここにおけるバイブセットロボット31は、先に述
べたワークとしてのギヤハウジング1とパワーシリンダ
2とを一体的に結合する図示しない作業ステーションか
ら、それら結合されたギヤハウジング1およびパワーシ
リンダ2を位置決め状態で載置されたパレット41をC
NCパイプベンダ11の近くまで搬送して来るコンベヤ
42と、CNCパイプベンダ11との間に設置されてお
り、またこのパイプセントロボット31は、第3図(a
)、 (b)に示す如きハンド32を有する。
このハンド32は、内蔵するエアシリンダにより二個の
爪33を互いの接近および離間方向へ平行移動させて、
それらの爪33にそれぞれ取付けられたフィンガ34を
開閉することができ、これによって、パイプ3をそれら
のフィンガ34の間に挟持し、および開放することがで
きる。
パイプセットロボット31は図示しない制御装置により
作動を制御されて、上記ハンド32により、CNCパイ
プベンダ13 ’<曲げ加工したパイプ3を挟持し、チ
ャック13がパイプ22を開放して原位置に復帰した後
そのパイプ3を移動させて、コンベヤ42により所定位
置まで搬送されて来て図示しないストッパの作動により
そこに固定されているパレット41上のギヤハウジング
1およびパワーシリンダ2に対し所定位置にそのパイプ
3を配置することができる。
そして、ここにおけるナツト締付はロボット51は、コ
ンベヤ42を挟んでパイプセットロボット31と対抗す
る位置に設置されており、またこのナツト締付はロボッ
ト51は、ハンドとして、第4図(a)。
(b)に示す如きコ字状のブラケット52を有する。
このブラケット52には、四本のガイド軸53とそのガ
イド軸53に嵌合するボール循環式のブツシュ54とを
介し挟持部材55が図では上下方向へ移動可能に支持さ
れており、挟持部材55は、それとブラケット52との
間に介挿されたスプリング56により常時、図では下方
へ付勢されている。
すなわち、これらガイド軸53、ブツシュ54およびス
プリング56はエコライズ機構を構成する。
挟持部材55はまた、オープンエンドエアレンチ61と
l・ルクレンチ81とを互いに逆方向へ向けて挟持して
おり、ここにおけるオープンエンドエアレンチ61は、
第5図(a)、 (b)に示すように、両方向へ回転可
能な減速機付きエアモータ62の出力軸62aに結合さ
れた傘歯車63に、その傘歯車63と直角に配置された
傘歯車64が噛合し、その傘歯車64に一体的に結合さ
れた歯車65に、四個の歯車66〜69を介し、ソケッ
ト70の周囲に設けられた歯車70aが駆動結合された
構成を有するものであり、ソケット70は、ソケットレ
ンチ用ソケットと同様の六角部70bおよび底壁70c
を有するとともに、側方がら中心部へのバイブ3の挿入
およびそこからの取出しを許容すべく、六角部70bの
一辺に開口部70dを有する。
またこのオープンエンドエアレンチ61は、ナツト締付
は方向と逆の方向へのソヶッ)70の回転(逆転)時に
歯車68を掛止して開口部70dが前方(図では左方)
へ向く位置でソケット7oを停止させるラチェット71
と、傘歯車64の回転角度、ひいてはソケット70の回
転角度を検出するロークリエンコーダ72とを具える。
かかるオープンエンドエアレンチ61にあっては、エア
モータ62の一方のボートにエア圧を供給し、出力軸6
2をその正面から見て時計方向へ回転させると、その回
転が歯車63〜69を介してソケット7゜に伝達され、
ソケット70がナツト締付は方向すなわち正転方向(第
5図(b)では反時計方向)へ連続的に回転する。また
、エアモータ62の他方のポートにエア圧を供給し、出
力軸62を上記と逆方向へ回転させると、ソケット70
は上記と逆方向すなわち逆転方向へ回転するが、歯車6
7と70aとは同一のものとされており、これによって
、ソケット7゜は逆転時には一回転以内に、ラチェット
71が歯車67を掛止することにより開口部70dを前
方へ向けて停止する。
一方、トルクレンチ81は、第6図に示すように、チュ
ーブ82の一端部(図では左端部)に、互いに平行な二
面83aを有する片スパナと同様の形状のへラド83の
中間部がヘッドビン84を介して枢支され、ヘッド83
の、チューブ82内に位置する端部が、チューブ82の
軸線方向に対し傾斜するよう配置されたリンク85を介
し、チューブ82の軸線方向へ移動可能に嵌入されたス
