JPH01240458A - タツクシール性を有する容器口部密封用インナーシール材及びその製造方法 - Google Patents

タツクシール性を有する容器口部密封用インナーシール材及びその製造方法

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JPH01240458A
JPH01240458A JP63067731A JP6773188A JPH01240458A JP H01240458 A JPH01240458 A JP H01240458A JP 63067731 A JP63067731 A JP 63067731A JP 6773188 A JP6773188 A JP 6773188A JP H01240458 A JPH01240458 A JP H01240458A
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layer
sealing
resin
seal
tack
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Application number
JP63067731A
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English (en)
Inventor
Teru Iwai
輝 岩井
Shinichi Honji
品治 愼一
Masashi Takahashi
正史 高橋
Kyoichi Shimomura
恭一 下村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、コーヒー粉末、クレーム粉末、味塩
、化学調味料等が充填されている容器の口部な密封する
ためのインナーシールH及びその製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
例えば、コーヒー粉末やクリーム粉末等が充填されてい
る容器の口部、主としてガラス壜の口部には、内填物を
湿気から保護する目的で口部密封用のインナーシール材
が取り付けられている。
前記インナーシール材は、リシール層と、シール層と、
前記リシール層の裏面と前記シール層の表面との間に存
在して(・る剥離性樹脂層との積層構成とされており、
前記剥離性樹脂層が、前記リシール層の裏面または前記
シール層の表面に対して離形性を有する樹脂によって形
成されているものである。
容器口部に接着されている前記インナーシール材は、容
器からキャップを取り除く操作によって、前記リシール
層の裏面と剥離性樹脂層との界面、あるいは、前記シー
ル層の表面と剥離性樹脂層との界面で分離するものであ
る。
例えば、第4図に例示されるように、板紙による表面層
21とポリオレフィン系樹脂による裏面層22とをワッ
クス層23を介して積層してなるリシール層24と、グ
ラシン紙25とアルミニュウム′f326とをポリオレ
フィン系樹脂層27を介して&Jlしたシール層28と
を、ポリオレフィン系樹脂厚22に対して離形性を有す
る樹脂によって形成されている剥離性樹脂層29によっ
て積層した容器口部密封用インナーシール材20の場合
には、該インナーシール材20におけるグラシン紙25
面が容器内の内填物側となるようにしてガラス壜等の容
器口部31に可食性の接着剤で接着されており、容器内
部の内填物を湿気から保護しているものである。
前記容器口部密封用インナーシール材20は、内填物の
使用に際して容器30からキャップ32を取り外したと
きに、リシール層24と剥離性樹脂層29との界面で剥
離し、キャップ32の内側には板紙を主体とするリシー
ル層24が残り、他方のアルミニーラム箔26を主体と
するシール層28と剥離性樹脂層29とが容器口部31
に残るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の構成からなる従来のインナーシール材が容器口部
に接着されている容器は、内填物の消費者の手でキャッ
プ32が取り外された後で、容器口部31に接着されて
いるシール層28が取り除かれ、容器内の内填物が取り
出されるものであり、容器内に残った内填物は、キャッ
プ32とキャップ32の内側に装着されたままになって
いるすシール層24との防湿作用によって湿気から保護
されるものである。
従って、1度で消費でしきれない内填物に対する防湿作
用が不十分になり易いため、消費者は、容器口部に接着
されて(・るシール層28に内填物取り出し具の挿入口
程度の穴を開けるようにして、シール層28の除去部分
な極く少量にして、以降の内填物の防湿を計るようにし
てし・るが、シール層28の1部分を指先で除去するこ
