JPH01244292A - ボール循環式伝熱管洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属管が伝熱壁となっている熱交換器におい
て、伝熱管内面を清浄化するだめスポンジボールなど（
以下洗浄ボールという）を冷却水に混入循環させるよう
にした装置に関する。

〔、従来の技術〕

この種の設備として、第２図の漿略構成図に示しである
ような洗浄ボール循環式伝熱管洗浄装置が知られている
。該装置において、１は熱交換器で管内には冷却水が貫
流する伝熱管が配され、冷却水とともに洗浄ボール３が
貫流している。２は熱交換器１に冷却水を送流排出する
冷却水配管である。この冷却水配管２の下流側（以下復
路２という）に洗浄ボール捕集器４が介装されており。

ボール捕集器４は冷却水とボール３とを分離させるもの
である。そして該捕集器４から洗浄ボール３を循環させ
るだめのボール循環配管５が、循環ポンプ６、ボール監
視装置ｉｔ　７　、ボール回収器入口弁１１（以下入口
弁という）、ボール回収器９．ポールラップ１０及びボ
ール回収器出口弁１２（以下出口弁という）を介装して
延伸し、その終端を熱交換器１の上流側の冷却水配管２
（以下往路という）に接続されている。このように冷却
水配管２とボール循環配管５とにより１種の閉ループと
して洗浄ボール循環系を作り、洗浄ボール循環式伝熱管
洗浄装置が形成されているのである。

すなわち、冷却水配管２の循環径路の往路と復路との間
に熱交換器１をバイパスさせて、洗浄ボー／ｌ／（以下
単にボールという）の流通路を設けることにより、ボー
ル捕集器４あるいはボール回収器１０から投入されたボ
ール３がこの閉ループを循環して、冷却水とともに熱交
換器１の伝熱管内を貫流することによって伝熱管内面を
洗浄するようになっている。

そしてボール監視ｉｔ７によって有効ボール（所定の寸
法以上の大きさのボールのこと）の数を知り、消耗ボー
ルの排除、新規ボールの投入を行い、該洗浄装置を維持
管理するようになっている上記のようなボール循環式伝
熱管洗浄装置はおイテ、閉ループ内に封入されているボ
ールのウチの有効ボールの割合が所定値以下になったこ
とを知って、ポール回収器９内のボールフラップ１ｏを
閉にしボール回収器９内に１すべでのボールを回収し手
作業によりボールの入れ替えを行いボールの更新をす石
ようになっている。すなわちボール回収器９外へのボー
ルの回収、有効ボールの選別。

計測、消耗ボールの排除、新規ボールの計量投入とすべ
て手作業で行うためボールの更新のために多くの時間を
とられるといった問題があった。本発明は、この問題を
解決するだめに提案されたのである。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明は、ボール循環配管に介装されているボール回収
器から出て、振動式ボール選別器に連通しているボール
排出管及び該選別優から出てボール計量器及びボール供
給弁ならびにボール投入弁とを介装してボール回収室へ
連通するボール供給管とからなる迂回管路を設けるとと
もだ、ボール回収器回りの大口弁ならびに出口弁及びボ
ール回収器ドレン弁、前記迂回管路に配されるボール排
出弁、ボール供給弁及びボール投入弁を電磁弁で構成し
、それらの弁類がボール監視装置の指示により自動的に
開閉操作されることにより、使用済ボールの選別、不良
ボールの排除及び新規ボールの追加投入ならびにボール
の再循環といったボールの更新を自動的に処理できるよ
うにしである。

〔作用〕

本発明は上記のように構成したことにより、ボール監視
装置が冷却水と共に循環するポール数及び寸法を常時監
視するとともに、規定寸法より小さなボール数が規定値
以上になったとき指令を発し、ボールの循環を一時停止
しボール回収器へすべてのボールを集約させ、それを冷
却水の一部と共に循環ポンプの力で振動式ボール選別器
へ送流し篩分けさせる。篩下（不良ボール）を重力によ
り糸外排出し篩上の有効ボールを重力によりボール供給
管を通してボール計量室へ落すとともに。

ボール投入器より新規ボールをその重量でボール計量器
へ追加、計量された数のボールをボール投入弁を開して
ボール回収室へ投入し、循環ポンプの力で再び系内を循
環させるまでの一連の作業を。

