JPH01239197A - 塗工紙の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

塗工紙の製造方法およびその製造装置

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JPH01239197A
JPH01239197A JP5837988A JP5837988A JPH01239197A JP H01239197 A JPH01239197 A JP H01239197A JP 5837988 A JP5837988 A JP 5837988A JP 5837988 A JP5837988 A JP 5837988A JP H01239197 A JPH01239197 A JP H01239197A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
roll
coating
coated paper
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP5837988A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Inoue
井上 恵太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP5837988A priority Critical patent/JPH01239197A/ja
Publication of JPH01239197A publication Critical patent/JPH01239197A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/38Coatings with pigments characterised by the pigments

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  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、ブレードコーターにおいて、高速運転下で発
生する細い筋状の塗工ムラを改善し、品質の良い塗工紙
を製造すると−もに、塗工速度の上昇により生産性の向
上を可能にする塗工紙の製造方法および装置NK関する
(従来の技術) −I[C塗工紙はロールコータ−、ロッドコーター、エ
アーナイフコーター、およびブレードコーターなどのコ
ーターをそなえた、オフマシンやオンマシンで生産され
ている。
この中で、塗工紙の高品質と高速塗工適性を同時に両立
させるため、ブレードコーターのうち、フワデッドニツ
プ方式やファンテンアプリケータ一方式のブレードコー
ターの使用が主流をなしている。また侍に、作業適性の
面から前者の7ラブラドニップ方式のブレードコーター
が多く採用されている。
この従来のフラデッドニツプ方式のプレードコーターを
用いた例を第4図に基いて詳細に説明する。
第4図において、符号1はバックアップローA/、3は
塗料パン2の中で回転するアプリケーターローμ、4は
塗料のオーバーフロ一部、6はコーターヘッド5に保持
されたフレキシプルブレード、7は紙を示す。
紙7はバックアップロー1v1に沿ってアプリケーター
ローIv3との[10を通過せしめられ、回転するアプ
リケーターロール3により紙上に過剰の塗料が塗工され
る。
余分な塗料はブレード6でかき取られ塗料オーバーフロ
一部4に回収されると−もにブレード6と紙7の接触部
でフラッシング効果が生ずる。
アプリケーターローIVt、の速度は紙7の塗工速度の
10%から50%の範囲で調節される。
またアプリケーターローIv5とバックアップロー、+
1/1間の隙間は、フヲデツドニツプを保持しながら変
えることができる。ニップの隙間はマイクロメーター機
構で自由に設定出来るが普通は11〜α5喝である。
と覧で、ある塗工速度で良い品質の塗工紙を得るための
要因は原紙の品質および塗料の濃度、粘度の他塗工速度
に見合ったアプリケーターロールの回転数と、アプリケ
ーターローμとバックアップロールの隙間が過剰の塗料
を紙に均一に塗工しうるように保持されていることであ
る。
つぎに塗工速度と必要塗工量に見合ったブレードの角度
、ブレードの圧力、ブレードの厚みによって必要量の塗
料が均一に塗工され、良い品質の塗工紙が得られること
になる。
(解決しようとする課題、) 既に述べたように高品質の塗工紙が市場において要求さ
れている一方、生産性の向上を図るためますます塗工速
度の高速化が必要となって来た。しかしながら、この塗
工速度を上昇させると、塗工面に細い筋状の塗工ムラが
発生し、塗工速度が高速になる程、この現象が顕著に現
われる。
この細い筋状の塗工ムラは、紙をすかして見た場合、黒
くぼやけて見える筋状のもので、大きさは大小さまざま
であるが、概略中5mで長さ15〜20/Wのものが全
幅にわたって無数に発生する。
この細い筋状の塗工ムラの発生を薫<シ、かつ塗工速度
を大とするため、前述の良い品質の塗工紙を得るための
要因を色々と変えて見たがよい結果が得られず、生産性
の面で問題があった。
(解決しようとする手段) 本発明者は、この細い筋状の塗工ムラが発生する原因に
ついて更に鋭−は検討をした。
既に説明したように、回転するアプリケーターロールで
塗料が紙に均一に塗られ、ブレードで塗料1が制御され
、規定の塗工量を持つ塗工紙が得られる。
この際、アプリケーターローνとバックアップロー〜と
の間の隙間と、アプリケーターローμの回転数によって
は塗料のスブラッシング(はね)がアプリケーターロー
y上におこる。この現象は、塗料が遠心力をうけて、紙
とアプリケーターロールとともに移動する塗qりがニッ
プ后に引裂かれることによるもので、その上、空気の泡
が塗料とともにニップ内に移動するとさらに悪化する。
つまり、塗工速度が上昇すると、アプリケーターローμ
の回転数を上げることになり、遠心力の上昇および空気
の泡の持ち込みを助長する結果アプリケーターロール上
ではげし1ハスブラツシングが起る。この結果、紙に不
均一に塗料が塗られるため、ブレードの加圧では塗@腎
を制御すること出来ず、塗工紙に細い筋状の塗工ムラが
残ってしまうものと推定された。
そこでこの推定原因にもとすき、アプリケーターローμ
で塗料が不均一に紙に塗られた塗料、哲がブレードに行
く迄に簡単にならすことにより高速で均一に塗工しうろ
ことを見いだし本発明をなすに至ったものである。
