JPH0122918B2 - - Google Patents
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- JPH0122918B2 JPH0122918B2 JP55170588A JP17058880A JPH0122918B2 JP H0122918 B2 JPH0122918 B2 JP H0122918B2 JP 55170588 A JP55170588 A JP 55170588A JP 17058880 A JP17058880 A JP 17058880A JP H0122918 B2 JPH0122918 B2 JP H0122918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet pump
- slip joint
- differential pressure
- water
- reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
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- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子炉、特に、原子炉炉水を再循環
させるジエツトポンプを有する原子炉に関するも
のである。
させるジエツトポンプを有する原子炉に関するも
のである。
第1図は、ジエツトポンプを有する沸騰水型原
子炉の縦断面を示すもので、1は炉心、2は炉心
1を囲むシユラウド、3はジエツトポンプ、4は
圧力容器壁、5は再循環ポンプ、6はジエツトポ
ンプ入口、7はセパレータを示している。ジエツ
トポンプ3は、シユラウド2と圧力容器壁4で形
成されるアニユラス空間に炉心1に囲むように20
体程度取りつけられている。そして、通常運転時
には、炉水8の一部が再循環ポンプ5によつて吸
引され、ジエツトポンプ入口6の部分へ駆動水と
して噴出される。この時、駆動水の噴出によつて
ジエツトポンプ入口6での圧力が低下するため、
周囲のアニユラス部分の炉水8もジエツトポンプ
3内に流入する。流入した炉水8は炉心1で沸騰
し、ここで発生した蒸気はセパレータ7で気水分
離されタービン系(図示せず)に流れる。一度、
セパレータ7で分離された水は、アニユラス部分
に貯まり、ジエツトポンプ3の働きによつて炉心
1を再循環する。
子炉の縦断面を示すもので、1は炉心、2は炉心
1を囲むシユラウド、3はジエツトポンプ、4は
圧力容器壁、5は再循環ポンプ、6はジエツトポ
ンプ入口、7はセパレータを示している。ジエツ
トポンプ3は、シユラウド2と圧力容器壁4で形
成されるアニユラス空間に炉心1に囲むように20
体程度取りつけられている。そして、通常運転時
には、炉水8の一部が再循環ポンプ5によつて吸
引され、ジエツトポンプ入口6の部分へ駆動水と
して噴出される。この時、駆動水の噴出によつて
ジエツトポンプ入口6での圧力が低下するため、
周囲のアニユラス部分の炉水8もジエツトポンプ
3内に流入する。流入した炉水8は炉心1で沸騰
し、ここで発生した蒸気はセパレータ7で気水分
離されタービン系(図示せず)に流れる。一度、
セパレータ7で分離された水は、アニユラス部分
に貯まり、ジエツトポンプ3の働きによつて炉心
1を再循環する。
第2図は、ジエツトポンプ3の詳細な構造を示
すもので、ジエツトポンプ3は、再循環ポンプか
らの駆動水が上昇するライザー管21、駆動水の
方向を下向きに変えるエルボー23、ジエツトポ
ンプ入口6から流入する駆動水と周囲のアニユラ
ス部分からの炉水が混合されるミキサー24、お
よびその混合された炉水を炉心へ導くデイフユー
ザ27によつて構成されている。そして、ミキサ
ー24とデイフユーザ27とは、ジエツトポンプ
部分での熱膨張を吸収するため、デイフユーザ2
7内にミキサー24をさし込んで形成されたスリ
ツプジヨイント26で結合されている。また、ジ
エツトポンプ3の中を高速で水が流動するため、
流動によつて振動が誘起されるので、この振動を
押えるため、ジエツトポンプ3には、エルボー2
3をライザー管21の上端に押しつけるためのビ
