JPH01244514A - 可動体の位置決め制御方法 - Google Patents

可動体の位置決め制御方法

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JPH01244514A
JPH01244514A JP7258788A JP7258788A JPH01244514A JP H01244514 A JPH01244514 A JP H01244514A JP 7258788 A JP7258788 A JP 7258788A JP 7258788 A JP7258788 A JP 7258788A JP H01244514 A JPH01244514 A JP H01244514A
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JP
Japan
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stage
movement
positioning
manipulated variable
proportional
Prior art date
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Pending
Application number
JP7258788A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Murao
村尾 浩
Hiroshi Goto
博史 後藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の切用分野〉    。
この発明は、例えば圧電素子を駆動源とする微動ステー
ジ装置などにおいて、前記圧電素子により駆動される可
動体を高速かつ高精度に位置決め制御するための可動体
の位置決め制御方法に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種位置決め制御系は、第3図に示す如く、可
動体1の目標位置に対し、可動体1の現在位置を位置検
出器2で検出してこれをフィードバックし、目標位置と
現在位置とから位置偏差を求めている。この位置偏差は
積分動作3で積分された後、つぎの比例動作4で比例定
数Kが与えられて操作量が決定される。この操作量はD
/A変換器5でアナログ電圧に変換された後に駆動アン
プ6に与えられ、その増幅出力が駆動源としての圧電素
子7に印加されて可動体1を駆動して位置決め制御する
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら前記駆動アンプ6は、大きな増幅度が必要
であるため、駆動アンプ6のスルーレート(単位時間当
たりの立上り電圧)が入力電圧の上昇に伴って小さくな
ることが問題となる。すなわち前記比例動作4で与えら
れる比例定数Kを、小さい移動量に対して最適な値に設
定して、大きな移動量のステップを行った場合に、入力
電圧が前記駆動アンプ6のスルーレートを越えてしまい
、可動体1が振動して整定しないという問題がある。
第4図は、小さい移動量で比例定数Kを最適に設定して
、小さな移動量のステップを行ったときの位置決め制御
特性aと、大きな移動量のステップを行ったときの位置
決め制御特性すとを示しており、後者の特性すには振動
して整定しない状態が現れている。
また前記比例定数Kを大きい移動量に対して最適な値に
設定して、小さい移動量のステップを行った場合には、
入力電圧が前記駆動アンプ6のスルーレートに対して余
裕があり過ぎて高速化ができないという問題がある。
第5図は、大きい移動量で比例定数Kを最適に設定して
、大きな移動量のステップを行ったときの位置決め制御
特性Cと、小さな移動量のステップを行ったときの位置
決め制御特性dをとを示しており、後者の特性dには連
応性に劣った状態が現れている。
この発明は、上記問題に着目してなされたものであって
、比例動作における比例定数を可変設定することにより
、高速かつ高精度の位置決めを実現する新規な可動体の
位置決め制御方法を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明では、比例動作を経
て得た操作量をアナログ電圧に変換して駆動アンプへ与
え、その増幅出力を駆動源としての圧電素子に印加して
可動体を位置決め制御するのに、前記可動体の移動量に
応じて比例動作で与えられる比例定数の最適値を選定し
て、前記操作量を算出するようにしている。
〈作用〉 制御開始前に可動体の移動量に応して比例動作の演算に
使用する最適な比例定数を設定することにより、移動量
の大小を問わず常に良好な応答が得られ、高速かつ高精
度の位置決めを実現できる。
〈実施例〉 第2図は、この発明の位置決め制御方法が適用実施され
た微動ステージ装置を示すもので、ベース11上に、平
面形状が矩形状のステージ12が移動自由に配備されて
いる。このステージ12は上面をワーク支持面13とな
し、このワーク支持面13上にL型ミラー14が配備し
である。このL型ミラー14にはレーザ測長器からのレ
ーザ光が照射され、これによりステージ12の位置が計
測されて微小位置決めが実行される。
このステージ12は、その下面の4隅位置を転勤自由な
支持球15で支持されている。これら支持球15ば上下
(Z軸)方向に高い剛性を有し、またステージ12の移
動方向には大きな自由度を有する。ステージ12の4隅
位置には、ヘース11との間に送り案内機構16がそれ
ぞれ配備され、ステージ12をこの送り案内機構16に
よりX軸、Y軸の各軸方向に案内支持し一ζいる。各送