とは、その操作が煩雑であるばかりでなく、シール層2
8中の紙屑が容器内に落下したり、更には、シール層2
8の1部分を指先で除去した後の外観が見苦しくなる等
の欠点を有している。
〔課題を解決するたるの手段〕
水弟1の発明のタックシール性を有する容器口部密封用
インナーシール材は、板紙を主体とするリシール層の裏
面と、防湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシ
ール層の裏面またはシール層の表面に対してに形性を有
する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層された積層体
からなるものであって、前記シールシール層が、紙、金
属箔または樹脂フィルムによるンート層と該シート層の
裏面に積層されている粘着剤層とを有するタックノール
層と、前記タックシール層における粘着剤層の裏面に直
接形成されて(・る非粘着性層を具Difiする固定シ
ール層とによって形成されており、しかも、前記非粘着
性層が、前記粘着剤層に対して離形性を有する樹脂また
は金属箔によって形成されているものである。
水弟2の発明のタックシール性を有する容器口部密封用
インナーシール材は、板紙を主体とするリシール層の裏
面と、防湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシ
ール層の裏面またはシール層の表面に対して離形性を有
する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層された積層体
からなるものであって、前記シール層が、紙、金属箔ま
たは樹脂フィルムによるシート層と該シート層の裏面に
積層されている粘着剤層とを有するタックシール層と、
前記タックシール層における粘着剤層の裏面に直接形成
されている非粘着性層を具備する固定シール層とによっ
て形成されており、しかも、前記非粘着性層が、前記粘
着剤層に対して離形性を有する樹脂または金属箔によっ
て形成されているもので、かつ、前記シール層には、該
シール層中の固定シール層を貫通する貫通孔が形成され
ているものである。
また、水弟3の発明のタックシール性を有する容器口部
密封用インナーシール材は、板紙を主体とするリシール
層の裏面と、防湿特性を有するシール層の表面とが、前
記リシール層の裏面またはシール層の表面に対して離形
性を有する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層された
積層体からなるものであって、前記シール層が、紙、金
属箔または樹脂フィルムによるシート層と該シート層の
裏面に積層されている粘着剤層とを有するタックシール
層と、前記タックシール層における粘着剤層の裏面に直
接形成されている非粘着性層を具備する固定シール層と
によって形成されており、しかも、前記非粘着性層が、
前記粘着剤層に対して離形性を有する樹脂または金属箔
によって形成されているもので、かつ、前記シール層中
の固定シール層には、該固定シール層の1部分を除去す
るための易破断線が形成されているものである。
また、水弟4の発明のタックシール性を有する容器口部
密封用インナーシール材の製造方法は、非粘着性樹脂層
を具備する固定シール層に、該固定シール層の裏面から
表面にまで到達する貫通孔を形成することによって、前
記固定ソール層に、内填物取り出し用の貫通孔、または
内填物取り出し用の貫通孔を形成するための易破断線を
付設する工程と、前記11通孔を有する固定シール層と
、紙、金属箔または樹脂フィルムによるシート層と該シ
ート層の裏面に積層されている粘着剤層とを有するタッ
クシール層とを、前記固定シール層における非粘着性層
と前記タックシール層における粘着剤層とが接するよう
にして積層すると共に、前記タックシール層の表面に、
リシール層の裏面またはシール層の表面に対して離形性
を有する樹脂によるコート層からなる剥離性樹脂層を形
成する工程と、前記剥離性樹脂面に、板紙を主体とする
リシール層を積層することによって、口部密封用インナ
ーシール材に相当する積層構成の&T層ンシーを得る工
程と、前記口部密封用インナーシール材に相当する積層
構成の積層シートを円板状に打ち抜き加工することンこ
まって、容器口部密封用インナーシール材を得る工程と
からなるものである。
更に、水弟5の発明のタンクシール性を有する容器口部
密封用インナーシール材の製造方法は、非粘着性層を具
備する固定シール層と、紙、金属箔または樹脂フィルム
によるシート層と該シート層の裏面に積層されている粘
着剤層とを有するタックシール層とを、前記固定シール
層における非粘着性層と前記タックシール層における粘
着剤層とが接するようにして積層すると共に、前記タッ
