JPH01232000A - 脱水剤 - Google Patents

脱水剤

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JPH01232000A
JPH01232000A JP63055962A JP5596288A JPH01232000A JP H01232000 A JPH01232000 A JP H01232000A JP 63055962 A JP63055962 A JP 63055962A JP 5596288 A JP5596288 A JP 5596288A JP H01232000 A JPH01232000 A JP H01232000A
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町田 益造
Yoshikazu Sugiyama
嘉一 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、し尿、下水などの生活廃水や産業廃水より生
ずる汚泥の脱水、又は製紙用吐水性向上剤などに用いら
れる脱水剤に関するものである。
従来の技術 本出願人は、先にアニオン性油中水型エマルジョンと、
カチオン性油中水型エマルジョンを混合することにより
安定なる油中木型エマルジョンを得、この混合エマルジ
ョンが、汚泥脱水剤として優れた効果を示すことを提示
した(特願昭62−50120〜50121ン 。
発明が解決しようとする課題 本発明は、これらの脱水剤において、アニオン性及びカ
チオン性の一方、又は双方をあらかじめ一部架橋した油
中木型エマルジョンを使用することにより、より脱水性
に優れ、特に懸濁物質に対して従来の線状ポリマー単独
では添加量を多くしなければならないような難脱水汚泥
に対して効果が優れることを見い出し、本発明を完成し
たものである。
課題を解決するための手段 本発明はアニオン性油中水型エマルジョン重合体とカチ
オン性油中水型エマルジョン重合体を。
重合体有効成分比で20:1〜1:20の重量割合で含
有してなり、該エマルジョン重合体の一方又は双方がジ
エチレン性の架橋性七ツマ−によって部分架橋された脱
水剤である。
作用 本発明による脱水剤は、先にわれわれが出願した発明に
おいて、線状アニオン性ポリマーと線状カチオン性ポリ
マー(特願昭62−50120.1.)を、−部架橋さ
せた混合油中木型エマルジョンを脱水剤として用いるも
ので、架橋点を支点に凝集が生成し、フロックが形成す
る為、従来の線状ポリマーで作られる混合両性ポリマー
に比べ、内部保有水が減少すると共に、初期濾水量が増
加し、脱水効率が向上し、かつ脱水ケーキの含水率も低
下するものと思われる。
また更に、フロック形態として、フロックの表面ポリマ
ーが少ない為、ベルトプレス、フィルタープレス等の脱
水機を使用する場合には、濾布からの剥離性も一段と良
好となる。
以下さらに本発明の詳細な説明する。
本発明において、処理対象となる汚泥としては特に制限
されるものではなく、たとえば、し尿の鎌気性消化汚泥
、し尿の好気性消化汚泥、し尿沙化槽汚泥、下水、各種
産業廃水の活性汚泥処理における余剰汚泥、下水の最初
沈澱汚泥、し尿、下水などの三次処理で発生する汚泥、
各種産業廃水のat沈鍛汚泥などがあげられる。
本発明に用いられる利金体を製造するのに用いられるモ
ノマーとしては、アニオン性、ノニオン性又はカチオン
性のビニルモノマーで、いずれも(共)重合したポリマ
ーが、水に溶解したときに水溶性となるものが用いられ
る。
その具体例は次の通りである。
(イ)アニオン性ビニルモノマー (メタ)アクリル酸、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン醜、ビニルスルホン酸、スチレンスル
ホン酸、イタコン酸、マレインM、フマール酸、アリー
ルスルホン酸およびその塩など。
(ロ)非イオン性ビニルモノマー (メタ)アクリルアミド、ビニルメチルエーテル、ビニ
ルエチルエーテルなど。
(ハ)カチオン性ビニルモノマー 下記に示す(1−A) 、 (2−A) 、 (3−A
) 、(4−A)の群から選ばれたものである。
(1−A)第4級窒素含有(メタ)アクリレート〔(メ
タ)アクリレートとはアクリレート又はメタクリレート
を指す、以下同様、〕 (i)(メタ)アクリロイロキシアルキルトリアルキル
アンモニウム塩たとえば2−(メタ)アクリロイロキシ
