JPH01243419A - 位置合わせ方法 - Google Patents

位置合わせ方法

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JPH01243419A
JPH01243419A JP63069449A JP6944988A JPH01243419A JP H01243419 A JPH01243419 A JP H01243419A JP 63069449 A JP63069449 A JP 63069449A JP 6944988 A JP6944988 A JP 6944988A JP H01243419 A JPH01243419 A JP H01243419A
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JP
Japan
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shot
alignment
wafer
error
exposure
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JP63069449A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miyamoto
佳幸 宮本
Masaki Tsukagoshi
塚越 雅樹
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は位置合わせ方法、特に半導体装置製造における
露光技術に適用して有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
半導体製品の集積度向上によって、回路パターンは一層
微細化が図られている。そして、ICパターンの最小線
幅は3μm、2μmを経て1μm以下になろうとしてい
る。このような状況下における露光技術において、縮小
投影露光技術が登場してきている。この縮小投影露光技
術は、ステップ・アンド・リピートを繰り返しながら、
レチクルのパターンをレンズによって縮小し、直接ウェ
ハ(半導体薄板)の一部に順次投影して、ウェハの全体
にパターンを転写する技術である。
縮小投影露光については、たとえば、工業調査会発行「
電子材料J 19B3年3月号、昭和58年3月1日発
行、P12〜P7Bに記載されている。この文献には、
ウェハ主面のホトレジストを所定位置に正確に露光する
ためには、レチクルに対する相対的な位置を正確に合わ
せる必要があり、このための位置合わせ(アライメント
)としては、ウェハの周縁の直線的なオリエンチーシロ
ンフラット等を利用する第1段階の粗合わせ、ウェハの
主面の一部に設けられたプリアライメントマークを利用
してウェハ全体の位置を合わせる第2段階の粗合わせ(
ウェハアライメント:グローバルアライメント)、1シ
ジツトの感光領域(フィールド)の周縁に設けられたフ
ィールドアライメントマークを利用しての高精度位置合
わせ(フィールドアライメント:ダイバイダイアライメ
ント)がある旨記載されている。
また、日立評論社発行「日立評論、1983年第7号、
昭和58年7月25日発行、P9〜P12には、1/l
 O縮小投影露光装置が紹介されている。この文献には
、位置合わせ用パターンを検出する方法として、オフア
キシス(OFF−AXIs)方式と呼ばれる専用の光学
系によって検出する方法と、スルーザレンズ(Thro
ughThe  Lens)方式と呼ばれる縮小レンズ
を通して位置検出系で検出する方法がある旨記載されて
いる。
なお、ステップアンドリピート方式における位置合わせ
方法としては、特開昭61−44429号に記載された
技術がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、従来のステッパにおけるアライメント方
法としては、縮小レンズを介してアライメントするスル
ーザレンズ方式あるいは、投影光学系と別の光学系によ
りアライメントを行うオフアキシス方式がある。特に高
精度位置決めを行うにあたり、一般には、スルーザレン
ズ方式のアライメントによって、被転写物であるウェハ
に転写物であるレチクル像を転写する方法が用いられて
いる。この際のアライメントの精度は、従来の3σ=0
.3μm程度においては、ウェハ内の2点あるいは3点
のグローバルアライメントにより位置計測を行い、その
結果からウェハ全面の露光格子を決定し、ステップ・ア
ンド・リピートによりウェハを露光格子に位置決めして
露光転写を行っている。
また、さらに、3σ−0,2〜0.1μmの合わせ精度
を得るためには、ショット毎にアライメントを行い露光
するチップアライメントが行われている。
ところで、このステップ・アンド・リピートによる露光
において、合わせ精度が3σ≦0.2〜0.1σmと高
くなると、ウェハ周辺部分の位置合わせが正確に行われ
ないということが本発明者によってあきらかにされた。
すなわち、第9図に示されるように、ウェハlの主面に
は、縦横に矩形状のショット2が規則的に整列配置され
ている。このショット2は、4個のチップ(ペレット)
3が配列されている。また、前記ショット2の下辺中央
には、XマークA、が配設されているとともに、右辺中
央にはYマークAアが配設され、これら一対のマークに
よつてアライメントマーク4が構成されている。
ところで、同図において0印を付したショット2にあっ
ては、その一部がウェハ1の縁に位置していることから
欠けた形状となっている。このため、アライメントマー
ク4が不完全となり、アライメントができなくなる。
しかし、一部が欠けた形状のショット2(以下、説明の
便宜上、不完全ショット5とも称する。)にあっても、
チップ3が2行2列で配列されているため、一部のチッ
プ3は使用できることになる。
そこで、不完全ショット5の露光は、チップアライメン
トの前のステップで行われたグローバルアライメントの
結果から求めた露光格子へ位置決めされて露光される。
この結果、チップアライメントを行った領域の合わせ精
度は、3σ≦0.2〜0.1μmと良好であるが、不完
全ショット5を含むウェハ全面においては、3σ=0.