ームボルト22や、ミキサー24の横揺れ防止の
ためのレストレイナ25などが設けてある。ジエ
ツトポンプ3の吐出流量はデイフユーザ差圧をデ
イフユーザ差圧計28で検出し計算で求めてい
る。そして、ジエツトポンプ3に通常取り付けら
れている計装は、このデイフユーザ差圧計28の
みである。
すもので、ジエツトポンプ3は、再循環ポンプか
らの駆動水が上昇するライザー管21、駆動水の
方向を下向きに変えるエルボー23、ジエツトポ
ンプ入口6から流入する駆動水と周囲のアニユラ
ス部分からの炉水が混合されるミキサー24、お
よびその混合された炉水を炉心へ導くデイフユー
ザ27によつて構成されている。そして、ミキサ
ー24とデイフユーザ27とは、ジエツトポンプ
部分での熱膨張を吸収するため、デイフユーザ2
7内にミキサー24をさし込んで形成されたスリ
ツプジヨイント26で結合されている。また、ジ
エツトポンプ3の中を高速で水が流動するため、
流動によつて振動が誘起されるので、この振動を
押えるため、ジエツトポンプ3には、エルボー2
3をライザー管21の上端に押しつけるためのビ
ームボルト22や、ミキサー24の横揺れ防止の
ためのレストレイナ25などが設けてある。ジエ
ツトポンプ3の吐出流量はデイフユーザ差圧をデ
イフユーザ差圧計28で検出し計算で求めてい
る。そして、ジエツトポンプ3に通常取り付けら
れている計装は、このデイフユーザ差圧計28の
みである。
このように構成されているジエツトポンプで
は、万一、ビームボルト22やレストレイナ25
などのサポートが弛むと、構造物の振動レベルが
高くなり、破損につながるおそれがある。そのた
め、従来は、約1年ごとに実施される定期点検時
に、これらのサポートを点検することによつて、
破損を未然に防いでいた。そして、この点検は、
狭い空間で、しかも原子炉容器の頂部、あるい
は、外側から間接的に実施するため、複雑な作業
となり、長時間を必要とした。
は、万一、ビームボルト22やレストレイナ25
などのサポートが弛むと、構造物の振動レベルが
高くなり、破損につながるおそれがある。そのた
め、従来は、約1年ごとに実施される定期点検時
に、これらのサポートを点検することによつて、
破損を未然に防いでいた。そして、この点検は、
狭い空間で、しかも原子炉容器の頂部、あるい
は、外側から間接的に実施するため、複雑な作業
となり、長時間を必要とした。
本発明は、このようなジエツトポンプの構造材
押えのゆるみなどによる振動の加速度の増加を常
時監視可能とすることを目的とし、圧力容器内の
シユラウドと圧力容器壁とによつて形成されるア
ニユラス空間に、駆動水の噴出によつて周囲の冷
却水を吸引して、原子炉炉水を再循環させるジエ
ツトポンプを有する原子炉において、ジエツトポ
ンプのミキサーとデイフユーザとのスリツプジヨ
イント部の内側部と外側部とに、その検出端が設
置されたこのジエツトポンプの内側と外側との圧
力差を検知する手段と、この手段によつて検知さ
れた圧力差の振動幅および平均値を測定する手段
とを有することを特徴とするものである。
押えのゆるみなどによる振動の加速度の増加を常
時監視可能とすることを目的とし、圧力容器内の
シユラウドと圧力容器壁とによつて形成されるア
ニユラス空間に、駆動水の噴出によつて周囲の冷
却水を吸引して、原子炉炉水を再循環させるジエ
ツトポンプを有する原子炉において、ジエツトポ
ンプのミキサーとデイフユーザとのスリツプジヨ
イント部の内側部と外側部とに、その検出端が設
置されたこのジエツトポンプの内側と外側との圧
力差を検知する手段と、この手段によつて検知さ
れた圧力差の振動幅および平均値を測定する手段
とを有することを特徴とするものである。
第3図は第2図のジエツトポンプのA部分、す
なわち、スリツプジヨイント26の部分の断面を
示すものである。スリツプジヨイント26は、ジ
エツトポンプの熱膨張による伸びを吸収するた
め、デイフユーザ27内にミキサー24がただは
めこまれているだけの構造になつており、これに
よつて上下方向の伸びを吸収できるようになつて
いる。そのため、ミキサー24とデイフユーザ2
7との間には、わずかのすきまがあり、ジエツト
ポンプのスリツプジヨイント内側部31とジエツ
トポンプのアニユラス部のスリツプジヨイント外
