JPH01229904A - 管内計測装置 - Google Patents

管内計測装置

Info

Publication number
JPH01229904A
JPH01229904A JP5489988A JP5489988A JPH01229904A JP H01229904 A JPH01229904 A JP H01229904A JP 5489988 A JP5489988 A JP 5489988A JP 5489988 A JP5489988 A JP 5489988A JP H01229904 A JPH01229904 A JP H01229904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tube
measuring device
deflector
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5489988A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nobunaga
宏 信永
Masahiro Ito
伊東 正宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki Poly Tech Inc
Original Assignee
Iseki Poly Tech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki Poly Tech Inc filed Critical Iseki Poly Tech Inc
Priority to JP5489988A priority Critical patent/JPH01229904A/ja
Publication of JPH01229904A publication Critical patent/JPH01229904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は上水道管、下水道管或いはガス管等の管の内径
を計測するための管内径計測装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来より地中に埋設された上水道管、下水道管或いはガ
ス管等を保守するために、これ等埋設管の土圧による変
形状態や、管路内を流れる流体またはその雰囲気による
管内壁の劣化或いは腐食状態を調査することが必要とさ
れている。
そして上記調査は、管の内径や管の厚さを測定し、この
測定データを管路の施工当初のデータと比較することに
よって行うものである。
このような調査は管の内径が十分に大きい場合には、調
査員が該管路内に入って行うことが可能であるが、管の
内径が小さい場合には該管路内に入ることが不可能であ
る。また管路内に調査員が入ることが可能であっても、
作業条件が悪いことや酸欠状態が発生する虞があること
から、SA 8911査を遠隔的に行うことが要求され
、このため種々の計測装置が開発されている。
例えば実開昭62−65506号公報に示される技術は
、超音波送信器を管の円周方向に回転させ、この回転中
に超音波を発信しエコーの受信を繰り返すことにより、
管の内径を計測するものである。
また実開昭60−161812号公報に示される技術は
、回転軸に径方向へ延出し且つ管内壁に接触し得る伸縮
自在なアームを設け、このアームの径方向の伸縮量を随
時計測し得る計測装置を設けることによって、アームの
先端を管内壁に接触させつつ円周方向に回転させること
により管の内径を計測するものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記した管内径の調査を行うに際し、通常管路内の状態
を把握し得ないことの方が多い。従って管路の内壁にど
のような障害が有るかが判明せず、接触方式の計測装置
を用いた場合に例えば管路を構成する単位管の継目部に
コンクリートの塊状障害物等が有ると、接触子が該障害
物と衝突し計測装置の破損を招く虞があり、このため前
記調査は非接触方式の計測装置を用いることが好ましい
然し、非接触方式の計測装置を用いて管内径を計測する
場合、上記実開昭62−65506号公報に示す技術の
如く、超音波送信器を円周方向に回転させて計測するた
めに、該送信器に対する電源及び18号電線等の配線の
捌きが複雑となる問題があった。
前記問題を解決するために、電源部及び処理部と前記超
音波送信器とをスリップリングを介して結線することが
行われているが、この場合にはスリップリングとブラシ
との間で発生するスパークによるノイズが、得られたデ
ータに悪影響を及ぼす虞がある。
また超音波送信器には固有のデッドゾーンが有り、この
デッドゾーンの範囲での計測が出来ないという問題があ
った。
そこで本発明の目的は、上記スリップリングを不要とす
ることでノイズの発生を防止し、且つデッドゾーンの影
響を受けることの無い管内計測装置を提供することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係る管内計測装置は
、直進性のビームを送受信して管の内壁までの距離を計
測するための計測手段と、前記ビームの軸上に設けられ
ると共に管の軸心に対し45度の角度を有して設けられ
た前記ビームを屈折するための屈折手段と、前記屈折手
段を回転させるための回動手段とを有して構成するもの
である。
