JPH01237911A

JPH01237911A - 回転ヘツド型磁気テープ記録装置

Info

Publication number: JPH01237911A
Application number: JP63065463A
Authority: JP
Inventors: Fumiaki Tanabe; 文昭田辺; Hide Nakayama; 中山　秀; Takashi Nishijima; 隆西島; Morikazu Morikawa; 盛一森川
Original assignee: Teac Corp
Current assignee: Teac Corp
Priority date: 1988-03-18
Filing date: 1988-03-18
Publication date: 1989-09-22
Anticipated expiration: 2010-04-12
Also published as: JPH0734241B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｕ産業上の利用分野］本発明は、カラー画像を得るための赤（Ｒ）、緑（Ｇ）
、青（Ｂ）信号を独立に記録するために好適な回転ヘッ
ド型磁気テープ記録装置に関する。

［従来の技術］従来の一般的なＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）はカメ
ラから供給されるＮＴＳＣ方式に従う複合カラービデオ
信号（カラーＴＶ信号）を記録するように構成されてい
る。ＮＴＳＣ方式では、Ｒ（赤）とＧ（緑）と（青）と
をそのまま伝送せずに、輝度信号ＹとしてＲ＋Ｇ＋Ｂを
送ると共に、２つの色差信号（Ｒ−Ｙ）と（Ｂ−Ｙ）に
対応するＩ信号及びＱ信号を送るように構成されている
。

この様に構成すれば、制限された周波数帯域で色信号と
輝度信号とを伝送することが可能になる。

しかし、Ｒ，Ｇ、Ｂ信号の周波数帯域が制限されている
ために、忠実度の高い色の記録再生が不可能であった。

この種の問題を解決するために、本件出願人は、特頴昭
６２−１５３１０７号によって通常のＶＴＲ又はビデオ
ディスクプレーヤを使用してＲ，Ｇ、Ｂ信号を記録再生
する方式を提案した。この方式によれば、Ｒ，Ｇ、Ｂ信
号を独立に順次に記録するので、忠実度の高い色再現性
を得ることが可能になる。

［発明が解決しようとする課題］しかし、上記方式では単位時間に記録することができる
フレーム数が従来の１７３になる。即ち従来方式では３
０フレ一ム／秒の記録が可能であるのに対し、上記方式
では実質的に１０フレ一ム／秒になる。この結果、コマ
落し画像になり、動作の速い被写体の記録再生を良好に
行うことができない、今、ビデオ信号の記録について述
べたが、ＶＴＲを使用してビデオ信号以外のアナログ又
はディジタル信号を記録再生する場合においても同様な
問題がある。

そこで、本発明の目的は少なくとも２種類の信号を同一
磁気テープ上に良好に記録することができる回転ヘッド
型磁気テープ記録再生装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するための本発明は、独立に信号を記録
することが可能であり、且つ相互に所定の角度間隔を有
するように配置されている複数の磁気ヘッドと、前記複
数の磁気ヘッドを回転するヘッド回転装置と、前記複数
の磁気ヘッドによって斜め走査されるように前記磁気テ
ープを走行させるテープ走行装置と、複数の入力端子と
、前記複数の入力端子から供給される複数の信号の相互
間に前記複数の磁気ヘッドの角度間隔に対応する時間差
が生じるように前記複数の信号の一部又は全部に遅延を
与える遅延回路と、前記時間差を有する複数の信号又は
これ等の変調波を前記複数の磁気ヘッドに独立に供給す
る手段とを備えた回転ヘッド型磁気テープ記録装置に係
わるものである。

［作　用コ °複数の入力端子に同時に供給された複数の信号は複数
の磁気ヘッドの角度間隔に対応した時間差を有するよう
に配置されているので、同一の磁気テープにそれぞれを
独立に記録することが可能になる。

［実施例］次に、第１図〜第６図を参照して本発明の一実施例に係
わる回転ヘッド型ＶＴＲを説明する。

第１図において、１はカラーカメラであって、三色分解
フィルタ２とＲ用撮像管３とＧ用撮像管４とＢ用撮像管
５とを有し、垂直及び水平同期信号を含むＲ，Ｇ、Ｂ信
号（Ｒ，Ｇ、ＢＴＶ信号）を独立に発生するものである
。力、メラ１に接続されている記録回路６は、Ｒ，Ｇ、
Ｂ信号を独立に処理する回路であり、本発明に従ってＲ
，Ｇ、Ｂ信号相互間に一定の時間差°（ｆ！延）を与え
る回路を内蔵している。