側部32との圧力差により、そのすきまから矢印
X,Yで示したように循環流に漏れを生じる。こ
の圧力差の脈動が、ジエツトポンプ振動の一つの
指標になるわけである。すなわち、脈動が大きく
なると、スリツプジヨイント26におけるミキサ
ー24とデイフユーザ27とのギヤツプが振動に
応じて変動することになり、それによつて漏れ量
に脈動が生じる。この漏れ量の脈動は、スリツプ
ジヨイント26におけるジエツトポンプ内外の圧
力差に脈動が生じることを意味している。
なわち、スリツプジヨイント26の部分の断面を
示すものである。スリツプジヨイント26は、ジ
エツトポンプの熱膨張による伸びを吸収するた
め、デイフユーザ27内にミキサー24がただは
めこまれているだけの構造になつており、これに
よつて上下方向の伸びを吸収できるようになつて
いる。そのため、ミキサー24とデイフユーザ2
7との間には、わずかのすきまがあり、ジエツト
ポンプのスリツプジヨイント内側部31とジエツ
トポンプのアニユラス部のスリツプジヨイント外
側部32との圧力差により、そのすきまから矢印
X,Yで示したように循環流に漏れを生じる。こ
の圧力差の脈動が、ジエツトポンプ振動の一つの
指標になるわけである。すなわち、脈動が大きく
なると、スリツプジヨイント26におけるミキサ
ー24とデイフユーザ27とのギヤツプが振動に
応じて変動することになり、それによつて漏れ量
に脈動が生じる。この漏れ量の脈動は、スリツプ
ジヨイント26におけるジエツトポンプ内外の圧
力差に脈動が生じることを意味している。
第4図は、ジエツトポンプ構造材の振動の加速
度とスリツプジヨイント部におけるジエツトポン
プ内外圧力差との関係を示すもので、横軸はジエ
ツトポンプ構造材の振動の加速度、縦軸はスリツ
プジヨイント部における差圧信号の振動幅で、い
ずれもジエツトポンプの通常定格運転状態での値
で規格化したものである。この図は、ジエツトポ
ンプの構造材の振動の加速度とスリツプジヨイン
ト差圧信号の振動幅とは、一義的な関係にあるこ
とを示している。
度とスリツプジヨイント部におけるジエツトポン
プ内外圧力差との関係を示すもので、横軸はジエ
ツトポンプ構造材の振動の加速度、縦軸はスリツ
プジヨイント部における差圧信号の振動幅で、い
ずれもジエツトポンプの通常定格運転状態での値
で規格化したものである。この図は、ジエツトポ
ンプの構造材の振動の加速度とスリツプジヨイン
ト差圧信号の振動幅とは、一義的な関係にあるこ
とを示している。
本発明は、これらの検討結果に基づいてなされ
たもので、以下、実施例について説明する。
たもので、以下、実施例について説明する。
第5図は、一実施例の説明図で第2図のジエツ
トポンプのA部分、すなわちスリツプジヨイント
26に相当する部分を示している。24はミキサ
ー、27はデイフユーザで、33は、検出端が一
つはスリツプジヨイント内側部31に、他の一つ
はスリツプジヨイント外側部32に設置されてい
る差圧伝送器で、34は、平均差圧を求める演算
器、35は差圧振動幅を求める演算器を示してい
る。
トポンプのA部分、すなわちスリツプジヨイント
26に相当する部分を示している。24はミキサ
ー、27はデイフユーザで、33は、検出端が一
つはスリツプジヨイント内側部31に、他の一つ
はスリツプジヨイント外側部32に設置されてい
る差圧伝送器で、34は、平均差圧を求める演算
器、35は差圧振動幅を求める演算器を示してい
る。
そして、この実施例では、差圧伝送器33でス
リツプジヨイント部26の内側部31と外側部3
2の圧力差(ΔP)を検出し、検出されれた圧力
差(ΔP)から演算器34によりその平均差圧
()を求めて、炉心流量(Q)36を求める。
また、同時に、演算器35により差圧信号の振動
幅(|−ΔP|)を求め、ジエツトポンプ構造
材の振動加速度(g)37を求める。これによつ
て、炉心流量(Q)を監視すると同時に、ジエツ
トポンプの構造材の振動を監視し、ジエツトポン
プの破損を未然に防ぐことができる。
リツプジヨイント部26の内側部31と外側部3
2の圧力差(ΔP)を検出し、検出されれた圧力
差(ΔP)から演算器34によりその平均差圧
()を求めて、炉心流量(Q)36を求める。
また、同時に、演算器35により差圧信号の振動
