JPH01234695A - 分離膜を用いた排出弁 - Google Patents
分離膜を用いた排出弁Info
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- JPH01234695A JPH01234695A JP6121888A JP6121888A JPH01234695A JP H01234695 A JPH01234695 A JP H01234695A JP 6121888 A JP6121888 A JP 6121888A JP 6121888 A JP6121888 A JP 6121888A JP H01234695 A JPH01234695 A JP H01234695A
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- steam
- discharge valve
- condensate
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- Pending
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 14
- 229920001002 functional polymer Polymers 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 229920005597 polymer membrane Polymers 0.000 abstract description 5
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract 1
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、蒸気配管系やガス配管系、及び液体配管系に
取り付けてそこに発生する復水や凝結水、及び空気を自
動的に排出する弁に関し、特に気液分離膜を用いた排出
弁に関する。
取り付けてそこに発生する復水や凝結水、及び空気を自
動的に排出する弁に関し、特に気液分離膜を用いた排出
弁に関する。
自動排出弁としては、蒸気配管系から復水を排出するス
チームトラップ、ガス配管系から凝結水を排出するガス
トラップ、及び液体配管系から空気を排出する空気排出
弁等が用いられてきた。
チームトラップ、ガス配管系から凝結水を排出するガス
トラップ、及び液体配管系から空気を排出する空気排出
弁等が用いられてきた。
従来の技術
そこで、従来は、例えば蒸気配管系から復水を排出する
場合特開昭60−88296号公報に示されているよう
なスチームトラップが用いられていた。これは、弁ケー
シング内に弁座を設けるとともにレバーをビンによって
回動自由に取り付け、レバーの先端部に下向きパケット
を取り付けるとともにピンの近くに弁体を取り付けて構
成されたもので、弁ケーシング内に復水が流入し下向き
パケットが復水に深く浸漬して浮力を失うと下降して弁
体を弁座から離間させ復水を排出し、また蒸気が流入し
て下向きパケットに溜り浮力を得ると上昇して弁体を弁
座に着座させ蒸気は排出しないものである。そのほか上
記従来例と同様に蒸気と復水の比重差を利用して復水を
排出するフロート式スチームトラップ、蒸気と復水の熱
力学的特性差を利用したディスク式スチームトラップ等
が用いられていた。また、ガストラップや空気排出弁も
液体と気体の比重差を利用り、たフロート式のガストラ
ップ、空気排出弁が用いられていた。
場合特開昭60−88296号公報に示されているよう
なスチームトラップが用いられていた。これは、弁ケー
シング内に弁座を設けるとともにレバーをビンによって
回動自由に取り付け、レバーの先端部に下向きパケット
を取り付けるとともにピンの近くに弁体を取り付けて構
成されたもので、弁ケーシング内に復水が流入し下向き
パケットが復水に深く浸漬して浮力を失うと下降して弁
体を弁座から離間させ復水を排出し、また蒸気が流入し
て下向きパケットに溜り浮力を得ると上昇して弁体を弁
座に着座させ蒸気は排出しないものである。そのほか上
記従来例と同様に蒸気と復水の比重差を利用して復水を
排出するフロート式スチームトラップ、蒸気と復水の熱
力学的特性差を利用したディスク式スチームトラップ等
が用いられていた。また、ガストラップや空気排出弁も
液体と気体の比重差を利用り、たフロート式のガストラ
ップ、空気排出弁が用いられていた。
本発明が解決しようとする課題
この場合、いずれの排出弁においても弁座・弁体や、気
体と液体を識別するための可動部材の下向きパケット、
フロート、ディスク弁等の構成部材が必要で、構造が複
雑になるとともに、作動に伴う弁座・弁体間の摩耗によ
る蒸気漏れ、ガス漏れ、液体漏れが生じていた。
体と液体を識別するための可動部材の下向きパケット、
フロート、ディスク弁等の構成部材が必要で、構造が複
雑になるとともに、作動に伴う弁座・弁体間の摩耗によ
る蒸気漏れ、ガス漏れ、液体漏れが生じていた。
従って、本発明の技術的課題は、構造が簡単で、摩耗部
の無い、長期にわたり漏れを生じない自動排出弁を得る
ことである。
の無い、長期にわたり漏れを生じない自動排出弁を得る
ことである。
課題を解決する為の手段
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術
的手段は、入口と出口を形成した弁ケーシング内に弁室
を設け、当該弁室の入口側と出口側を仕切る気液分離機
