JPH01230015A - 光走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、走査線のピッチむらを補正する光走査装置に
関するものである。

［従来技術］ 従来、光偏向器として回転多面鏡を用いる光走査装置に
おいては、回転多面鏡の各偏向面が製作誤差、あるいは
モータ軸への組付け、回転時のモータの軸芯の振れ等に
より、回転軸に対して傾き、これが走査線のピッチむら
原因となっていた。このため回転多面鏡の精度、モータ
の精度、組付は精度を上げる、あるいは回転多面鏡の回
転軸と平行な、いわゆる副走査方向においては結１象レ
ンズ系に対し偏向面と走査面とを幾何学的に共役間１系
に置く、いわゆる倒れ補正機能を持つ光学系が導入され
ている。このような光学系は、走査面内とこれに垂直な
面内とで屈折力の異なる光学系を必要とし、結像系中に
シリンドリカルレンズやトーリック面を有するレンズを
必要としていた。

［発明が解決しようとする課題」 しかしながら、回転多面鏡、モータ、組付けの精度を上
げることは極端なコス１−高となる。また面倒れ機能を
持つ光学系を使用する場合、シリントリカルレンズは一
般に結像面の湾曲を起こすため、走査面の直前に配置す
る必要があって、光学系が大型化するのを防ぐことがで
きず、トーリック面の導入は小型化には有利であるが、
製造が困難でコスト高となるという問題点かあった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、高価なレンズを使うことなく回転多面鏡の面
倒れ補正を施した、安価でコンバク１〜な光走査装置を
提供することにある。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の光走査装置は、光源
部と、該光源部からの光ビームを入反射させる反射鏡と
、該反射鏡により反射されてきた光ビームを走査させる
回転多面鏡とを備え、前記回転多面鏡の各偏向面の而倒
れ角度に応じて前記反射鏡の入反射面が傾動するように
構成されている。該反射鏡の入反射面の傾動手段として
は、圧電素子が介在されている。

［作用］ 上記の構成を有する本発明によれば、光源部から照射さ
れる光ビームは反射鏡に入射され、このときあらかじめ
ａ！す定しておいた回転多面鏡の各偏向面の面倒れ角度
に応じて反射鏡を圧電素子により傾動させることにより
回転多面鏡の偏向面に入射された光ビームは所期の走査
線上を走査される。

［実施例１ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図は本発明による光走査装置全体の構成を示した図
である。光源部の半導体レーザ１より発生した光ビーム
２は、コリメータレンズ３によって平行光線の束となっ
て反射鏡４に入射する０反射鏡４により反射した光ビー
ム２は、回転多面ＳＲ等の光偏向器５に入射され、この
回転多面ＳＡ　５で偏向された光ビーム２は、結像レン
ズ６を経て反射ミラー板７によって反射された後、静電
記録装置を構成する感光体ドラム８上に結像される。こ
の結像スポットは回転多面′ｇＡ５の回転に応じて走査
線９上に走査される。従って回転多面鏡５を高遠度で回
転させると共に感光体ドラム８を一定方向に定速度で回
転させることによって感光体ドラム８の全域を光ビーム
２で走査することができる。

反射鏡４は第２図に示すように、下縁部を軸１０により
矢印Ａ方向に回動可能に支持されていて、上縁部は基端
か固定される圧電素子１１の先端部が圧着されている。

圧電素子１１は制御部１３がらの信号に基づき駆動回路
１４を介して矢印Ｂ方向に動くよう制御され、圧電素子
１１の動きによって反射鏡４は矢印Ａ方向に回転される
ように構成されている。従って反射１ｆａ　４の所定角
度の回転により、光ビーム２は所定角度だけ傾いて回転
多面鏡５に入射する。

次に第１図ないし第３図を参照して本実施例の光走査装
置の動作を説明する。

半導体レーザ１から照射された光ビーム２はコリメータ
レンズ３を経て反射鏡４により反射され、回転多面ＳＲ
５の偏向面１２により走査される。ここで第３図に示す
ように回転多面鏡５の偏向面１２と回転多面鏡５の回転
軸１５との平行線Ｃとのなす角にθ１の誤差（回転多面
鏡５の面削れ角）かめる場合においては、半導体レーザ
１から照射された光ビーム２を反射鏡４で反射されると
きに回転多面鏡５の而倒れ角θ、の角度を補正するよう
に圧電素子１１により反射鏡４をθ１の角度に傾ければ
よい０回転多面５ｉ１５の而倒れ角は特定の回転多面鏡
５のそれぞれの偏向面１２についてあらかじめ知ること
ができるので、それぞれの偏向面１２の面倒れ角を制御
部１３においてデータとして保有しておけばよい。それ
ぞれの偏向面１２の而削れ角を補正するように圧電素子
１１を駆動回路１４により駆動させれば、圧電素子１１
の駆動により反射鏡４は所定角度に傾き反射鏡４で反射
され、回転多面鏡５のｒｔｒｉ向面１２で反射された光
ビーム２は半導体レーザ１から照射されたときと同一面
に存在する。

なお、図示しないが前記回転多面＃、５の偏向面の面倒
れ角度を検知するエンコーダを設け、該エンコーダから
の検知信号に基づいて反射′１ｆＡ４の傾動を制御する
ようにすることも可能であり、そうずれは光走査途中で
の回転多面鏡の振れにも対応できることとなる。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明の光走査
装置は、光源部と回転多面鏡との間に反射鏡を挿入し、
この反射鏡を回動させ回転多面鏡の而…１れを補正する
ように構成されているので、高価な補正レンズが不要と
なり安価でコンパクトなものとなり、また、回転多面鏡
の面削れ補正により良質な画像を得ることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は光走査装置の一実施例を示す構成図
、第２図はこの実施例に用いられている反射鏡部の斜視
図、第３図はこの実施例における光ビームの光路の説明
図である。 図中、１は半導体レーザ、４は反射鏡、５は回転多面鏡
、１１は圧電素子である。 第１図 第２図 ノ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光源部と、該光源部より発せられた光ビームを入反
   射させる反射鏡と、該反射鏡により反射されてきた光ビ
   ームを走査させる回転多面鏡とを備え、 前記反射鏡の入反射面が傾動自在に設けられると共に、
   前記回転多面鏡の各偏向面の傾き角度に応じて前記反射
   鏡を傾動制御する手段が備えられてなることを特徴とす
   る光走査装置。 ２、前記反射鏡に圧電素子を介在させ、回転多面鏡の各
   偏向面の傾き角度に対応した傾動角度が前記反射鏡に付
   与されるよう前記圧電素子が駆動されるように構成した
   ことを特徴とする請求項１に記載の光走査装置。