JPH01234224A

JPH01234224A - プラスチックの吹込成形機の金型にラベルを送給する方法および装置

Info

Publication number: JPH01234224A
Application number: JP1016511A
Authority: JP
Inventors: Gerald S Mohney; ジエラルド・エル・モーニー
Original assignee: Owens Illinois Plastic Products Inc
Current assignee: Graham Packaging Plastic Products Inc
Priority date: 1988-02-25
Filing date: 1989-01-27
Publication date: 1989-09-19
Anticipated expiration: 2009-04-06
Also published as: JPH0624760B2; AU593759B2; MX165629B; US4824630A; AU2858689A; ZA89631B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の技術分野本発明は、プラスチックの吹込成形機の中でラベルを金
型に供給する方法および装置に関するものである０本発
明は特に、前記成形機の開閉式金型にパリソンを入れて
閉鎖し、パリソンに金型内の画定空間内で吹込成形操作
を行ってプラスチック成形物品を形成させるときに、開
放状態の金型にラベルを供給する方法および装置に関す
る。金型内に供給されたラベルは吹込成形操作のときに
成形物品に貼着され、したがって、ラベルの付いた成形
物品（たとえばプラスチック成形容器）が得られる。

発明の背景金型に加熱パリソン（ｈｅａｔｅｄ　ｐａｒｉｓｏｎ）
を入れて閉鎖し、該金型内の画定空間内でパリソンに吹
込成形操作を行ってプラスチック容器のごとき中空プラ
スチック容器を製造することは周知である。

最近になって次の技術が開発され、すなわち、開放状態
の金型にラベルを送給してラベルを金型のキャビチイ内
に置き、金型を閉鎖してパリソンに吹込操作を行うこと
からなる、ラベルの付いた中空の吹込成形物品の製造技
術が開発された。この場合には、ラベルは中空の吹込成
形物品の一部を構成するものとなる。

しかしながら若干の種類の吹込成形機では、該成形機の
構造上の理由のために、ラベルを開放状態の金型に送給
する装置を設置する空間が成形機の中で充分にとれない
、たとえば或種の吹込成形機では、水平軸の周りに回転
し得る回転車（ｗｈｅｅｌ）上に複数の組の金型を設置
し、金型を、互いに近付いたり遠ざかったりする方向に
移動させることによってその中にパリソンを収容し、次
いで金型構成部材内の画定空間に空気を吹込んでパリソ
ンに吹込成形操作を行うのであるが、これらの工程は、
回転車の回転に伴って順次実施されるものである。しか
して上記の種類の成形機では内部の空間が非常に狭く、
開放状態の金型にラベルを送給する操作の実施が困難で
あった。成形物品は一般に回転車の°“１２時の位置°
゛で吹込成形装置から取出され、次いで“３時の位置”
で、押出成形物である原料パリソンが吹込成形装置に供
給される。

したがって、金型が開放状態で存在する空間は非常に狭
いのである。中空物品の両側にそれぞれラベルを取付け
るために２枚のラベルを１つの金型に供給する場合には
、上記の問題の解決が一層困難であ、複数のキャビチイ
を備えた金型において、これらのキャビチイの各々にラ
ベルを同時に供給することが所望される場合には、上記
の問題がさらに複雑になる。

米国特許第４，６８０，０００号には、プラスチックの
吹込成形機の金型にラベルを送給する方法および装置の
一例が開示されている。この公知技術に従えば、１また
はそれ以上のラベルマガジンからラベルを順次取出し、
ラベルを無端式コンベヤに載置してラベルを開放状態の
金型の近傍の場所に移送し、次いで横方向の移動によっ
てラベルを金型内の所定の位置に移し、プラスチックの
パリソンを入れて金型を閉鎖し、パリソンに吹込成形操
作を行うことによって、ラベルの付いたプラスチックの
吹込成形物品が得られる。この公知方法では、マガジン
と金型構成部材との間に無端式コンベヤを配置すること
が必要である。すなわち上記の公知方法では、最初にラ
ベルを形成し、これをマガジンに送給し、無端式コンベ
ヤ上の適当な位置に存在させた前記マガジンからラベル
を無端式コンベヤに移し、該コンベヤからラベルを金型
構成部材に送給する操作を行わなければならない、これ
らの操作ではラベルの位置の制御が困難な場合が多く、
すなわち吹込成形容器内の所定の取付場所から外れた位
置にラベルが取付けられるおそれがあり、この傾向は、
ラベルが薄いプラスチックラベルであるときに特に顕著
である。