クシール層の表面に、リシール層の裏面またはソール層
の表面に対して離形性を有する樹脂によるコート層から
なる剥離性樹脂層を形成する工程と、前記剥離性樹脂層
面に、板紙を主体とするリシール層を積層することによ
って、ロ部密封用インナーシール材に相当する積層構成
の積層シートを得る工程と、前記ロ部密封用インナーシ
ール材に相当する積層構成の積層シートを円板状に打ち
抜き加工する工程と、前記ロ部密封用インナーシール材
に相当する積層構成の積層シートに対して、該積層シー
ト層中の固定シール層の裏面から表面にまで貫通孔を形
成することによって、前記固定シール層に、内填物取り
出し用の貫通孔、または内填物取り出し用の貫通孔を形
成するための易破断線を付設する工程とからなるもので
ある。
前記構成からなる本第1〜第3の発明の容器口部密封用
インナーシール材は、シール層ニおける裏面すなわち固
定シール層の裏面が、ガラス等の容器素材に対しての接
着特性有する接着剤によって容器口部に接着されるもの
であって、容器からキャップを取り外すことによって、
リシール層と剥離性樹脂層との界面、または、シ、−ル
層と剥離性樹脂層との界面で分離し)シール層が壜口部
に残り、リシール層はキャップの内側に装着されたまま
でキャップ内周面に残るものである。
前記構成からなる本番発明の容器口部密封用インナーシ
ール材におけるリシール層及び剥難性樹脂層のそれぞれ
は、従来の容器口部密封用インナーシール材におけるリ
シール層及び剥離性樹脂層等と周一の構成を利用し得る
ものであるO すなわち、前記リシール層はバッキング作用を奏する板
紙を主体として構成されるものであり、また、剥離性樹
脂層は、例えば、グラビアフート法等を利用して、塩素
化ポリプロピレン、硝化綿、アクリル系樹脂等による厚
さ0.5〜5μ程度の樹脂層として形成されるものであ
る。
また、本番発明の容器口部密封用インナーシール材にお
けるシール層は、剥離性樹脂層に接して形成されている
タックシール層と、該タックシール層の裏面に積層され
ている固定シール層とで構成されているものである。
前記タックシール層中のシート層は、例えばアルミニュ
ウム箔等の金属箔、ポリエチレンテレフタレート、延伸
ポリエチレン、アルミニュウム蒸着ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(VMPET)、アルミニュウム蒸着
−軸延伸ポリエチレンフィルム(VMOPE)、W伸ポ
リエチレン等の樹脂フィルム、更には、紙等で形成され
ているものであり、該シート層の表面に積層されている
粘着剤層は、指で押えるとくっつく性質を有する層であ
って、ゴム系または熱可塑性プラスチックの高分子物質
からなる主剤と、例えば、エステルガム、ロジン系。
フェノール系樹脂等による粘着補助剤と、フタル酸エス
テル、ヒマシ油、低分子量のポリイソブチレン等による
可塑剤との組成物によって、厚さ3〜20μ程度に形成
されて(・るのが普通である。
尚、前記タックシール層は、少なくとも、固定シール層
に接して形成されている前述の粘着剤層と該粘着剤層に
61層されている前記シート層とを具備するものであっ
て、前記した2層構成、または、更に別の層が積層され
た多層構成からなるものである。
また、前記タックシール層の裏面に積層されて(・る固
定シール層は、少なくとも、前記タックシール層の裏面
に接して形成されている非粘着性層を具備するものであ
って、前記非粘着性層の単独層、または、前記非粘着性
層と核層に積層されている別の層との積層構成からなる
ものである。また、前記非粘着性層は、前述の粘着剤層
に対して離形性を有する樹脂、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン等、あるいは、アルミニーラム等の金属
箔によって形成されているものである。前記非粘着性層
が、例えば、例えば、厚さ15〜50μ程度の樹脂フィ
ルム層で構成される場合には、前記固定シール層を、前
記非粘着性層の単独層で構成させることも出来る。
更にまた、前記シール層における防湿特性は、例えば、
金属箔、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層、
塩化ビニリデン樹脂層、エチレンテレフタレート樹脂層
等によって付与されるものであり、防湿特性に関与する
前述の金属箔または樹脂層は、前記タックシール層また
は固定シール層のいずれに存在していても良いが、内填
物の取り出し口が固定シール層に形成されるものである
ことがら、タックシール層に存在する方が好ましく、更
には、前記タックシール層と固定シール層との両者に存
在していても良いものである。
而して、前記構成からなる水苔発明の容器口部密封用イ
