JPH0123323Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123323Y2 JPH0123323Y2 JP1985067791U JP6779185U JPH0123323Y2 JP H0123323 Y2 JPH0123323 Y2 JP H0123323Y2 JP 1985067791 U JP1985067791 U JP 1985067791U JP 6779185 U JP6779185 U JP 6779185U JP H0123323 Y2 JPH0123323 Y2 JP H0123323Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- members
- front member
- leaf spring
- back member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は額縁に関するものである。
(従来の技術)
従来、額縁として、例えば特開昭60−43687号
公報に記載される如く複数の骨組部分が各々端面
を突き合わせて方形又は矩形状に枠組みされ、骨
組部分が前部分と背部分とから構成され、背部分
の枢軸部に前部分の溝形嵌着部が嵌着され、前部
分が枢軸部を支点に回動しうるようになされ、前
部分と背部分との間に板ばねが設けられ、この板
ばねのスナツプオーバー作用により前部分が展示
品を締着する閉鎖位置と展示品を着脱自在に受け
入れる開放位置とに亘つて押し付けられるように
なされたポスター展示装置が提案されている。
公報に記載される如く複数の骨組部分が各々端面
を突き合わせて方形又は矩形状に枠組みされ、骨
組部分が前部分と背部分とから構成され、背部分
の枢軸部に前部分の溝形嵌着部が嵌着され、前部
分が枢軸部を支点に回動しうるようになされ、前
部分と背部分との間に板ばねが設けられ、この板
ばねのスナツプオーバー作用により前部分が展示
品を締着する閉鎖位置と展示品を着脱自在に受け
入れる開放位置とに亘つて押し付けられるように
なされたポスター展示装置が提案されている。
(本考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、かかる従来のものは骨組部分の
端面が単に45度等の斜めに切断され、複数の骨組
部分がその切断端面どうしを突き合わせて枠組み
されているので、前部分の回動がスムーズにでき
ない問題点がある。すなわち、前部分を展示品を
着脱自在に受け入れる開放位置に回動する場合に
は、骨組部分の突き合わせ部における相隣る前部
分の回動中心となる嵌着部どうしが接触し、前部
分を展示品を締着する閉鎖位置に回動する場合に
は、相隣る前部分の嵌着部と反対側端部どうしを
が接触し、前部分の回動がスムーズにできないと
共に前部分の突き合わせ状態が悪い問題点があ
る。
端面が単に45度等の斜めに切断され、複数の骨組
部分がその切断端面どうしを突き合わせて枠組み
されているので、前部分の回動がスムーズにでき
ない問題点がある。すなわち、前部分を展示品を
着脱自在に受け入れる開放位置に回動する場合に
は、骨組部分の突き合わせ部における相隣る前部
分の回動中心となる嵌着部どうしが接触し、前部
分を展示品を締着する閉鎖位置に回動する場合に
は、相隣る前部分の嵌着部と反対側端部どうしを
が接触し、前部分の回動がスムーズにできないと
共に前部分の突き合わせ状態が悪い問題点があ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案者はかかる従来の問題点に鑑み鋭意工夫
の結果、上述の問題点を解決した額縁を提供する
ものである。
の結果、上述の問題点を解決した額縁を提供する
ものである。
以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
する。
図面において、Aは本考案額縁であつて、複数
の枠材1,1…が各々端面を突き合わせて多角形
状に枠組みされて形成されている。一般に枠材1
は両端面が45度に切断され、第2図の如く4つの
枠材1,1…が各々端面を突き合わせて方形又は
矩形状に枠組みされている。
の枠材1,1…が各々端面を突き合わせて多角形
状に枠組みされて形成されている。一般に枠材1
は両端面が45度に切断され、第2図の如く4つの
枠材1,1…が各々端面を突き合わせて方形又は
矩形状に枠組みされている。
枠材1は背面部材2と前面部材3と板ばね4と
から形成されている。
から形成されている。
背面部材2は一般にアルミニウム等の金属や合
成樹脂等から作製された型材である。背面部材2
は第3図の如く、基板21の幅方向の中途に第1
の立ち上がり部22、幅方向の外縁部に第2の立
ち上り部23がそれぞれ設けられている。第1の
立ち上り部22に基板21と相対する突縁24が
設けられ、基板21と突縁24間に裏板71等の
物品7が挿入されるようになされている。また第
1の立ち上り部22、第2の立ち上り部23と基
板21とで形成される溝内には枠材1,1の連結
具8が挿入されるようになされている。さらに、
第2の立ち上り部23の外方には枢軸部25が延
出され、該立ち上り部23の上方には板ばね4を
受け入れるための弓形状の受部26が設けられて
いる。
成樹脂等から作製された型材である。背面部材2
は第3図の如く、基板21の幅方向の中途に第1
の立ち上がり部22、幅方向の外縁部に第2の立
ち上り部23がそれぞれ設けられている。第1の
立ち上り部22に基板21と相対する突縁24が