米国特許第４．３９７，６２５号に記載の回転式の吹込
成形機に使用されるラベル取付装置は、マガジンからラ
ベルを取出して金型内のキャビチイに送給する働きをす
るピックアップヘッドを備えたものである。この公知装
置もまた、ラベルをマガジンに入れ、次いでそこからラ
ベルを取出さなければならないという欠点を有する。

発明の目的および構成したがって本発明の主な目的は、回転車を備えた吹込成
形機または他の型式の回転式吹込成形機の中の開放状態
の金型構成部材にラベルを送給するにあたり、マガジン
およびコンベヤの設置は不必要であり、したがってラベ
ルが所定の位置に確実に送給でき、この場合の位置的誤
差はほとんどなく、しかも種々の寸法のラベルの送給が
可能であり、そして所望に応じて金型のキヤビテイの両
面にそれぞれラベルが送給できるという利点を有する新
規なラベルの取付方法および装置を提供することである
。

本発明は、水平軸の周りに回転し得る回転車上に複数の
組の金型を備え、金型が互いに近付いたり遠ざかったり
するように動いてパリソンを金型内に収容し、次いで、
金型構成部材によって画定されるキャビチイの中でパリ
ソンに吹込成形操作が行われるように構成されたプラス
チックの吹込成形装置の中で、金型の中にラベルを送給
する方法および装置において、ラベル材料のウェブからラベルを順次打ち抜いて、ラベ
ルを真空カップに送給し、真空カップを金型構成部材の間の場所に移動させ、次い
で真空カップを金型構成部材のキャビチイに向かって横
方向に移動させることによって、ラベルを金型構成部材
に順次送給することを特徴とするラベルの送給方法およ
び装置に関するものである。

好ましい具体例の記述本発明は、特に第１図記載のごとき吹込成形装置におい
て特に有利に実施できる。第１図の成形装置は、フレー
ム上の水平方向にのびた回転軸（１１）に装着された回
転車（＠ｈｅｅｌ　ｐｌａｔｅ）　（１０）を有する０
回転車（ｌＯ）の周囲に、相互に或距離をへだてて複数
の組の金型が円周方向に配置される。各組の金型はそれ
ぞれ１対の金型構成部材（１２）　、　（１３）からな
る、第２の金型構成部材（１４）は回転車（１０）の上
に配置される。これらの金型構成部材は相互に接近する
ように、あるいは互いに遠ざかるように移動でき、この
移動によって金型の開閉が行われる０回転車（１０）が
回転するにつれて、所定の位置で金型が開き、エクスト
ルーダー（図示せず）がパリソンを開放状態の金型に運
搬する０次いで金型が閉鎖され、吹込成形操作が行われ
て中空のプラスチック成形物品（たとえばプラスチック
成形容器）が形成される。中空物品は別の場所において
、取出袋Ｗ（１４）によって金型から取出される。

この種の吹込成形装置の例には、米国特許第４．５２３
，９０４号および第４，３９７，６２５号に記載の成形
装置があげられる。

本発明に従えば、新規なラベル送給装置（１５）が前記
成形装置内に設置される。ラベル送給装置（１５）では
、各々のラベルのウェブ（Ｗ）からそれぞれ１枚のラベ
ル（Ｌ）を同時に打抜き（ｄｉｅ　ｃｕｔ）、ラベル（
Ｌ）を真空カップ（Ｖ）上にａ置しそして開放状態の金
型構成部材（１２）　、　（１４）に送給する。

これら図面に示したように、これらの金型構成部材は相
互に近づくように、または離れるように軸方向に動き、
これによって金型が閉鎖され、または開放される。また
金型構成部材（１２）　、　（１４）を、回転車（１０
）上で互いに半径方向に相対運動をなすように配置する
ことも可能である。