3〜0゜2μmと精度が劣化してしまいウェハ周辺での
半導体素子(チップ)の良品率が低下してしまうという
問題があった。
本発明の目的は被処理物全域において均一な位置合わせ
が行える技術を提供することにある。
本発明の他の目的は重ね合わせ精度が高い縮小投影露光
技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明の位置合わせ方法、すなわち、縮小投
影り光装置における位置合わせ方法にあっては、ウェハ
主面の設計データを基に配置された4つのチップを単位
パターンとするショットの位置合わせは、ショットの設
計上ショットに対するXY軸方向のオフセント誤差(X
、□、 YoFr )・伸縮誤差(P、、P、)、XY
軸のウェハ全体の回転誤差(θオ、θy)、ショットの
回転誤差(Ss)、倍率誤差なる誤差を複数個所のショ
ットに対して求め、その後この計測データを基に、平均
化処理1回帰計算によって各ショットの位置合わせを求
める。
また、この方法においては、ショットの伸縮(P、、P
、)および軸回転(θ6.θy)を先に演算した後、オ
フセット(Xorr 、 YOFF )を求めるように
なっている。
〔作用〕
上記した手段によれば、本発明のウェハにおけるショッ
トの位置合わせ方法にあっては、設計上ショットに対す
るオフセット、伸縮誤差、ウェハ全体の回転誤差、ショ
ットの倍率誤差等を求め、これら計測データから平均化
処理9回帰計算によって各ショットの位置合わセを行う
こと、また、オフセットはショットの伸縮および回転誤
差を排除した後に求められることから、正確な位置合わ
せが行える。この結果、露光の歩留りが向上する。
また、この方法によれば、ウェハ周辺部分のショットの
一部が欠落し、位置合わせマークが存在しないショット
に対しても、正確な位置合わせが行えるようになり、ウ
ェハー枚当たりのチップ生産数も増大できる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例によるウェハアライメントに
おけるショットの座標系を示すウェハの模式的平面図、
第2図は本発明において使用される縮小投影露光装置の
概略的な構成を示す斜視図、第3図はウェハの誤差要因
の一つであるシチットのオフセットを示す模式図、第4
図は同じくショットの伸縮誤差を示す模式図、第5図は
同じ(ショットのX軸の回転を示す模式図、第6図は同
じくショットのY軸の回転を示す模式図、第7図は同じ
くショットの回転誤差を示す模式図、第8図は同じくシ
ョットの倍率誤差を示す模式図、第9図はウェハの平面
図である。
この実施例では、本発明を半導体製造装置における縮小
投影露光の位置合わせ、すなわち、ステッパの位置合わ
せに適用した例について説明する。
本発明の位置決め方法を説明する前に、縮小投影露光装
置について簡単に説明する。
第2図は縮小投影露光装置の概要を示す斜視図である。
同図において、半導体素子パターンの原画がレチクル6
に描かれており、この像を縮小投影レンズ7を介してウ
ェハlに投影する。ウェハlはカセット8からローディ
ングテーブル9上に自動搬送され、ブリアライナ10に
より粗位置決めが行なわれた後、移送アームIIによっ
てXYステージ12上のチャック13に真空吸着される
一方、前記レチクル6は、レチクルアライメント光学系
20により縮小投影レンズ7の中心に中心が一致するよ
うに位置合わせが行なわれる。本装置の場合、レチクル
6とウェハ1の位置決めのために、スルーザレンズ方式
の位置検出X系21と位置検出Y系22が備えられてい
る。この検出系は、ウェハ1上の棒状パターンにレジス
トが感光しない波長の光を照射し、このパターンからの
正反射像を、スリットを走査し光電子増倍管で検出する
。同時にレチクル6の窓パターンを検出し、また、ウェ
ハ1はレーザ干渉測長計30で位置測定されることから
、ウェハパターンの設計格子位置からのずれが求まる。
レーザ干渉測長計30から発光されたレーザ光31は、
分光器32で分けられる。一方のレーザ光31は、前記
XYステージ12に取り付けられたX軸用ミラー33に
照射される。この照射光はX軸用ミラー33で反射され
てレーザ干渉測長計30に戻り、XYステージ12のX
座標が検出される。また、他方のレーザ光31は、それ
ぞれミラー34.35を介してxyステージ12に取り
付けられたY軸周ミラー36に照射される。このY軸周
ミラー36に照射されかつ反射したレーザ光31は、前
記ミラー34.35および分光器32を通ってレーザ干
渉測長針30に至り、XYステージ12のYpi標が検
出されるようになっている。なお、前記XYステージ1