能高分子膜を固着した、ものである。
的手段は、入口と出口を形成した弁ケーシング内に弁室
を設け、当該弁室の入口側と出口側を仕切る気液分離機
能高分子膜を固着した、ものである。
作用
上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
蒸気配管系、ガス配管系及び液体配管系からそれぞれ蒸
気と復水の混合流体、ガスと凝結水の混合流体及び液体
と空気の混合流体が人口より弁ケーシング内に流入する
。弁ケーシング内には入口と出口を仕切る気液分離機能
高分子膜か固着されており、上記それぞれの混合流体か
ら復水、凝結水及び空気を選択的に分離し出口より糸外
へ排出する。
気と復水の混合流体、ガスと凝結水の混合流体及び液体
と空気の混合流体が人口より弁ケーシング内に流入する
。弁ケーシング内には入口と出口を仕切る気液分離機能
高分子膜か固着されており、上記それぞれの混合流体か
ら復水、凝結水及び空気を選択的に分離し出口より糸外
へ排出する。
発明の効果
弁ケーシング内は気液分離機能高分子膜のみで構成され
、弁座・弁体や可動部材のパケット、フロート、ディス
ク等が不要になり、構造が極めて簡単で、摩耗がまった
くないために長期にわたり漏れの生じない自動排出弁を
得ることができる。
、弁座・弁体や可動部材のパケット、フロート、ディス
ク等が不要になり、構造が極めて簡単で、摩耗がまった
くないために長期にわたり漏れの生じない自動排出弁を
得ることができる。
実施例
本発明の具体例を示す実施例を説明する。
第1実施例(第1図参照)
本実施例は蒸気配管系から復水のみを排出する場合の実
施例である。
施例である。
排出弁1は、人口2を設けた人口部材4と、出口3を設
けた出口部材5とで形成される。入口2と出口3に連通
して弁室7を設け、弁室7内に入口2と出口3を仕切る
分離機能高分子膜6を配する。
けた出口部材5とで形成される。入口2と出口3に連通
して弁室7を設け、弁室7内に入口2と出口3を仕切る
分離機能高分子膜6を配する。
排出弁1の人口2は、蒸気使用装置10から接続された
復水管11と連通している。蒸気使用装置10には蒸気
供給管12が接続され蒸気を供給している。蒸気使用装
置10で仕事をして復水化した復水は蒸気と共に復水管
11を通って排出弁1に至る。排出弁1内の分離機能高
分子膜6により、液体状の復水と気体状の蒸気が相分離
され復水のみが選択的に出口3より系外に排出される。
復水管11と連通している。蒸気使用装置10には蒸気
供給管12が接続され蒸気を供給している。蒸気使用装
置10で仕事をして復水化した復水は蒸気と共に復水管
11を通って排出弁1に至る。排出弁1内の分離機能高
分子膜6により、液体状の復水と気体状の蒸気が相分離
され復水のみが選択的に出口3より系外に排出される。
また、分離機能高分子膜6に、ある一定の圧力差が生じ
て初めて流体を通過させる高分子膜を用いて、復水が一
定水位溜まってその水頭圧により初めて復水を排出する
ようにしてもよい。
て初めて流体を通過させる高分子膜を用いて、復水が一
定水位溜まってその水頭圧により初めて復水を排出する
ようにしてもよい。
第2実施例(第2図及び第3図参照)
本実施例はガス配管系、例えば空気配管系から凝結水を
排出する場合の実施例である。なあ、第1実施例と同一
の部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
排出する場合の実施例である。なあ、第1実施例と同一
の部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2図は圧縮空気中の水分を冷却して排除するレシーバ
−タンク20に排出弁1を取り付けたもので、空気配管
21に接続したレシーバ−タンク20の下端から凝結水
管22を排出弁1の入口2に連通する。空気配管21中
の空気はレシーバ−タンク20内で冷却され含有水分が
凝結する。凝結水は凝結水管22を通って排出弁1に至
り、分離機能高分子膜6にて凝結水のみが選択的に系外
へ排出される。
−タンク20に排出弁1を取り付けたもので、空気配管
21に接続したレシーバ−タンク20の下端から凝結水
管22を排出弁1の入口2に連通する。空気配管21中
の空気はレシーバ−タンク20内で冷却され含有水分が
凝結する。凝結水は凝結水管22を通って排出弁1に至
り、分離機能高分子膜6にて凝結水のみが選択的に系外
へ排出される。
第3図は空気配管21中の水分をセパレータ25を介し
て分離して、その水分のみを分離機能高分子膜6により
系外へ排出するものでおる。
て分離して、その水分のみを分離機能高分子膜6により
系外へ排出するものでおる。
第3実施例(第4図参照)
本実施例は液体配管系から空気のみを排出する場合の実
施例でおる。本実施例においても第1実施例と同一の部
材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
施例でおる。本実施例においても第1実施例と同一の部
材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
温水使用装置30には温水供給管31から温水が供給さ
れる。温水使用装置30の上部には温水中の空気を排出
するための排出弁1が取り付けら−〇 − れでいる。温水使用装置30内の空気と温水の混合流体
は接続配管29を通って排出弁1内に至る。
れる。温水使用装置30の上部には温水中の空気を排出
