JPS6229666Y2 - - Google Patents

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JPS6229666Y2
JPS6229666Y2 JP1981122976U JP12297681U JPS6229666Y2 JP S6229666 Y2 JPS6229666 Y2 JP S6229666Y2 JP 1981122976 U JP1981122976 U JP 1981122976U JP 12297681 U JP12297681 U JP 12297681U JP S6229666 Y2 JPS6229666 Y2 JP S6229666Y2
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JP
Japan
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slide
cylinder
concrete
discharge valve
hopper
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JP1981122976U
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JPS5829179U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は生コンクリートなどの流動体、礫など
の粒体、あるいはセメントなどの粉体を遠方に圧
送する圧送装置に関するものである。
<従来の技術> コンクリートなどの流動性を有する圧送物を圧
送するために、第9図に示すような圧送装置が知
られている。
この圧送装置は、ホツパaとシリンダbとの間
に設けた吸入弁cの開閉と、シリンダbの端に設
けた吐出弁dの開閉に同調して、シリンダb内に
収容したピストンeを往復動させることにより、
コンクリートを圧送する構造である。
そして、ピストンeの後退時に発生する負圧を
利用して、ホツパa内のコンクリートをシリンダ
b内に取り込んでいる。
<本考案が解決しようとする問題点> 前記した圧送装置には、つぎのような問題点が
存在する。
(イ) ピストンeの後退時に発生する負圧の大きさ
には限界があるため、大量のコンクリートを一
時にシリンダb内に取り込むことはできない。
したがつて、ピストンeの一往復する間に吐
出できるコンクリートの吐出能力に制限を受け
る。
(ロ) コンクリートがシリンダb内に取り込まれる
際、コンクリートに負圧がかかるとコンクリー
ト中の水分が先に吸引されてしまう。
その結果、水分を奪われたコンクリートの流
動性が悪化するため、パイプ内を閉塞して圧送
不能になり易い。
<本考案の目的> 本考案は以上の問題点に鑑みなされたもので、
コンクリートの良好な品質を維持したまま効率良
く圧送でき、しかも、圧送能力の向上が図れる圧
送装置を提供することを目的とする。
<本考案の構成> 以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて説明する。
<イ> 圧送装置の構成 圧送装置は、コンクリートなどを収容するホ
ツパ1と、ホツパ1の底部内を往復動するスラ
イド筒2と、スライド筒2内に往復動自在に収
納したピストン3と、ホツパ1の底部に設けた
開閉自在の吐出弁12と、吐出弁12の周縁に
設けたガイド縁5とよりなる。
以下、各部について説明する。
<ロ> ホツパ ホツパ1にはその底部の一側に吐出管11を
接続し、吐出管11とホツパ1との接続箇所に
吐出弁12を介在する。
吐出管11の対称位置のホツパ1の底部に
は、出入り自在にスライド筒2を配置する。
なお、ホツパ1内には、コンクリートCの硬
化や分離を防止するため、図示しない撹拌翼を
設けておく。
<ハ> ガイド縁 吐出弁12の周縁には、ホツパ1の内側に向
けてガイド縁5を突設する。
ガイド縁5は、後述するようにスライド筒2
の開口端を案内するための案内部材である。
ガイド縁5の内面には、吐出弁12へ向けて
縮径するテーパ状の内斜面53を形成する。
すなわち、第4図に示すようにガイド縁5の
自由端51側の内径はスライド筒5の外径より
も大きく形成し、ガイド縁5の吐出弁12側の
基端52の内径はスライド筒2の外径と等しく
形成し、この自由端51と基端52との間を結
ぶ面が内斜面53となる。
また、ガイド縁5は吐出弁12の全周縁に取
り付けても良いが、吐出弁12の周縁の上半だ
けに設けても良い。
また、第5図に示すようにガイド縁5をホツ
パ1内に突出せず、吐出管11とホツパ1の接
続部にラツパ状の内斜面54を形成しても良
い。
この場合、吐出弁12は内斜面54の外方、
すなわち、吐出方向側に位置させておく。
<ニ> スライド筒 スライド筒2は中空の筒体である。
スライド筒2の駆動手段としては、例えば液
圧式のシリンダを採用できる。
すなわち、壁面21に反力を取つたスライド
用シリンダ22をスライド筒2に接続して、ス
ライド筒2がホツパ1内を往復し得るよう構成
する。
また、少なくともスライド筒2の上死点(ス
ライド筒2が最も前進する地点)は、スライド
筒2の開口端がガイド縁5で囲まれる空間域を
通過して吐出管11に到達する地点に設定す
る。
<ホ> ピストン スライド筒2内には、ピストン3を往復動自
在に収容する。
ピストン3の駆動手段としては、スライド筒
2の後方に配置した液圧式の押出し用シリンダ
4を採用できる。
すなわち、不動体41に固定した押出し用シ
リンダ4の自由端をピストン3に接続して、不
動体41から反力を得ながらスライド筒2内の
ピストン3を往復動させる。
また、第8図に示すように、押出し用シリン
ダ4の反力を、壁面21から得ることも可能で
ある。
つぎに圧送装置の作動について説明する。
<イ> 準備段階(第1図) スライド用シリンダ22および押出し用シリ
ンダ4を収縮して、スライド筒2およびピスト
ン3をホツパ1の外へ後退させておく。
また、吐出弁12は閉じておく。
この状態でホツパ1内にコンクリートCを投
入する。
<ロ> スライド筒の前進(第2図) スライド用シリンダ22を伸長してスライド
筒2を吐出弁12方向に向けて前進させる。
スライド筒2は、内部にコンクリートCを取
り込みながらコンクリートC内を直進する。
なお、第8図に示した実施例の場合には、ス
ライド用シリンダ22の伸長分だけ押出し用シ
リンダ3を収縮して、スライド筒2内にコンク
リートCを取り込む。
スライド筒2の前進中、スライド筒2の先端
と吐出管11の間に礫などが介在する場合が予
想される。
しかし、吐出弁12の周囲にガイド縁5を設
けてあるので、スライド筒2の先端に礫などの
