JPH0122948Y2 - - Google Patents

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JPH0122948Y2
JPH0122948Y2 JP1981164342U JP16434281U JPH0122948Y2 JP H0122948 Y2 JPH0122948 Y2 JP H0122948Y2 JP 1981164342 U JP1981164342 U JP 1981164342U JP 16434281 U JP16434281 U JP 16434281U JP H0122948 Y2 JPH0122948 Y2 JP H0122948Y2
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JP
Japan
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cylinder
plunger
hopper
slide
pressurized
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JP1981164342U
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JPS5870471U (ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はコンクリートや土砂、れきなどをパイ
プを利用して遠方に輸送する、圧送装置に関する
ものである。
〈従来の技術〉 コンクリートなどの被圧送物の内部に筒体を押
し込んで内部に取り込むとともに外部と遮断し、
この筒体内にさらにプランジヤを押し込んで一定
の方向に吐出する構造の装置が存在する。(たと
えば実開昭56−127379) こうした装置では筒体の後退とプランジヤの後
退とが別々であるために、筒体の後退とプランジ
ヤの後退が二工程となり、圧送準備のための作動
のサイクルが多くなる。
もし筒体とプランジヤの作動を同調させて一工
程で同時に行わせようとすれば、そのための油圧
回路を設定しなければならず、高価な装置となつ
てしまう。
また、特開昭56−52322号公報の装置のように、
ホツパの出口の外部に筒体とプランジヤとを設
け、プランジヤを往復させる装置も存在するが、
こうした装置ではホツパ出口からの被圧送物の落
下を待つだけであるから、特に流動性の悪い材料
は大量に圧送することはできない。
〈本考案の目的〉 本考案は上記のような公知の装置の欠点を改善
するためになされたもので、簡単な構造によつ
て、筒体とプランジヤの作動を完全に連動させる
ことのできる圧送装置を提供することを目的とす
る。
また本考案は大量の材料を圧送することのでき
る圧送装置を提供することを目的とする。
〈本考案の構成〉 次に実施例をコンクリートポンプを例として説
明する。
〈イ〉 ホツパ ホツパ1はコンクリートなどの被圧送物を一端
収納する、上部開放の容器である。
そしてその底部の一側に吐出管11を吐出弁1
2を介して接続し、吐出管11と対称位置にスラ
イド筒2を設ける。
このスライド筒2の設置位置は、図で示すよう
にホツパ1の最も底の部分である。
更にホツパ1内に撹拌翼を設けコンクリートの
硬化、分離を防止する。
もちろん、土砂、れき等の圧送装置においては
撹拌翼は不要となる場合がある。
〈ロ〉 スライド筒 スライド筒2は中空の筒体である。
このスライド筒2の往復動は、壁面21等の不
動体に反力を取つたスライド筒用シリンダ22に
よつて行い、ホツパ1内部に導入往復が自在であ
る。
そしてスライド筒2の開放先端部はスライド筒
2が最も前進した時に吐出管11に正確に接続す
るように配置する。
〈ハ〉 押出しプランジヤ スライド筒2内にはプランジヤ3を位置させ
る。
このプランジヤ3は押し出し用シリンダ4への
圧力油、圧力水の供給、排出によつて往復作動さ
せる。
押し出し用シリンダ4はその後方の不動体41
から反力を取つて伸縮自在である。
〈ニ〉 係合装置 プランジヤ3後端には例えばスライド筒2より
大径の縁板31を取り付ける。
そのために、スライド筒2の後退時には、その
後端が縁板31にぶつかつてしまう。
そこで、シリンダ4を排出状態にしておけば、
スライド筒2の後退時にスライド筒2と共に縁板
31を介してプランジヤ3も後退することにな
る。
なお必ずしも大径の縁板を使用する必要はな
く、スライド筒2とプランジヤ3とが係合する構
造ならば従来の各種の係合装置を広く利用するこ
とができる。
〈ホ〉 油圧回路 第1図には油圧回路の一例を示すが、もとより
本考案は回路構成自体に存在するものではなく、
あくまで一例である。
また油圧に限らず空気圧、水圧あるいは電動モ
ータ等も利用できることはもちろんである。
そこで回路を説明すると、油圧ポンプPとスラ
イド筒用シリンダ22との間にスライド筒用三方
弁2Aを設ける。
油圧ポンプPと押し出し用シリンダ4との間に
はプランジヤ用三方弁4Aと、油圧ポンプPとの
間には切換弁5を設ける。
一方吐出弁12を開閉する吐出弁用シリンダ1
3と、油圧ポンプPとの間には吐出弁用三方弁1
2Aを設ける。
〈本考案の作動〉 〈イ〉 準備段階(第1図) スライド筒2はホツパ1内に突出しない位置ま
で後退させる。
そして、スライド筒2の前端にプランジヤ3前
面を位置させる。
吐出弁12を閉扉しホツパ1内には生コンクリ
ートCを充填する。
〈ロ〉 スライド筒の圧入(第2図) 弁5,2Aの操作によつてスライド用シリンダ
22を伸張してスライド筒2をホツパ1内に前進
させ、コンクリートc内に圧入させる。
スライド筒2は前端開放なので筒内にコンクリ
ートcを取り入れつつ前進することになる。
この時押し出し用シリンダ4の排出側は三方弁
4Aにより閉じられているのでプランジヤ3がス
ライド筒2により引かれて前進してしまうことが
ない。
