JPH01236154A - 紙葉類の２通分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帳票、伝票、並びに郵便物等の紙葉を処理す
る処理装置に関し、特に紙葉類の２通分離装置に関する
。

〔従来の技術〕

従来、この種の技術として２通ずらし方式と間隔方式が
あり、まず２通ずらし方式を第６図を参照して説明する
。図で互いにその回転方向が逆方向である２つの２通す
らしローラ６１ａ、６１ｂの間に紙葉６０ａ、６０ｂを
通して、通す前の紙葉の長さβ１と通した後の紙葉の長
さβ２を比較する。β、くβ２の場合は２通同時送りで
ある事を利用して２通同時送りの紙葉を検出していた。

次に、間隔方式は１通の紙葉厚は通過するが、２通の紙
葉厚は通さない間隔機構を具備するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述した従来方式では下記の欠点があった。まず２通ず
らし方式の場合は、■２通同時送りを検出しても２通を
ずらしているのみなので２通共排除しなければならず、
この為処理率が低下する。

■最長紙葉と最短紙葉が重なって供給されて来た場合、
２通ずらしを行なっても全体の紙葉の長さが１１＝　１
２２となる事もあることから２通同時送りを検出できず
、この場合は誤区分となってしまう。

間隔方式の場合は紙葉の厚さが異なると利用できない。

〔課題を解決するための手段〕

本発明においては、２通同時送りの紙葉を真空吸引を用
いた分離機構を通す手段により１通ずつに分離し、分離
した紙葉を各々独立した搬送ルートへ流し、２通同時送
りか否かの検出を行ない、２通同時送りの場合は分離し
た紙葉のうち一方を排除し、残りの紙葉を区分搬送路へ
搬送する。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例の平面図で、第２図はその動
作を示す図であり、第３図は制御部である。また第４図
、第５図は動作を示すタイムチャートである。これらの
図面を参照して説明してゆく。

図で、２通同時に送られて来た紙葉１ａ、ｌｂを１通ず
つに分離する為に設けられた２つの分離機構部２ａ、２
ｂと、分離した紙葉を独立して搬送する為の２本の紙葉
搬送路３ａ、３ｂと、２通同時送りを検出する為に電気
信号を発生する投受光器４ａ、４ｂと、２通同時送りの
紙葉のうち紙葉１ａを排除する為のソレノイド５と、排
除箱６と、並びにこれ等を制御する制御部と（第３図参
照）で構成されている。

分離機構部２ａ、２ｂは２通同時送りの紙葉ｌａ、ｌｂ
を分離する為に真空ポンプ２０、パイプ２１並びにチャ
ンバー２４と、分離した紙葉ｌａ、ｌｂを紙葉搬送路３
ａ、３ｂへ送出する為にサクションベルト２２並びに駆
動ローラ２３で構成されている。ここでサクションベル
ト２２とチャンバー２４には穴があけられている。

供給側から２通同時送りとなって供給されて来た紙葉１
ａ、ｌｂは２つの分離機構部２ａと２ｂの間に入って来
る。分離機構部２ａ、２ｂのチャンバー２４は真空によ
る吸引方向が互いに逆方向であるので、この作用により
２通同時送りの紙葉は１通ずつに分離される（第２図参
照）。

分離された紙葉１ａは紙葉搬送路３ａへ、また、紙葉１
ｂは紙葉搬送路３ｂへ別々に搬送され、紙葉１ａは投受
光器４ａを紙葉１ｂは投受光器４ｂを遮光する。投受光
器４ａ、４ｂは分離機構部２ａ、２ｂの出口から等しい
距離に取り付けられているので分離された紙葉１ａ、ｌ
ｂによって、はぼ同時に遮光され、遮光信号を発生する
。

制御部は投光器４ａと４ｂの各々の遮光信号の論理ＡＮ
Ｄ回路３０の出力を調べ一致していたら２通同時送りと
判定し、ソレノイド５を動作させて紙葉１ａを排除箱６
へ排除する（第２図並びに第４図参照）。他方の紙葉１
ｂは区分搬送路７へ送出される。

紙葉が１通のみ供給されて来たときは分離機構２ａ、２
ｂのうちどちらか一方に吸引送出され、紙葉搬送路３ａ
、３ｂのうちどちらか一方を通り、投受光器４ａ、４ｂ
のどちらか一方を遮光する。

この場合は制御部で投受光器４ａと４ｂの遮光信号の論
理ＡＮＤ回路３０の出力を調べても不一致なので紙葉は
１通送りと判定され、ソレノイド５を動作させない為紙
葉は区分搬送路７へ送出される（第５図参照）。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によると誤区分が少なく、作
業性の良い紙葉区分装置を提供できる。

また、本発明は紙葉の厚さが一定でなくても利用できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２図は２通同時
に送られて来た紙葉を分離並びに排除する経過を示した
変遷図、第３図は２通送りを検出してソレノイドを動作
させる為の制御部のブロック図、第４図は紙葉が２通同
時に送られて来た場合のタイムチャート、第５図は紙葉
が１通送られて来た場合のタイムチャート。 第６図は従来技術である２通ずらし方式の概略を示す図
である。 図中、１　ａ、　　１　ｂ、　６０　ａ、　６０　ｂ−
紙葉、２ａ、２ｂ・・・・・・分離機構部、２０・・・
・・・真中ポンプ、２１・・・・・・パイプ、２２サク
シヨンベルト、２３・・・・・・駆動ローラ、２４・・
・・・・チャンバー、３ａ、３ｂ・・・・・紙葉搬送路
、４ａ、４ｂ投受光器、５・・・・・・ソレノイド、６
・・・・・・排除箱、７・・・・・・区分搬送路、３０
・・・・・・ＡＮＤゲート、３１・・・・・・ラッチ回
路、３２・・・・・・マイクロプロセラ？−１３３・・
・・・・ノくツファー。 代理人　弁理士　内　原　　　晋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２通同時に送られてきた紙葉を真空による吸引方向が互
   いに逆方向となっている２つの分離機構部の間を通すこ
   とにより該紙葉を１通ずつ分離する分離手段と、分離し
   た紙葉を各々独立して搬送する独立搬送手段と、２通同
   時送りを検出するに前記独立搬送に設けられた紙葉検出
   手段と、前記紙葉検出手段で得られた結果により２通同
   時送りの紙葉のうちの一方の紙葉を排除する排除手段と
   を具備することを特徴とした紙葉類の２通分離装置。