幅(|−ΔP|)を求め、ジエツトポンプ構造
材の振動加速度(g)37を求める。これによつ
て、炉心流量(Q)を監視すると同時に、ジエツ
トポンプの構造材の振動を監視し、ジエツトポン
プの破損を未然に防ぐことができる。
すなわち、この実施例では、従来は行なわれて
いなかつたジエツトポンプ構造材の振動の監視が
行なえるのみならず、炉心流量の監視について
も、次のような効果がある。従来炉心流量の監視
は、前述のように、ジエツトポンプのデイフユー
ザの上下における差圧の監視によつて行なつてい
た。第6図は、この実施例により求められるスリ
ツプジヨイント差圧と炉心流量との関係を、従来
のジエツトポンプのデイフユーザの上下における
差圧と炉心流量との関係と対比して示してある。
横軸は、定格条件における値で規格化したデイフ
ユーザ差圧およびスリツプジヨイント差圧、縦軸
は、定格流量により規格化した流量を示す。この
結果から、流量変化に対する差圧変化の大きさを
比較すると、例えば、流量が1.0〜0.8まで変化し
た時のデイフユーザ差圧は、1.0から0.6まで変化
し、約40%低下するのに対し、スリツプジヨイン
ト差圧は、1.0から3.3まで変化し3倍以上変化し
ている。すなわち、流量変化に対する差圧信号の
変化が、スリツプジヨイント差圧の方がデイフユ
ーザ差圧より約5倍大きく、スリツプジヨイント
差圧の方が流量変化に対する感度が良いことがわ
かる。
いなかつたジエツトポンプ構造材の振動の監視が
行なえるのみならず、炉心流量の監視について
も、次のような効果がある。従来炉心流量の監視
は、前述のように、ジエツトポンプのデイフユー
ザの上下における差圧の監視によつて行なつてい
た。第6図は、この実施例により求められるスリ
ツプジヨイント差圧と炉心流量との関係を、従来
のジエツトポンプのデイフユーザの上下における
差圧と炉心流量との関係と対比して示してある。
横軸は、定格条件における値で規格化したデイフ
ユーザ差圧およびスリツプジヨイント差圧、縦軸
は、定格流量により規格化した流量を示す。この
結果から、流量変化に対する差圧変化の大きさを
比較すると、例えば、流量が1.0〜0.8まで変化し
た時のデイフユーザ差圧は、1.0から0.6まで変化
し、約40%低下するのに対し、スリツプジヨイン
ト差圧は、1.0から3.3まで変化し3倍以上変化し
ている。すなわち、流量変化に対する差圧信号の
変化が、スリツプジヨイント差圧の方がデイフユ
ーザ差圧より約5倍大きく、スリツプジヨイント
差圧の方が流量変化に対する感度が良いことがわ
かる。
すなわち、従来、炉心流量の監視のために行な
われていたジエツトポンプのデイフユーザ上下の
差圧測定を、スリツプジヨイント内外の差圧測定
に変更するだけで、従来行なうことができなかつ
たジエツト構造材の振動の大きさを常時監視し、
ジエツトポンプ破損を未然に防ぐことができ、さ
らに炉心流量を従来方法よりも感度良く測定する
ことができる。
われていたジエツトポンプのデイフユーザ上下の
差圧測定を、スリツプジヨイント内外の差圧測定
に変更するだけで、従来行なうことができなかつ
たジエツト構造材の振動の大きさを常時監視し、
ジエツトポンプ破損を未然に防ぐことができ、さ
らに炉心流量を従来方法よりも感度良く測定する
ことができる。
以上の如く、本発明の原子炉は、ジエツトポン
プの構造材押えのゆるみなどによる振動の加速度
の増加を常時、監視可能としたもので、産業上の
効果の大なるものである。
プの構造材押えのゆるみなどによる振動の加速度
の増加を常時、監視可能としたもので、産業上の
効果の大なるものである。
第1図は、沸騰水型原子炉の構造の概略を示す
断面図、第2図は、同じくジエツトポンプの構造
を示す側面図、第3図は、第2図のA部分の断面
図、第4図は、本発明の原子炉の原理を説明する
ための構造材の振動の加速度とスリツプジヨイン
ト差圧信号の振動幅との関係を示す線図、第5図
は、本発明の原子炉の一実施例の要部(第2図の
A部分)の構成を示す説明図、第6図は、本発明
の原子炉の効果を従来例との比較において示した
線図である。 24……ミキサー、26……スリツプジヨイン
ト、27……デイフユーザ、31……スリツプジ
ヨイント内側部、32……スリツプジヨイント外
