JPH01242093A - 洗たく機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は洗たく機、さらに詳細には、Ｙシャツのえり、
そで、あるいはソックスのかかとやつま先など、普通の
洗たくでは落ちない汚れを部分洗いすることのできる洗
たく機に関する。

〔従来の技術〕

洗たく槽内に回転自在に軸支された撹拌翼の上端に部分
洗い用のブラシを取り付ける技術が、先に実開昭６０−
５３２８２号公報に開示されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかして、前記した従来堤案に係る撹拌式次たく機は、
撹拌翼の中央に立上がる棒状の先端に部分洗い用のブラ
シを取り付け、この回転ブラシに洗たく物の頑固な汚れ
部分を押し付けて洗たくするというものであるが、同公
報に示されている撹拌式洗濯機によって洗たく物を部分
洗いする場合、以下に列挙するような問題があり、この
点で改善が望まれる。

すなわち、 （１）洗たく物の汚れ部分を回転ブラシに押し付ける際
、その洗たく物の下方部分がたれ下がり、回転中の撹拌
翼に巻き付いたり、振り回されたりするおそれがあり、
洗たく物が不必要に傷められると同時に、この種作業に
わずられしさを伴うばかりでなく、危険でもある。

（２）また、他の洗たく物を普通の洗たく方法によって
洗たくしているとき、これと同時に回転ブラシによって
部分洗いをおこなうに際しては、前記（１）と同様、回
転ブラシに押し付けられている洗たく物の下方部分がた
れ下がり、回転中の撹拌翼に巻き付くのみならず、洗た
く中の洗たく物にも巻き込まれるおそれがある。

（３）洗たく物を回転ブラシに押し付ける態様、すなわ
ち回転ブラシに対する力のかけ具合、さらには回転ブラ
シに対する洗たく物の当て具合は使用者によって様々で
あり、洗たく物が過大な力で回転ブラシに押し付けられ
た場合は、回転ブラシに洗たく物が巻き付いたり、回転
ブラシが破損したりする危険のあり得ることをあらかじ
め考慮しておかなければならない。

本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、
その目的とするところは、まず第１に、洗たく機によっ
て洗たく物を部分洗いするにあたり、この洗たく物の汚
れ部分を回転ブラシなどの部分洗い用摩擦体に押し付け
る場合に、その洗たく物の下方部分がたれ下がり、回転
中の撹拌翼に巻き付いたり、振り回されたり、洗たく中
の洗たく物に巻き込まれたりすることがなく、ひいては
洗たく物が不必要に傷められたり、この種作業にわずら
れしさを伴うことなく、しかも危険のない洗たく機を提
供しようとするものである。

また、本発明は、洗たく物を部分洗い用摩擦体に押し付
ける態様、すなわち回転摩擦体に対する力のかけ具合、
さらには回転摩擦体に対する洗たく物の当て具合が使用
者によって様々であり、仮りに洗たく物が過大な力で回
転摩擦体に押し付けられた場合であっても１回転摩擦体
に洗たく物が巻き伺いたり、回転摩擦体が破損したりす
ることなく、この点でも安全性にすぐれた洗たく機を提
供しようとするものである。

〔課題を達成するための手段〕

前記目的は、洗たく槽内に回転自在に軸支された撹拌翼
の上方に部分洗い用の摩擦体を取り付け、この部分洗い
用摩擦体に洗たく物を押し付けて汚れを落とす機能を付
加した洗たく機において、前記部分洗い用摩擦体と当該
摩擦体を取り付けた撹拌翼との間を仕切板で仕切り、か
つ前記部分洗い用の摩擦体に空転機構を設けることによ
って達成される。

〔作用〕

しかして、本発明によれば、部分洗い用摩擦体と当該摩
擦体を取り付けた撹拌翼との間を仕切板で仕切ることに
より、洗たく機によって洗たく物を部分洗いするにあた
り、この洗たく物の汚れ部分を部分洗い用摩擦体に押し
付ける場合に、その洗たく物の下方部分がたれ下がり１
回転中の撹拌翼に巻き付いたり、振り回されたり、洗た
く中の洗たく物に巻き込まれたりすることがなくなる。

なお、前記した仕切板は、洗たく物を部分洗い用摩擦体
に押し付けるに際し、必要に応じて一方の手の固定場所
ともなり、この種作業を安定的におこなう場合の一助と
なる。

