JPH01244708A - 染髪用塗布器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、人の頭髪に染髪剤を連続的に塗布する塗布器
であって管状要素中の１次吸収材である染髪剤リザーバ
ーと管状要素に挿入された２次吸収材の櫛歯から成る塗
布器に関する。

［従来の技術］ 動物または人の毛髪および頭皮に液体を連続的に塗布す
る櫛が知られている（欧州特許第０１５７０３２号）。

この櫛は、液体を蓄えておく１次吸収材を内蔵する中空
空間を有する。２次吸収材である複数の櫛歯は、中空空
間の開口部を通して１次吸収材へ突き出ており、中空空
間で液体を保持している１次吸収材と毛細管で連結して
いる。

このようにして液体は、毛髪とりわけ皮膚に櫛歯の先端
および側面を通して塗布され得る。この櫛は、動物を殺
虫剤などにより処置するのに特に適している。

人の頭髪を染髪剤などのような毛髪化粧用製剤により処
理する際の主たる目的は、あらゆる毛髪に均一な染色を
確実に行うため、毛髪の特定の長さおよび太さにしたが
って処理製剤を毛髪に均一に塗布することである。しか
しながら、欧州特許第０１５７０３２号に記述されてい
る櫛は、この要求を満足せず、かつこの櫛を用いても毛
髪を均一に染色できない。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、処理されるべき人の毛髪の長さおよび太さに
したがって、塗布される処理製剤の量を調整し、加えて
貯蔵物質を完全に使い切れるような手段を提供しようと
するものである。

し課題を解決するための手段］ 本発明によればこの問題は、人の頭髪に染髪剤を連続的
に塗布する塗布器であって、管状要素中の１次吸収材で
ある染髪剤リザーバーと管状要素に挿入された２次吸収
材の櫛歯から成り、染髪剤をリザーバーからこれと接触
していない櫛歯へ移行させろために、リザーバーが回転
装置と結合されている塗布器によって解決される。

この装置は、確実にリザーバーから櫛歯へ染髪剤を常に
適切に供給する。処理量は、回転速度によって精密に制
御され得る。既知の毛管作用結合は、櫛歯が貯蔵物質と
完全に接触している場合にのみ保証されるものであるが
、これと比較すると櫛歯は、貯蔵物質から完全に独立し
て配置されており、かつ染髪剤は遠心力のみによってリ
ザーバーから放出され櫛歯または管状要素の内壁に流れ
る。加えて回転運動によって、貯蔵物質を完全になくす
ことができる。

本発明の有利な態様の１つでは、回転装置は、モーター
、歯車およびリザーバーホルダーから成る。実際の回転
運動は、モーターによって発生し歯車によって必要な速
度に変換され得る。

他の特に実際的な態様では、モーターは電子回路を備え
ている。回転速度、さらにリザーバーから流出する液量
は、この電子回路によって染髪剤の正確な必要量が常に
櫛歯から出るように制御され得る。

回転装置が、管状要素に隣接しているハウジング内に配
置されるならば、塗布器は特に容易に取り扱える。

本発明の他の態様で、は、リザーバーは、回転軸の外側
に配置された１次吸収材の複数のリザーバーから成る。

このようにして、回転運動の間にリザーバーから流出す
る液量を単一のリザーバーに比較してより多くすること
ができる。

最後に本発明の別の実際的な態様では、管状要素とリザ
ーバーホルダーとの間に密封材を配置する。

添付図面を参照して、本発明を以下説明する。

第１図は、回転装置３のハウジング２を有する塗布器ｌ
を示す。回転装置３は、電子回路５を備えたモーター４
ならびに歯車６および歯車の出力部に配置されたリザー
バーホルダー７から成る。

モーター４および電子回路５は、ハウジング２から出て
いる電源線８を備えている。ハウジング２の開放端部９
には、外表面がハウジング２の外表面と同一平面になる
管状要素ｌＯが装着される。