側部、33……差圧伝送器、34,35……演算
器。
断面図、第2図は、同じくジエツトポンプの構造
を示す側面図、第3図は、第2図のA部分の断面
図、第4図は、本発明の原子炉の原理を説明する
ための構造材の振動の加速度とスリツプジヨイン
ト差圧信号の振動幅との関係を示す線図、第5図
は、本発明の原子炉の一実施例の要部(第2図の
A部分)の構成を示す説明図、第6図は、本発明
の原子炉の効果を従来例との比較において示した
線図である。 24……ミキサー、26……スリツプジヨイン
ト、27……デイフユーザ、31……スリツプジ
ヨイント内側部、32……スリツプジヨイント外
側部、33……差圧伝送器、34,35……演算
器。
Claims (1)
- 1 圧力容器内のシユラウドと圧力容器壁とによ
つて形成されるアニユラス空間に、駆動水の噴出
によつて周囲の冷却水を吸引して、原子炉炉水を
再循環させるジエツトポンプを有する原子炉にお
いて、前記ジエツトポンプのミキサーとデイフユ
ーザとのスリツプジヨイント部の内側部と外側部
とに、その検出端が設置された該ジエツトポンプ
の内側と外側との圧力差を検知する手段と、該手
段によつて検知された圧力差の振動幅および平均
値を測定する手段とを有することを特徴とする原
子炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55170588A JPS5793290A (en) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | Nuclear reactor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55170588A JPS5793290A (en) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | Nuclear reactor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793290A JPS5793290A (en) | 1982-06-10 |
JPH0122918B2 true JPH0122918B2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=15907612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55170588A Granted JPS5793290A (en) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | Nuclear reactor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5793290A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05240468A (ja) * | 1991-03-18 | 1993-09-17 | Hitachi Air Conditioning & Refrig Co Ltd | 輻射空調装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4836834B2 (ja) * | 2007-03-08 | 2011-12-14 | 株式会社東芝 | 差圧計測配管の振動監視装置及びその方法 |
-
1980
- 1980-12-02 JP JP55170588A patent/JPS5793290A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05240468A (ja) * | 1991-03-18 | 1993-09-17 | Hitachi Air Conditioning & Refrig Co Ltd | 輻射空調装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793290A (en) | 1982-06-10 |
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