JPH01232961A - 自動車シート用超音波振動式マッサージ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｉ）・・・産業上の利用分野 本発明は、主として各種自動車のシート（フロントシー
ト、リアシート）に内装設置する超音波振動式マツサー
ジ装置に係り、高速振動乃至高速機振動から超音波振動
に至るまでの極めて広範囲な振動を発振して、もって、
運転者等の疲労の快癒、健康増進等のマツサージ効果を
発揮し得るようにしたことを特徴とするものである。

■）・・・従来技術とその課題 従来、自動車シート用のマツサージ装置、即ち、シート
にマツサージ装置を内装した構成のものは、シート全体
をマツサージ専用椅子として特別に構成した特別仕様マ
ツサージシートを、通常装備のシートを取外して、交換
設置する方式のものしかなく、しかも、該マツサージシ
ートは一定のメーカーが一定車種用に予じめ製造したも
のだけであって、極めて高価である上に、きまった車種
（主にそのメーカーの最高級率）にしか設置できないも
のであった。

従って、本発明装置のように、如何なるメーカーの如何
なる車種のシートにも、極めて簡単に体裁よく組込み設
置し得るマツサージ装置の出現が強く要望されてきたも
のである。

また、超音波を利用したものとしては、例えば浴槽中に
超音波発振装置を設置して、水中において身体に超音波
浴（一種のマツサージ作用）を行うものは存在したが、
本発明装置のように空気中（大気中）で超音波振動をマ
ツサージに利用するものは存在しなかったものである。

■）・・・本発明の構成 （１）・・・本発明は、主として、自動車シートに内装
するマツサージ装置であり、 適宜形状のケース内に振動発生器及び超音波発振器を少
なくとも各１個備えて成り、振動発生器による強力な高
速振動乃至高速機振動から、超音波発振器による超音波
振動までの、広範囲な振動を発振するようにしたことを
特徴とする、 自動車シート用超音波振動式マツサージ装置である。

（２）・・・以下、本発明の実施例構成を図面につき説
明すると、主として、乗用車その他の各種自動車の、座
部１ａと背もたれｌｂからなる自動車シート１に内装す
るマツサージ装置であり、適宜形状のケース２内に振動
発生器３及び超音波発振器４を少なくとも各１個（図示
例は各２個）備えて成り、 振動発生器３による強力な高速振動乃至高速機振動から
、超音波発振器４による超音波振動までの、広範囲な振
動を発振するようにしたことを特徴とする、自動車シー
ト用超音波振動式マツサージ装置Ａである。

（３）・・・上記において、振動発生器３は、例えば小
型モーター３ａの回転軸に偏重心片３ｂを取付けたもの
、若しくは既存の電磁振動発生器などの適宜の振動発生
器を用い、 また、超音波発振器４は、例えば超音波センサー（送受
波法）の超音波送波器４ａを使用するが、これに限定さ
れず、適宜の超音波発振器で可である。

（４）・・・特に、本発明装置Ａは、各種自動車のシー
トの肉厚内に埋設可能に構成したことを特徴とし、従っ
て極めて小型な部品を使用して極めて小型な外形寸法に
構成したものであり、例えば、振動発生器の小型モータ
３ａは直径２４Ｍ、長さ３０ｍ位、超音波発振器４ａと
コイルスプリング５は直径２０■、高さ１５〜２０■位
で、これらを内ケース２ａ内に設置し、該内ケース２ａ
を外ケース２ｂ内に、弾性支柱６（例、ゴム短円柱）で
中空支持する。

而して、外ケース２ｂはＩｔ　ｌ　２５　ｙｍ内外、横
１５０’ａｍ内外、高さ５０■内外２の長方形箱状（図
示例）乃至楕円形箱状等に形成したものである。

（５）・・・また、上記コイルスプリング５は、１本の
鋼線をコイル状に密に巻装して設け、その下端を樹立固
定し、上方のコイル状部をフリーとして極めて振動を生
じやすいように構成したものである。

■）・・・作用及び効果 （１）・・・上記のように構成した本発明装置Ａを、例
えば、自動車シート１の背もたれ１ｂの腰部当接位置に
内装する。

より具体的実施例としては、車体よりシートを取外し、
背側外装カバーを剥ぎ、ボードを外し、横張りスプリン
グを少し引き伸ばして、背もたれ成形ウレタンとスプリ
ングの間に、外周をスポンジシートで被包した本発明装
置を挿入設置し、スプリングに固着（紐、ベルト等で）
する、成形やウレタンが厚く、挿入スペースが少ないと
きはウレタンを掘削除して埋め込む、再びボードを止め
、カバーで被包し、車体に取付けるものである。

（２）・・・而して、本発明装置に通電すると、小型モ
ータ３ａが高速回転し、その偏重心片３ｂが回転して高
速振動乃至高速機振動が発振される。

他の電磁振動発生器の場合も略同様である。

また、超音波発振器４（超音波送波器４ａ）から超音波
が発振される。

従って、本発明装置Ａからは高速振動乃至高速機振動か
ら超音波振動までの極めて広範囲な振動が発振されるこ
ととなって、それだけ人体に対し有効なマツサージ効果
を発揮し得る。

（３）・・・振動発生器３及び超音波発振器４の他に、
コイルスプリング５を併設した場合には、極めて振動を
生じやすいフリー状態に設置された該コイルスプリング
５が、敏感に諸振動に共振し、コイル部分がそれを増幅
する作用を行うので、上記高速振動から超音波振動まで
の振動を更に複雑振動化しそれを増幅して、マツサージ
効果を向上し得る。

（４）・・・振動発生器３及び超音波発振器４を２個以
上備えることによって、各振動発生器３及び超音波発振
器４を同時または交互に切換えてマンサージを行える他
、本発明装置の耐用期１．ｆｆ　（主に、モータ等の故
障、寿命を考慮して）を２倍以上に延長し得る利点もあ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の一部切断平面図、第２図
はそのＢ−Ｂ線切断矢視図、第３図は自動車シートに内
装設置した状態の正面略図、第４図はその側面略図であ
る。 付号 Ａ・・・自動車シート用超音波振動式マツサージ装置、 １・・・自動車シート、１ａ・・・座部、１ｂ・・・背
もたれ、２・・・ケース、２ａ・・・内ケース、２ｂ・
・・外ケース、３・・・振動発生器、３ａ・・・小型モ
ータ、３ｂ・・・偏重心片、４・・・超音波発振器、４
ａ・・・超音波送波器、５・・・コイルスプリング、６
・・・弾性支柱。 第２図 Ａ 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、主として、自動車シートに内装するマッサージ
   装置であり、 適宜形状のケース内に振動発生器及び超音波発振器を少
   なくとも各１個備えて成り、 振動発生器による強力な高速振動乃至高速機振動から超
   音波発振器による超音波振動までの、広範囲な振動を発
   振するようにしたことを特徴とする、 自動車シート用超音波振動式マッサージ装置。
2. （２）、振動発生器は、例えば小型モータの回転軸に偏
   重心片を取付けたもの、若しくは既存の電磁振動発生器
   などの適宜の振動発生器であり、超音波発振器は、例え
   ば超音波センサー（送受波法）の超音波送波器などの適
   宜の超音波発振器である、 自動車シート用超音波振動式マッサージ装置。
3. （３）、各種自動車シートの肉厚内に埋設可能な極めて
   小型の外形寸法に構成したものであり、例えば、縦１２
   ５ｍｍ内外、横１５０ｍｍ内外、高さ５０ｍｍ内外の長
   方形箱状乃至楕円形箱状に形成したものである、 自動車シート用超音波振動式マッサージ装置。