ンナーシール材においては、該インナーシール材中の各
層同志の間で、板紙を主体とするリシール層の裏面と防
湿特性を有するシール層の表面とのうちのいずれかの1
方の面と剥離性樹脂層との間の界面の剥離力が最も大き
く、また、接着力に関しては、シール層中における粘着
剤層とシート層との間の接着力の方が、粘着剤層と非粘
着性層との間の接着力に比較して大きく形成されている
ものである。
また、水弟2の発明の容器ロ部密封インナーシール材に
おける7一ル層中の貫通孔は、該貫通孔がそのままで内
填物の取り出し口となるものであって、例えば、粒状体
の振り出し孔のように、多数の小穴であっても、あるい
は、スプーン等の差込み口となるような直径20〜50
am程度の貫通孔であっても良く、一般的には、打ち抜
き加工によって形成されるものである。
更に、水弟3の発明の容器ロ部密封インナーシール材に
おけるシール層中の烏賊断線は、例えば、第5図(1)
にて符号して示されるような、ミシン目状の不連続線を
なすスリ8ツト、同じく第5図(2)にて符号Mで示さ
れるような、鎖線状のスリット、更には、第5図(3)
にて符号Nで示されるような、筋状の条溝等で構成され
るものである。
また、水弟4の発明の容器ロ部密封インナーシール材の
製造方法は、非粘着性層を具備する固定ソール層に、打
ち抜き加工、ミシン針加工、スリット加工等を施した後
ンこ、所定の積層工程を実施し、しかる後に、積層シー
トを、インナーシール材の所定の大きさの円板状に打ち
抜くことによって、水弟2〜3の発明の容器口部密封イ
ンナーシール材を得るものである。
また、水弟5の発明の容器口部密封インナーシール材の
製造方法は、インナーシール材の所定の積層工程を実施
した後に、得られた積層シートに対して、ハーフカット
加工やスリット加工を施すことによって、貫通孔または
烏賊断線を形成する工程と、インナーシール材の所定の
大きさの円板状に打ち抜く打ち抜き加工を行なう工程と
を実施するものであり、前記貫通孔または烏賊断線を形
成する工程と、所定の大ぎさの円板状に打ち抜く打ち抜
き加工とは、何、Hの工程が先であっても良く、また、
前記烏賊断線を形成する工程が最終工程になる場合には
、キャップ裏面の内周面にインナーシール材が装填され
た後に前記・・−フカソト加工を実施することも出来る
〔実 施 例〕
以下本発明のタックシール性を有する容器口部密封用イ
ンナーシール材及びその製造方法の具体的な構成を、製
造実施例に基づいて説明する。
実施例1 第1図〜第2図において、坪30.5g/イのグラ/ン
紙1と厚さ10μのアルミニュウム箔2とを、両者の間
に厚さ20μのポリエチレンの押し出し樹脂層3を介装
させながら積層することによって、固定シール層4に相
当する積層シートを形成した。
次いて、厚さ12μのポリエチレンテレフタレートMt
脂フィルム50表面に、ポリエチレン樹脂層に対して離
形性を有する硝化綿による厚さ5μのコート層6を形成
すると共に、前記樹脂フィルム5の裏面に、アクリル系
共重合樹脂による厚さ15μの粘着剤層7を形成するこ
とによって、硝化綿コート層5からなる剥離性樹脂層と
、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム5からなる
シート層と粘着剤層7とで構成されるタックシール層8
に相当する積層シートとの積層体を得た。更に、前記固
定シール層4に相当する前記積層シートと、前述のタッ
クシール層8に相当する積層シートと剥離性樹脂層6と
による積層体とを、タックシール層8tこおける粘着剤
層7と、固定シール層4におけるアルミニウム箔2とが
接するようにして積層し、得られた積層体における剥離
性樹脂層たる硝化綿によるコート層6の表面に、該コー
ト層6に対して離形性を有するポリオレフィン樹脂によ
る厚さ20μの押し出し樹脂層9を形成し、更に、坪量
63oy/llの板紙10を、ワックス層11を使用し
て積層することによって、水弟1の発明のタックノール
性を有する容器口部密封用インナーシール材に相当する
積層シートを得た。
しかる後に、前記得られた積層シートを、直径7.5c
mの円板状に打ち抜き加工し、水弟1の発明の1実施例
品たるタックシール性を有する容器口部密封用インナー
シール材12を得た。
〔発明の作用、効果〕
水弟1の発明のタックソール性を有する容器口部密封用
インナーシール材は、板紙を主体とするリシール層の裏
面と、防湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシ
ール層の裏面またはシール層の表面に対して離形性を有
する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層された積層構
成からなるものであって、前記シール層が、紙、金属箔