７ａ、７ｂは記録再生兼用Ｒ用磁気ヘッド、８ａ、８ｂ
は記録再生兼用Ｇ用磁気ヘッド、９ａ、９ｂは記録再生
兼用日用磁気ヘッドであり、互いに一定角度（６０度）
間隔に配置されて、回転トランス１０を介して記録回８
８６及び再生回路１１に接続されている。又、各ヘッド
７ａ〜９ｂは回転ドラム１２に取付けられ、一定速度で
回転される。磁気テープ１３はドラム１２にΩ状に巻き
回され、供給側リール１４から巻取側リール（図示せず
）に向って一定速度で走行する。なお、ドラム１２の軸
に相対的に傾斜するように磁気テープ１３がドラム１２
に巻回されているので、磁気テープ１３には斜めトラッ
クが形成される。磁気テープ１３を走行させる装置及び
回転ドラム１２は低コスト化を図るためにＶＨ３型又は
β型の汎用ＶＴＲと実質的に同一に構成されている。汎
用ＶＴＲと異なる点はＲ，Ｇ、Ｂ用に独立に磁気ヘッド
７ａ〜９ｂを設けたこと、及び磁気テープ１３の走行速
度を汎用ＶＴＲの３倍にしたことである。

なお、磁気ヘッド７ａ〜９ｂは汎用ＶＴＲと同一の速度
で同一回転平面上を回転する。

第２図は第１図の記録回路６を詳しく示す、カメラ１に
接続されるＲ入力端子１５とＲ用磁気ヘッド７ａ、７ｂ
との間にはＦＭ変調回路１６と記録増幅器１７とが設け
られ、Ｇ入力端子１８とＧ用磁気ヘッド８ａ、８ｂとの
間にはＡ／Ｄ　（アナログ・ディジタル）変換器１９と
ＦＩＦＯメモリ２０とＤ／Ａ　（ディジタル・アナログ
）変換器２１とＦＭ変調回＃！２２と記録増幅器２３と
が設けられ、Ｂ入力端子２４とＢ用磁気ヘッド９ａ、９
ｂとの間にはＡ／Ｄ変換器２５とＦＩＦＯメモリ２６と
Ｄ／Ａ変換器２７とＦＭ変調回路２８と記録増幅器２９
とが設けられている。

各入力端子１５．１８．２４には同一フレームのＲ，Ｇ
、Ｂ信号が同時に入力される。Ｒ，Ｇ、Ｂ用磁気ヘッド
フａ、８ａ、９ａの全部又は７ｂ、８ｂ、９ｂの全部が
同時に磁気チー１１３に接触していないので、入力端子
１５．１８．２４の信号を同時に磁気ヘッド７ａ〜９ｂ
に送っても同時に記録することができない。そこで、Ｇ
、Ｂ信号に対して磁気ヘッド７ａ〜９ｂの相互角度間隔
＜６０度ンに対応する遅延をメモリ２０．２６で与える
。今、磁気ヘッド７ａ〜９ｂの回転数を３Ｑｒｐｓ、ｉ
回転に要する時間を３３．１ｎｓ！：すれば、３３．３
／６＝５．５５ｉｓの遅延を与える。

即ち、Ｇ信号はＲ信号を基準にして５．５５１ｓ遅延さ
せ、Ｂ信号はＲ信号を基準にして１１．１１１３遅延さ
せる。これ等の遅延はＧ、Ｂ信号をＡ／Ｄ変換してメモ
リ２０．２６に書き込み、メモリ２０．２６からの読み
出しタイミングを調整することによって所定の遅延を与
え、読み出し出力をＤ／Ａ変換することによって得られ
る。これにより、Ｒ，Ｇ、Ｂ記録増幅器１７．２３．２
９の出力段におけるＲ、Ｇ、Ｂ信号の時間関係は第４図
（Ａ）＜Ｂ）（Ｃ）に示すようになる。即ち、各フィー
ルドのＲ信号（Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４）を基準にして
Ｇ信号（Ｇｌ　、Ｇ２　、Ｇ３　、Ｇ４　）は５゜５５
１５遅れ、Ｂ信号（Ｂ１　、Ｂ２　、Ｂ３、Ｂ４　）は
１１．ｉｎｓ遅れる。

第４図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）の信号をＲ，Ｇ、Ｂ用磁気ヘ
ッド７ａ〜９ｂに供給すると、第５図に示すようにＲ，
Ｇ、Ｂトラックが順次に形成される。即ち、Ｒ，Ｇ、Ｂ
信号が独立のトラックに独立に記録される。

第３図は再生図＃１１１を詳しく示す、Ｒ用磁気ヘッド
フａ、７ｂの出力段にはヘッド増幅器３０．３１とヘッ
ド切換スイッチ３２と復調回路３３とＡ／Ｄ変換器３４
とＦＩＦＯメモリ３５とＤ／Ａ変換器３６とが順に設け
られ、Ｇ用磁気ヘッド８ａ、８ｂの出力段にはヘッド増
幅器３７．３８とヘッド切換スイッチ３９と復調器１１
４０とＡ／Ｄ変換器４１とＦＩＦＯメモリ４２とＤ／Ａ
変換器４３とが順に設けられ、Ｂ用磁気ヘッド９ａ、９
ｂの出力段にはヘッド増幅器４４．４５とヘッド切換ス
イッチ４６と復調回路４７とが順に設けられている。各
出力端子４８．４９．５０には同期検出回路５１が接続
され、この出力が、メモリ制御回路５２に与えられてい
る。