管状要素ＩＯの自由端１１は閉じられている。

液体染髪剤のリザーバーを形成しリザーバーホルダーに
装着されている１次吸収材の４つのりザーバ−１２が、
管状要素ＩＯの内部に配置される。

２次吸収材の櫛歯１４は、個々のリザーバーの配置に対
して垂直に管状要素１０の開口部１３に挿入される。個
々のりザーバ−１２の周囲にある環状の密封材１６は、
管状要素ＩＯとリザーバーホルダー７との間にある部分
１５に挿入される。

染髪操作を始める前に、１次吸収材の個々のりザーバ−
１２に液体染髪剤を完全に含ませる。その後、人の頭髪
を染色するために塗布器ｌの回転装置３のスイッチを入
れ、個々のりザーバ−１２を回転させる。液体染髪剤は
、遠心力によって個々のりザーバ−１２から放出され、
管状要素１０の内壁に向は流出する。染髪剤は、内壁を
伝って流れ、ハウジング開口部１３にある燈心状の櫛歯
１４に入る。櫛のように配列している櫛歯１４は、染髪
剤を頭髪に移動させる。この目的のため、液体染髪剤を
櫛歯１４の側面を通して毛髪に移動するように、櫛歯で
毛髪をとかす。

個々のりザーバ−１２から放出される液体染髪剤が、回
転装置３のあるハウジング２に入らないようにするため
、管状要素１０とリザーバーホルダー７との間の部分１
５に密封材１６が挿入されている。

回転速度は、モーター４の電子回路５によって制御され
る。モーター４の回転速度は、櫛歯１４に必要な染髪剤
量にしたがって調整される。従って、個々のリザーバー
１２の回転が速すぎれば、過剰の染髪剤が流出し、櫛歯
１４による塗布ができなくなる。この場合には、後で回
転速度を落として管状要素１０中に過剰に存在する染髪
剤を櫛歯１４によって塗布できるように、個々のリザー
バーからの染髪剤の流出を調整する。

本発明は、当然図面に示された態様例に限定されるもの
ではない。基本的思想からはずれなげれば、さらに多様
な態様が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の染髪用塗布器の１態様例の縦断面図
である。 第２図は、第１図のＡ−Ｂ線に沿った平面において切断
した同態様例の横断面図である。 ト・・塗布器、　２・・・ハウジング、３・・・回転装
置、　４・・・モーター、　　５・・電子回路、６・・
・歯車、　７・・・リザーバーホルダー、訃・・電源線
、　９・・・開放部、　　ｌＯ・・・管状要素、１２・
・・リザーバー、　　１３・・開口部、Ｉ４・・・櫛歯
、　　Ｉ６・・・密封材。 特許出願人　ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト
・アウフ・アクチェン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、人の頭髪に染髪剤を連続的に塗布する塗布器であっ
   て、管状要素中の１次吸収材であるリザーバーおよび管
   状要素に挿入された２次吸収材の櫛歯から成り、染髪剤
   をリザーバー（１２）からこれと接触していない櫛歯（
   １４）に移行させるために、リザーバー（１２）が回転
   装置（３）と結合されていることを特徴とする塗布器。 ２、回転装置（３）がモーター（４）、歯車（６）およ
   びリザーバーホルダー（７）から成る請求項１記載の塗
   布器。 ３、モーター（４）が電子回路（５）を備えている請求
   項１または２記載の塗布器。 ４、回転装置（３）が管状要素（１０）に隣接している
   ハウジング（２）中に配置されている請求項１〜３のい
   ずれかに記載の塗布器。 ５、リザーバーが回転軸の外側に配置された１次吸収材
   の複数のリザーバー（１２）から成る請求項１〜４のい
   ずれかに記載の塗布器。 ６、密封材（１６）が管状要素（１０）とリザーバーホ
   ルダー（７）との間に配置されている請求項１〜５のい
   ずれかに記載の塗布器。