また、本発明によれば、前記部分洗い用の摩擦体に空転
機構を設けたことにより、洗たく物を部分洗い用摩擦体
に押し付ける態様、すなわち回転摩擦体に対する力のか
け具合、さらには回転摩擦体に対する洗たく物の当て具
合が使用者によって様様であり、仮りに洗たく物が過大
な力で回転摩擦体に押し付けられた場合であっても、当
該摩擦体は空転するため、回転摩擦体に洗たく物が巻き
付いたり、回転摩擦体が破損するものではない。

〔実施例〕 以下、本発明を、第１図〜第７図の一実施例にもとづい
て説明すると、第１図は本発明の要部である部分洗い用
摩擦体空転機構を備えたミニ洗たく槽（第２図および第
３図の符号１６）の縦断面図、第２図は前記ミニ洗たく
槽１６を備えた２槽式洗たく機の全体構成を示す縦断正
面図、第３図は第１図および第２図に示すミニ洗たく槽
１６とその周囲の縦断面図、第４図は第２図および第３
図に符号３で示す洗たく検測の上部フランジ１７とミニ
洗たく槽１６のハンガー２１との係合を外した状態の部
分斜視図、第５図は第１図〜第３図に符号２４で示す第
２の撹拌翼とその関連部分の縦断面図、第６図は第５図
のＡ−Ａ断面図、第７図は第２図、第３図、第５図およ
び第６図に符号１３で示すキャップの部分斜視図である
。

なお、図示実施例においては、第２図に明示するように
、洗たく槽３と脱水槽５とを並設した２槽式洗たく機の
洗たく槽３内に位置して、その上部空間にミニ洗濯槽１
６を着脱自在に取り付けた場合を例にとって説明する。

しかして、第２図において、１は鋼板製の外枠、２は外
枠１を載置する合成樹脂製のベース、３は外枠１内に収
納された合成樹脂製の洗たく槽、４は洗たく槽３と一体
に成形され、かつ外枠１内に収納された水受槽、５ば水
受槽４内に収納された脱水槽、６は洗たく槽３の底部中
央に設けられた撹拌翼１，７は撹拌翼６を駆動する洗た
くモータ、８は脱水Ｊ！ｊ５を駆動する脱水モータ、９
は外枠１の上方に位置して、洗たく槽３および水受槽４
の上方開口縁を利用して設けられた、洗たく、すすぎ、
脱水、排水などの各動作を制御する操作パネルを示して
いる。

洗たく槽３の中央底部には、下端に従動プーリ１０を軸
支した減速機１１が固定され、減速機１１の出力軸には
、中空筒体１２を有する撹拌翼６が軸支され、中空筒体
１２の上端には、キャップ１３が装着されている。また
、従動プーリ１０は、ベルト１５を介し、洗たくモータ
７の上方に軸支された駆動プーリ１４と連結さ九ており
、洗たくモータ７の回転が撹拌翼６に伝達されて、通常
の洗たく、すすぎ作用がおこなわれる。

一方、洗たく槽３の上方には、第３図に明示するように
、上方を開口したミニ洗たく槽１６が着脱自在に取り付
けられている。

すなわち、１８は洗たく槽３の上部内縁に設けられた水
飛散防止用の内フランジ、１９は水受槽４の上方開口部
を覆う形で設けられた水受カバーを示し、前記水飛散防
止用内フランジ１８の下面と水受カバー１９の下面とに
は、それぞれ止めネジ２０を介して第４図に示すごとき
ハンガー２１が取り付けられており、このハンガー２１
上にミニ洗１１槽１６の上部フランジ１７がセットさ九
でいる。また、ミニ洗たく槽１６の上部フランジ１７上
には、当該ミニ洗たく槽１６内に注水された水を一定レ
ベルで洗たく槽３内に流出させる溢水用の切欠部２２が
設けられており、さらにミニ洗だ＜４！１６の上部フラ
ンジ１７上には、洗たく槽３に対してミニ洗たく槽１６
を着脱操作したり、あるいは当該ミニ洗たく槽１６を持
ち運びする場合に便利な把手２３が軸支されている。

ミニ洗たく槽１６の中央底部には、第２の撹拌翼２４を
軸支するための軸受２５が、ナツト２６により固定され
ており、軸受２５の下端には、カップリング２７が軸支
されており、このカップリング２７を前記キャップ１３
内に挿入することにより、撹拌翼６の回転が第２の撹拌
翼２４に伝達される。キャップ１３とカップリング２７
との連結は、第５〜７図に示すように、キャップ１３の
内周面とカップリンタ２７の外周面とに形成したスプラ
インによっておこなわれ、キャップ１３に対するカップ
リング２７の挿入、さらには前記両スプラインのかみ込
みがスムーズとなるよう、キャンプ１３のスプライン凸
部上端およびカップリング２７のスプライン凸部下端は
、それぞれ滑らかな斜面で終るように形成されている。

