JPH01245283A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １糺た」 本発明は、転写ドラムに巻き付けた転写材に像を転写し
、該転写材を転写ドラムから分離した後、ＡＣ１＃電チ
ャージャによって転写ドラムを除電する電子写真装置に
関する。

Ｌｉｆｔ糺 上記の型式の電子写真装置において第２図に示すものが
知られている０図中、正時計方向に回転する感光体ドラ
ム１０の表面にトナー像が形成される。感光体ドラム１
０の左側には反時計方向に回転する転写ドラム１が設け
られており、転写材、例えば転写紙が巻き付けられる。

転写ドラム１は、第３図及び第４図に示すように転写枠
１ａに、ポリエステルフィルム、フッ化ビニリデンフィ
ルム等から成る転写部材１ｂ及びクランプ手段１ｃを固
定したものであって、上記の転写紙はクランプ手段ＩＣ
によって転写ドラム１上に巻き付は固定される。感光体
ドラム１０に対向して転写ドラム１の内側に配設された
転写チャージャ２の放電により、感光体ドラム１０上に
形成された上記のトナー像が転写ドラム１上に巻き付け
られた転写紙に転写される。その後、転写紙は紙除電チ
ャージャ６及び分離ユニット７によって転写ドラム１か
ら分離され、更に搬送ユニット８によって定着器９へ運
ばれ、該定着器９によって定着処理を受けた後、機外へ
排出される。

転写紙が分離された後の転写ドラム１（実質的には転写
部材１ｂ）は、外側ＡＣ除電チャージャ４ａ及び内側Ａ
Ｃ除電チャージャ４ｂから構成されるＡＣ除電チャージ
ャ４によって除電される。

この除電は、転写ドラム１を初期の帯電電位ゼロの状態
にするためのものであるが、従来のＡＣ除電チャージャ
４による除電では転写ドラム１の除電が不十分となって
転写ドラム１上に電荷が残留し、次に行なわれる転写に
おいてトナー像の転写紙への転写が不十分となり、いわ
ゆる部分的なトナーの「抜け」が発生していた。

第５図に示すように、ＡＣ除電チャージャ４を２個配設
した装置もあるが、放電リークの発生等のため、この装
置においても転写ドラムの十分な除電効果は得られなか
った。

１−江 本発明は、転写終了後の転写ドラムを確実に除電するこ
とにより、次に行なわれるトナー像の転写において転写
不良が発生するのを防止して、転写抜は等の異常画像の
発生を防止することを目的とする。

１−」 本発明は、転写ドラムに巻き付けた転写材に像を転写し
、該転写材を転写ドラムから分離した後、ＡＣ除電チャ
ージャによって転写ドラムを除電する電子写真装置であ
って、上記ＡＣ除電チャージャの前工程にＤＣチャージ
ャを設け、該ＤＣチャージャが転写ドラムの外表面及び
内表面に対して異極性の放電を行なうことを特徴とする
電子写真装置である。

以下、実施例に基づいて本発明を説明する。

第１図は一実施例に係る電子写真複写機の概略側面図で
ある。図において、感光体ドラム１０のまわりに、帯電
チャージャ１６、黒現像器１１、シアン現像器１２、マ
ゼンタ現像器１３、イエロー現像器１４、転写ドラム１
、そして磁気ブラシクリーニング装置１５が配設されて
いる。転写ドラム１の構成は第３図及び第４図に示した
ものと同じである０分離ユニット７の後流位置（ｆ＆工
程）にＡＣ除電チャージャ４が配設されることは第２図
の従来例と同じであるが、本実施例ではＡＣ除電チャー
ジャ４の上流位置（前工程）に、外側ＤＣチャージャ５
ａ及び内側ＤＣチャージャ５ｂから構成されるＤＣチャ
ージャ５が配設されている。これらＤＣチャージャは、
いわゆるスコロトロンチャージャによって構成すること
ができる。

尚、内Ｉ！ｌＤＣチャージャ５ｂは転写チャージャ２の
放電極性と逆極性の放電を行ない、一方、外側ＤＣチャ
ージャ５ａは転写チャージャ２の放電極性と同極性の放
電を行なうように設定されている。