本発明は、 1、 アプリケーターローμの上部に近接して回転する
バックアップロールを有し、且つ、パツクアップロール
上に塗料の塗布量を制御するブレードが設けられたブレ
ードコーターにより傾斜及び接着剤を含む水性塗料を紙
基材上に塗工する方法において、ニップ部とブレードコ
ーターとの間のバックアップロール上に設けたならし装
置により塗料1を均一化することを特徴とする塗工紙の
製造方法。
2 アプリケーターローNの上部に近接して回転するバ
ックアップローNを有し、且つ、ノくツクアップロール
上にプレートコーターが設けられている塗工紙の製造袋
1dにおいて、ニップ部とブレードコーターとの間のバ
ックアップロール上にならし装置を設けてなる塗工紙の
製造装置。
である。
本発明を第1図〜第5図に示す。
第1図はアプリケーターロールとブレード間にブレード
タイプのならし装置を設置し九−実施例の側面図、第2
図は第1図に示す実施例のならし装置像部分の拡大図、
第3図はロールタイプのならし装置を設置した実施例の
拡大図を示す。
本発明の実施例について、先づ、第1図と第2図に基い
て詳細に説明する。
紙7はバックアップロー/I/1に沿ってアプリケータ
ーロール3との間を通過せしめられ、塗料パン2の中で
回転するアプリケーターロール3とバックアップロール
1との間のニップにおいて過剰の塗料が紙上に塗工され
る。
余分の塗料はまずならし装置であるブレード8でならさ
れその后、コーターヘッド5に保持されているブレード
6の加圧制御により塗料−が均一になるように制御され
る。
ならし装置であるブレード8は昇降および加圧が可能な
もので、ならし装置であるため従来のブレード6よυも
簡単な構造でよく、昇降および加圧の機構はエアーシリ
ンダー、エアーダイヤフラムおよび、エアーチューブな
どよりなる。
ならし装置のブレード材質は塗料層をならすだけである
ため従来のブレード加圧より低くてよいので、従来のブ
レード材質である薄い金属材料でもよいが、プラスチッ
ク材料、または前記材料にセラミックを複合した材料で
もよい。
第3図のはならし装置としてロール9を使用したもので
、回転するロー〜は昇降および加圧が可能である簡単な
構造のもので良い。
(実施例) 第1図、第2図に示すようにならし装置としてブレード
タイプのものを用いて塗工テストを実施した。ブレード
の加圧にはエアーチューブを使用した。
ブレード材質は従来のブレードは[lL5m厚みのスウ
ェーデン鋼であるが、ならし装置のブレードはQ、4f
i厚みのステンレス鋼のものを採用した。
原紙米坪、絶乾塗工量、塗工速度を変化させ、ある塗工
長における、ならし装置用ブレードのエアーチューブ空
気圧と細い筋状の塗工ムラの状況を点数をつけて評価し
た。
これに使用した塗料は濃度63%、粘度1500Cp1
9とはソ1定のものを用いた。また、アプリケーターロ
ーyの直径は375mで速度は150m/分、アプリケ
ーターローNとバックアップロールの隙間はIIL4g
mとした。
評価方法としては、5点満点法を採用し、細い筋状の塗
工ムラが非常に多い塗工紙を1点とし、細い筋状の塗工
ムラが皆無である塗工紙を5点とした。
この結果、第1表に示すように、エアーチューブ空気圧
がα3 kg/ ex ”で塗工速度が上昇すると評価
点が2点と悪くなっている。一方、エアーチューブの空
気圧を上げた方が評価点が4点となり、細い筋状の塗工
ムラが改善された。
第1表 (発明の効果) 以上のごとく、本発明は従来のブレードコーターで塗工
した塗工紙において、高速運転下で発生した細い筋状の
塗工ムラを改善することが出来、品質の良い塗工紙が製
造可能となると−もに塗工速度の上昇も可能となり生産
性の向上にも寄与することが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例の側面図、第2図は第
1図のならし装置部分の拡大図、第3図は第1図に示す
実施例とは異なる実施例の側面拡大図、第4図は従来例
の側面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アプリケーターロールの上部に近接して回転するバ
    ックアップロールを有し、且つ、バックアップロール上
    に塗料の塗布量を制御するブレードが設けられたブレー
    ドコーターにより顔料及び接着剤を含む水性塗料を紙基
    材上に塗工する方法において、ニップ部とブレードコー
    ターとの間のバックアップロール上に設けたならし装置
    により塗料層を均一化することを特徴とする塗工紙の製
    造方法。 2、アプリケーターロールの上部に近接して回転するバ
    ックアップロールを有し、且つ、バックアップロール上
    にブレードコーターが設けられている塗工紙の製造装置
    において、ニップ部とブレードコーターとの間のバック
    アップロール上にならし装置を設けてなる塗工紙の製造
    装置。
JP5837988A 1988-03-14 1988-03-14 塗工紙の製造方法およびその製造装置 Pending JPH01239197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160811A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 National Printing Bureau ワイピングローラ成形装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6287273A (ja) * 1985-07-31 1987-04-21 ヤ−ゲンベルク・アクチエンゲゼルシヤフト 対応ローラ上を走行する帯材に均一なコーテイングを連続的に施すための装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6287273A (ja) * 1985-07-31 1987-04-21 ヤ−ゲンベルク・アクチエンゲゼルシヤフト 対応ローラ上を走行する帯材に均一なコーテイングを連続的に施すための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009160811A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 National Printing Bureau ワイピングローラ成形装置

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