JPH01229014A - ブロツク共重合体分散剤 - Google Patents

ブロツク共重合体分散剤

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JPH01229014A
JPH01229014A JP63047677A JP4767788A JPH01229014A JP H01229014 A JPH01229014 A JP H01229014A JP 63047677 A JP63047677 A JP 63047677A JP 4767788 A JP4767788 A JP 4767788A JP H01229014 A JPH01229014 A JP H01229014A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 有機溶媒中顔料を分散させるために有効である重合体材
料は、以前から知られている。前記の重合体分散剤は、
典型的にはAB又はBAB型のものであり、その中にお
いてAセグメントとして知られる極性基が分子中に存在
して顔料表面への付着を容易にし、Bセグメントとして
知られる少なくとも1lilの非極性部分が存在して分
散液中顔料粒子の立体的安定化を強めている。
ペーカーらは、米国特許第3,912.677号におい
て、イオン基が塩形成性成分又は対イオンとの塩の形態
にある特定の場合、イオン性基を含有する重合体の利点
を開示している。塩形成性成分は、有機顔料粒子の表面
に対して親和性を有し、塩を形成するように極性結合型
イオン性基と反応することができる。しかし、重合体分
散剤の性能を改善し、又特殊な塩形成性成分(その使用
は、分散剤の製造を複雑にし、望ましくない色を導入す
る可能性がある)の使用を要さない有効な分散剤を見出
す連続した努力が向けられて来た。
〔発明の要約〕
本発明は、類似の単量体から構成されるが、実質的に異
なった極性を示すブロック共重合体(ブロックの1つは
、カチオン性のアンモニウム、ホスホニウム、或いはス
ルホニウム部分を有する)は、特殊な塩形成性成分の必
要なしに、顔料分散剤としてすぐれた性能を提供すると
いう発見に基づく。
特定すると、本発明は、本質的に次のものよりなるブロ
ック共重合体を提供する。
(a)約200〜10,000の数平均分子量を有し、
かつ一般式CHz=CHCO2R及びCH2=ccH3
co2R(式中Rは、1〜20の炭素原子のアルキル又
はアルキルエーテルである)の化合物から選択される少
なくとも1種の単量体から製造された少なくとも1種の
ブロック〔このブロックは、更に一般式−A(R1)=
X (式中Aは、N、 P、並びニSから選択される;
R1は、1〜20の炭素原子のアルキル又はアルキルエ
ーテル、フェニル又は置換)工二ルから独立して選択さ
れ、AがN又はPである時にはmは3であり、AがSで
ある時にはmが2であり、又Xは、ハロゲン化物及び有
機酸の共役塩基から選択される)の少なくとも2個のペ
ンダントイオン性部分を含有し、ブロックのバックボー
ンは、エチレン系不飽和単位である〕の共重合体(重量
で約0.1〜50%)、並びに(b)約500〜100
,000の数平均分子量を有し、かつ一般弐〇〇 2=
CIICO2R及びCH2=CCH3CO2R(式中R
は、1〜20の炭素原子のアルキル又はアルキルエーテ
ルである)の化合物から選択される単量体から製造され
た少なくとも1種のブロックの共重合体(重量で約99
.9〜50%)。
これらの化合物は、群間移動重合技術によって製造する
ことができ、又製造するのが好適であり、分散剤として
すぐれた性能を示し、かつ十分な性能のために塩形成性
対イオンを要さない。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の分散剤を製造する際使用することができる単量
体は、ウェブスター、米国特許第4.508.880号
のカラム8.4〜58行中に記載されているアクリレー
ト及びメタクリレート(アクリル酸3−メタクリル−オ