エチルトリメチルアンモニウムクロリド、2−(メタ)
アクリロイロキシエチルトリエチルアンモニウムエトサ
ルフェート、2−(メタ)アクリロイロキシエチルトリ
エチルアンモニウムエトサルフェート、3−(メタ)ア
クリロイロキシプロピルジメチルエチルアンモニウムメ
トサルフェートなど。
(Ill  (メタ)アクリロイロキシヒドロキシアル
キルトリアルキルアンモニウム塩たとえば3−メタクリ
ロイワキシー2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロリド、3−メタクリロイコキシ−2−ヒドロ
キシプロピルメチルジエチルアンモニウムクロリド、3
−メタクリフィロキシ−2−ヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムメトサルフェートなど。
(2−A) tJt、3級窒素含有(メタ)アクリレー
トと酸との塩 (il  ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレ
ートの塩たとえば2−ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート硫酸塩、2−ジエチルアミノエチル(メタ)
アクリレート塩酸塩など。
(11)  ジアルキルアミノヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートの塩たとえば3−ジメチルアミノ−2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート塩酸塩、3
−ジエチルアミン−2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート硫酸塩など。
(3−A)第4級窒素含有(メタ)アクリルアミド(i
)(メタ)アクリルアミドアルキルトリアルキルアンモ
ニウム塩たとえば3−アクリルアミドプロピルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルキ
シアミlエチルトリメチルアンモニウムメトサルフェー
トなど。
Oil  (メタ)アクリルアミドヒドロ午ジアルキル
トリアルキルアンモニウム塩たとえば3−(メタ)アク
リロイルアミノ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルア
ンモニウムクロリド、3−(メタ)アクリロイルアミノ
エチルトリメチルアンモニウムメトサルフェートなど。
(4−A)第3級窒素含有(メタ)アクリルアミドと酸
との塩 (il  ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリル
アミドの塩たとえば?−ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリルアミド塩酸塩、2−ジエチルアミノプロビル(
メタ)アクリルアミド塩酸塩#塩など。
(II)  ジアルキルアミノヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリルアミドの塩たとえば3−ジメチルアミノ−
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド酢酸塩
、3−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリル7ミド硫#塩など。
また、ジエチレン性の架橋性上ツマ−の具体例としては
、N、N’−メチレンビスアクリルアミド、N、N’−
メチレンビスメタアクリルアミド、ジビニルベンゼンな
どのジビニル化合物などが挙げられる。
以上説明したビニルモノマーの1種または2種以上と架
橋性上ツマ−とを共重合させた重合体が、本発すIにお
いて有効である。
本発明に用いられる重合体のアニオン性油中水型エマル
ジ厘ンとカチオン性油中水型エマルジョンの内、少なく
とも一方は部分架橋された油中木型エマルジョンであり
、その部分架橋油中水型エマルジョン中の架橋割合は水
溶性ビニルモノマー全量に対して0.0005〜o、o
tz1%、好ましくは。
Q、QO1〜0.005重量%の割合で配合し共重合し
たものが好ましい。
架橋性モノマーがO,0O05filJ%未満では線状
高分子凝集剤と同等程度の効果のものしが得られず、ま
た0、01?11(−ψ%超では水膨潤性の重合体とな
り、汚泥に添加混合しても脱水性良好なフロックが得ら