〈ハ〉 プランジヤの前進(第3図) スライド筒2前端が吐出弁12に到達したら前
進をやめる。
そして弁12Aの操作によつて、吐出弁12を
開扉し、同時に弁5,4Aの操作によつてプラン
ジヤ3を前進させる。
その結果スライド筒2内のコンクリートCはす
べて吐出管11内に吐出される。
〈ニ〉 スライド筒とプランジヤの後退 吐出弁12を弁12A操作によつて閉扉し、ス
ライド筒2を弁5と2Aの操作によつて後退させ
ホツパ1外の原位置に戻す。
ところでスライド筒2の後端には筒2より大き
いプランジヤ縁板31が係合している。
さらにこの時押し出し用シリンダ4の三方弁4
Aを切り換えてある。
その結果スライド筒2にプランジヤ縁板31が
引かれ、縁板31と一体であるプランジヤ3は、
一体となつて同時に後退する。
するとそれまでスライド筒2が位置していた部
分の上方のコンクリートCが崩壊してその空間を
埋めるので、再び前記の作動を繰り返して圧送を
続ける。
〈本考案の効果〉 本考案は上記したように、一端開放の筒をコン
クリートや土砂、れき、粉体、粒体等の被圧送体
内に圧入し、次に筒内にプランジヤを圧入し、そ
の結果筒内のコンクリート等を吐出するものであ
る。
すなわち本考案の装置は、スライド筒がホツパ
内部で往復動して、被圧送物内に直接スライド筒
を押し込むものである。
したがつて大量の被圧送物を瞬時に取り込むこ
とができ、スライド筒の容積と同量の被圧送物を
吐出することができる。
さらに本考案の装置では、コンクリートの吐出
後には、スライド筒と係合した状態のプランジヤ
を、スライド筒の後退運動によつて引き戻すもの
である。
したがつて、被圧送体をスライド筒外に吐出
し、次の吐出準備の位置にスライド筒とプランジ
ヤが戻るまでの1サイクルを、3行程で行うこと
ができる。
従つてスライド筒の後退運動とプランジヤの後
退運動とを油圧回路上で同調させる必要はなく、
きわめて簡単な構造で一体に同調した後退運動を
行わせることができる。
さらに、被圧送体を外部に吐出した後は、スラ
イド筒とプランジヤが同時に引き戻されてできた
ホツパ底部の空間に、上部の被圧送体がその自重
で自然に落ち込んで空間を埋めるので、連続して
大量の被圧送体を取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案の圧送装置及び油圧回路の一実
施例の説明図、第2〜3図:作動状態の説明図。 1:ホツパ、12:吐出弁、2:スライド筒、
3:プランジヤ、4:押し出し用シリンダ、3
1:縁板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被圧送体を収容するホツパと、 その底部においてスライドする筒体と、 よりなる装置であつて、 一端を開放してあつて、被圧送体内に押し込ん
    で被圧送体を開放端から内部に取り込む筒体と、 筒体内に圧入して被圧送体を開放端から筒体外
    に吐出させるプランジヤと、 筒体を引き戻すと、筒体とプランジヤが係合し
    てプランジヤを同時に引き戻すように係合させる
    部材であつて、プランジヤの後端に取り付けた縁
    板と、 ホツパにおいて前記の筒体の開放端が到達する
    位置に設けた開閉自在の吐出弁と、 からなることを特徴とする、 圧送装置。
JP16434281U 1981-04-30 1981-11-05 圧送装置 Granted JPS5870471U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16434281U JPS5870471U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 圧送装置
DE19823215817 DE3215817A1 (de) 1981-04-30 1982-04-28 Pumpvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16434281U JPS5870471U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 圧送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5870471U JPS5870471U (ja) 1983-05-13
JPH0122948Y2 true JPH0122948Y2 (ja) 1989-07-12

Family

ID=29956594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16434281U Granted JPS5870471U (ja) 1981-04-30 1981-11-05 圧送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5870471U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652322A (en) * 1979-09-29 1981-05-11 Katsushige Misumi Method and device for conveying fluid under pressure

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652322A (en) * 1979-09-29 1981-05-11 Katsushige Misumi Method and device for conveying fluid under pressure

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5870471U (ja) 1983-05-13

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