キシプロピル。
並びにアクリル酸及びリナル酸2−メタクリルオキシエ
チルを除く)を含む。ペンダントイオン性基を含有する
、共重合体の第1のブロックの場合に好適である単量体
は、メタクリル酸ジメチルアミンエチル及びメタクリル
酸ジエチルアミノエチルを含む。共重合体の第2の(b
)ブロックの場合に好適である単量体は、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸ブチル及びメタクリル酸2−エチ
ルヘキシルヲ含む。
本発明の重合体は、常用のアニオン重合技術によって製
造することができ、その際共重合体の第1のブロックが
形成され、第1のブロックが完了すると、第2の単量体
の流れが開始されて重合体の次のブロックが生成する。
しかし、前記の技術を使用する反応温度は、副反応が最
小にされ、かつ特定の分子量の、所望のブロックが得ら
れるように、低い水準、例えば、0〜−40°Cに保た
れるべきである。
各ブロックの所望の分子量、並びにブロック中の均一性
を得るために、前記のウェブスター、米国特許第4.5
08,880号(ここに参考文献として組入れられる)
中記載されているような、群間移動重合(Group 
Transfer Polymerization)技
術を使用するのが有利、かつ好適である。その方法によ
れば、均一かつ所望の分子量をもつ重合体鎖ををする実
質的に線状の重合体を製造することができるように、重
合体反応に典型的なランダム様式と反対に、重合がコン
トロールされた様式で進行する条件下に、■不飽和単量
体を開始剤及び珪素、スズ又はゲルマニウムを含有する
触媒系と接触させる。
本発明の分散剤を製造する際、ブロックが製造される順
序は決定的ではない。ペンダントイオン性部分を含有す
るブロックか又はこれらの部分を含有しないブロックか
をまず製造することができる。
使用することができる触媒は、米国特許第4.508,
880号カラムIL 42〜68行に開示されているも
の、並びに1985年3月1日に出願された、デイツカ
−ら、米国出願番号第707.190号の出願中の同じ
被譲渡人の特許用@(ここに参考文献として組入れられ
る)中記載されているものを含む。
使用することができる開始剤は、前記のウェブスターの
特許カラム9.25行〜カラム1O113行に示されて
いるものを含む。好適な開始剤は、1−(2−トリメチ
ル−シロキシエトキシ)−1−トリメチルシロキシ−2
−メチルプロペン; l−(2−(1−エトキシエトキ
シ〕−エトキシ)−■−トリメチルシロキシー2−メチ
ルプロペン;並びに1−メトキシ−1−トリメチルシロ
キシ−2−メチルプロペンヲ含む。
分散剤が、ペンダントイオン性基のないブロックをまず
形成させることによって製造される場合には、次に同じ
一般的操作を使用して、これらのブロックを反応させて
ペンダントイオン性基を含有するブロックを形成させる
。各ブロック中、平均少な(とも2つのカチオン性の単
位、或いはそれらのブレカーサ−を有するように単量体
及びそれらの相対的量が選択される点を除いて、これら
の第2のブロックに対して同じ一般的反応剤が使用され
る。カチオン性の単位は、重合される時所要の4級又は
3級配列になることができるか、或いは更に典型的かつ
好適には、1級、2級又は3級アミン、ホスフィン又は
チオエーテル化合物であることができ、それらは、塩基
性重合体構造を形成した後4級又は3級状態に変換され
る。このように多種多様の単量体を使用することができ
るが、例えば、メタクリル酸2−(ジメチルアミノ)エ
チル、メタクリル酸2−(ジエチルアミノ)エチル、メ
タクリル酸グリシジル、並びにメタクリル酸t−ブチル
アミノエチルを含む、メタクリレートが特に満足できる
ことが見出された。当業者に明らかなように、類似の単
量体を使用して燐及び硫黄ベースのイオン性基を導入す
ることができる。
ペンダントイオン性部分は、一般式−A(R,)、、X
(式中Aは、N、 P、並びにSから選択され、R1は