2はX軸周モータ37によってX軸方向に高精度に移動
制御されるとともに、Y軸周モータ38によってY軸方
向に高精度に移動制御される。
一方、作業が終了した前記チャック13上のウェハlは
、移送アーム11によってアンローディングテーブル4
0上に移送される。このアンローディングテーブル40
上に移ったウェハlは、たとえば、アンローディングテ
ーブル40に構成されたエアーベアリング機構によって
回収用カセット41に順次収容される。
次に、この装置を使った本発明のアライメント方法を説
明する。既にパターンが形成されたウェハ1は、ブリア
ライナ10によりウェハ1内の2点のパターンを用い、
XX方向および回転方向の粗位置合わせが行なわれる。
この際、本装置の場“合、XYステージ12上に回転機
構がないために、プリアライナlO上で回転誤差が微小
になるように位置決めされている。
チャック13上に搬送吸着されたウェハlは、さらにウ
ェハ1内の2つのショット2を用いグローバルアライメ
ントが行なわれる。ショット2内には、全てXマークA
、IとYマークAyが配置されている。たとえば、第1
図に示されるように、最初にウェハl内のAなるショッ
ト2が、縮小投影レンズ7の下にXYステージ12によ
り位置決めされる。そして位置検出Y系22によってX
方向の設計値に対する誤差量が検出され、位置検出X系
21によってX方向の同様の誤差が検出される。つぎに
、同様にして、ウェハl内のBなるショット2において
もXYの位置検出がなされ、設計値(設計上ショット)
に対する誤差が求められる。
そこで、以上の結果から、ウェハlの回転、XX方向の
オフセット(off)、XX方向のウェハ1の伸縮を算
出し、露光格子を決定する。
従来のグローバルアライメントによる露光の場合、この
露光格子を基にXYステージ12が、ステップ・アンド
・リピートによりウェハ1を位置決めし、その後ウェハ
lにレチクル像の転写を行ヮていた。さらに高精度化が
要求される現在、グローバルアライメントの後、ショッ
ト毎にさらにXマークA、とYマークA、の検出を行い
、その検出座標において誤差が最小となるように、XY
ステージ12がサーボされ、あるいは、第2図に示され
るように、レチクル6を支持するレチクル微動系42に
より誤差補正がされ、その後露光が行われる。
このような“その場露光方式“のチップアライメントの
場合、ショット内に配置したXマーク。
Yマークの位置制約が必要となる。これに対しXマーク
A、、YマークA、の位置のショット内配置に制約を設
けない本装置の場合、ショット毎にXマークA、、Yマ
ークA、の位置検出をウェハ1の位置検出可能な範囲で
行い、その後、検出結果を基に露光格子を決定し、ステ
ップ・アンド・リピートによりウェハlの位置決め露光
を行う。
この際、従来は、ショット毎の計測データがあるショッ
トは、そのデータにより露光格子が決定された。そして
、ショット2の一部が欠落し、Xマ−りA、あるいはY
マークA、がないウェハlの周縁部分の計測データのな
い不完全ショット5は、先のグローバルアライメントに
よって作成された露光格子により露光される。
しかし、このような位置決めに基づく露光方式では、前
述のように、計測データのあるウェハ領域の合わせ精度
は、たとえば、3σ≦0.1〜0゜2μmと高いが、ウ
ェハ周辺部分の計測データのない不完全ショット5の部
分の合わせ精度は、たとえば、3σ=0.2〜0.3μ
mと低くなってしまう、そこで、本発明では、以下で詳
述する位置決め方法によって、ウェハ1の周辺の不完全
ショット5もグローバルアライメントによることなく、
他のショット2の計測データに基づいて位置決めする結
果、高精度なアライメント露光が達成できる。
上述のように、本発明はシぢット毎の位置計測が終了し
た後の露光格子の決定方法に関するものであり、以下に
その方法を述べる。
本発明は、被転写物(被処理物)のウェハ上に設計デー
タを基に配置された複数の素子パターンの位置をチップ
アライメントにより計測する。この計測した結果と設計
データとの差で表される誤差ΔX、ΔYは、下式に示す
誤差要因で表される。
ΔX ”’ X OFF + P ll+θ、+Se 
+S、+S。
+ε                ・・・(1)Δ
’/ = Y QFF + P y+θ* + S @
 + S s + S 。
+ε                ・・・(2)こ
こで、X0FF + Yorrは、第3図に示すように
、XY軸方向の設計上ショット43に対するショット2
のオフセットを示す。P、、P、は、第4図に示すよう
に、設計上ショット43に対するショット2のXY軸方