また他の管内計測装置は、前記管内計測装置に於いて前
記屈折手段を管の軸心と一致させるための変位手段を有
して構成するものである。
また台車の管内計測装置は、前記管内計測装置に於いて
、計測手段と屈折手段と回動手段とを計測される管の軸
心方向に移動させるための移動手段を有して構成するも
のである。
また他の管内計測装置は、前記管内計測装置に於いて前
記屈折手段の回転角度を検出するための検出手段と、前
記計測手段によって得られた管の内壁までの距離データ
と前記検出手段によって得られた屈折手段の角度データ
とを演算して管内径を算出するための演算手段とを有し
て構成するものである。
更に他の管内計測装置は、管路内に配置される台車と、
前記台車を管路の長手方向に移動させるための駆動手段
と、前記台車に前記した管内計測装置を選択的に設ける
ことにより構成するものである。
〈作用〉 上記手段によれば、直進性を有するビームを該ビームの
軸上に、且つ管の軸線に対し45度の角度を持って設け
られた屈折手段を介して、管の内壁に対し直角に照射す
ることによって、計測手段から管の内壁までの距離を計
測することが出来、前記計測データから予め設定されて
いる計測手段から屈折手段までの距離を差し引くことで
、測定位置に於ける屈折手段から管内壁までの距離を知
ることが出来る。従って屈折手段を回動手段により18
0度回転させた位置に於ける管内壁までの距離を計測す
れば管の内径を測定することが出来る。
また計測手段に超音波送受信器を用いた場合には、該送
受信器から屈折手段までの距離を前記超音波送受信器の
有するデッドゾーンの距離以上に設定すれば、該デッド
ゾーンに影響されない計測を行うことが出来る。
また前記屈折手段を変位手段によって管の軸心と一致す
る位置まで変位させることにより、管の半径を計測する
ことが容易となる。
また前記計測手段と屈折手段と回動手段とを計測される
管の軸心方向に移動可能に構成することにより、前記管
の内径をスパイラル状に連続計測することが出来る。
またO;■記屈折手段の回転角度を検出手段によって検
出しつつ計測手段から管内壁までの距離を計測し、前記
検出手段によって得られた角度データと前記計測手段に
よって得られた距離データとを演算手段により演算する
ことによって管路の内径を測定することが出来る。
更に、管路の長手方向に移動し得る台車に前記管内計測
装置を選択的に設けることにより、管路内の任意の位置
に於ける管の内径を容易に測定することが出来る。
〈実施例さ 以下図により上記手段を適用した管内計測Hの実施例に
ついて説明する。
〔第1実施例〕 第1図は本実施例に係る管内計測装置の説明図、第2図
はその要部説明図である。
図に於いて、管への内径を計測するための計測手段とな
るビーム送受信器1は、台車2上に設けた基台3に前記
管Aの軸心Bと平行に固着されている。このビーム送受
信器1は直進性を有する超音波或いは光波を送受信する
ためのものであり、本実施例にあっては超音波送受信器
を用いている。
この超音波送受信器による距離の計測方法は良く知られ
たものである。
前記ビーム送受信器1によって送信及び受信されるビー
ムのビーム軸C上には屈折手段となるデフレクタ4が設
けられている。このデフレクタ4は前述の如くビーム軸
C上に設けられると共に、管Aの軸心Bに対し45度の
角度を持って設けられている。そしてデフレクタ4はビ
ーム送受信器lによって発信されたビームを直角に屈折
して管の内壁に照射し、該内壁からのエコーを直角に屈
折してビーム送受信器1に戻すことによって、受信し得
るように構成されるものである。
前記デフレクタ4は筒体5に固着されている。
この筒体5はデフレクタ4と対向する位置にビームを通
過させるための開口5aが形成されると共に、基台3に
固着したブラケット6にヘアリング7を介して回転可能
に支承されている。
前記筒体5の外周所定位置には回動手段8を構成するギ
ヤ8aが固着されており、該ギヤ8aにはピニオン8b
が歯合している。そして前記ピニオン8bはモーター8
Cによって駆動されるように構成されている。従ってモ
ーター8Cを駆動することにより筒体5が回転し、デフ
レクタ4は管の軸心Bに対し45度の角度を維持した状
態で回転することが可能である。
また前記モーター8Cとしてステッピングモーターの如
き駆動パルス数に応じた回転を行うモーターを使用すれ
ば、前記駆動パルス数をカウントすることによってモー
ター8Cの回転角度を知ることが可能であり、従っ−て
前記モーター8Cの回転角度に応じたデフレクタの位置
を知ることが出来る。またモーター8Cとして通常のモ
ーターを使用する場合には、図に示すように筒体5の回
転を直接、或いはギヤ8aを介してデフレクタ4の回転
を検出するための検出手段となるロータリーエンコーダ
9に伝達することによって、デフレクタ4の回転角度を
知ることが可能である。ここで、前記ロータリーエンコ
ーダ9により回転体の回転を検出することは既に良く知
られている。
尚、図に於いて10はビーム送受信器1によって計測し
た該送受信器lから管Aの内壁までの距離を表示するた
めの表示器であり、laは該送受信器1から表示器IO
に至る配線である。
次に上記の如く構成した管内計測装置により管への内径
を測定する場合について説明する。
先ず台車2を管へによって構成される管路内の所定の測
定位置に手多動させ、ビーム送受信器1により該送受信
器1から管内壁までの距離を計測し、表示器10により
その距離を確認し続いて回動手段8によって筒体5を回