設けられ、基板21と突縁24間に裏板71等の
物品7が挿入されるようになされている。また第
1の立ち上り部22、第2の立ち上り部23と基
板21とで形成される溝内には枠材1,1の連結
具8が挿入されるようになされている。さらに、
第2の立ち上り部23の外方には枢軸部25が延
出され、該立ち上り部23の上方には板ばね4を
受け入れるための弓形状の受部26が設けられて
いる。
前面部材3は背面部材2と同様の材料から作製
された型材である。前面部材3は第3図の如く基
板31の幅方向の両側縁部にそれぞれ側板32,
33が設けられた逆溝形状となされている。前面
部材3の外側縁部側の側板32端部には溝形状の
嵌着部34が設けられ、該嵌着部34が背面部材
2の枢軸部25に嵌着され、前面部材3が枢軸部
25を支点として回動しうるようになされ、背面
部材2に対して開閉自在となされている。また、
前面部材3の内端部36側の側板33の内側には
板ばね4を受け入れるための受部35が設けられ
ている。
された型材である。前面部材3は第3図の如く基
板31の幅方向の両側縁部にそれぞれ側板32,
33が設けられた逆溝形状となされている。前面
部材3の外側縁部側の側板32端部には溝形状の
嵌着部34が設けられ、該嵌着部34が背面部材
2の枢軸部25に嵌着され、前面部材3が枢軸部
25を支点として回動しうるようになされ、背面
部材2に対して開閉自在となされている。また、
前面部材3の内端部36側の側板33の内側には
板ばね4を受け入れるための受部35が設けられ
ている。
板ばね4はその両端部を背面部材2の受部26
と前面部材3の受部35とに支持されて前面部材
3と背面部材2との間に設けられている。すなわ
ち、板ばね4の弾力によつて前面部材3が閉じた
状態では第3図の如く背面部材2との間に物品7
を挾持しうるようになされ、また、前面部材3を
開けたい場合は板ばね4の弾力に抗して前面部材
3が第4図の如く枢軸部25を支点として回動し
うるようになされ、板ばね4の弾力によつて開け
た状態が保持されている。
と前面部材3の受部35とに支持されて前面部材
3と背面部材2との間に設けられている。すなわ
ち、板ばね4の弾力によつて前面部材3が閉じた
状態では第3図の如く背面部材2との間に物品7
を挾持しうるようになされ、また、前面部材3を
開けたい場合は板ばね4の弾力に抗して前面部材
3が第4図の如く枢軸部25を支点として回動し
うるようになされ、板ばね4の弾力によつて開け
た状態が保持されている。
また、本考案額縁Aは複数の枠材1,1…の
各々の両端がそれぞれ斜めに切断され、該切断端
面どうしを突き合わせて枠組みされるのである
が、その際相隣接する前面部材3,3の端面がそ
れぞれ切り欠かれて第1図ロの如く嵌着部34,
34間に隙間5が設けられている。例えば枠材1
の端面が45度に切断されて突き合わされる場合、
前面部材3の端面のみがさらに裾広がり状に鋭角
に切断されるものである。隙間5は、相隣る前面
部材3,3が回動して第4図の如く開いた状態と
なる場合に、相隣る嵌着部34,34どうしが互
いに接触しない程度の寸法となされておればよ
い。
各々の両端がそれぞれ斜めに切断され、該切断端
面どうしを突き合わせて枠組みされるのである
が、その際相隣接する前面部材3,3の端面がそ
れぞれ切り欠かれて第1図ロの如く嵌着部34,
34間に隙間5が設けられている。例えば枠材1
の端面が45度に切断されて突き合わされる場合、
前面部材3の端面のみがさらに裾広がり状に鋭角
に切断されるものである。隙間5は、相隣る前面
部材3,3が回動して第4図の如く開いた状態と
なる場合に、相隣る嵌着部34,34どうしが互
いに接触しない程度の寸法となされておればよ
い。
さらに、枠材1,1の突き合わせ部において、
相隣接する前面部材3,3の内端部36,36の
少なくとも一方が切り欠かれて第1図イの如く内
端部36,36間にも隙間6が設けられている。
具体的には前面部材3の内端部36の側板33の
端部が切り欠かれている。隙間6は、相隣接する
前面部材3,3が回動して第3図の如く閉じた状
態となる場合に、相隣接する側板33,33の内
端部36,36どうしが接触しない程度の寸法と
なされておればよい。
相隣接する前面部材3,3の内端部36,36の
少なくとも一方が切り欠かれて第1図イの如く内
端部36,36間にも隙間6が設けられている。
具体的には前面部材3の内端部36の側板33の
端部が切り欠かれている。隙間6は、相隣接する
前面部材3,3が回動して第3図の如く閉じた状
態となる場合に、相隣接する側板33,33の内
端部36,36どうしが接触しない程度の寸法と
なされておればよい。
なお、上述の物品7として、図面では裏板7
1、ポスター72、透明シート73が示されてい
る。なおまた、連結具8はL形状となされ、相隣
接する枠材1,1の背面部材2,2を突き合せ状
に連結して枠組みするものである。
1、ポスター72、透明シート73が示されてい
る。なおまた、連結具8はL形状となされ、相隣
接する枠材1,1の背面部材2,2を突き合せ状
に連結して枠組みするものである。
(考案の効果)
以上詳述した如く、本考案額縁は相隣接する前
面部材の端面がそれぞれ切り欠かれて嵌着部間に
隙間が設けられているので、端面が斜めに切断さ
れ、所定の角度で突き合わされた枠材どうしの背
面部材の枢軸部を支点として前面部材を開ける場
合に相隣る嵌着部どうしが互いに接触せず、確実
に開けることができる。
面部材の端面がそれぞれ切り欠かれて嵌着部間に
隙間が設けられているので、端面が斜めに切断さ