れない。
本発明の架橋性範囲において、ポリマーは水中において
木に一部不溶、換言すれば半トロ状態になり、汚泥脱水
に用いた場合、特に顕著な効果を発揮する。
本発明に用いられる重合体は、通常使用されている公知
の重合法によって共重合することができる。特に疎水性
界面活性剤と有機溶媒中で前記水溶性ビニルモノマーと
少量の架橋性上ツマ−とを共重合する方法が好ましい。
たとえば、水溶性ビニルモノマーと架橋剤を含む水溶液
と、HLBが3〜6である疎水性界面活性剤を含む有機
分散媒とを混合し乳化させた後、ラジカル重合触媒の存
在下、温度30〜80℃で重合させ油中木型カチオン性
重合体エマルジョンを製造する方法がある。
一般には、この油中木型エマルジョンに親木性界面活性
剤を添加して水に混合し、水中油型のエマルジョンに転
相し使用する (特公昭52−39417) 。
本発明のアニオン性ポリマーを得る方法としては、前記
アニオン性七ツマ−を共重合する方法の他、たとえばポ
リマー中のノニオン基、例えばアクリルアミドのアマイ
ド基を部分加水分解する方法でもよい。
又、本発明のカチオン性ポリマーを得る方法としては、
ポリマーとした後、部分的にポリマーをマンこツヒ反応
、ホフマン分解反応などによって変性する方法でもよい
これらの重合度は架橋体であるため定かではないが、一
般の水溶性高分子凝集剤を僅かに架橋させた重合体と考
えればよい。
未発明の油中木型エマルジョンの平均粒子径はlOルm
以下、好ましくは5ルm以下〜0.111.m以上のも
のである。
以1−説明した部分架橋した油中木型エマルジョンが、
少なくともアニオンかカチオンの一方の油中木型エマル
ジョンであることが好ましく、その組合せの方法は、脱
水しようとする汚泥によって最適な組合せが選定される
ものであり、その組合せ方法としては次のような、三通
りの組合せがある。
■アニオン1分架橋エマルジョン:カチオン線状ボリマ
ーエマルジゴン ■アニオン線状ポリマーエマルジョン:カチオン部分架
橋エマルジョン ■アニオン部分架橋エマルジョン:カチオン部分架橋エ
マルジョン 又、本発明の油中木型エマルジョン重合体を、水中に転
相させる為の好ましい界面活性剤は親水性かつ、水溶性
であればよく、陰イオン性、陽イオン性あるいは非イオ
ン性化合物のいずれでもよい。
油中木型エマルジョン重合体を水中に転相させる為の界
面活性剤の添加方法としては次の三通りがあり、いずれ
の方法によってもよい。
■アニオン性又はカチオン性油中水型エマルジョン重合
体のいずれか一方又は双方へ界面活性剤を添加混合して
から、双方のエマルジョンを混合する。
■アニオン性又はカチオン性の油中水型エマルジョン重
合体を混合してから界面活性剤を添加混合する。
■あらかじめエマルジョン重合体を溶解しようとする幻
解水に界面活性剤を添加した溶液に、油中木型エマルジ
ョン東金体温合物を添加する。
本発明の脱水剤としての使用方法は、汚泥の性状によっ
て組合せが変わるものであり、一般にはアニオン性の線
状高分子凝集剤が適するような汚泥に対しては、アニオ
ンとカチオンの混合割合でアニオン性の割合が多い組成
の混合エマルジョンが良好な効果を示し、カチオン性線
状高分子凝集剤が適する汚泥に対しては、カチオン性の
混合割合が多い組成の混合エマルジョンがより効果的で
ある。
本発明において、使用する部分架橋エマルジョンの使用
方法も汚泥性状によって異なり、アニオン性の架橋エマ
ルジョンとカチオン性架橋エマルジ目ン、アニオン性線
状エマルジョンとカチオン性架橋エマルジョン、及びア
ニオン性架橋エマルジョンとカチオン性架橋エマルジョ
ンの組合せがあり、これらの混合組合せで脱水される汚
泥に対して最も脱水性の優れる組合せが選ばれなければ
ならない。
本発明において、アニオン性油中水型エマルジョンと、
カチオン性油中水型エマルジョンとの混合割合は、脱水
される汚泥の性状により、重合体の有効成分1fL量比
j20:l−1:20の割合で選ばれるものであるが、
好ましくは10:3又は3:10である。
参考例 (イ)油中木型カチオン性玉合体の製造例2−アクリロ
イロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド182
.13g、アクリルアミド110.9gおよびN、N’
−メチレンビスアクリルアミド0.014gを蒸留水3
07gに溶解した水”溶液をHLB4.2のノニオン系
界面活性剤15.4gを溶解したパラフィン油204.