上記の諸弁を後述する手頭で、時系列的に開閉させ、ボ
ールの更新を自動的に処理するのである。

〔・奏肴力実施例〕

第１図は、′本発明を適用したボール循環式伝熱管洗浄
装置の概略構成図である。以下この実施例の図面に基づ
いて説明する。なお従来例と同一部品については同一符
号を付している。

図において、９はボール回収器で箱状に作られている。

その内部は電磁的に開閉されるボールフラップ１０を配
備し、かつ通水可能な隔壁によって２つの室に画成され
ていて、ボールフラップ１ｏを“閉“することにより、
系内を循環中のすべてのボール３を一方の室へ集約でき
るようになされている。このボール回収器９に一端を接
続し、他端がその上方に載置されている振動式ボール選
別器１６のボール選別室１７に連通されている。そして
その途中にボール排出弁１４が介装されるボール排出管
１３が設けられている。なお上部には空気抜き弁１５゜
下部にはボール回収器ドレン弁２３が配備されている。

振動式ボール選別器１６Ｖｉ、、その内部に、新規ボー
ルの投入口を備えている頂板と一方に傾斜している隔壁
とで形成する空間のボール補給室１８と。

前記隔壁と同方向に傾斜し、かつ揺動可能に両側面に保
持される篩で形成された仕切壁と前記隔壁とで形成する
空間のボール選別室１７と、そして該仕切壁と逆傾斜に
作られた底面とで形成する空間部との３つの部屋を形成
している。そして側壁と底面とで作る漏斗状の下端に不
良ボールの排出口が配備され、その下方にボール回収箱
２４が設置されている。

ボール選別室１７及びボール補給室１８それぞれの傾斜
底面の下端の側壁からボール供給管２０に連通する管路
が設けられ、ボール補給室１８に連通する管路にはカウ
ンタ（図示せず）及びボール補給弁１９が介装されてい
る。ボール供給管２０にはボール計量装置２１及びボー
ル投入弁２２が介装されていて。

下端はボール回収器９に連通されている。

そして大口弁１１．出ロ弁１２％ボール排出弁１４゜ボ
ール補給弁１９、ボール投入弁２２及びボール回収器ド
レン弁２３はすべて電磁弁で構成し、ボール監視装ｆ７
の指令に応じて、後述する手順に従って順・次回閉操作
されるようになっている。

なおボール回収器９の内部の空気抜き弁１５及びボール
回収室ドレン弁２３に通ずる開口部にはボール３の流失
を防止するだめの阻止網２５がそれぞれ設置されている
。またボール捕集器４．循環ポンプ６は従来装置と変ら
ぬ機能のものである。

上記のように構成されたボール循環式伝熱管洗浄装置に
おけるボールの保守は、ボール監視＝ｉｆ７の指示によ
り、まずボールフラップ１ｏが“閉“され循環系内のす
べてのボール３が回収器９内に集約される。ついで出口
弁１２を〃閉“、ボール排出弁１４を“開“とじさらに
ボールフラップ１ｏを〃開〃にして、集約したボール３
を循環ポンプ６のカで振動式ボール選別器１６の中段の
ボール選別室１７へ送流し、送流が終ったらボール排出
弁１４は“閉“となム該選別室１７の底面の篩によって
ボール３のうち。

不良ボールは振動式ボール選別器１６の底部に配備され
た排出口を介し、系外のボール回収箱２４へ投下される
。一方有効ボールは篩上に残り、傾斜面に沿ってころが
り、ボール供給管２０を通ってボール計量装置２１へ投
入され計量される。

ボール３の選別が終ったところでボール補給弁１９を開
“とじ、ボール選別器１６のボール補給室１８からカウ
ントしながら新規ボールをボール計量装置２１へ投下さ
せる。ボール３の計量が終ったら。

大口弁１１およびボール排出弁１４を“閉“にし、ボー
ル回収器ドレン弁２３を“開“とじ、ボール回収器９内
に存在する冷却水を系外に排出させ、それが終ったらボ
ール回収器ドレン弁２３を“開“、出口弁１２（あるい
は大口弁１１）を“開“とじ冷却水を導入。