粒体が位置する場合には、この礫が内斜面53
に沿つてスライド筒2内に取り込まれから、礫
の存在によつてスライド筒2の前進が阻止され
ることはない。
<ハ> ピストンの前進 スライド筒2の先端が吐出弁12に到達した
らスライド筒2の前進を停止する。
つぎに吐出弁12を開け、同時にピストン3
の前進を開始する。
その結果、スライド筒2内に取り込まれたす
べてのコンクリートCは、吐出管11へ吐出さ
れる。
仮にガイド縁5がなければ、第7図に示すよ
うにスライド筒2の先端と吐出管11との間に
礫が介在したままとなつて、スライド筒2の前
進が阻止される。
このようにスライド筒2の先端と吐出弁12
との間に礫が挟まつて空隙aを形成している状
態でピストン3が前進すると、スライド筒2内
のコンクリートC中の水分や細骨材の一部がこ
の空隙aからホツパ1内に逆流してスライド筒
2内のコンクリートCの水分量が減少する。
そのため、水分量の減少したコンクリートC
を吐出管11内に吐出すと、吐出管11内で閉
塞事故を起こすことが容易に予測できる。
本考案ではガイド縁5を設けたことにより、
このような閉塞事故を回避できる。
<ニ> スライド筒とピストンの後退 ピストン3の前進によつてスライド筒2内の
コンクリートCを吐出管11へ圧送したら、つ
ぎに吐出弁12を閉じて流路を閉塞した後、ス
ライド筒2をピストン3と共に後退させてホツ
パ1外の元の位置に戻す。
そのため、コンクリートCをスライド筒2外
に吐出し、次の吐出準備の位置にスライド筒2
とピストン3が戻るまでの1サイクルを3工程
で行うことができる。
するとそれまでスライド筒2の外周に位置し
ていたコンクリートCが支持部材を失い自重で
落下して、スライド筒2が後退してできた空間
に充満する。
以上の動作を繰り返して、連続してコンクリ
ートCを圧送する。
<本考案の効果> 本考案は以上説明したようになるから次のよう
な効果を得ることができる。
(イ) ホツパ内の吐出弁の周縁に、内斜面を有する
ガイド縁を設けたので、スライド筒の先端に粗
骨材などの粒体が位置していても、これらの粒
体を内斜面に沿わせてスライド筒内に取り込む
ことができる。
そのため、スライド筒の前進が阻止されるこ
とはない。
(ロ) 本考案の圧送装置ではスライド筒内にコンク
リート中の水と骨材などを分離させないで収容
できる。
そのため、常に良好な均一のスランプのコン
クリートを圧送でき、吐出管内でのコンクリー
トの閉塞事故がなくなる。
(ハ) 本考案はコンクリートを負圧によつて取り込
むのではなく、自重で落下させたコンクリート
中にスライド筒を貫入して取り込む方式であ
る。
したがつて、本考案に係る圧送装置は従来装
置に比べ、一度に大量のコンクリートを取り込
め、しかも大量のコンクリートを吐出すること
ができる。
その結果、作業時間の短縮を図り、作業の能
率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係る圧送装置の一実施例を示
す説明図、第2図:スライド筒の前進時の説明
図、第3図:ピストンの前進時の説明図、第4
図:ホツパの底部に設けたガイド縁の部分断面
図、第5図:他のガイド縁の配置例の説明図、第
6図:スライド筒の先端とガイド縁の間に粒体が
介在したときの作動状態を示す説明図、第7図:
ガイド縁が存在しない場合の作動状態を示す説明
図、第8図:他の実施例の説明図、第9図:従来
の圧送装置の説明図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホツパ内を往復動する一端開放のスライド筒
    と、 スライド筒内に収納し、かつ、吐出弁の開放後
    にこの吐出弁に向けて前進するピストンと、 ホツパにおいて、スライド筒の開放端が到達す
    る位置に設けた開閉自在の吐出弁と、 ホツパの内側の吐出弁の周縁に設けてあり、自
    由端側の内径をスライド筒の外径より大きく形成
    し、基端の内径をスライド筒の外径に等しく形成
    し、自由端と基端との間を内斜面で連続したガイ
    ド縁とよりなる、 圧送装置。
JP12297681U 1981-04-30 1981-08-21 圧送装置 Granted JPS5829179U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297681U JPS5829179U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 圧送装置
DE19823215817 DE3215817A1 (de) 1981-04-30 1982-04-28 Pumpvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297681U JPS5829179U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 圧送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5829179U JPS5829179U (ja) 1983-02-25
JPS6229666Y2 true JPS6229666Y2 (ja) 1987-07-30

Family

ID=29916883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12297681U Granted JPS5829179U (ja) 1981-04-30 1981-08-21 圧送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5829179U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652322A (en) * 1979-09-29 1981-05-11 Katsushige Misumi Method and device for conveying fluid under pressure

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652322A (en) * 1979-09-29 1981-05-11 Katsushige Misumi Method and device for conveying fluid under pressure

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5829179U (ja) 1983-02-25

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