ラスタ86の一端部(図では左端部)に連結され、この
スラスタ86と、チューブ82に位置調整可能に螺着さ
れたスラストリング87との間にスプリング88が介挿
され、さらに、チューブ82の外側面に、ヘッド83の
所定量の回動を検知するリミットスイッチ89が設けら
れた構成を有するものであり、かかるトルクレンチ81
にあっては、ナツトをヘッド83の平行な二面83a間
に嵌合わせてナツトの中心軸線まわりにチューブ82を
回動させることにより、ヘッド83にヘッドピン84を
中心とするモーメントが加わると、リンク85がらスラ
スタ86へ押圧力が加わり、その押圧力がスプリング8
8にあらかじめ与えられた予圧力を越えると、ヘッド8
3がへラドピン84を中心に回動してリミットスイッチ
89を作動させる。
従ってこのトルクレンチ81によればナツト締付はトル
クが設定トルクを越えたことをリミットスイッチ89の
出力信号により検知することができる。
尚、設定トルクは、スラストリング87の位置を調整し
てスプリング88の予圧力を変更することにより任意に
設定可能である。
上述したハンド32のエアシリンダとオープンエンドエ
アレンチ61とへのエア圧の供給は、第7図に示すエア
圧回路が行う。
このエア圧回路は、圧力源9工からの通路を減圧弁92
を介して通路93および94に分岐させ、その−方の通
路92を、ハンド開閉用の5ポ一ト3位置の電磁式切換
弁95を介しハンド32の複動式エアシリンダの両気室
へ接続するとともに、他方の通路93を、オーブンエン
ドエアレンチ61の作動・停止選択用の5ボ一ト2位置
の電磁式切換弁96と正転・逆転切換用の5ポ一ト3位
置の電磁式切換弁97とを介して二つの通路98.99
に接続し、その一方の正転倒通路98を、低速・高速切
換用の5ボ一ト2位置の電磁式切換弁100を介しさら
に二つの通路10L 102に接続して、その一方の高
速側通路101を逆止弁103を介し、また他方の低速
側通路102を減圧弁104および絞り弁105を介し
それぞれオーブンエンドエアレンチ61のエアモータ6
2の正転側ポートへ接続し、他方の逆転側通路99は減
圧弁106および絞り弁107を介しエアモータ62の
逆転側ボートへ接続する。
かかるエア圧回路にあっては、減圧弁92により圧力源
91のエア圧が調圧され、元圧として通路93゜94へ
もたらされ、電磁式切換弁95を作動させるとその元圧
が通路93からハンド32の複動形エアシリンダのいず
れか一方の気室へ選択的に供給されてフィンガ34が開
閉される。また、電磁式切換弁96を作動させると上記
元圧の、通路94がら電磁式切換弁97への供給または
停止が選択されて後述の如くエアモータ62へ導かれる
エア圧の供給または停止、ひいてはオーブンエンドレン
チ61の作動または停止が選択され、さらに、電磁式切
換弁97を作動させると、電磁式切換弁96を経た元圧
が正転側通路98または逆転側通路99へ選択的にもた
らされる。
そして正転側通路98へ導かれた元圧はさらに、電磁式
切換弁100の作動に基づき、高圧側通路101または
低圧側通路102へ選択的に導かれ、高圧側通路101
へ導かれた元圧は逆止弁103を経てそのままエアモー
タ62の正転倒ボートに達するのでエアモータ62、ひ
いてはソケット70を高速で正転させる一方、低圧側通
路102へ導かれた元圧は減圧弁104および絞り弁1
05を経て減圧されてエアモータ62の正転倒ボートに
達するのでソケット70を低速で正転させる。また逆転
側通路99へ導かれた元圧は減圧弁106および絞り弁
107を介し減圧されてエアモータ62の逆転側ポート
に達し、エアモータ62、ひいてはソケット70を低速
で逆転させる。
従ってここでは、電磁式切換弁95の作動に基づきハン
ド32の開閉動作を行わせるとこができるとともに、電
磁式切換弁96.97.100の作動に基づき、オーブ
ンエンドエアレンチ61の作動を制御することができる
上述したナツト締付はロボット51とオーブンエンドエ
アレンチ61との作動は、第8図に示すナツト締付はロ
ボット51の制御装置111により制御される。
この制御装置111は、それぞれ通常のマイクロコンピ
ュータを有する中央処理基板112および動作演算基板
113と、デジタル−アナログ(D/A)変換器を有す
る速度指令出力基板114と、信号入出力基板115.