転させ180度回転した位置で再度ビーム送受信器1に
より該送受信器1から管内壁までの距離を計測し、表示
器10にその距離を表示する。そして計測した二つの計
測値を加えることによりその位置に於ける管への内径を
測定することが出来る。従って管路の所定測定位置に於
いて前記計測を円周方向に繰り返すことにより管への該
位置に於ける変形状態を知ることが出来このように本実
施例では、ビームをデフレクタ4によって管Aの円周方
向に屈折するので、ビーム送受信器lを基台3に固着し
た状態で管Aの内壁までの距離を計測することが可能で
ある。従って、該送受信器1を円周方向に回転させる必
要がなく、このため配線1aの捌きに対する配慮が不要
である。
〔第2実施例〕 第3図は本実施例に係る管内計測装置の説明図である。
図に於いて前述の第1実施例と同一部分及び同一の機能
を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図に於いて、ビーム送受信器l、デフレクタ4を固着し
た筒体5及び該筒体5を回転させるための回動機構8を
取り付けたブラケット6は、モーター11によって駆動
されて基台3上に摺動可能に装着されている。即ち、ブ
ラケット6の端部には雌ネジ6aが固着され、この雌ネ
ジ6aにはネジ棒12が螺合している。そしてネジ捧1
2をモーター11によって駆動することにより、前記ブ
ラケット6を摺動可能とするものである。
前記摺動方向は送受信器lとデフレクタ4とを結ぶ線に
沿った方向であり、従って管Aの軸心Bと平行な方向に
摺動し得るように構成されている。
前記の如く構成することによって、台車2を停止した状
態で管Aの内径を計測する場合に、回動機構8によりデ
フレクタ4を回転しつつ、モーター11によりネジ棒1
2を駆動してブラケット6を管Aの軸心B方向にシフト
することが可能となり、これにより管Aの内径をスパイ
ラル状に連続計測することが可能である。
特にこのような構成は、後述する第4実施例に示すよう
に管Aの内径を計測するに際し、台車2を固定すること
が必要な場合に有効なものである。
〔第3実施例〕 第4図は本実施例に係る管内計測装置の説明図である。
図に於いて前述の各実施例と同一部分及び同一の機能を
有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ビーム送受信器1は台車2に設けた基台3に任意の方向
で固着されている。そして前記ビーム送受信器1によっ
て送受信されるビームは、ビーム軸C上に設けられたデ
フレクタ4aにより屈折されてデフレクタ4bに至り、
該デフレクタ4bによって屈折されたビームが管への内
壁に照射されるように構成されている。
前記デフレクタ4aはデフレクタ4bに対しビームを管
Aの軸心Bと平行に照射するためのものであり、基台3
に固着したビーム送受信器lの取り付は方向によっては
、ビームを図示しない他のデフレクタを介して屈折し、
その後前記デフレクタ4aに照射することが必要である
前記デフレクタ4aは基台3に設けた取付部材13に固
着された筒状の筺体14の内部に取り付けられている。
また前記デフレクタ4bは筺体14の開放端側にベアリ
ング7を介して回転可能に設けられ、た筒体5に固着さ
れている。そしてこの筒体5は回動手段8によって駆動
され、デフレクタ4bを管Aの軸心Bに対し45度の角
度を維持した状態で回転させることが出来るように構成
されている。
上記構成によれば、ビーム送受信器lの基台3に対し任
意の方向で取り付けることが可能である。
また上記の如く構成した管内計測装置により管への内径
を測定する場合には前述の第1実施例に於けると同様な
方法で測定することが可能である。
〔第4実施例〕 第5図及び第6図は本実施例に係る管内計測装置の説明
図である。本実施例ではデフレクタ4を管への軸心Bに
一致させるための変位手段に関する一例について説明す
る。尚、前述の各実施例に於いて既に説明した部分につ
いては同一の符号を付して説明を省略する。
図に於いて、管路内に配置された円筒状の台車2にはワ
イヤ21が接続され、該ワイヤ21を外部に設けたウィ
ンチ22によって巻き上げることにより、台車2を管路
の長手方向に移動し得るように構成されている。また前
記台車2には複数の車輪23が設けられると共に、変位
手段となる複数のソリ24が夫々同一長さを持って構成
されたリンク25を介して台車2の周囲に等角度間隔に
設けられている(本実施例に於いては120度間隔)。
また前記台車2の端部には基台3が設けられ、該基台3
にブラケット6がモーター11に駆動されて管への軸心
Bと平行な方向に摺動可能に取り付けられている。この
ブラケット6にはベアリング7を介して筒体5が回転可
能に支承されており、またこの筒体5には管Aの軸心B
に対し45度の角度をもったデフレクタ4が固着されて
いる。このデフレクタ4は台車2の中心と一致する位置
に設けられるものである。またビーム送受信器1は、前
述の第1〜第3実施例に於いて説明したように該送受信
器1によるビームがデフレクタ4に対し管Aの軸心Bと
平行に照射し得る状態で台車2に固着されている。
また前記台車2の他端にはモーター26が設けられると
共に、台車2の中心には前記モーター26によって駆動
されるネジ27が台車2の長手方向に設けられている。
前記ネジ27にはスライダー28がガイド29に係合す
ることによりネジ27に沿って移動し得るように設けら
れている。またこのスライダー28には、一端が前記各
