JPH01232112A - 自動二輪車用エンジン - Google Patents
自動二輪車用エンジンInfo
- Publication number
- JPH01232112A JPH01232112A JP5498988A JP5498988A JPH01232112A JP H01232112 A JPH01232112 A JP H01232112A JP 5498988 A JP5498988 A JP 5498988A JP 5498988 A JP5498988 A JP 5498988A JP H01232112 A JPH01232112 A JP H01232112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- mechanical supercharger
- belt chamber
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- communicating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000003584 silencer Effects 0.000 abstract description 4
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動二輪車用エンジンに関するものである。
機械式過給機は、エンジンの動力の一部を利用して過給
を行うものであり、過剰な空気を大気中に逃がすことに
よって過給圧を制御するように構成されている。そして
、機械式過給機で圧縮された空気を直接大気中に放出す
ると、圧縮空気が放出される際に瞬間的に減圧膨張して
騒音を発生するため、従来、圧縮空気を逃がす管路の先
端部に消音装置を設けるようにしている。
を行うものであり、過剰な空気を大気中に逃がすことに
よって過給圧を制御するように構成されている。そして
、機械式過給機で圧縮された空気を直接大気中に放出す
ると、圧縮空気が放出される際に瞬間的に減圧膨張して
騒音を発生するため、従来、圧縮空気を逃がす管路の先
端部に消音装置を設けるようにしている。
ところで、近年、自動二輪車においても出力を向上する
などの理由から、機械式過給機を備えることが要請され
ており、これに応えるために、エンジンの吸気通路に機
械式過給機を設け、この機械式過給機に消音装置を設け
ることが考えられる。
などの理由から、機械式過給機を備えることが要請され
ており、これに応えるために、エンジンの吸気通路に機
械式過給機を設け、この機械式過給機に消音装置を設け
ることが考えられる。
しかし、このような構造では、機械式過給機や消音装置
によってエンジンが大型化する不具合が起き、延いては
シート下方のきわめて限られた空間への収容が困難にな
る。本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、機
械式過給機を備えても大型化するのを可及的抑えること
ができる自動二輪車用エンジンを提供するものである。
によってエンジンが大型化する不具合が起き、延いては
シート下方のきわめて限られた空間への収容が困難にな
る。本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、機
械式過給機を備えても大型化するのを可及的抑えること
ができる自動二輪車用エンジンを提供するものである。
本発明に係る自動二輪車用エンジンは、機械式過給機と
エンジン本体とを連通ずる吸気通路と、■ベルト室との
間を、過剰過給時に開く制御弁を備えた連通路で連通し
たものである。
エンジン本体とを連通ずる吸気通路と、■ベルト室との
間を、過剰過給時に開く制御弁を備えた連通路で連通し
たものである。
本発明においては、機械式過給機による過給が過剰にな
ると、圧縮空気は連通路を介してVベルト室へ導かれ、
このVベルト室で膨張した後に大気中に放出される。
ると、圧縮空気は連通路を介してVベルト室へ導かれ、
このVベルト室で膨張した後に大気中に放出される。
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係る自動二輪車用エンジンを示す側面図
、第2図は同じく断面図で、これらの図において、全体
を符号1で示すエンジンは、後輪を懸架する一要素を構
成するユニットスイングエンジンである。このエンジン
lは、エンジン本体2と、このエンジン本体2の動力を
後方へ伝達するVベルト式無段変速機3と、これらエン
ジン本体2、Vベルト式無段変速機3、および図示しな
い後輪を支持する後輪軸4を一体的に保持する伝動ケー
ス5などから構成されており、自動二輪車の車体フレー
ムに揺動自在に枢支されている。
1図は本発明に係る自動二輪車用エンジンを示す側面図
、第2図は同じく断面図で、これらの図において、全体
を符号1で示すエンジンは、後輪を懸架する一要素を構
成するユニットスイングエンジンである。このエンジン
lは、エンジン本体2と、このエンジン本体2の動力を
後方へ伝達するVベルト式無段変速機3と、これらエン
ジン本体2、Vベルト式無段変速機3、および図示しな
い後輪を支持する後輪軸4を一体的に保持する伝動ケー
ス5などから構成されており、自動二輪車の車体フレー
ムに揺動自在に枢支されている。