116と、パルスカウンタ117と、位置・速度検出基
板11Bと、ドライバ119とを具えてなり、ここで、
中央処理基板112は、あらかじめ入力された制御プロ
グラムに基づき、ナツト締付はロボット51のハンド部
の移動経路や移動速度を順次に動作演算基板113へ出
力するととにも、信号出力基板116を介しオーブンエ
ンドエアレンチ61の作動を制御するための信号を電磁
式切換弁96.97゜100へ出力し、さらに、信号入
力基板115を介しトルクレンチ81のリミットスイッ
チ89からの信号を入力する。
またここで、動作演算基板113は、中央処理基板11
2から与えられたハンド部の移動経路や移動速度を実現
するためのナツト締付はロボット51の各関節の目標動
作位置および目標動作速度を演算して、その目標動作速
度を、速度指令出力基板114を介しアナログ信号とし
てドライバ119へ出力するとともに、そのドライバ1
19が上記各関節を駆動するモータを作動させた結果と
しての各関節の実際の動作位置を位置・速度検出基板1
18を介し入力して、その実際の動作位置が目標動作位
置となるようドライバ119への出力信号を制御し、さ
らに、中央処理基板112がオーブンエンドエアレンチ
61を作動させた結果としてのエンコーダ72の出力信
号をパルスカウンタ117が計数した結果を入力して、
後述する方法によりナツト締付は終了時のナツトの角度
を演算し、その結果を中央処理基板112に与える。
尚、位置・速度検出基板11Bはまた、各関節の実際の
動作位置を微分して実際の動作速度を求め、その動作速
度が目標動作速度となるようそれをドライバ119ヘフ
イードバツクする機能も果す。
上述の如き構成を有する本実施例の装置は、第9図に示
す制御プログラムに従い、第11図に示すパワーステア
リング用ギヤアッセンブリの生産における二本のパイプ
3の組付けを行う。
ここではギヤアッセンブリの生産指示があると先ず、第
9図中ステップ121で、組付けの停止命令が無く、組
付けを行うワークがあり、すなわちギヤハウジング1と
パワーシリンダ2との結合が行われ、さらにCNCバイ
ブベンダ11が、チャック13が原位置へ復帰した待機
状態にあることを確認して、それらの条件が満たされて
いれば、準備が完了したとしてステップ122へ進む。
ステップ122では、上記生産指示があったギヤアッセ
ンブリの仕様、すわなち、パイプ3の直管長さおよび曲
げ形状、ギヤハウジング1およびパワーシリンダ2に対
するパイプ3の位置等に応じ、CNCパイプベンダ11
、バイブセットロボット31およびナツト締付はロボッ
ト510制御プログラムをそれぞれ選択して指示する。
次いでここでは、上記指示された制御プログラムに従い
、ステップ123で、CNCバイブベンダ11が、バイ
ブローダ21に所定長さの直線状パイプ3を四種類の長
さのものの中から選択的に供給させて、その直線状バイ
ブ3を所定形状に曲げ加工する。
尚、この曲げ加工は、上記生産指示により選択されたギ
ヤハウジングlとパワーシリンダ2とが一体的に結合さ
れる間に並行して行われ、この間、パイプセットロボッ
ト31およびナツト締付はロボット51は、ステップ1
24.125にて、パイプ3の曲げ加工と干渉しない曲
げ待機位置および、セットのために移動するパイプ3と
干渉しないセット待機位置でそれぞれ待機する。
そして、パイプ3の曲げ加工が終了するとステップ12
6へ進んで、パイプセットロボット31がハンド32に
より、チャック13が把持しているパイプ3を挟持し、
その後ステップ127.128にてチャック13がパイ
プ3を解放して原位置へ復帰すると、ステップ129で
、パイプセットロボット31が、その挟持しているパイ
プ3を、コンベヤ42により搬送されて来るパレット4
1およびそこに載置されたギヤハウジング1、バワーシ
1.ンダ2と干渉しないセット待機位置へ移動させる。
パレット41が所定位置に到着すると、ここではステッ
プ130へ進んで、パイプセットロボット31がパイプ
3を、そのパレット41上のギヤハウジング1およびパ
ワーシリンダ2の作動油人出ボートの雌ねじ部の中心軸
線にパイプ3の両端部のフレヤナッ)3aの中心軸線が
整列し、かつそれらの雌ねじ部の入口端部にフレヤナッ
ト3aがそれぞれ当接するように配置する。
しかる後、ステップ131および132でナツト締付は
ロボット51がパワーシリンダ2側のフレヤナット3a
を先ずオーブンエンドエアレンチ61により締付け、次
でそのフレヤナット3aをトルクレンチ81により設定