ところで、前記キャップ１３の内周面およびカンプリン
グ２７の外周面に形成したスプラインの歯数は、伝達ト
ルクに対する歯元のねじり強度を確保する範囲内におい
て、最多数とするのがよい。なお、キャンプ１３と中空
筒体１２との結合も、キャップ１３とカップリング２７
との結合と同様、スプライン結合されている。

また、第３図に示すように、ミニ洗たく槽１６の内周下
方には、洗たく時の摩擦作用を促進する多数の突条２８
が形成されている。

そして、第１図および第３図に示すように、ミニ洗たく
槽１６の一画には、排水機構部２９が設けられており、
最下部の排水口３０からミニ洗たく槽１６の水が排水さ
れる。排水機構部２９内には、排水弁３２．弁押バネ３
３．操作レバー３４が設けられており、操作レバー３４
を上下することにより、排水の切換えがおこなわれるも
のであって、前記構成よりなる排水機構部２９は、排水
フィルター３５によりカバーされている。

一方、ミニ洗たく槽１６および排水フィルター３５の壁
面には、それぞれ凹部３６が形成され、前記各凹部３６
，３６に係合する形で、中央にスプライン嵌合孔３７を
有する仕切板３８が装着されている。仕切板３８の外周
には、その対向位置に、当該仕切板３８と一体成形され
た固定突起３９、さらには可動突起４０が設けられてお
り、押バネ４２に抗して着脱つまみ４１、ひいては可動
突起４０を後退させることにより、仕切板３８の着脱操
作がおこなわれ、第１図の位置で着脱つまみ４１を離す
ことにより、この洗たく槽１６の壁面に形成されている
凹部３６に可動突起４０が係合する。

第１図において、仕切板３８の中央部に位置するスプラ
イン嵌合穴３７には、下方に入力軸４３゜上方に出力軸
４４を有し、かつ入力回転数に対し増速された出力回転
数を得る変速機４５が着脱自在にセットされており、変
速機４５には、前記仕切板３８のスプライン嵌合穴３７
と嵌合する部分に位置して、スプライン軸が設けられて
おり、変速機４５の回転を阻止している。なお、変速機
４５の上方には、当該変速機４５を上下方向に着脱する
場合の手掛は部４６を有する上ケース４７と、上ケース
４７と一体の下ケース４８が設けられており、上ケース
４７と下ケース４８とには、それぞれ出力軸受部４９と
入力軸受部５０とが形成されていて、出力軸受部４９と
入力軸受部５０とは、それぞれ水封シール５１で水封さ
れている。

変速機４５の下方に位置する入力軸４３の下端には、前
記第２の撹拌翼２４の上端とスプライン結合する変速機
カップリング５２が設けられており、他方、変速機４５
の上方に位置する出力軸４４の上端には、ブラシ状ある
いは網状の部分洗い用摩擦体５３が設けられている。

しかして、図示実施例においては、第１図に示すごとく
、入力軸４３の従動輪６１に回転を伝達する駆動輪６０
をゴム等を用いたＰｉ！擦車として、洗たく物の部分洗
いに際し、部分洗い用摩擦体５３、ひいては出力軸４４
に過大な負荷が加オ）つた場合に、駆動輪６０である摩
擦車が従動輪６１との間で空転して、部分洗い用摩擦体
５３がスリップするようにした。

図示実施例に示す洗たく機を用いて洗たく物を部分洗い
する場合の動作は以下のとおりである。

すなわち、まず、洗たく槽３にミニ洗たく槽１６をセッ
トし、ミニ洗たく槽１６に仕切板３８を取り付けた後、
第２の撹拌翼２４に対し、部分洗い用摩擦体５３を備え
た変速機４５をセツトシ。

洗たく機の運転を開始すると、撹拌翼６の回転が第２の
撹拌ｇ２４から部分洗い用摩擦体５３に伝達され、した
がって前記摩擦体５３の摩擦ヘッドに部分洗いをする衣
類を押し付ければ、自動的に部分洗いがおこなわれる。