ソリ24に設けた軸24aに回動自在に支承され、且つ
夫々同一の長さで形成された複数のレバー30の端部が
回動自在に支承されている。
前記の如く構成した台車2に於いて、モーター26を駆
動してネジ27を回転しスライダー28を第4図に於け
る右方向に移動すると、該スライダー28に連結したレ
バー30を介してソリ24が外方に拡開し、各ソリ24
が管Aの内壁に当接する。このとき各ソリ24を取りつ
けた各リンク25の長さ及びレバー30の長さが同一で
あり、且つ各リンク25は同一のスライダー28によっ
て馬区動されていることから、ネジ27から管への内壁
までの距離は各方向に亘って等しく、従ってネジ27は
管への軸心Bと一致している。即ら台車2の中心が管A
の軸心Bと一致したこととなる。前記台車2の中心が管
Aの軸心Bと一致することは、該台車2の中心と一致し
て設けたデフレクタ4の位置が管への軸心Bと一致した
ことをも意味するものである。
上記したように、台車2の周囲に同一の条件で拡開する
複数のソリ24を設けることによって、屈折手段である
デフレクタ4を管への軸心Bに一致するように変位させ
ることが可能である。
また上記構成に於いて、ソリ24が管Aの内壁を押圧す
ることによって、台車2を固定する。このときモーター
11によりブラケット6を管Aの軸心B方向に摺動させ
ることにより、ネジ棒I2のノット分に相当する範囲の
管への内径を計測することが出来る。
第7図は管内計測装置の制御ブロック図である。
図に於いて、制御部31は演算手段を兼ねるcpu31
aとビーム送受信器1によって計測された距離データや
、ロータリーエンコーダ9によって検出されたデフレク
タ4の回転角度データ等を記憶するメモリRAM31b
とこの管内計測装置の操作プログラム等を書き込まれた
R OM31 Cとにより構成されている。また32は
モーター9c、  ウィンチ22及びモーター26の駆
動ドライ八であり、33はインターフェースである。ま
た34はデイスプレィである。
次に上記の6.o <構成し7た管内計測装置による管
内径の測定について説明する。
先ず台車2を管路内に配置し、ウィンチ22を駆動して
予め設定した管Aの内径測定位置にまで台車2を移動す
る。台車2が所定の測定位置まで移動するとウィンチ2
2の駆動を停止し、モーター26を駆動してソリ24を
拡関し、台車2を管Aの軸心Bと一致する位置に固定す
る。
続いてビーム送受信器Iによりビームを発信し、該ビー
ムがデフレクタ4により管Aの内壁に照射され、そのエ
コーをビーム送受信器1が受信することにより、該送受
信器1から管への内壁までの距離を計測する。この計測
データはRA M31 bに転送されて該RA M31
 bに記憶される。同時に前記計測と同期してロータリ
ーエンコーダ9によってデフレクタ4の角度を検出し、
該検出データをRA M31 bに転送して該RA M
31 bに記tαする。
前記操作をデフレクタ4を回転させつつ繰り返し、所定
の測定間隅により管への内壁までの距離の計測を行い、
特定の測定位置に於ける距離データとデフレクタ40角
度データと、該角度に180度進行した位置に於ける距
離データと角度データとを抽出して夫々のデータを制御
部31に於いて(寅算することによって、特定の測定位
置に於ける管Aの内径を算出する。
上記操作を管への円周方向に繰り返し、デフレクタ4が
1回転を終了すると、管Aの内径を2次元的に算出する
ことが出来る。
上記の如く操作して所定位置に於ける管Aの内径の測定
が終了すると、ウィンチ22を駆動して台車2を次に指
定された測定位置にまで移動し、前記操作を繰り返すも
のである。
上記操作に於いて、測定結果をデイスプレィ34に表示
することが可能である。
また上記説明に於いて台車2をソリ24によって管Aの
軸心Bと一致するようにしたが、これは必ずしも必要な
ことでは無く、ビーム送受信器1から管Aの内壁までの
距離をデフレクタ4の回転角度を基準として、例えば1
0度毎に計測し、ある特定角度に於ける距離データと、
該角度から180度進行した角度に於ける距離データと
を64算すれば管Aの内径を測定することが可能であり
、従って台車2が管Aの軸心Bと一致しなくとも良い。
〔他の実施例〕
「屈折手段」 前述の各実施例に於いて、屈折手段としてデフレクタ4
を使用した。このデフレクタ4はビーム送受信器1によ
る超音波ビームを屈折するためのものである。前記超音
波ビームは約10度程度の拡散角度を存するものであり
、このようなビームの中からビーム軸Cに沿ったビーム
のみを取り出して管内計測に利用するために前記デフレ
クタ4の表面を凸面状に形成することが好ましい。
前記の如く凸面状に形成したデフレクタ4に照射された
ビームは、該デフレクタ4によって更に拡散されビーム
軸Cに沿ったビームのみを計測用に供することが可能と
なる。
またビーム送受信器1から光波を発振する場合には前記
屈折手段としてプリズムを使用することが可能である。
r変位手段1 変位手段は屈折手段を管Aの軸心Bと一致させるための
ものであり、前述の第4実施例に於いて説明した外に、
例えば管への軸心へと一致したレーザー光線とこのレー
ザー光線を検出するための検出手段を設け、デフレクタ
4を前記検出手段の軸心と一致して構成し、前記検出手
段及びデフレクタ4を管Aの断面に於ける垂直方向及び
水平方向へネジ等によって移動し得る構造とすれば、前
記デフレクタ4を管Aの軸心Bと一致するように変位さ
せることが出来る。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明の管内計測装置は、