または樹脂フィルムによるシート層と該シート層の裏面
に積層さハている粘着剤層とを有するタックシール層と
、前記粘着剤層の裏面に直接形成されている非粘着性層
を具備する固定ソール層とで構成されており、前記非粘
着性層が前記粘着剤層に対して離形性を有する樹脂また
は金属箔によって形成されているものである。
而して、前記構成からなる水弟1の発明のタック・シー
ル性を有する容器口部密封用インナーシール材は、第2
図に示されるように、該インナーシール材の固定シール
層4の裏面が可食性の接着剤でガラス環等による容器口
部15に接着されている容器14において、内填物の消
費ンこ際して、購買者の手でキャップ16が取り外され
ると、すシール層17と剥離性樹脂層6との界面が分離
し、シール層18が容器口部15に接着された状態で残
るものである。
前記容器[1部15に接着された状態で容器口部15に
残っているシール層18は、粘着剤層7と非粘着層たる
アルミニウム箔2との間で簡i1iに分離するので、両
者の間の易分離性を利用して、第3図に例示されるよう
な状態で、タック7一ル層8の1部分を上方に引ぎ上げ
、固定シール層4に所定の内填物取り出し口19を、ス
プーン等を使用して形成するものである。
かくして、固定シール層4から分離したタックシール層
8は、その裏面が粘着剤層7て形成されているので、こ
れを固定シール層4に対して軽く押え付ければ、容器口
部15は再度タックシール層8で完全に密封されるもの
で、1度で消費しきれなかった内填物に対して極めて良
好な防湿性能が奏されるものである。
また、木筆2の発明のタックシール性を有する容器[1
部密封用インナーシール材は、板紙を主体とするリシー
ル層の裏面と、防湿特性な有するシール層の表面とが、
前記リシール層の裏面またはシール層の表面に対して離
形性を有する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層され
た積層構成からなるものであって、前記シール層が、紙
、金属箔または樹脂フィルムによるシート層と該シート
層の裏面に積層されている粘着剤層とを有するタックシ
ール層と、前記粘着剤層の裏面に直接形成されている非
粘着性層を具備する固定シール層とで構成されており、
また、前記非粘着性層が前記粘着剤層に対して離形性を
有する樹脂または金属箔によって形成されており、しか
も、前記シール層には、該シール層中の固定シール層を
貫通孔が形成されているいるものである。
而して、前記木筆2の発明のタックシール性を有する容
器口部密封用インナーシール材の場合には、キャップを
取り外した後に容器口部に残ったシール層18から、タ
ックシール層8の1部分を上方に引き上げると、振り出
し口またはスプーン等による取り出し口が予め形成され
ている固定シール層4が容器口部15に固定された状態
で得られるものである。
従っテ、固定シール層からタックソール層ヲ分離させた
後に、固定シール層4に内填物の取り出し口を形成する
操作が必要でなく、また、固定シール層から分離させた
タックシール層は、これを固定シール層に対して軽く押
え付ければ、容器口部は再度タックシール層で完全に密
封されるもので、1度で消費しきれなかった内填物に対
しての極めて良好な防湿性能が奏されるものである。
さらに、木筆3の発明のタックシール性ヲ有する容器口
部密封用インナーシール材は、板紙を主体とするリシー
ル層の裏面と、防湿特性を有するシール層の表面とが、
前記リシール層の裏面またはシール層の表面に対して離
形性を有する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層され
た積層構成からなるものであって、前記シール層が、紙
、金属箔または樹脂フィルムによるシート層と該シート
層の裏面に積層されている粘着剤層とを有するタックシ
ール層と、前記粘着剤層の裏面に直接形成されている非
粘着性層を具備する固定シール層とで構成されており、
また、前記非粘着性層が前記粘着剤層に対して離形性を
有する樹脂または金属箔によって形成されており、しか
も、前記シール層中の固定シール層には、該固定シール
層の1部分を除去するための烏賊断線が形成され−Cい
るものである。
而して、前記木筆3の発明のタックシール性を有する容
器口部密封用インナーシール材の場合には、キャップを
取り外した後に容器口部に残ったシール層18からタッ
クシール層8の1部分を上方に引き上げると、振り出し
口またはスプーン等による取り出し口を前記固定シール
層に形成するための烏賊断線が形成されている固定シー
ル層4が容器口部15に接着されている状態で得られる
ものである。
従っ又、固定シール層から夕・ツクシール層を分離させ
た後に、固定シール層4に整然とした状態の内填物の取