そして、図示実施例においては、洗たく槽３およびミニ
洗たく槽１６内で上下それぞれ単独に、あるいは同時に
洗たくをおこなう場合であっても、これらの洗たく作業
と時間を同じくして部分洗いをおこなうことができる。

第８図は本発明洗たく機の他の実施例を示す要部（部分
洗い用摩擦体空転機構）の縦断面図である。

すなわち、第８図の実施例においては、第１図に示す駆
動輪６０と従動輪６１とを歯車とし、かつ出力軸４４内
にスプリング６２とボール６３とを配設して、このスプ
リング押圧ボール６３により、部分洗い用摩擦体５３を
取り付けた連結軸６４を挾持する場合を示した。

ところで、図示実施例においては、洗たく槽３と脱水槽
５とを並設した２槽式洗たく機の洗たく槽３内に位置し
て、その上部空間にミニ洗たく槽１６を着脱自在に取り
付け、かつこのミニ洗たく槽１６内に、前記洗たく槽３
内の撹拌１ＫＧに嵌着されて回転する第２の撹拌翼２４
を装着し、この第２の撹拌翼２４の上方に部分洗い用の
摩擦体５３を取り付けた場合について例示したが、本発
明は、これ以外に、洗たく槽と脱水槽とを単に並設した
２槽式洗たく機、また洗たく槽と脱水槽とを兼用した全
自動洗たく機、さらには全自動洗たく機の上部空間にミ
ニ洗たく槽１６を着脱自在に取り付けた場合にも適用す
ることができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のごときであり、本発明によれば、部分洗
い用摩擦体と当該摩擦体を取り付けた撹拌翼との間を仕
切板で仕切ることにより、洗たく機によって洗たく物を
部分洗いするにあたり、この洗たく物の汚れ部分を部分
洗い用摩擦体に押し付ける場合に、その洗たく物の下方
部分がたれ下がり、回転中の撹拌翼に巻き付いたり、振
り回されたり、洗たく中の洗たく物に巻き込まれたりす
ることがなく、ひいては洗たく物が不必要に傷められた
り、この種作業にわずられしさを伴うことなく、しかも
危険のない洗たく機を得ることができる。

なお、前記した仕切板は、洗たく物を部分洗い用摩擦体
に押し付けるに際し、必要に応じて一方の手の固定場所
ともなり、この種作業を安定的におこなう場合の一助と
なる。