向の伸び縮み誤差を示す。
θ8.θ、は、第5図および第6図に示すように、設計
上ショット43に対するショット2のXY軸方向の回転
を示す、Slは第7図に示すように、設計上ショット4
3に対するショット2の回転誤差、S、は第8図に示す
ように、設計上ショット43に対するショット2の倍率
誤差である。また、Soは、ショット内の非線型歪誤差
を示す。また、6はステップ・アンド・リピート時に発
生する非線型の位置誤差を示す。
この誤差要因の中で、前述S、とεを除く他の□  成
分は、そのウェハのもつ線型の誤差として先にチップア
ライメントで測定した結果を基に統計的な手段により算
出できる。この方法を使用し、ウェハ内のチップアライ
メントにより求めた座標データからS、、gを除く各誤
差要因を平均化処理。
回帰計算により一次式として表す。
以下、順次各誤差を求める式について説明する。
本実施例の場合、ショット内の2点のXマーク。
Yマークの検出のみである。第4図に示すように、任意
のショットの位置計測誤差は、ΔX!、J+ ΔY !
、jで表わされる。
オフセットに関しては、測定データ全ての平均として次
式によって算出する。
ここで、Nは測定データ数、M、、M、はマトリックス
である。
この際、各軸の伸び縮みP、、P、および各軸の回転θ
3.θ7をオフセット計算前に算出する。
すなわち、ウェハの伸縮および軸回転を計算した後、オ
フセットを計算する。
各軸の伸び縮みP、I、P、および各軸の回転θ1.θ
、は、次式の各列毎に平均化した又ム、各行毎に平均化
した〒、を用い回帰計算することにより求まる。
j=1 i=1 ここで、N、、N、は各行列の測定データ数である。
ここで、Sオ、Sアは露光ピッチである。
j=1 i=1 以上の結果から、ウェハに露光すべきショット中心の座
標X。、YEXは、ウェハセンタを原点として、次式の
ようになる。
Xtx=Xott +p、  HL x+θy−L y
 =J3)Yvx= Y=tt + P Y−L 3’
+θx−Lx=−Ql)ここでLx、Lyは、各ショッ
トセンタのウェハセンタからのX、Y成分の距離を示す
本装置の場合、ウェハの回転誤差を精密に補正しきって
いないため、グローバルアライメント終了時、ウェハの
回転量を算出した結果に基づきレチクルの回転補正を行
い、そして、ウェハの回転があたかも0となるように装
置のもつXYステージの送りを補正しであることは言う
までもない。
また、ショット計測のデータにより求まったθX。
θ、を用い、その平均をウェハの回転として再度X−Y
ステージの補正を行い、同時に変化するX。tt + 
Yertの値を補正することによりウェハ回転誤差に対
する高精度化が計られる。
また、スルーザレンズ方式、アライメントその場露光方
式の装置の場合、位置計測、露光がショット毎に繰り返
し行われるため、位置計測可能なウェハ内のショットに
ついて計測露光を終了させ、そのデータを用い、本発明
の計算により、位置計測できなかったショットの露光格
子を決定することから、従来のグローバルアライメトに
よって決定していた露光格子よりも高精度化が計れ、ウ
ェハ全面に亘って位置合わせおよび露光精度が向上する
ウェハにおいては、プロセスにより、位置検出マークの
形状が悪くなったり、検出系のS/Nが低下したマーク
等ができ、そのために位置計測に誤差が発生する場合が
ある。この場合、グローバルアライメントにより求まっ
た格子に対し、ショット毎の位置検出の結果が一定値よ
り大きい場合、その位置データを無視する方法がある。
その他に検出結果から求まった0湯、′■式の露光格子
に対して検出データの比較を行い、一定値以上に大きい
データを除き、再度(3)〜04式の計算を行ない、露
光格子を決定することにより、グローバルアライメント
そのものが誤検出していた場合においても高精度化が計
れる。
以上の実施例においては、位置計測可能な全シヨツトの
位置計測データを基本として取り汲ってきた。しかし、
さらに位置計測の時間を短くし、スループットを良くす
るために、つぎに、述べる式によりウェハ内の位置測定
ショツト数を減らすことも可能である。
Y=Sin(θ) X          −(151
ここで、θは0,30”、 60” 、 90”。
X” +Y” =r”           ・=Gω
ここで、rは2/3R(R:ウェハ径)。
第4図において09.06)式の成り立つ交点座標のシ
ョットとウェハ原点(中心)を加えた(×印)ものの1
3シヨツト(第1図参照)を選び位置計測を行い、先の
実施例に従い露光格子を決定する。
偶数マトリックスの場合04.0ω式の中心を1/2シ
ョット分ウェハセンタからずらすことが必要となる。こ