り出し口を形成する操作が極めて容易であり、しかも、
固定シール層から分離させたタックシール層8は、これ
を固定シール層に対して軽く押え付ければ、容器口部は
再度タックシール層で完全に密封されるもので、1度で
消費しきれなかった内填物に対しての極めて良好な防湿
性能が奏されるものである。
水弟4の発明のタックシール性を有する容器口部密封用
インナーシール材の製造方法は、金属箔または樹脂層か
らなる非粘着性層を具備する固定シール層に、該固定シ
ール層の裏面から表面にまで到達する貫通孔または烏賊
断線な形成する工程と、前記貫通孔を有する固定シール
層と、紙、金属箔または樹脂フィルムによるシート層と
該シート層の裏面に積層されている粘着剤層とを有する
タックシール層とを、前記固定シール層における非粘着
性層と前記タック7一ル層における粘着剤層とが接する
ようにして積層すると共に、前記タックシール層の表面
に、リシール層の裏面またはシール層の表面に対して離
形性を有する樹脂によるコート層からなる剥離性樹脂層
を形成する工程と、前記利殖性樹脂層面に、板紙を主体
とするリシール層を積層することによって、口部密封用
インナーシール材に相当する積層構成の積層シートを得
る工程と、前記口部密封用インナーシール材に相当する
積層構成の積層シートを円板状に打ち抜き加工すること
によって、目的製品たるタックシール性を有するガラス
壜ロ部密封用インナーシール材を得る工程とからなるも
のであり、前記水弟2〜3の発明のタックシール性を有
するガラス壜ロ部密封用インナーシール材を、容易、か
つ、確実に得られるものである。
また水弟5の発明のタックシール性を有する容器口部密
封用インナーシール材の製造方法は、金属箔または樹脂
層からなる非粘着性層を具備する固定シール層と、紙、
金属箔または樹脂フィルムによるシート層と該シート層
の裏面に積層されている粘着剤層とを有するタックシー
ル層とを、前記固定シール層における非粘着性樹脂層と
前記タックソール層における粘着剤層とが接するように
して積層すると共に、前記タックノール層の表面に、リ
シール層の裏面またはシール層の表面に対して離形性を
有する樹脂によるコート層からなる剥離性樹脂層を形成
する工程と、前記剥離性樹脂層面に、板紙を主体とする
リシール層を積層することによって、口部密封用インナ
ーシール材に相当する積層構成の積層シートを得る工程
と、前記口部密封用インナーシール材に相当する積層構
成の積層シートを円板状に打ち抜き加工する工程と、前
記口部密封用インナーシール材に相当する積層構成の積
層シートに対して、該積層シート層中の固定シール層の
裏面から表面にまで到達する貫通孔または烏賊断線を形
成する工程とによって、目的製品であるタックシール性
を有する容器口部密封用インナーシール材を得る工程と
からなるものであり、前記水弟2の発明のタックシール
性を有する容器口部密封用インナーシール材を、容易、
かつ、確実に得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水弟1の発明のタンクシール性ヲ有する容器
口部密封用インナーシール材の1実施例品を示す模型断
面図、第2図は、前記第1図に示されるインナーシール
材が接着されている容器から、キャップを取り外した状
態を示す模型断面図、第3図は、前記第2図に示される
容器口部におけるインナーシール材の7一ル層を、固定
シール層とタックシール層との間で1部剥離させた状態
を示す斜面図、第4図は、従来ノインナーシール材が容
器口部に接着されている容器から、キャップを取り外し
た状態を示す模型断面図、第5図(1)〜(3)は、イ
ンナーノール材の固定ソール層に形成されている特級断
線のそれぞれ別の例を示す平面図である。 10:板紙、17:リンール層、18:防湿特性を有す
るシール層、6:y#形性を有する樹脂による剥離性樹
脂層、12:インナーシール材、5:紙、金属箔または
樹脂フィルムによるシート層、7:粘着剤層、8:タッ
クシール層、2:非粘着性能、4:固定シール層。 第4図 シ2 第1図 第2図 第5図 r3ノ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板紙を主体とするリシール層の表面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている容器口部密封用イ
    ンナーシール材において、前記シール層が、紙、金属箔
    または樹脂フィルムによるシート層と該シート層の裏面
    に積層されている粘着剤層とを有するタックシール層と
    、前記粘着剤層の裏面に直接形成されている非粘着性層
    を具備する固定シール層とで構成されており、また、前