するための排出弁1が取り付けら−〇 − れでいる。温水使用装置30内の空気と温水の混合流体
は接続配管29を通って排出弁1内に至る。
排出弁1内の分離機能高分子膜6により、空気のみが選
択的に透過され出口3をへて系外に排出される。
択的に透過され出口3をへて系外に排出される。
第1図乃至第4図は本発明の分離膜を用いた排出弁を各
種装置に取り付けた構成図及び排出弁の断面図である。 1:排出弁 2:入口 3:出口 4:人口部材 5:出口部材 6:分離機能高分子膜7:弁室
種装置に取り付けた構成図及び排出弁の断面図である。 1:排出弁 2:入口 3:出口 4:人口部材 5:出口部材 6:分離機能高分子膜7:弁室
Claims (1)
- 1、入口と出口を形成した弁ケーシング内に弁室を設け
、当該弁室内に入口側と出口側を仕切る気液分離機能高
分子膜を固着した、分離膜を用いた排出弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6121888A JPH01234695A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 分離膜を用いた排出弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6121888A JPH01234695A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 分離膜を用いた排出弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01234695A true JPH01234695A (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=13164843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6121888A Pending JPH01234695A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 分離膜を用いた排出弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01234695A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303627A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Tlv Co Ltd | 蒸気トラップの消湯気器 |
JP2007303783A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Tlv Co Ltd | 熱交換器 |
JP2008045786A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Tlv Co Ltd | 熱交換器 |
JP2009243813A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯器 |
JP2012052803A (ja) * | 2011-12-15 | 2012-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61230703A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-15 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 簡易型純水製造装置 |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP6121888A patent/JPH01234695A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61230703A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-15 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 簡易型純水製造装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303627A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Tlv Co Ltd | 蒸気トラップの消湯気器 |
JP2007303783A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Tlv Co Ltd | 熱交換器 |
JP2008045786A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Tlv Co Ltd | 熱交換器 |
JP2009243813A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯器 |
JP2012052803A (ja) * | 2011-12-15 | 2012-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯器 |
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