本実施例に係る電子写真複写機では、黒色複写及びカラ
ー複写の２通りの複写を行なうことができる。以下、そ
れらを個々に説明する。

１江（１ 帯電チャージャ１６の放電により感光体ドラム１０の表
面が一様に帯電する。露光装置１７の画像露光により感
光体ドラム表面に静電潜像が形成され、その潜像が黒現
像器１１内の黒色トナーで現像されて黒色トナー像とさ
れる。この黒色トナー像は、その後転写チャージャ２の
所まで運ばれ、該転写チャージャ２の放電、例えば（−
）極性の放電の下に、転写ドラム１の外表面に巻き付け
られた転写紙上に転写される。転写が終了すると、転写
紙は分離ユニット７等によって転写ドラム１から分離さ
れ、更に定着器９による定着処理を受けた後に機外へ排
出される。転写後に感光体ドラム１０上に残留するトナ
ーは、磁気ブラシクリーニング装置１５によって回収さ
れる。

転写紙が分離された後の転写ドラム１は、転写チャージ
ャ２の放電極性と逆極性、すなわち（＋）極性で放電す
る内側ＤＣチャージャ５ｂ及びそれと逆極性、すなわち
（−）極性で放電する外側ＤＣチャージャ５ａの両チャ
ージャによって除電され、更にＡＣ除電チャージャ４に
より交流除電される。転写ドラム１、特に転写部材ｔｂ
（第４図）はく−）極性放電を行なう転写チャージャ２
によって、その内側が（−）極性に帯電し、一方その外
側が（＋）極性に帯電する０本実施例では、転写ドラム
１の内側を（＋）極性放電の内側ＤＣチャージャ５ｂで
除電し、その外側を（−）極性放電の外側ＤＣチャージ
ャ５ａで除電するようにしているので、転写チャージャ
２によって帯電した転写ドラム１はＤＣチャージャ５に
よって確実に除電される。ＤＣチャージャ５による転写
ドラム１の除電後の電位が（＋）極性あるいは（−）極
性にシフトすることもあるが、ＡＣ除電チャージャ４に
よってこのシフトが補償されて転写ドラム１がゼロ電位
に調整される。

ＡＣ除電チャージャ４の下流位置く後工程）に配設され
たＤＣスコロトロンチャージャ３は、（＋）極性で放電
する外側チャージャ３ａ及び（＝）極性で放電する内側
チャージャ３ｂによって構成されている。このＤＣスコ
ロトロンチャージャ３は、転写ドラムｌの外周表面にト
ナーが付着した場合に、転写紙の裏面にそのトナーが付
着するのを防止する。

黒現像Ｉ！１１による現像が行なわれない丙で、感光体
ドラム１０が３回転する間にシアン現像器１２、マゼン
タ現像器１３、そしてイエロー現像器による各色現像が
順々に行なわれる。現像が１回行なわれるごとに磁気ブ
ラシクリーニング装置１５により感光体ドラム１０上が
クリーニングされる。転写紙が巻き付けられている転写
ドラム１は、感光体ドラム１０の回転に同期して３回転
する。転写ドラム１が１回転するごとに、シアントナー
像、マゼンタトナー像、そしてイエロートナー像が順次
１枚の転写紙上に重ねて転写される。３回の転写が終わ
ると１分離ユニット７等による転写紙の分離及び定着器
９による定着が行なわれる。

転写紙が分離された後の転写ドラム１に対して、黒色複
写の場合と同様に、ＤＣチャージャ５、ＡＣ＃電チャー
ジャ４、そしてＤＣチャージャ３による除電及び帯電が
行なわれる。

尚、内側ＤＣチャージャ５ｂ及び外側ＤＣチャージャ５
ａの放電極性は、互いに異極性に設定されるが、具体的
にどちらを（＋）にして、どちらを（−）にするかは、
転写チャージャ２の放電極性に応じて決定される。

見−」 ＡＣ除電チャージャの前工程に配設したＤＣチャージャ
によって確実に転写ドラムが除電されるので、転写ドラ
ム上に電荷が残留することによる転写不良が防止され、
画像後は等の画像不良の発生が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例の概略側面図、第２図は従来例の概略
側面図、第３図及び第４図は転写ドラムの詳細図、第５
図は他の従来例の要部側面図である。 １・・・転写ドラム、４・・・ＡＣ除電チャージャ、５
・・・ＤＣチャージャ 第２図　　　　　　　　１７ ＩＱ　　　１３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 転写ドラムに巻き付けた転写材に像を転写し、該転写材
   を転写ドラムから分離した後、ＡＣ除電チャージャによ
   って転写ドラムを除電する電子写真装置において、上記
   ＡＣ除電チャージャの前工程にＤＣチャージャを設け、
   該ＤＣチャージャが転写ドラムの外表面及び内表面に対
   して異極性の放電を行なうことを特徴とする電子写真装
   置。