、1〜20の炭素原子のアルキル又はアルキルエーテル
、フェニル又は置換フェニルから選択され、AがN又は
Pである時にはmは3であり、又AがSである時にはm
は2であり、Xは、ハロゲン化物又は有機酸の共役塩基
から選択される)を有する。好適には、Aは窒素であり
、Xは、カルボキシレート、スルホネート及びホスフェ
ートよりなる群から選択される。
塩基性重合体構造の形式の後、カチオン性プレカーサー
は、ハロゲン化アルキル、スルホン酸アルキル、トルエ
ンスルホン酸アルキル、燐酸トリアルキル又はハロゲン
化アラルキルのような常用のアルキル化剤と接触させる
ことができる。特に満足できることか見出されたアルキ
ル化剤は、トルエンスルホン酸メチル、スルホン酸ジメ
チル、並びに塩化ベンジルである。
ブロックの分子量及びブロックの1つにイオン性部分の
存在を含む、本発明のブロック共重合体の物理的特性は
、示差走査側熱(DSC)、核磁気共鳴、ガスクロマト
グラフィー及び赤外分析を含む、常用の分析技術によっ
て確認することができる。例えば、ブロックの化学組成
は、IH核磁気共鳴(’ HNMR)又は赤外分析によ
るか、又は熱分解又はガスクロマトグラフィー分析によ
って決定することができる。共重合体中ブロックの大き
さは、核磁気共鳴、ガラス転移温度、溶解度又は縦弾性
光散乱によって測定されるミセル形成によって決定する
ことができる。
得られたブロック共重合体は、分散剤としてすぐれた性
能を示す。従って、それらは、ペイントの形成の際の顔
料分散剤として、又油添加剤として有効に使用すること
ができる。顔料分散液は、典型的には顔料、溶媒及び分
散剤よりなり、例えば、ベーカーら、米国特許第3.9
12,677号(ここに参考文献として組入れられる)
中記載されているようにして製造することができる。過
去に類似の化合物がこのように使用されたが、本発明の
共重合体は、以前満足できる分散剤性能のために必要で
あることが見出されているイオン型ロジン酸又はスルホ
ン酸型芳香族炭化水素のような対イオンの使用なしに有
効である。その上、本発明の化合物中均一なブロック特
性は、改善されかつより信頼できる分散剤性能を提供す
る。
次の実施例においては、分散剤の質は、顔料、溶媒及び
分散剤の混合物を砂グラインディングし、どの割合の分
散剤が均一な分散液を生じ、250×の光学倍率におい
てステンドガラスのように見えるか決定することによっ
て測定される。
これに反して、凝集した顔料は、比較的透明な溶媒の領
域に点在されたカラーの島を有している。分散の程度は
、次のとおり1〜4の任意の尺度について評価される: ■−顔料粒子がその中に均一に分離され、かつその中で
ブラウン運動が明らかである凝集していない分散。
2−その中に顔料粒子が分離されているか不動である(
ブラウン運動の有意な証拠はない)わずかに凝集した分
散。
3−その中に顔料粒子がゆるく集合し、集合体の間にい
くらかの空げきをもつ凝集した分散。
4−その中に顔料粒子が高度に集合し、集合体の間に大
きな空げきをもつはげしく凝集した分散。
実施例中製造された分散剤は、種々の標準顔料を用い、
溶媒中評価された。使用された溶媒は、メチルイソブチ
ルケトン(M I B K又はM)、トルエン(T)、
キシレン(X)、並びにアセトン(A)であった。評価
の除法の標準顔料が使用され tこ  : W2O3−フタロシアニンブルー、赤色調(モナストラ
ルブルー) W552−フタロシアニンブルー、凝集抵抗性緑色シェ
ード、トナー W573−テトラクロロCPCブルー:フタロシアニン
ブルートナー、緑色シェード、レオロジー改善(imp
roved rheology)W673−テトラクロ
ロイソインドリノンーイルガジンイエロー W2O3−モナストラルマゼンターキナクリドン型マゼ
ンタトナー WSi2−モナストラルレツドーキナクリドン型赤色ト
ナー W853−有機赤色調−キナクリドン型−モナストラル
透明レッドBRT−233 本発明のすべての実施例において、ペンダントイオン性
基を含有する共重合体のブロックは、約200〜10.