り案内機構16は、直交する2軸方向に自由度を有する
平行ばね構造を構成するものであって、図示例の場合、
各送り案内機構16として円弧状の切欠き17を有する
ヒンジばねが用いである。
ステージ12の直交する2辺中央部には、対向するヘー
ス11との間に、ステージ12をX軸方向へ変位させる
第1駆動部18aと、ステージ12をY軸方向へ変位さ
せる第2駆動部18bとが設けられており、これら各駆
動部L8a、1.8bは、圧電素子19をその駆動源と
している。
第1図は、上記微動ステージ装置において、ステージ1
2を微小位置決めするだめの位置決め制御系の構成例を
示しており、レーザ測長器20がステージ12の現在位
置を検出し、この現在位置と目標位置とから演算制御装
置25が操作量を算出して、これをD/A変換器23へ
出力している。このD/A変換器23は操作量をアナロ
グ電圧に変換して駆動アンプ24へ与え、その増幅出力
の圧電素子19への印加によりステージ12が駆動され
て位置決め制御される。
前記の演算制御装置25は、例えばマイクロコンピュー
タにおけるCPUであり、サンプリングタイム毎に目標
位置と現在位置とから位置偏差を求める。この位置偏差
は積分動作21で積分され、さらに比例動作22で複数
の比例定数に、〜に4のうち、その最適値が与えられて
操作量が算出される。
前記比例定数に、〜に、は、下表に示す如くステージ1
2の移動量に応じて予め設定されており、制御開始前に
ステップすべき移動量がO〜lal、 lal 〜lb
l、 lbl 〜lcl、 lcl 〜ldlノイずレ
ノ範囲に属するかによって比例定数の最適値を選定して
おり、これにより前記駆動アンプ24への入力電圧が駆
動アンプ24のスルーレートを越えないようになして、
移動量に応じた良好な応答が得られるよう構成している
つぎに第1図の微動ステージ装置および第2図の位置決
め制御系の動作を説明する。
いまこの制御系に目標位置が与えられると、レーザ測長
器20がステージ12の現在位置を検出し、この現在位
置と目標位置とから演算制御装置25は積分動作21お
よび比例動作22の各演算を実行して操作量を算出する
。この制御演算に先立ち、演算制御装置25は、ステー
ジ12の移動量に応じて比例動作22の演算で用いる最
適な比例定数を選定して前記操作量の算出を行うことに
なる。この操作量はD/A変換器23でアナログ電圧に
変換されて駆動アンプ24に与えられ、その増幅出力が
圧電素子19に印加されて、ステージ12が駆動され位
置決め制御される。
なお上記実施例は、微動ステージを制御対象とするもの
であるが、この発明は、圧電素子を駆動源とするもので
あれば制御対象はステージ以外のものであってもよい。
また可動体の位置検出もこの実施例のようなレーザ測長
器20に限らず、他の手段を用いることもでき、さらに
位置決め制御系はソフトウェアサーボでなく、ハードウ
ェアで構成することも可能である。
〈発明の効果〉  ゛ この発明は上記の如(、可動体の移動量に応じて比例動
作の演算に用いる最適な比例定数を選定して操作量を算
出するから、移動量の大小を問わず常に良好な応答が得
られ、高速かつ高精度の位置決めを実現できるなど、発
明目的を達成した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる位置決め制御系を示すブロッ
ク図、第2図はこの発明が適用実施された微動ステージ
装置の外観を示す斜面図、第3図は従来の位置決め制御
系を示すブロック図、第4図および第5図は位置決め制
御特性を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 比例動作を経て得た操作量をアナログ電圧に変換して駆
    動アンプへ与え、その増幅出力を駆動源としての圧電素
    子に印加して可動体を位置決め制御する方法であって、 前記可動体の移動量に応じて比例動作で与えられる比例
    定数の最適値を選定して、前記操作量を算出することを
    特徴とする可動体の位置決め制御方法。
JP7258788A 1988-03-26 1988-03-26 可動体の位置決め制御方法 Pending JPH01244514A (ja)

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JP7258788A JPH01244514A (ja) 1988-03-26 1988-03-26 可動体の位置決め制御方法

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JPH01244514A true JPH01244514A (ja) 1989-09-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002083359A1 (en) * 2001-04-16 2002-10-24 Park, Jong-Ho Ultra-precision positioning system
WO2002100591A1 (en) * 2001-05-25 2002-12-19 Heui-Jae Pahk Ultra-precision feeding apparatus

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WO2002083359A1 (en) * 2001-04-16 2002-10-24 Park, Jong-Ho Ultra-precision positioning system
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