装置　（１５）を−層詳細に述べれば、ラベルのウェブ
を巻取ったロールから、ウェブ（Ｗ）をローラ（１６）
を経てダイパンチ（１７）に通し、そこで所定のラベル
を打抜く、ラベル打抜後のウェブはローラー（１Ｂ）を
経て別の場所に移動させる。各真空カップ（Ｖ）は、移
動可能ヘッド（１９）内において、溝部（２１）に係合
した横方向に移動し得るクロススライド部材（２０）に
取付けられる。クロススライド部材（２０）の位置は、
長い腕部（２３）および短かい腕部（２４）を有するＬ
字形レバー（２２）によって制御ゴ■される。ヘッド（
１９）は、枠材（２６）に装着された滑り捧（２５）に
沿って摺動し得る１対のスライド部材（２８）を有する
。したがってヘッド（１９）は、滑り棒（２５）に沿っ
て動くスライド部材（２８）に接続されたクランク（２
７）の回転によって、金型の方に接近するように、また
は金型から遠ざかるように移動可能である。クランク（
２７）は、枠材（２６）に取付けられそしてモータ（Ｍ
）によって駆動される（第１図および第２図）。

各レバー（２２）には引張ばね（２９）を取付け、引張
ばね（２９）の一端はヘッド（１９）に固定し、他端は
レバー（２２）の長い腕部（２３）に固定し、これによ
って、真空通路のクロススライド部材（２０）をヘッド
（１９）の内側に向かってかたよらせるようにする。

第４図に示したように、ヘッド（１９）がダイパンチ（
１７）の近くの場所に存在するときには、クロススライ
ド部材（２０）および真空カップ（Ｖ）がダイパンチ（
１７）の近くの場所に存在し、このときダイパンチ（１
７）が作動してラベル（Ｌ）を打抜き、ラベル（Ｌ）は
直ちに各組の真空カップ（Ｖ）上に移される。金型構成
部材が開放状態で存在するときに、ヘッド（１９）は第
５図記載の位置に移動する。

ヘッド（１９）が動いて固定カム（３０）の場所に到達
したときに、カム（３０）はレバー（２２）の短かい腕
部（２４）上のローラ（３１）と係合し、そのためにク
ロススライド部材（２０）が動き、これによって、ラベ
ル（Ｌ）を担持した真空カップ（Ｖ）が所定の金型構成
部材のキャビチイ（Ｃ）に入り、ラベル（Ｌ）をキャビ
チイ（Ｃ）内に送給する。

各クロススライド部材（２０）には真空人口（３２）お
よび真空通路（３３）を設け、真空力すなわち真空吸引
力が真空カップ（Ｖ）に及ぶようにする。

唯１枚のラベル（Ｌ）を使用して貼着する場合には、こ
の目的のために前記装置の一部を変改することができ、
すなわち１組のうちの片方のレバー　（２２）、クロス
スライド部材（２０）および真空カップ（Ｖ）が省略で
きるが、このことは容易に理解され得るであろう。