トルクまで締付けてトルクチエツクする。ここで、締付
けおよびトルクチエツクは第10図に示す制御プログラ
ムを実行することにて行う。
第10図中ステップ141では、ソケット70の開口部
70dを前方へ向けて、パイプ3の、ナツト3aに近い
部分がソケット70の中央に来るエアレンチ挿入手前位
置までオーブンエンドエアレンチ61を前方へ移動させ
、その位置への到着後ステップ142へ進み、エアレン
チ61を低速で正転作動させる。
続くステップ143ではオーブンエンドエアレンチ61
をパワーシリンダ2へ向けて移動させてエコライズ機構
の補助下でソケット70をフレアナツト3aに挿入し、
その後ステップ144でエアレンチ61の高速正転をス
タートさせ、そしてステップ145で、タイマによる計
時に基づき一定時間フレアナット3aを締付けて、その
先端を作動油人出ボートの底部に、パイプ3の先端のフ
レア部を挟んで当接させる。
この締付けの後は、ステップ146で、オープンエンド
エアレンチ61をパワーシリンダ2から離間する方向へ
移動させてフレアナツト3aからソケット70を抜出し
てから、ステップ147へ進んでエアレンチ61を逆転
させる。この逆転は先に述べたようにソケット70の開
口部70dが前方へ向くまで1回転以内の範囲で行われ
、ナツト締付はロボット51の制御装置111は、この
逆転の間、エアレンチ61のロークリエンコーダ72が
出力するパルス数を計数して、その結果に基づき、締付
は終了時の位置から開口部lidが前方へ向く位置まで
のソケット70の回転角、ひいては、締付は終了時のフ
レアナツト3aの互いに並行な二面の角度(向き)を演
算する。
次のステップ148では、オープンエンドエアレンチ6
1を後退させてパイプ3からソケット70を抜出した後
ブラケット52を反転させ、パイプ3のナツト3aに近
い部分がトルクレンチ81のヘッド83の互い平行な二
面83aの間の中央に来るトルクレンチ挿入待機位置ま
で、トルクレンチ81を前進させる。制御装置111は
この前進の間、前のステップで演算したフレアナツト3
aの角度にヘッド83の二面83aの角度を・合わせる
ためのトルクレンチ81の挿入姿勢を演算し、次のステ
ップ149でトルクレンチ81の姿勢をその挿入姿勢に
変更する。
その後は、ステップ150でトルクレンチ81をパワー
シリンダ2へ向けて移動させてエコライズ機構の補助下
でヘッド83を、その二面83a間にフレアナツト3a
が嵌合するようにフレアナツト3aに挿入し、次いでス
テップ151でパイプ3を中心にトルクレンチ81をナ
ツト締付は方向へ回転させ、ステップ152で、リミッ
トスイッチ89からの信号に基づきナツト3aの締付は
トルクが設定トルクに達したと判断したら、ステップ1
53へ進んで、トルクレンチ81をパワーシリンダ2か
ら離間する方向へ移動させてヘッド83をフレアナラ]
・3aから抜出し、その後後退させてヘッド83をさら
にパイプ3からも抜出す。
上述したステップ141〜153の実行によりパワーシ
リンダ2側のフレアナツト3aの締付けおよびトルクチ
エツクを終了すると、ここでは、次にステップ133で
ギヤハウジング5側のフレアナツト3aの半締付けを行
う。
この半締付けは、ステップ141〜145と同様の手順
で行うが、ステップ144.145での高速正転に変え
ての、タイマーの計時に基く短時間の低速正転により、
ナラ)3aの雄ねじ先端部と作動油人出ボートの雌ねじ
との嵌合の確保のみをもたらす。これは、バイブセット
ロボット31のハンド32により挟持されているパイプ
3に無理な変形を強いないための処置であり、続くステ
ップ134にてパイプセットロボット31がパイプ3を
解放した後、ここではステップ135および136で、
上述したステップ144〜153と同様の手順によりフ
レアナツト3aの締付けおよびトルクチエツクを行う。
上記パイプ3の解放の後、パイプセットロボット31は
ステップ137へ進んで原位置へ復帰し、ナツト締付は
ロボット51も上記トルクチエツクの後はステップ13
8へ進んで原位置へ復帰する。
この一方ここではステップ139にて、CNCパイプベ
ンダ11によるパイプ3の曲げ加工が二本口のものであ
ったか否かを判断し、未だ一本しか曲げ加工をしていな
い場合には、上述のパイプ3のセントおよびフレアナツ
ト3aの締付けによる組付けの間、ステップ123〜1
28と同様にしてCNCバイブベンダ11に二本口のパ
イプ3の曲げ加工を行わせる。
そして、パイプセットロボット31およびナツト締付は