前記エンジン本体2は車幅方向に配設されたクランク軸
6を有する強制空冷式の単気筒エンジンで、クランク軸
6の右側には交流発電機7および冷却ファン8が軸装さ
れている。
6を有する強制空冷式の単気筒エンジンで、クランク軸
6の右側には交流発電機7および冷却ファン8が軸装さ
れている。
Vベルト式無段変速機3はクランク軸6の左側に軸装さ
れた駆動プーリ11と、前記後輪軸4に歯車12を介し
て連結された駆動軸13に回転自在に支持された従動ブ
ー1J14と、この従動ブー1J14と前記駆動軸13
とを連結する遠心クラッチ15と、前記駆動プーリ11
と従動プーリ14との間に掛は渡されたVベルト15な
どから構成されており、駆動プーリ11の外側の半休に
は冷却ファン16が一体に形成されている。伝動ケース
5はエンジン本体2のクランクケースから後方へ一体に
延設されている。17は前記駆動軸13を支持する支持
板、18は伝動ケース5の側方を覆いVベルト室19を
形成するカバーである。このカバー、18の前部下側に
は、■ベルト室19内に外気を導入する吸気口20が設
けられている。
れた駆動プーリ11と、前記後輪軸4に歯車12を介し
て連結された駆動軸13に回転自在に支持された従動ブ
ー1J14と、この従動ブー1J14と前記駆動軸13
とを連結する遠心クラッチ15と、前記駆動プーリ11
と従動プーリ14との間に掛は渡されたVベルト15な
どから構成されており、駆動プーリ11の外側の半休に
は冷却ファン16が一体に形成されている。伝動ケース
5はエンジン本体2のクランクケースから後方へ一体に
延設されている。17は前記駆動軸13を支持する支持
板、18は伝動ケース5の側方を覆いVベルト室19を
形成するカバーである。このカバー、18の前部下側に
は、■ベルト室19内に外気を導入する吸気口20が設
けられている。
なお、図示しないがVベルト室19を形成している部材
には、■ベルト室19内の空気を外部に排出する排気口
が設けられている。
には、■ベルト室19内の空気を外部に排出する排気口
が設けられている。
21はルーツ式の機械式過給機であり、交流発電機7の
後方であって斜め上方に配設されている。
後方であって斜め上方に配設されている。
22.23.24はこの機械式過給機21の被駆動軸は
クランク軸6との間を連結する歯車で、歯車22はクラ
ンク軸6に軸装され、歯車23はエンジン本体2の振動
する軽減するバランス軸25に軸装され、歯車24は機
械式過給機21の被駆動軸に軸装されている。機械式過
給機21の吸込側はエアクリーナ26に接続され、吐出
側はエンジン本体2のシリンダ背面に接続された気化器
27に吸気管28を介して接続されている。すなわち、
機械式過給機21はエアクリーナ26からシリンダ至る
一連の吸気通路の途中に設けられている。
イ 31は機械式過給機21とエンジン本体2のシリンダと
を連通ずる吸気通路と、■ベルト室19とを連通ずる連
通路32を形成するバイパス管であり、吸気管28の気
化器27近傍と伝動ケース5の上部との間を接続してい
る。バイパス管31は制御弁としての弁体33を備えた
弁装置34を上端部に有している。この弁体33は圧縮
コイルばね35によって、常時連通路32を閉じると共
に、機械式過給機21による過給が過剰となった時に吸
気管28内の圧力で連通路32を開くように付勢されて
いる。
クランク軸6との間を連結する歯車で、歯車22はクラ
ンク軸6に軸装され、歯車23はエンジン本体2の振動
する軽減するバランス軸25に軸装され、歯車24は機
械式過給機21の被駆動軸に軸装されている。機械式過
給機21の吸込側はエアクリーナ26に接続され、吐出
側はエンジン本体2のシリンダ背面に接続された気化器
27に吸気管28を介して接続されている。すなわち、
機械式過給機21はエアクリーナ26からシリンダ至る
一連の吸気通路の途中に設けられている。
イ 31は機械式過給機21とエンジン本体2のシリンダと
を連通ずる吸気通路と、■ベルト室19とを連通ずる連
通路32を形成するバイパス管であり、吸気管28の気
化器27近傍と伝動ケース5の上部との間を接続してい
る。バイパス管31は制御弁としての弁体33を備えた
弁装置34を上端部に有している。この弁体33は圧縮
コイルばね35によって、常時連通路32を閉じると共
に、機械式過給機21による過給が過剰となった時に吸
気管28内の圧力で連通路32を開くように付勢されて
いる。
このホうに構成された自動二輪車用エンジンにおいては
、エンジン1が始動されると、クランク軸6の回転が歯
車22.23.24を介して機械式過給機21に伝達さ
れる。そのため、吸気はエアクリーナ26から吸引され
、機械式過給機21で圧縮された後に吸気管28を経て
気化器27からエンジン本体2のシリンダに供給される
。
、エンジン1が始動されると、クランク軸6の回転が歯
車22.23.24を介して機械式過給機21に伝達さ
れる。そのため、吸気はエアクリーナ26から吸引され
、機械式過給機21で圧縮された後に吸気管28を経て
気化器27からエンジン本体2のシリンダに供給される
。
一方、機械式過給機21による過給が過剰になり過給圧
が高くなると、弁体33が押圧されて連通路32が開か
れる。このため、圧縮空気は連通路32を介してVベル
ト室19へ轟かれ、この■ベルト室19で膨張させた後
に排気口20から大気中に放出される。