7g中に注ぎ、ホモジナイザーにて8.00Orpmで
5分間乳化させた。この乳化液を三ツ間反応容器に移し
、攪拌しなから烏ガスにて30分間脱気した後、ラジカ
ル重合触媒を徐々に滴加し、東金温度80℃にて重合さ
せた。
重合終了後、HL B 12.3のノニオン系界面活性
剤21.f3gを添加し、平均粒子径3.8 p、 m
のエマルジョンを得た。
その他、2−アクリロイロキシエチルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとアクリルアミドの比率を変えたもの、
N、N’−メチレンビスアクリルアミドの賃を変えたも
のを製造し、表−1の汚泥脱水用ポリマーを調整した。
表−1 注)■AMD ニアクリルアミド +、p DMQ+ 2−メタアクリロイロキシエチルト
リメチルアンモニウムクロリド <’4r DMAEA : 2−アクリロイロキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロリド (4)TIIIJ : N I N !−メチレンビス
アクリルアミド(ロ)油中水型アニオン性重合体の製造
例アクリル酸ナトリウム47.5g 、アクリルアミド
203.8gオヨびN、N’−メチレンビスアクリルア
ミドo、ooegを水350gに溶解した水溶液をII
、B4.2のノニオン系界面活性剤15.0gを溶解し
たパラフィン油210 、5g中に注ぎ、ホモジナイザ
ーにて7.50Orpmで5分間乳化させた。(イ)の
製造例と同様の操作によって重合後、HL B 12.
3のノニオン系界面活性剤25.6gを添加し、平均粒
子径4.3延mのエマルジョンを得た。
別途に、上記の内、N、N’−メチレンビスアクリルア
ミドの量を変えて、表−2の汚泥脱水用ポリマーを調整
した。
表−2 ACA ニアクリル酸ナトリウム 実施例1 し尿処理場の生物処理により発生した活性汚泥の余剰汚
泥と凝集性V汚泥の混合汚泥、蒸発残留物(以ドTSと
記す)3.3%浮遊物質(以下SSと記す)3.1%強
熱減量(以下VTSと記す)72.1%150dに対し
、表−1及び表−2の脱水用ポリマーを、東独の場合に
はそのまま、アニオンとカチオンとの混合の場合には、
重合体有効成分比で所定の割合に混合(1分に均一にな
るまで攪拌混合する)した後、重合体有効成分で0.2
%になるよう水に分散、溶解し、脱水剤溶解液を汚泥T
Sに対して1.2%、 1.4%添加した。
次に英国トライトン社製r 5TIRRER,TIME
RTYP 131 Jの攪拌機を用い、11000rp
で30秒間攪拌を行った。このときのフロック径をfl
11定した後、60メツシユナイロン波布を敷いたブフ
ナーロート■二に汀ぎ、10秒後の吐水量を測定した(
ヌッチェテスト)。
次に臨在上に得たスラッジを遠心分離器(国産遠心(株
)社製商品名rH−103NJ )を用い2000rp
mにて5分間脱水を行ない、得られた脱水ケーキの含水
率を105℃にて乾燥して求めた。これらの条件および
結果を表−3に示した。
表−3から線状ポリマーC−1に比べ部分架橋したちの
C−2の濾水性は良くなるものの含水率ではやや良い程
度である。
実験No3.4.5は線状ポリマーの7ニオンとカチオ
ンの混合物であり、線状ポリマー単独より濾水性、脱水
ケーキ含水率が優れることは明らかである。
実験No6.7.8.9は本発明の不例で一方、又は双
方を部分架橋したポリマーを使用し、アニオンとカチオ
ンを混合したものであり、特に添加量の多い1.4%の
所で濾水性が優れ、かつ、脱水ケーキ含水率も、線状ポ
リマー同もの混合ポリマーより優れることは明らかであ
る。
実施例2 し尿の生物処理に伴い発生した余剰汚泥、消化汚泥およ
び、三次処理沈澱汚泥の混合汚泥(pH8,8、T S
 2.82%、S S 2.43%、 VTS 89.