のように、計測ショットをウェハ中心に対し対象な位置
に配置することは、任意に測定ショットを選定した場合
に比べ、ウェハ内全面の特長を露光格子決定に反映する
必要があるためである。また、13点と点数が多いのは
、本計算方式の特長であるデータの平均化により精度を
高めるためである。
本実施例においては、(1)、 (2)式の誤差項5H
9S@を省略した。しかし、縮小レンズの倍率側i11
機構を持つ装置においては、S、lの補正が可能であり
ショット内に3点以上の位置検出マークを設け、ショッ
ト内についてウェハ内を同様に(7)〜07J式を用い
てPい、Pア、θ。、θアを求め、5.4としては、P
、とP、の平均値、SOとしてはθ、とθアの平均値を
補正することで、さらに高精度化を計ることができる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明の位置合わせ方法によれば、ウェハ主面に
ステップ・アンド・リピート方式で各ショットにパター
ンを露光する場合、各ショットの位置合わせは、ショッ
トの設計上ショットに対するxY軸方向のオフセット誤
差CXovv 、 Yoyr )・伸縮誤差(P、、P
ア)、XY軸のウェハ全体の回転誤差(θ9.θr)、
ショットの回転誤差(Ss)、倍率誤差なる誤差を、複
数個所のショットに対して求め、その後この計測データ
を基に、平均化処理2回帰計算によって各ショットの位
置合わせを求めるようになっている。また、オフセット
を求める前に、ショットの伸41i1(Pや、P。
)および軸回転(θ8.θ、)を先に演算し、これによ
りこれら誤差を排除して演算する結果、高精度な位置合
わせが行えるという効果が得られる。
(2)本発明の位置合わせ方法によれば、ウェハ主面の
各ショットの位置合わせが高精度に行えることから、露
光の歩留りが向上するという効果が得られる。
(3)本発明の位置合わせ方法によれば、ウェハ主面の
位置合わせマークがあるいくつかのショットを測定し、
これらの計測データから他のショットの位置決めを高精
度に行える結果、位置合わせマークが存在しない不完全
ショットに対しても高精度な位置合わせが行えるという
効果が得られる。
すなわら、従来、ウェハの周辺に位置しかつ一部が欠落
し位置合わせマークのない不完全ショア)に対しては、
グローバルアライメントによる計測データによって位置
合わせイ(行われていた。この結果、従来は、たとえば
、ウェハの周辺部分のショットの位置合わせ精度は3σ
≦0.2〜0. 1μmと良好であるが、ウェハ周辺の
不完全ショットが精度が低いため、不完全ショットを含
むウェハ全面においては、3σ=0.3〜0.2μmと
精度が劣化してしまうが、本発明によれば、ウェハ全体
の位置合わせ精度は、3σ≦0.2〜0゜1μmと高精
度となる。
(4)上記(1)〜(3)により、本発明によれば、ウ
ェハ露光における位置合わせがウェハ全体で高精度とな
りかつウェハ周辺の不完全ショットも使用できるため、
チップの歩留り向上、生産量コストの低減が達成できる
という相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもな以上の説明では主として本発
明者によってなされた発明をその背景となった利用分野
である半導体装置製造における露光技術に適用した場合
について説明したが、それに限定されるものではない。
たとえば、ステップ・アンド・リピート方式のX線ステ
ンパー1等倍の投影型ステッパー等、さらにはステップ
・アンド・リピート方式で各チップの電気特性を測定す
る測定技術に適用できる。
本発明は少なくとも被処理物に対してステ、ブ・アンド
・リピートを繰り返し、被処理物の各単位領域に作業を
行う技術には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明のウェハ露光における位置合わせ方法によれば、
各ショットの位置合わせは、ショットの設計上ショット
に対するXY軸方向のオフセット誤差・伸縮誤差、XY
軸のウェハ全体の回転誤差、ショットの回転誤差、倍率
誤差なる誤差を複数個所のショットに対して求め、その
後この計測データを基に、平均化処理1回帰計算によっ
て各ショットの位置合わせを求めるようになっている。
また、オフセットを求める前に、ショットの伸縮および
軸回転を先に演算し、これによりこれら誤差を排除して
演算する結果、高精度な位置合わせが行えるという効果
が得られる。
また、本発明によれば、従来、ウェハ周辺の位置合わせ
マークが欠落したチップアライメントが不可能であった
ショットに対して、チップアライメントの結果を基に平