が高くなると、弁体33が押圧されて連通路32が開か
れる。このため、圧縮空気は連通路32を介してVベル
ト室19へ轟かれ、この■ベルト室19で膨張させた後
に排気口20から大気中に放出される。
したがって、■ベルト室19を膨張室として利用し消音
効果を得ることができる。
効果を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、機械式過給機とエ
ンジン本体とを連通ずる吸気通路と、Vベルト室との間
を、過剰過給時に開く制御弁を備えた連通路で連通した
から、機械式過給機による過給が過剰になると、圧縮空
気を連通路を介してVベルト室へ導き、このVベルト室
で膨張させた後に大気中に放出することができる。
ンジン本体とを連通ずる吸気通路と、Vベルト室との間
を、過剰過給時に開く制御弁を備えた連通路で連通した
から、機械式過給機による過給が過剰になると、圧縮空
気を連通路を介してVベルト室へ導き、このVベルト室
で膨張させた後に大気中に放出することができる。
したがって、Vベルト室を膨張室として利用し消音効果
を得ることができる。その結果、機械式過給機を設けて
も、消音装置を特別に設ける必要がないから、エンジン
が大型化するのを抑えることができる。
を得ることができる。その結果、機械式過給機を設けて
も、消音装置を特別に設ける必要がないから、エンジン
が大型化するのを抑えることができる。
第1図は本発明に係る自動二輪車用エンジンを示す側面
図、第2図は同じく断面図である。 3・・・・■ベルト式無段変速機、19・・・・Vベル
ト室、21・・・・機械式過給機、28・・・・吸気管
、32・・・・連通路、33・・・・弁体。
図、第2図は同じく断面図である。 3・・・・■ベルト式無段変速機、19・・・・Vベル
ト室、21・・・・機械式過給機、28・・・・吸気管
、32・・・・連通路、33・・・・弁体。
Claims (1)
- Vベルト式無段変速機を備えたエンジンにおいて、機械
式過給機とエンジン本体とを連通する吸気通路と、Vベ
ルト室との間を、過剰過給時に開く制御弁を備えた連通
路で連通してなる自動二輪車用エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5498988A JPH01232112A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 自動二輪車用エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5498988A JPH01232112A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 自動二輪車用エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01232112A true JPH01232112A (ja) | 1989-09-18 |
Family
ID=12986058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5498988A Pending JPH01232112A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 自動二輪車用エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01232112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014097774A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの過給システム |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP5498988A patent/JPH01232112A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014097774A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの過給システム |
CN104854319A (zh) * | 2012-12-17 | 2015-08-19 | 川崎重工业株式会社 | 骑乘型车辆 |
EP2933448A4 (en) * | 2012-12-17 | 2016-09-07 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | SEAT VEHICLE |
US9677518B2 (en) | 2012-12-17 | 2017-06-13 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Saddled vehicle |
US9957928B2 (en) | 2012-12-17 | 2018-05-01 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Supercharging system for engine |
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