15%、電導度1800Ms/cm )に対して脱水テ
ストを行った。
試験方法は、実施例1と同様にヌッチェテスト、遠心分
離、脱水試験を行った。その条件および結果を表−4に
示した。
アクリルアミド(AMD)と2−アクリロイロキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロリド(DMAEA)の共
重合体で線状のポリマー(C−t)はフロックがほとん
ど出来ず、脱水が不可能であったが、−・部架橋するこ
とにより(C−2)フロックも出来、脱水が可能となっ
た。
しかし、その架橋にが増加すると(C−3)、又フロッ
クが出来なくなり、脱水も出来なくなる。
本発明の脱水剤であるアニオン油中木型エマルジョンと
カチオン油中木型エマルジョンを混合した、実験No5
.6.7の処方では、いずれもカチオンか部分架橋ポリ
で−であり、アニオンが線状ポリマーの混合物である。
これらの処方は、架橋ポリマー単独に比べ、明らかに濾
水性が良くなり、脱水ケニキの含水率も2%近く良くな
っている。又混合した脱水剤は、単独に比べ添加礒を増
すことにより、濾水性の低下、脱水ケーキ含水率の増加
がなく、汚泥の変化に対する対応力が優れることを示し
ている。
実施例3 製紙工場の廃水処理系における総合汚泥(S33.5%
pH8,2)を1文のビーカーに400d取り、あらか
じめ混合溶解した0、1%溶液の脱水剤を所定酸添加し
た後、もう一方の1文ビーカーに汚泥を移動纜拌した。
この操作を往復で1回とし7.13.20回後の脱水性
を測定した。
濾水性は60メツシユの金網を付けた1面積50C11
2のメツチエ形漏斗を用い20秒後の濾水量を測定した
加圧脱水はポテトマツシャーを用い30秒間一定加圧ド
で脱水した後、そのケーキの含水率を測定した。
測定条件及び結果は表−5の通りであった。
C−5単独よりA−1を混合溶解した脱水剤(N。
2)の方がフロック性、濾水性及び含水率とも優れるが
、アニオンであるA−1を25ppm架橋したA−2を
混合溶解したものの方がフロックの強度があり濾水性、
含水率ともより良好となる。しかし架橋剤の100pp
a+添加したA−4を混合溶解したものはA−2を混合
したものより架橋度が高くなりすぎる為か脱水性がやや
悪くなる。
(以下余白) 表−3α流側1の結良 (注2)表−3の評価は次の基準によった。
■ 優、O良、Δ可、× 不可 表−4C乾皓例2の結刺 注(1)脱水性で一印は測定不俺を示す。
注(2)評価は次の基準によった。
0 優、O良、Δ可、X 不可 発1す1の効果 以ト説明したように、本発明の脱水剤は掛着の添加でも
難脱水性汚泥に対して優れた効果を示す。
代理人 jr理十 井 」二 雅生

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アニオン性油中水型エマルジョン重合体とカチオン性油
    中水型エマルジョン重合体を、重合体有効成分比で20
    :1〜1:20の重量割合で含有してなり、該エマルジ
    ョン重合体の一方又は双方がジエチレン性の架橋性モノ
    マーによって部分架橋された脱水剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09225499A (ja) * 1995-12-21 1997-09-02 Hymo Corp 有機汚泥の脱水剤、有機汚泥の処理方法および有機汚泥の脱水剤の製造方法
JPH1128499A (ja) * 1997-05-16 1999-02-02 Hymo Corp 汚泥の脱水方法
JP2008080256A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Hymo Corp 安定なエマルジョン組成物および汚泥脱水方法
JP2013248583A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Hymo Corp 凝集処理剤および排水処理方法

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