均化し、ウェハの特長を抽出してその位置を決定し、か
つ露光するため、露光の高精度化が計れる。また、本発
明によれば、不完全ショットが使用できることから生産
性の増大が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるウェハアライメントに
おけるショットの座標系を示すウェハの模式的平面図、 第2図は本発明において使用される縮小投影露光装置の
概略的な構成を示す斜視図、 第3図はウェハの誤差要因の−っであるショットのオフ
セットを示す模式図、 第4図は同じくショットの伸縮誤差を示す模式第5図は
同じ(ショットのX軸の回転を示す模式図、 第6図は同じくショットのY軸の回転を示す模式図、 第7図は同じくショットの回転誤差を示す模式第8図は
同じくショットの倍率誤差を示す模式図、 第9図はウェハの平面図である。 ■・・・ウェハ、2・・・ショット、3・・・チップ、
4・・・アライメントマーク、5・・・不完全ショット
、6・・・レチクル、7・・・縮小投影レンズ、8・・
・カセット、9・・・ローディングテーブル、10・・
・ブリアライナ、1■・・・移送アーム、12・・・X
Yステージ、13・・・チャック、20・・・レチクル
アライメント光学系、21・・・位置検出X系、22・
・・位置検出Y系、30・・・レーザ干渉測長計、31
・・・レーザ光、32・・・分光器、33・・・X軸周
ミラー、34.35・・・ミラー、36・・・Y軸回ミ
ラー、37・・ ・X軸周モータ、38・・・Y軸周モ
ータ、4o・・・アンローディングテーブル、41・・
・回収用カセット、42・・・レチクル微動系、43・
・・設計上ショット。 第  1 図 /−ウェハ 第2図 /−ウェハ 第  3  図        第  4  間第  
5 図       第  6 図43−四2悸シ・・
l) 第7図   第8図 第  9 図 41..3−容a首十上うう・ソト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主面に一定の規則に基づいて単位パターンが複数配
    列されかつ各単位パターンには位置合わせマークが設け
    られた被処理物に対して、ステップ・アンド・リピート
    によって順次前記単位パターンに作業を行う装置におけ
    る位置合わせ方法であって、いくつかの前記単位パター
    ンの位置合わせマークを検出し、これら位置検出データ
    を基にした平均化処理によるランダム誤差を最小とする
    演算に基づいて他の単位パターンの位置合わせを決定す
    ることを特徴とする位置合わせ方法。 2、主面に一定の規則に基づいて単位パターンが複数配
    列されかつ各単位パターンには位置合わせマークが設け
    られた被処理物に対して、ステップ・アンド・リピート
    によって順次前記単位パターンに作業を行う装置におけ
    る位置合わせ方法であって、前記被処理物の周辺に位置
    しかつ位置合わせマークが欠落している単位パターンの
    位置合わせは、前記位置合わせマークを有する単位パタ
    ーン群の位置検出データを基にした平均化処理によるラ
    ンダム誤差を最小とする演算に基づいて決定されること
    を特徴とする位置合わせ方法。
JP63069449A 1988-03-25 1988-03-25 位置合わせ方法 Pending JPH01243419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671165A (en) * 1995-09-18 1997-09-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of determining position offset of a pattern
JP2008066381A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

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JPS6144429A (ja) * 1984-08-09 1986-03-04 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 位置合わせ方法、及び位置合せ装置
JPS62291133A (ja) * 1986-06-11 1987-12-17 Nikon Corp 位置合わせ方法

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