直進性のビームを送受信して管内壁までの距離を計測す
ると共に、前記ビームを屈折する屈折手段を回転可能に
構成したので、ビームを送受信して距離を計測するため
の計測手段を管の円周方向に回転させる必要が無く、従
って前記計測手段に至る配線の捌きが容易となり、且つ
スリップリングを用いることがないのでノイズによる計
測データに悪影響を及ぼすことが無い。
また前記屈折手段を管の軸心と一致させるための変位手
段を設けることにより、計測手段によって計測した距離
データによって管の半径を容易に算出することが出来る
また計測手段と屈折手段と回動手段とを計測される管の
軸心方向に移動可能に構成することによって、管内計測
装置を固定した状態にあっても、該管の内径をスパイラ
ル状に連続して計測することが出来る。
また前記屈折手段の回転角度を検出するための検出手段
と、演算手段とを設けることにより、特定位置に於ける
角度データと距離データとを記憶させ、該特定位置から
180度進行した位置に於ける角度データと距離データ
とを前記各データと演算することにより、管の内i蚤を
算出することが出来る。
更に、上記した各管内計測装置を管路内に移動可能な台
車に設けることにより、管路内の任官の位置に於ける管
の内径を容易に測定することが出来る等の特徴を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の説明図、第2図は要部説明図、第
3図は第2実施例の説明図、第4図は第3実施例の説明
図、第5図及び第6図は第4実施例の説明図、第7図は
制?iflブロック図である。 Aは管、Bは管Aの軸心、Cはビームの軸、1はビーム
送受信器、2は台車、3は基台、4はデフレクタ、5は
筒体、6.はプラケット、7はヘアリング、8は回動手
段、8aはギヤ、8bはピニオン、8cはモーター、9
はロータリーエンコーダ、IOは表示器、11はモータ
ー、12はネジ棒、14は筺体、21はワイヤ、22ウ
ィンチ、24はソリ、26はモーター、31は制御部、
31aはCPU、31bはRAM、31CはROMであ
る。 第2図 ↑

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直進性のビームを送受信して管の内壁までの距離
    を計測するための計測手段と、前記ビームの軸上に設け
    られると共に管の軸心に対し45度の角度を有して設け
    られた前記ビームを屈折するための屈折手段と、前記屈
    折手段を回転させるための回動手段とを有することを特
    徴とする管内計測装置。
  2. (2)請求項1記載の管内計測装置に於いて、屈折手段
    を管の軸心と一致させるための変位手段を有することを
    特徴とする管内計測装置。
  3. (3)請求項1又は2記載の管内計測装置に於いて、計
    測手段と屈折手段と回動手段とを計測される管の軸心方
    向に移動させるための移動手段を有することを特徴とす
    る管内計測装置。
  4. (4)請求項1、2又は3記載の管内計測装置に於いて
    、屈折手段の回転角度を検出するための検出手段と、計
    測手段によって得られた管の内壁までの距離データと前
    記検出手段によって得られた屈折手段の角度データとを
    演算して管内径を算出するための演算手段とを有するこ
    とを特徴とする管内計測装置。
  5. (5)管路内に配置される台車と、前記台車を管路の長
    手方向に移動させるための駆動手段と、前記台車に設け
    た請求項1、2又は3記載の管内計測装置とにより構成
    したことを特徴とする管内計測装置。
JP5489988A 1988-03-10 1988-03-10 管内計測装置 Pending JPH01229904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5489988A JPH01229904A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 管内計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5489988A JPH01229904A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 管内計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01229904A true JPH01229904A (ja) 1989-09-13

Family

ID=12983449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5489988A Pending JPH01229904A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 管内計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01229904A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5392527A (en) * 1993-07-12 1995-02-28 Wheelabrator Engineered Systems, Inc. Annulus measuring device