    記非粘着性層が、前記粘着剤層に対して離形性を有する
    樹脂または金属箔によって形成されていることを特徴と
    するタックシール性を有する容器口部密封用インナーシ
    ール材。
  2. (2)板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている容器口部密封用イ
    ンナーシール材において、前記シール層が、紙、金属箔
    または樹脂フィルムによるシート層と該シート層の裏面
    に積層されている粘着剤層とを有するタックシール層と
    、前記粘着剤層の裏面に直接形成されている非粘着性層
    を具備する固定シール層とで構成されており、また、前
    記非粘着性層が、前記粘着剤層に対して離形性を有する
    樹脂または金属箔によって形成されており、しかも、前
    記シール層には、該シール層中の固定シール層を貫通す
    る貫通孔が形成されていることを特徴とするタックシー
    ル性を有する容器口部密封用インナーシール材。
  3. (3)板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている容器口部密封用イ
    ンナーシール材において、前記シール層が、紙、金属箔
    または樹脂フィルムによるシート層と該シート層の裏面
    に積層されている粘着剤層とを有するタックシール層と
    、前記粘着剤層の裏面に直接形成されている非粘着層を
    具備する固定シール層とで構成されており、また、前記
    非粘着性層が、前記粘着剤層に対して離形性を有する樹
    脂または金属箔によって形成されており、しかも、前記
    シール層中の固定シール層には、該固定シール層の1部
    分を除去するための易破断線が形成されていることを特
    徴とするタックシール性を有する容器口部密封用インナ
    ーシール材。
  4. (4)金属箔または樹脂層からなる非粘着性層を具備す
    る固定シール層に、該固定シール層の裏面から表面にま
    で到達する貫通孔または易破断線を形成する工程と、前
    記貫通孔または易破断線を有する固定シール層と、紙、
    金属箔または樹脂フィルムによるシート層と該シート層
    の裏面に積層されている粘着剤層とを有するタックシー
    ル層とを、前記固定シール層における非粘着性層と前記
    タックシール層における粘着剤層とが接するようにして
    積層すると共に、前記タックシール層の表面に、リシー
    ル層の裏面またはシール層の表面に対して離形性を有す
    る樹脂によるコート層からなる剥離性樹脂層を形成する
    工程と、前記剥離性樹脂層面に、板紙を主体とするリシ
    ール層を積層することによって、容器口部密封用インナ
    ーシール材に相当する積層構成の積層シートを得る工程
    と、前記口部密封用インナーシール材に相当する積層構
    成の積層シートを円板状に打ち抜き加工する工程とから
    なることを特徴とするタックシール性を有する容器口部
    密封用インナーシール材の製造方法。
  5. (5)金属箔または樹脂層からなる非粘着性層を具備す
    る固定シール層と、紙、金属箔または樹脂フィルムによ
    るシート層と該シート層の裏面に積層されている粘着剤
    層とを有するタックシール層とを、前記固定シール層に
    おける非粘着性層と前記タックシール層における粘着剤
    層とが接するようにして積層すると共に、前記タックシ
    ール層の表面に、リシール層の裏面またはシール層の表
    面に対して離形性を有する樹脂によるコート層からなる
    剥離性樹脂層を形成する工程と、前記剥離性樹脂層面に
    、板紙を主体とするリシール層を積層することによって
    、容器口部密封用インナーシール材に相当する積層構成
    の積層シートを得る工程と、前記口部密封用インナーシ
    ール材に相当する積層構成の積層シートを円板状に打ち
    抜き加工する工程と、前記口部密封用インナーシール材
    に相当する積層構成の積層シートに対して、該積層シー
    ト層中の固定シール層の裏面から表面にまで到達する貫
    通孔または易破断線を形成する工程とからなることを特
    徴とするタックシール性を有する容器口部密封用インナ
    ーシール材の製造方法。
JP63067731A 1988-03-22 1988-03-22 タツクシール性を有する容器口部密封用インナーシール材及びその製造方法 Pending JPH01240458A (ja)

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