その圧力（あるいは循環ポンプ６の圧力）で、ボール回
収器９内の空気を空気抜き弁１５を介して系外へ放出さ
せる。それが終ったら大口弁１１（あるいは出口弁１２
）及びボールフラップ１０を開にしボール３の循環を再
開させる。

ボール３の循環が再開されると同時にボール監視装置７
はリセットされる。また循環ポンプ６は入口弁１１の開
閉に同期して運転、停止がなされる。

ボール循環式伝熱管洗浄装置を上記のように構成したこ
とくより、ボールのメンテナンスは、ボー、ル監視装ｆ
７が有効ボール不足を検出することによって始動し、ボ
ールフラップ１０．入口弁１１゜出口弁１２．ボール排
出弁１４．ボール供給弁２０．ボール投入弁２２及びボ
ール回収器ドレン弁２３の弁類が定められた手順に従っ
て開閉さすことによって５ポールの循環を一時的に停止
し、ボール回収器９を介し振動式ボール選別器１６へ使
用中のボール３を送るとともに、その中の不良ボールを
選別系外への排出をしつつ、有効ボールを再利用するた
めポール計−ｉ装置２１へ投入させる。計１の結果のボ
ール３の不足数はボール補給室１８がら新規ボールが数
をカウントされながらボール計量装置２１へ投入される
。このようにして該計ｆ装置２１全介し必便数のボール
３がそろえられ、ボール回収器９へ投入されてから再び
ボール３を系内へ冷却水とともに循環されて終るのであ
る。すなわち不良ボールの選別、排除、新規ボールの追
加といったことを含め２ボールの更新に関する一切の作
業が自励化されるのである。

〔発明の効果〕

本発明は、冷却水配管にボール循環配管を燃交換器をバ
イパスし、かつ１種の閉ループとして形成されているボ
ール循環式伝熱管洗浄装置を、そのボール回収器に該回
収器を中心とする迂回管路を設け、その中間に振動式ボ
ール選別器及びボール計量装置を介装するとともに、そ
れらを結ぶ管路に配されるボール回収入口弁、回出ロ弁
、ボール併出弁、ボール補給弁、ボール投入弁、ボール
回収器ドレン弁及びボールフラップを時系列的に関連づ
け操作されるように′１気的に組合せることにより、該
洗浄装置の系内の有効ボール不足と自動的に監視し、そ
れに応動して有効ボールの選別及び補給ならび消耗ボー
ルの系外排出等のボールの入れ替え作業を自動的に行う
ことができる装置としたのである。

したがって本発明は従来やっていたボールの選別、排除
といった煩垣な作業で入手をわずられせることを全くな
くシ、正確かつ能率的に更新が行なえる極めて経済性の
高い熱交換器伝熱管の洗浄装置とすることが出来る利点
があるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した実施例のボール循環式伝熱管
洗浄装置の概略構成図、第２図はボール監視装置を有す
る従来のボール循環式伝熱管洗浄装置の概略構成図であ
る。 １；熱交換器、２；冷却水配管、７；ボール監視装置、
９；ボール回収器ｓ１４；ボール排出弁。 １６；損動式ボール選別器、１７；ボール選別室、１８
；ボール補給室、２１；ボール計数装置、２２；ボー第
１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱交換器の冷却水配管の往路と復路の間に、循環ポンプ
   、ボール監視装置、ボール回収器の順に介装するととも
   に、前記ボール回収器の前後にボール回収器入口弁及び
   同出口弁を配備しているボール循環配管を前記熱交換器
   をバイパスして設け、冷却水とともに洗浄ボールを熱交
   換器の伝熱管内を貫流するようにした伝熱管洗浄装置に
   おいて、前記ボール回収器から出て、振動式ボール選別
   器及びボール計量装置を介装して前記ボール回収器へ帰
   るボール供給弁及びボール投入弁を介装している迂回管
   路を設けるとともに、前記ボール回収器入口弁、同出口
   弁及び前記迂回管路に配備されるボール排出弁、ボール
   供給弁及びボール投入弁を電磁弁で構成し、それら弁類
   が前記ボール監視装置の指示により時系列に操作される
   ようにして、消耗ボールの選別ならびに除去及び新規ボ
   ールの追加投入を自励化したことを特徴とするボール循
   環式伝熱管洗浄装置。