JPH0123660Y2 - - Google Patents

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JPH0123660Y2
JPH0123660Y2 JP10548080U JP10548080U JPH0123660Y2 JP H0123660 Y2 JPH0123660 Y2 JP H0123660Y2 JP 10548080 U JP10548080 U JP 10548080U JP 10548080 U JP10548080 U JP 10548080U JP H0123660 Y2 JPH0123660 Y2 JP H0123660Y2
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JP
Japan
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hot water
injection cylinder
grooves
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injection
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出シリンダーの湯口の下側に冷却機
構を設けて湯落下受部分が過熱による損傷を受け
るのを軽減せしめると共に、湯落下受部分内を摺
動するピストンの周表面をも過熱されるのを防止
し、シリンダーとピストンの熱による熱変形歪を
小さくして両者の接触面の損傷を防止しようとす
るものである。
従来に於いては、冷却機構が設けられているも
のが少なく、湯口の下側である湯落下受部分が熱
により損傷してしまい長期間の使用に耐え難いと
いう欠点があつた。このために射出シリンダーの
外周に水をかけることも考えられるが、万一、湯
口から水がシリンダーの内部に入ると該シリンダ
ーが爆発するという危険がある。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので以下
に図示の実施例に基きその内容について説明す
る。
1は合金工具鋼より成る射出シリンダー本体で
その周縁上側部分に湯口2を穿つてある。
Pは湯口2の直下に対応する湯落下受部分で湯
3により温度が一番上昇し、最も損傷し易い部分
である。4は第2図に示す如く射出シリンダー本
体1に於ける周縁の下部半円周又はそれ以上にわ
たつて形成した断面が円弧形状の溝部で、第3図
及び第4図に示す如く蛇行状に複数条連通してあ
る。
この複数条連通した蛇行状の溝部4は第1図に
示す如く、湯落下受部分Pと、射出シリンダー本
体1とカバー筒体5との嵌合によつて構成される
冷却液通路6の給液口7側に位置する処の該射出
シリンダー本体1内の湯移送案内壁部分Qのゾー
ンにわたつて形成してある。
而して、給液口7より水又は油を溝部4即ち実
質的に冷却液通路6内へ流して前記湯落下受部分
Pを冷却するものである。
前記した冷却液通路6は溝部4を形成した射出
シリンダー本体1にカバー筒体5を嵌合せしめる
ことによつて構成される。
8は排液口、9はピストン、10は湯放出口で
鋳型11へ湯を注入するものである。
12はカバー筒体5の上部に穿つた孔部で湯口
2と合致せしめてある。
Wはカバー筒体5の内壁である。
次に叙上の構成より成る本考案の作動態様につ
いて説明する。
給液口7より冷却水を冷却液通路6内へ流すと
該冷却水は第3図に示す如く溝部4内を矢標A方
向に流れる。(向流と直交流との組み合わせ) 一方、孔部12、湯口2より注入せしめられた
湯3は、一時、湯落下受部分P上に落下せしめら
れるが、ピストン9の矢標B方向への移行により
湯放出口10へと押出され鋳型11へと注入せし
められる。然る際、冷却液は湯3の流れ方向に対
して向流と直交流との組み合せとなる。
即ち、全体としては向流で部分的には直交流と
なつて冷却液通路6内を滞留することなく乱流と
なつて給液口7から排液口8へ向つて流れるので
射出シリンダー本体1に於ける湯移送案内壁部分
Qから湯落下受部分Pのゾーンにわたつて温度差
の変化率が次第に小さくとれ徐冷される。
従つて、湯落下受部分Pの熱的歪を軽減でき長
期間の使用に耐え得る。
又、前記した溝部4は蛇行状に複数条連接して
あるので、カバー筒体5を嵌合せしめた射出シリ
ンダー本体1の溝部4形成してある個所を別設せ
る挟持固定部材で挟持固定する如き機械的外部押
圧力が加わつても、カバー筒体5及び冷却液通路
6が潰れて変形することはない。
而して、本考案は叙上の如き構成及び作用を有
するので下記の如き効果がある。
特に、溝部4を射出シリンダー本体1の湯落下
受部分Pから湯移送案内壁部分Qの帯域であつて
且つ断面略円弧状に該射出シリンダー本体1の外
周の下部半円周又はそれ以上にわたつて形成し更
に該溝部4を複数条連通して蛇行状に形成してあ
るので、第一に前記溝部4に冷却液を流した際に
湯移送案内壁部分Qから湯落下受部分Pにわたつ
て温度差の変化率が次第に小さくとれ徐冷される
ので該射出シリンダー本体の熱的歪は極めて小さ
くシリンダー内の変形を軽減出来、更に、過熱に
よるシリンダー内の損傷も防止出来、長期間の使
用に耐え得るものである。
第二に、前記溝部4を複数条連通して蛇行状に
形成しその上にカバー筒体を嵌合して冷却液通路
6を形成してあるので機械的外部押圧力が加わつ
ても冷却液通路6が潰れてしまうおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部の縦断側面図、第2図は
同じく要部の縦断正面図、第3図は射出シリンダ
ー本体に穿つた溝部の展開図、第4図は溝部を穿
つた射出シリンダー本体の斜視図で逆倒してあ
る。 1……射出シリンダー本体、2……湯口、P…
…湯落下受部分、4……溝部、Q……湯移送案内
壁部分、5……カバー筒体、6……冷却液通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出シリンダー本体1の湯口2に対応した湯落
    下受部分Pからピストン9により湯3が押出移動
    される処の湯放出口10に向かう湯移送案内壁部
    分Qの帯域であつて、湯放出口10側正面から視
    た溝部4を断面略円弧状で射出シリンダー本体1
    の外周の下部半円周又はそれ以上にわたつて形成
    し且つ該溝部4を射出シリンダー本体1の外周に
    複数条連通して蛇行状に形成すると共に、前記射
    出シリンダー本体1にカバー筒体5を嵌合せしめ
    て前記溝部4とカバー筒体5とによつて冷却液流
    通路6を形成し冷却液を前記湯放出口10側に設
    けた給液口7より流入すべく成した射出成型装置
    に於ける射出シリンダー。
JP10548080U 1980-07-24 1980-07-24 Expired JPH0123660Y2 (ja)

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JPS5729311U JPS5729311U (ja) 1982-02-16
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JP5462721B2 (ja) * 2010-06-16 2014-04-02 株式会社日本製鋼所 射出成形機のスクリュ温度調整装置
JP5763567B2 (ja) * 2012-02-09 2015-08-12 トヨタ自動車株式会社 ダイカストスリーブ

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JPS5729311U (ja) 1982-02-16

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