第５図に示す記録トラックをヘッド７ａ〜９１）で走査
すると、第４図と同一の時間関係を有してＲ，Ｇ、Ｂ信
号が得られる。Ｒ，Ｇ、Ｂ信号は時間差を有しているの
で、これを解消する様にメモリ３５．４２によってＲ，
Ｇ信号に遅延を与え、Ｒ，Ｇ信号の時間軸をＢ信号の時
間軸に一致させる。これにより、同一フレームのＲ，Ｇ
、Ｂ信号が出力端子４８．４９．５０に同時に送出され
る。

なお、Ｒ，Ｇ、Ｂ信号の同期を確実にとるために同期検
出回路５１において第６図に示すように水平同期信号の
位相差を検出し、この位相差を解消するようにメモリ３
５．４２の読み出しを制御する。

Ｒ，Ｇ、Ｂ出力端子４８．４９．５０の信号はＲ，Ｇ、
Ｂ入力端子を有するカラーＴＶモニタに送る。磁気テー
プ１３には十分な周波数帯域幅を有してＲ，Ｇ、Ｂ信号
が記録され、これ等が独立に再生されるので、モニタ上
に忠実度の高い色を有する画像を得ることができる。

［変形例］本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形も可能なものである。

＜１）　　Ｒ，Ｇ、Ｂ信号の記録の順番は任意に変えて
も差し支えない。

（２）　３管式カラーカメラ１の代りに、ストライプフ
ィルタを用いた単管式カメラを使用してもよい。又、Ｃ
ＣＤを使用した撮像装置をカメラとして使用してもよい
。又、カメラ以外のＲ，Ｇ、Ｂ信号発生器であってもよ
い。

（３）　　Ｒ，Ｇ、Ｂ信号のてべての信号ラインに９延
回路（メモリ）を配設してもよい。

（４）　磁気テープ１３の速度を汎用ＶＴＲと同一に保
ち、この代りにヘッド７ａ〜９ｂのトラック幅を従来の
１／３にしてもよい。

（５）　　Ｒ，Ｇ、Ｂ入力端子１５．１８．２４に第１
図のカラーカメラ１の代りに、ＮＴＳＣ方式のＴＶ信号
を出力する３台のカメラを接続し、３種類の１゛■信号
を同一の磁気テープ１３に記録する３チヤネルＶＴＲと
して使用することもできる。又、Ｒ，Ｇ、Ｂ信号以外の
３種類のアナログ又はディジタル信号を入力端子１５．
１８．２４に供給して３チヤネルデータデコーダとして
使用してもよい。

（６）　３対の磁気ヘッド７ａ〜９ｂを投ける代りに、
２対の磁気ヘッド又は４対以上の磁気ヘッドを設け、多
ヘッドＶＴＲ構成としてもよい。

（７）　磁気ヘッド７ａ、８ａ、９ａ又は７ｂ、８ｂ、
、９ｂの角度間隔は任意に変えても差し支えない。但し
、６０度が最も望ましい。又、磁気へ・ソド７ａ〜９ｂ
の高さ位置を変えることができる。

［発明の効果コ１−述のように、本発明によれば複数の信号を同一の磁
気テープ上に容易に記録することが可能な回転ヘッド型
磁気テープ記録装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わる回転ヘッド型ＶＴＲを
示すブロック図、第２図は第１図の記録回路を詳しく示すブロック図、第３図は第１図の再生回路を詳しく示すブロック図、第４図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は第３図の記＠＃１幅器の出
力を示す図、第５図は磁気テープ上の記録トラックを示す図、第６図
は第３図の３つの再生出力端子の波形の関係を示す波形
図である。７ａ１７ｂ、８ａ、８ｂ、９ａ、９ｂ・・・磁気ヘッド
、１３・・・磁気テープ、１５・・・入力端子、１８・
・・入力端子、２０・・・メモリ、２４・・・入力端子
、２６・・・メモリ。代　　理　　人　　　高　　腎　　則　　次第１図 α　　　　　占　　　　　山

Claims

【特許請求の範囲】［１］独立に信号を記録することが可能であり、且つ相
互に所定の角度間隔を有するように配置されている複数
の磁気ヘッドと、前記複数の磁気ヘッドを回転するヘッド回転装置と、前記複数の磁気ヘッドによって斜め走査されるように前
記磁気テープを走行させるテープ走行装置と、複数の入力端子と、前記複数の入力端子から供給される複数の信号の相互間
に前記複数の磁気ヘッドの角度間隔に対応する時間差が
生じるように前記複数の信号の一部又は全部に遅延を与
える遅延回路と、前記時間差を有する複数の信号又はこれ等の変調波を前
記複数の磁気ヘッドに独立に供給する手段とを備えた回転ヘッド型磁気テープ記録装置。