ロボット51が上述のパイプの組付けを終了したときも
、ステップ140にてそのパイプ3が二本口のものであ
ったか否かを判断して、未だ一本しか組付けていない場
合には、上述のステップ126〜138と同様にしてそ
れらのロボッ1−31.51にCNCパイプベンダ11
が曲げ加工した二本口のパイプ3の組付けを行わせる。
以上述べた手順により、この実施例の装置によれば、所
定仕様のギヤアッセンブリの生産指示に対応して、その
ギヤアッセンブリの仕様に基づき、ギヤハウジング1と
パワーシリンダ2との結合体に二本のバイブ3を自動的
にかつ高精度に組付けることができる。
しかもこの装置によれば、直線状のバイブ3を保管すれ
ば良いのでその保管場所の空間を大幅に縮小することが
でき、またーの生産指示によってバイブ3の曲げ加工と
組付けとを行うので、バイブ3の選択の誤ちに起因して
生ずる組付けの不都合や製品検査後の手直し、廃棄等を
ほとんどもしくは全く無くすことができる。
尚、この発明は上述の例に限らず、例えば第12図に示
すブレーキマスターシリンダアセンブリ4にバイブ5を
組付ける場合や、キャブレターにコントロールロッドを
組付ける場合等にも適用することができる。
(発明の効果) かくしてこの発明の装置によれば、軸状部材を保管する
に際し直線状のものを保管すれば良いのでその保管場所
の空間を大幅に縮小することができ、また−の生産指示
によって軸状部材の曲げ加工と組付けとが行われるので
、軸状部材の選択の誤ちに起因して生ずる組付けの不都
合や製品検査後の手直しをほとんどもしくは全く無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の軸状部材の組付は装置の一実施例を
示す斜視図、 第2図(a)および(b)は上記実施例におけるCNC
パイプベンダを示す平面図および正面図、第3図(a)
および(b)は上記実施例におけるバイブセントロボッ
トのハンドを一部断面にて示す正面図および側面図、 第4図(a)および(b)は上記実施例におけるナツト
締付はロボットのハンド部を一部断面にて示す正面図お
よび側面図、 第5図(a)および(b)は上記実施例におけるオープ
ンエンドエアレンチを示す縦断面図およびその半部横断
面を示す下面図、 第6図は上記実施例におけるトルクレンチを要部を断面
として示す正面図、 第7図は上記実施例におけるハンドとオープンエンドエ
アレンチの作動のためのエア圧回路を示す回路図、 第8図は上記実施例におけるナツト締付はロボットの制
御装置を示すブロック線図、 第9図および第10図は上記実施例の装置が実行する制
御プログラムを示すフローチャート、第11図および第
12図は軸状部材を具える製品の例を示す斜視図である
。 1・・・ギヤハウジング  2・・・パワーシリンダ3
・・・バイブ      11・・・CNCバイブベン
ダ31・・・バイブセットロボット 51・・・ナツト締付はロボット 6エ・・・オープンエンドエアレンチ 81・・・トルクレンチ (a) 第3図 (b>

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定仕様の製品の生産指示に対応して、直線状の軸
    状部材に曲げ加工を施す曲げ加工手段(11)と、 前記生産指示に対応して、前記曲げ加工手段から曲げ加
    工された軸状部材を受取り、その軸状部材をワークに対
    し所定位置に配置して保持するセット手段(31)と、 前記生産指示に対応して、前記セット手段により保持さ
    れた軸状部材を前記ワークに組付ける組付け手段(51
    )とを具えてなる、軸状部材の組付け装置。
JP63071777A 1988-03-28 1988-03-28 軸状部材の組付け装置 Pending JPH01246028A (ja)

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JP63071777A JPH01246028A (ja) 1988-03-28 1988-03-28 軸状部材の組付け装置
US07/329,231 US5079833A (en) 1988-03-28 1989-03-27 Apparatus for assembling small numbers of a large variety of different goods

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