れ、所定の角度で突き合わされた枠材どうしの背
面部材の枢軸部を支点として前面部材を開ける場
合に相隣る嵌着部どうしが互いに接触せず、確実
に開けることができる。
また本考案額縁は前面部材の内端部の突き合わ
せ面の少なくとも一方が切り欠かれて内端部間に
隙間が設けられているので、端面が斜めに切断さ
れ、所定の角度で突き合わされた枠材どうしの背
面部材の枢軸部を支点として前面部材を閉じる場
合、相隣接する内端部どうしが接触せず、背面部
材に挿入された物品側に板ばねの弾力により強く
確実に押圧される。
せ面の少なくとも一方が切り欠かれて内端部間に
隙間が設けられているので、端面が斜めに切断さ
れ、所定の角度で突き合わされた枠材どうしの背
面部材の枢軸部を支点として前面部材を閉じる場
合、相隣接する内端部どうしが接触せず、背面部
材に挿入された物品側に板ばねの弾力により強く
確実に押圧される。
第1図は本考案額縁の要部を示し、イは前面側
から見た一部切欠斜視図、ロは背面側から見た一
部切欠斜視図、第2図は本考案額縁の一実施例を
示す正面図、第3図は第2図−線における拡
大断面図、第4図は第3図における前面部材を開
いた状態を示す断面図である。 A……額縁、1……枠材、2……背面部材、2
5……枢軸部、3……前面部材、34……嵌着
部、36……内端部、4……板ばね、5,6……
隙間、7……物品。
から見た一部切欠斜視図、ロは背面側から見た一
部切欠斜視図、第2図は本考案額縁の一実施例を
示す正面図、第3図は第2図−線における拡
大断面図、第4図は第3図における前面部材を開
いた状態を示す断面図である。 A……額縁、1……枠材、2……背面部材、2
5……枢軸部、3……前面部材、34……嵌着
部、36……内端部、4……板ばね、5,6……
隙間、7……物品。
Claims (1)
- 両端が斜めに切断された複数の枠材1,1…が
各々端面を突き合わせて多角形状に枠組みされ、
枠材1は背面部材2の外側縁部の枢軸部25に前
面部材3の外側縁部の嵌着部34が嵌着され、前
面部材3と背面部材2との間に設けられた板ばね
4により前面部材3が背面部材2との間に物品7
を挾持し、板ばね4に抗して前面部材3が枢軸部
25を支点に背面部材2に対し、開閉自在となさ
れた額縁において、相隣接する前面部材3,3の
端面がそれぞれ切り欠かれて嵌着部34,34間
に隙間5が設けられ、上記相隣る前面部材3,3
の内端部36,36の突き合わせ面の少なくとも
一方が切り欠かれて内端部36,36間にも隙間
6が設けられた額縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985067791U JPH0123323Y2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985067791U JPH0123323Y2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184470U JPS61184470U (ja) | 1986-11-17 |
JPH0123323Y2 true JPH0123323Y2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=30601940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985067791U Expired JPH0123323Y2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0123323Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520217Y2 (ja) * | 1988-06-07 | 1993-05-26 | ||
JPH0545270Y2 (ja) * | 1988-06-07 | 1993-11-18 | ||
JPH0453724Y2 (ja) * | 1988-10-11 | 1992-12-17 | ||
JPH0715497Y2 (ja) * | 1989-08-28 | 1995-04-12 | 株式会社オリジン | 額 縁 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813394B1 (ja) * | 1967-03-14 | 1973-04-26 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018052Y2 (ja) * | 1971-06-26 | 1975-06-03 | ||
JPS522713Y2 (ja) * | 1975-03-03 | 1977-01-21 | ||
JPS57141569U (ja) * | 1981-02-27 | 1982-09-04 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP1985067791U patent/JPH0123323Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813394B1 (ja) * | 1967-03-14 | 1973-04-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61184470U (ja) | 1986-11-17 |
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