既述の説明から明らかなように、本発明に従えば、回転
式の吹込成形装置の金型を構成する２つの金型構成部材
の中にラベルを送給することによって、金型内で生じた
中空プラスチック容器にラベルを取付ける方法および装
置が提供される。本発明に従えば金型のキャビチイ内に
ラベルが正確に送給でき、しかも、ラベルマガジンおよ
び無端式コンベヤの設置は全く不必要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置の一例の略式立面図である。第２図は、第１図中の線２−２に沿った部分の略式説明
図である。第３図は、第１図の装置の一部の拡大立面図である。第４図は、第３図中の線４−４に沿った部分の断面図で
ある。第５図は、第４図中の移動性部材が別の位置に移動した
ときの状態を示す説明図である。１０・・・回転車；１１・・・回転車の軸；１２、１３
・・・金型構成部材；１４・・・取出装置；１５・・・
ラベル送給装置；１６・・・ローラー；１７・・・ダイ
パンチ；１８・・・ローラー；１１９・・・ヘッド；２
０・・・クロススライド部材；２１・・・溝部；２２・
・・Ｌ字型レバー；２３・・・長い腕部：２４・・・短
い腕部；２５・・・滑り棒；２６・・・枠材；２７・・・クランク；２８・・・スライド部材；３０・
・・固定カム；３１・・・ローラー；３２・・・真空人
口；３３・・・真空通路；Ｃ・・・キャビチイ；　　　
　Ｌ・・・ラベル；Ｍ・・・モータ；　　　　　　Ｖ・
・・真空カップ；Ｗ・・・ラベルのウェブ。代理人の氏名　　　川原１）−穂ＦＩＧ、　１ＦＩＧ、　３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水平軸の周りに回転し得る回転車上に複数の組の
金型を備え、金型構成部材が互いに近付いたり遠ざかっ
たりするように動いてパリソンを金型内に収容し、次い
で、回転車が回転するにつれて、金型構成部材によって
画定されるキャビチイの中でパリソンに吹込成形操作が
行われるように構成された吹込成形装置の中で、開放状
態の金型構成部材のキャビチイ内にラベルを送給する方
法において、ラベル材料のウェブを移動させてダイパンチ部を通過さ
せ、ウェブからラベルを順次打ち抜いて、ラベルを直接に真
空装置に送給し、そして、真空装置を開放状態の金型構成部材に向かって移動させ
て、金型構成部材を基準としてその横の位置に置き、ラ
ベルを開放状態の金型構成部材に送給することを特徴と
するラベルの送給方法。
（２）第２のダイパンチ部を設け、第２のラベル材料の
ウェブを移動させてダイパンチ部を通過させ、そして該ウェブからラベルを順次打抜いて、ラベルを直接に真
空装置に送給し、真空装置を開放状態の金型構成部材に
向かって移動させて、金型構成部材を基準としてその横
の位置に置き、ラベルを開放状態の金型構成部材に送給
する請求項１に記載のラベル送給方法。
（３）水平軸の周りに回転し得る回転車上に複数の組の
金型を備え、金型構成部材が互いに近付いたり遠ざかっ
たりするように動いてパリソンを金型内に収容し、次い
で、回転車が回転するにつれて、金型構成部材によって
画定されるキャビチイの中でパリソンに吹込成形操作が
行われるように構成された吹込成形装置の中で、ラベル
を金型に送給するためのラベル送給装置において、ダイパンチ部にダイパンチを備え、ラベル材料のウェブを移動させてダイパンチ部を通過さ
せる手段を有し、複数の真空カップを担持するヘッドを備え、ヘッドを担
持してこれをダイカット部と、開放状態の金型構成部材
の間の場所との間を移動させる手段を有し、ダイカット
部では可動性ダイパンチがヘッド上の真空カップにラベ
ルを順次送給し、そして真空カップを横方向に移動させて真空装置上のラベルを
金型構成部材のキャビチイに送給する手段を前記ヘッド
内に備えていることを特徴とするラベル送給装置。
（４）ヘッド担持手段が、ダイパンチ部と開放状態の金型構成部材の近傍の場所と
の間を直線状の通路に沿ってヘッドが移動できるように
、該ヘッドを担持する枠材と、クロススライド部材に担
持された真空装置と、クロススライド部材とその上に担
持された真空装置とを金型構成部材のキャビチイの方に
向かって、金型構成部材を基準としてその横方向に移動
させるために、クロススライド部材に接続されそしてヘ
ッドの移動通路上の固定カムによって作動する横方向移
動手段とを備えたものである請求項３に記載のラベル送給装置
。
（５）クロススライド部材を移動させる手段がＬ字形の
レバーを有し、該レバーの１つの腕部はクロススライド
部材にピボット結合されており、別の腕部はカムとの係
合に適した形状を有する請求項４に記載のラベル送給装
置。
（６）クロススライド部材を引戻し位置に強制的にかた
よらせる手段を有する請求項５に記載のラベル送給装置
。
（７）ヘッドを移動させる手段が、クランクと、クランクを軌道運動させるためのモータと、クランクを
ヘッドに接続する手段とを有するものである請求項６に記載のラベル送給装置
。