また、本発明によれば、前記部分洗い用の摩擦体に空転
機構を設けたことにより、洗たく物を部分洗い用摩擦体
に押し付ける態様、すなわち回転摩擦体に対する力のか
け具合、さらには回転摩擦体に対する洗たく物の当て具
合が使用者によって様々であり、仮りに洗たく物が過大
な力で回転摩擦体に押し付けられた場合であっても、当
該摩擦体は空転するため、回転摩擦体に洗たく物が巻き
付いたり、回転摩擦体が破損することなく、この点でも
安全性にすぐれた洗たく機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第７図は本発明洗たく機の一実施例を示し、第
１図は本発明の要部である部分洗い用摩擦体空転機構を
備えたミニ洗たく槽（第２図および第３図の符号１６）
の縦断面図、第２図は前記ミニ洗たく槽１６を備えた２
槽式洗たく機の全体構成を示す縦断正面図、第３図は第
１図および第２図に示すミニ洗たく槽１６とその周囲の
縦断面図、第４図は第２図および第３図に符号３で示す
洗たく検測の上部フランジ１７とミニ洗たく槽１６のハ
ンガー２１との係合を外した状態の部分斜視図、第５図
は第１図〜第３図に符号２４で示す第２の撹拌翼とその
関連部分の縦断面図、第６図は第５図のＡ−Ａ断面図、
第７図は第２図、第３図、第５図および第６図に符号１
３で示すキャップの部分斜視図、第８図は本発明洗たく
機の他の実施例を示す要部（部分洗い用摩擦体空転機構
）の縦断面図である。 ３・・洗たく槽、５・・・脱水槽、６・・撹拌翼、１６
ミニ洗たく槽、２４・・・第２の撹拌翼、３８・仕切板
、４３・・入力軸、４４・・・出力軸、５３・・・部分
洗い用摩擦体、６０・駆動輪（摩擦車）、６１−・従動
輪。 ８１　口 ル０ ｓ３−４７？；Ｌ・１ｆｌ）ｖ厚ｆ め２の 第　４０ 第Ｓ　口 第６　口 第″Ｔ目 弔ｇ（２１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗たく槽内に回転自在に軸支された撹拌翼の上方に
   部分洗い用の摩擦体を取り付け、この部分洗い用摩擦体
   に被洗たく物を押し付けて汚れを落とす機能を付加した
   洗たく機において、前記部分洗い用摩擦体と当該摩擦体
   を取り付けた撹拌翼との間を仕切板で仕切り、かつ前記
   部分洗い用の摩擦体に空転機構を設けたことを特徴とす
   る洗たく機。 ２、特許請求の範囲第１項記載の発明において、洗たく
   槽と脱水槽とを並設した２槽式洗たく機の洗たく槽内に
   位置して、その洗たく槽内に回転自在に軸支された撹拌
   翼の上方に部分洗い用の摩擦体を取り付け、前記部分洗
   い用摩擦体と当該摩擦体を取り付けた撹拌翼との間を仕
   切板で仕切り、かつ前記部分洗い用の摩擦体に空転機構
   を設けた洗たく機。 ３、特許請求の範囲第１項記載の発明において、洗たく
   槽と脱水槽とを並設した２槽式洗たく機の洗たく槽内に
   位置して、その上部空間にミニ洗たく槽を着脱自在に取
   り付け、かつこのミニ洗たく槽内には、前記洗たく槽内
   の撹拌翼に嵌着されて回転する第２の撹拌翼を装着し、
   この第２の撹拌翼の上方に部分洗い用の摩擦体を取り付
   け、前記部分洗い用摩擦体と当該摩擦体を取り付けた撹
   拌翼との間を仕切板で仕切り、かつ前記部分洗い用の摩
   擦体に空転機構を設けた洗たく機。 ４、特許請求の範囲第１項記載の発明において、洗たく
   槽と脱水槽とを兼用とした全自動洗たく機の洗たく兼脱
   水槽内に位置して、その洗たく兼脱水槽内に回転自在に
   軸支された撹拌翼の上方に部分洗い用の摩擦体を取り付
   け、前記部分洗い用摩擦体と当該摩擦体を取り付けた撹
   拌翼との間を仕切板で仕切り、かつ前記部分洗い用の摩
   擦体に空転機構を設けた洗たく機。 ５、特許請求の範囲第１項記載の発明において、洗たく
   槽と脱水槽とを兼用とした全自動洗たく機の洗たく兼脱
   水槽内に位置して、その上部空間にミニ洗たく槽を着脱
   自在に取り付け、かつこのミニ洗たく槽内には、前記洗
   たく兼脱水槽内の攪拌翼に嵌着されて回転する第２の撹
   拌翼を装着し、この第２の撹拌翼の上方に部分洗い用の
   摩擦体を取り付け、前記部分洗い用摩擦体と当該摩擦体
   を取り付けた撹拌翼との間を仕切板で仕切り、かつ前記
   部分洗い用の摩擦体に空転機構を設けた洗たく機。 ６、特許請求の範囲第２項または第４項記載の発明にお
   いて、攪拌翼側の回転軸と部分洗い用摩擦体の回転軸と
   の間を、摩擦車からなる空転機構によつて接続した洗た
   く機。 ７、特許請求の範囲第３項または第５項記載の発明にお
   いて、第２の撹拌翼側の回転軸と部分洗い用摩擦体の回
   転軸との間を、摩擦車からなる空転機構によつて接続し
   た洗たく機。 ８、特許請求の範囲第２項または第４項または第６項に
   記載の発明において、撹拌翼側の回転軸と部分洗い用摩
   擦体の回転軸との間を、その両回転軸に取り付けた歯車
   のかみ合いによつて連結するとともに、前記攪拌翼側の
   回転軸に装着された部分洗い用摩擦体の回転軸を上下２
   部材に分割し、かつ前記のごとく上下２部材に分割され
   た両回転軸間を、一方の回転軸に装着したスプリング押
   圧ボールによつて他方の回転軸を押圧する空転機構によ
   り接続した洗たく機。 ９、特許請求の範囲第３項または第５項または第７項記
   載の発明において、第２の撹拌翼側の回転軸と部分洗い
   用摩擦体の回転軸との間を、その両回転軸に取り付けた
   歯車のかみ合いによつて連結するとともに、前記第２の
   撹拌翼側の回転軸に装着された部分洗い用摩擦体の回転
   軸を上下２部材に分割し、かつ前記のごとく上下２部材
   に分割された両回転軸間を、一方の回転軸に装着したス
   プリング押圧ボールによつて他方の回転軸を押圧する空
   転機構により接続した洗たく機。