JP2011027506A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Shin Nippon Hihakai Kensa Kk 配管減肉測定装置及びこれを用いた配管減肉測定方法
JP2011158392A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Shin Nippon Hihakai Kensa Kk 配管減肉測定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260002A (ja) * 1985-09-10 1987-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動ル−プ利得制御回路
JPS62284258A (ja) * 1986-06-02 1987-12-10 Nippon Kokan Kk <Nkk> 管内面形状異常計測方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260002A (ja) * 1985-09-10 1987-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動ル−プ利得制御回路
JPS62284258A (ja) * 1986-06-02 1987-12-10 Nippon Kokan Kk <Nkk> 管内面形状異常計測方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5392527A (en) * 1993-07-12 1995-02-28 Wheelabrator Engineered Systems, Inc. Annulus measuring device
JP2011027506A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Shin Nippon Hihakai Kensa Kk 配管減肉測定装置及びこれを用いた配管減肉測定方法
JP2011158392A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Shin Nippon Hihakai Kensa Kk 配管減肉測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9739721B2 (en) Apparatus for inspection of external corrosion of pipes
US5392652A (en) Method and apparatus for inspection of metal objects utilizing variable angle ultrasonic transducer
US4757716A (en) Boresonic inspection system
EP0251698A2 (en) Boresonic inspection system
KR20080106766A (ko) 초음파 검사용 스캐너
US5370006A (en) Piping inspection carriage having axially displaceable sensor
JP2010271072A (ja) 管厚測定装置
US20140197829A1 (en) Mobile carrier system for at least one sensor element designed for non-destructive testing
CN215491591U (zh) 一种高压管汇壁厚监测装置
EP0060952A2 (en) Ultrasonic inspection and deployment apparatus
JPH01229904A (ja) 管内計測装置
CN201935900U (zh) 一种连续管无损检测装置
KR101526846B1 (ko) 화력발전소 보일러에 구비된 랜스 튜브의 균열 및 두께를 측정하기 위한 랜스 튜브 진단장치
CN206609830U (zh) 一种用于管道内腐蚀超声波扫查装置
Komori et al. Inspection robots for gas pipelines of Tokyo Gas
JP4363699B2 (ja) 浸炭層の検出方法及びその厚さの測定方法
US4485560A (en) Method and device for determining the shape of the inner wall of a tube
JP2001056318A (ja) 超音波による管の探傷方法及び超音波探傷器
JP7458075B2 (ja) 配管内面測定装置
KR100395205B1 (ko) 센트럴라이저를 구비한 지하매설 금속배관의 검사장치
JPH0232252A (ja) 枝配管内の超音波探傷検査装置
JPS59119210A (ja) 管の自動内径測定装置
RU189109U1 (ru) Внутритрубное диагностическое устройство для контроля технического состояния труб
JP2831249B2 (ja) 管内設置形流量計治具
JPS62182649A (ja) 配管劣化診断方法