JPH0123573Y2 - - Google Patents

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JPH0123573Y2
JPH0123573Y2 JP1982037207U JP3720782U JPH0123573Y2 JP H0123573 Y2 JPH0123573 Y2 JP H0123573Y2 JP 1982037207 U JP1982037207 U JP 1982037207U JP 3720782 U JP3720782 U JP 3720782U JP H0123573 Y2 JPH0123573 Y2 JP H0123573Y2
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JP
Japan
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boom
hydraulic
solenoid valve
distance
sprayer
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JP1982037207U
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JPS58141763U (ja
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  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ブームスプレーヤのブーム自動修
正装置に関するもので、走行中にブームが障害物
等と接触するのを防止するとともに、一定の薬剤
散布を行なえるようにすることを目的とするもの
である。
〔従来の技術〕
従来、ブームスプレーヤによつて作物に薬剤を
散布する場合、ブームが地上の障害物等に接触し
ないように作業者が周囲特に後方に注意しながら
油圧バルブのレバーを操作してブームの上下移動
を行なつていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
そのため作業者に過度の注意力を要求すること
となり、作業者に疲労を与えるばかりか、作業に
危険が伴なうなどの問題があつた。またブームの
位置も適正な位置に定まらないため、作物への散
布状態が均一でないという欠点もあつた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記課題を解決すべく走行機体か
ら側方に向つて張り出すブームに薬剤散布ノズル
を装備して成るブームスプレーヤにおいて、前記
ブームの起伏用の油圧シリンダ及び油圧ポンプ等
を含む油圧制御回路中に電磁弁を配設し、前記ブ
ームの適宜位置に、対象物からの距離を検出して
このブームを適正な位置に保つべく自動的に起伏
させるための測距用センサを装備し、この測距用
センサを制御部を介して前記電磁弁に接続して成
るブームスプレーヤのブーム自動修正装置を提案
するものである。
〔作用〕
すなわちこの考案においては、ブームに装着さ
れたセンサによつてブームが障害物等や地面と接
触する以前に検知し、その信号によつてブームを
適正位置に修正することにより、ブームと障害物
等との接触を防止するとともに、適正かつ均一な
薬剤散布を行なえるようにしたものである。
〔実施例〕
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案のブーム自動修正装置を装備
したブームスプレーヤの概略背面図を示すもの
で、図中1はトラクタ等の走行機体、2はこの走
行機体1に搭載される薬液タンク、3はブームで
あつて、複数のブーム体3′,3′…を互いに折り
畳み可能に連結して成り、かつ基端のブーム体
3′は、油圧シリンダ4によつて起伏作動される
ようになつている。そしてブーム3の下部には適
宜間隔をおいて散布ノズル(図示せず)が装備さ
れており、これら散布ノズルから前記薬液タンク
2内の薬剤を作物に向つて散布するようになつて
いる。なお上記ブーム3を構成するブーム体3′,
3′…は、折り畳み形式のものを図示してあるが、
これはスライド式に伸縮可能の形式のものでもよ
い。
一方前記ブーム3には、適宜間隔をおいて測距
用センサ5,…が装着されており、この測距用セ
ンサ5によつてブーム3と障害物、作物あるいは
地面との距離を検知し、その信号を制御部6に送
り、制御部6からの信号によつて作動する電磁弁
7によつて、前記油圧シリンダ4が作動して、前
記ブーム3を適正な位置に起伏修正できるように
なつている。この場合前記電磁弁7は、第2図に
示すように、油圧シリンダ4及び油圧ポンプ8を
含む油圧制御回路9中に配設され、前記センサ5
からの信号を受けた制御部6からの指令により開
放動作し、油圧ポンプ8からの油圧を油圧シリン
ダ4に供給してブーム3の上昇を行ない、ブーム
3が適正位置に達した時点で、回路9を閉じてブ
ーム3を適正位置に保持しうるようになつてい
る。
なお10は制御部6の電源であつて、走行機体
1に別途に搭載したものでもよいが、走行機体1
であるトラクタに電源を直流安定化させて使用す
ることも可能である。また前記センサ5として、
例えば光電スイツチ、近接スイツチ、超音波セン
サ、マイクロ波センサ又は磁気センサ等を使用す
る。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、この考案のブーム自動
修正装置によれば、ブームに装着されたセンサに
よつてブームが作物、障害物あるいは地面等と接
触する以前に検知し、その信号を制御部に送ると
ともに、制御部から指令を受けた電磁弁によつて
油圧シリンダが作動して、ブームを適正位置に起
伏修正することができるので、作業者は後方等を
確認しながら作業する必要がなくなり、疲労を軽
減することができ、しかも作業の安全性を確保す
ることができる。またブームと作物との距離を一
定に保つことができるので、均一な薬剤散布がで
きるという優れた効果が得られ、その利用価値は
顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のブーム自動修正装置を装備
したブームスプレーヤの概略背面図、第2図はこ
の考案の装置のブロツク図である。 図において、1……走行機体、2……薬液タン
ク、3……ブーム、4……油圧シリンダ、5……
測距用センサ、6……制御部、7……電磁弁、8
……油圧ポンプ、9……油圧制御回路、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行機体から側方に向つて張り出すブームに薬
    剤散布ノズルを装備して成るブームスプレーヤに
    おいて、前記ブーム3の起伏用の油圧シリンダ4
    及び油圧ポンプ8等を含む油圧制御回路9中に電
    磁弁7を配設し、前記ブーム3の適宜位置に、対
    象物からの距離を検出してこのブーム3を適正な
    位置に保つべく自動的に起伏させるための測距用
    センサ5を装着し、この測距用センサ5を制御部
    6を介して前記電磁弁7に接続して成るブームス
    プレーヤのブーム自動修正装置。
JP3720782U 1982-03-18 1982-03-18 ブ−ムスプレ−ヤのブ−ム自動修正装置 Granted JPS58141763U (ja)

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JP3720782U JPS58141763U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 ブ−ムスプレ−ヤのブ−ム自動修正装置

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Publication Number Publication Date
JPS58141763U JPS58141763U (ja) 1983-09-24
JPH0123573Y2 true JPH0123573Y2 (ja) 1989-07-19

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ID=30048605

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JP3720782U Granted JPS58141763U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 ブ−ムスプレ−ヤのブ−ム自動修正装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2528834Y2 (ja) * 1992-02-20 1997-03-12 株式会社共立 長尺ブーム式防除機の薬液散布用ブームの高さの制御装置
JP6655253B2 (ja) * 2015-08-19 2020-02-26 東洋農機株式会社 液剤散布高さ検出モジュールおよびこれを備えたブームスプレーヤ並びに液剤散布高さ検出モジュール用プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027494Y2 (ja) * 1979-12-11 1985-08-19 株式会社クボタ ブ−ムスプレヤ−の噴出圧調整装置

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JPS58141763U (ja) 1983-09-24

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