000の分子量を有し、又ペンダントイオン性基のない
ブロックは、500〜100.000の分子量を有して
いた。特定の分子量は、特定の実施例中に現れるデータ
から当業者が決定することができる。本発明のすべての
実施例において、製造された共重合体の各ブロック(a
)中、平均少なくとも2つのペンダントイオン性基が存
在していた。
実施例 1 反応容器に316gのテトラヒドロフラン(THF)、
0.5mLのキンレン、4.19の1−メトキシ−1−
トリメチルシロキシ−2−メチルプロペン(「開始剤」
)、並びに01100rrlLのアセトニトリル中1M
の3−クロロ安息香酸テトラブチルアンモニウム(「触
媒」)を仕込んだ。ペンダントイオン性基を有さないA
ブロックを製造するために、2つの供給を同時に開始し
た:メタクリル酸メチル(lJMA)91.2gを20
分間に添加し、3mQのTHF中0.350mLの触媒
を2時間にわたって添加した。
MMAの添加後20分に、ペンダントイオン性基を含有
するブロックを製造するために、メタクリル酸2−N、
N−ジメチルアミンエチル(DMEAMA)28.99
を10分間にわたって添加した。
DMAEMAの添加後20分に、MMA91.9gを2
0分間にわたって添加した。2度目のMMA添加後、1
時間に、5mQのメタノールを加えた。ヘプタン(70
0mL)にこの樹脂(251g)を添加し、得られた固
体を液体から分離し、この固体をヘプタン700mLで
洗浄し、乾燥した。
得られた共重合体中アミノ基を4級化するために、共重
合体の一部分(30,699)全THF(50,59)
に溶解し、塩化ベンジル(3,09)を添加した。得ら
れた溶液を約3時間還流して後、50.59のインプロ
パツールを添加した。更に5時間還流を継続した。得ら
れた樹脂は、22%の固形分及び0.31mM/グラム
の3級アミン分を示し、アミン基が実質的に完全に4級
化されたことを示しtこ。
この共重合体を顔料分散剤として評価し、標準顔料W5
05.W552.W573.W673.W2O3,並び
にWSi2についてMIBK(旧)中、lの分散点を示
した。この共重合体は、MIBK、アセトン及びトルエ
ン中標準顔料W853によっても評価され、それぞれM
3、AI及びT3の点を得た。
実施例2〜4及び比較例A 比較例Aにおいて、Bセグメントに連結した3級ペンダ
ントイオン性基を有するABAブロック共重合体を製造
した。このブロック共重合体の一般組成は、20/20
//8//20/20の期待重合度におけるMMA/B
MA//DMAEMA//MMA/BMAであった。
実施例2〜4において、このブロック共重合体は、3種
の異なった4級化剤を用いて4級化されて本発明の1組
成物を形成させた。
比較例Aにおいては、反応容器に13619のT旺、2
1.5gの開始剤、並びに1.2mLの触媒を仕込んだ
水浴を使用して反応温度を20°〜35°Cに保ちなが
ら、メタクリル酸ブチル中41.3重量%のMMA53
1.5gを20分間にわたって添加した。同時に、2.
6mL 、1) THF中2.4mQの触媒の150分
の供給を開始した。第1の単量体の供給が終って後45
分に、173.39のメタクリル酸2−N、N−ジメチ
ルアミノエチルの20分の供給を追加した。第2の単量
体の供給が終って後40分にBMA中41.3重量%の
M M A 505.19の20分の供給を追加した。
水冷を再び使用した。約16時間後、メタノール40肩
Qを添加した。
得られた3級ペンダントイオン性基をもつブロック共重
合体を顔料分散剤として評価し、結果を表Iに要約した
実施例2においては、比較例Aのブロック共重合体51
3.29.1269のエタノール、並びに25.09の
ヨードメタンの反応混合物を3時間還流した。4級化ペ
ンダントイオン性基をもつ、得られたブロック共重合体
を顔料分散剤として評価し、結果を表Iに要約した。
実施例3においては、比較例へのブロック共重合体50
0.29.125gのエタノール、並びに30.39の
臭化ベンジルの反応混合物を16時間還流させた。4級
化ペンダントイオン性基をもつ、得られたブロック共重
合体を前述のとおり評価し、結果を表■に要約した。
実施例4においては、比較例Aのブロック共重合体20
0.29.50.09のイソプロパツール、並びに11
.59のp−トルエンスルホン酸メチルの反応混合物を
16時間還流させた。4級化ペンダントイオン性基をも
つ、得られたブロック共重合体を前述のとおり評価し、
結果を表Iに要約した。
W552  Al、X4.T4.M3  AI、Xl、
Tl、MI  Al、Ml、TI、刈    −W57
3    A3     Ml、X3    Ml、X
3   1.A3.TIW673          
         MIW805    AI    
 Ml、Xi    Ml、XI     MIW81
1    A4     Ml、X3    Ml、X
3     MIW853    At     Ml
、X4    Ml、X4     Ml実施例 5 一般組成EHMA//DEAE閘A 42//12を有
するABブロック共重合体を製造した。反応容器に20
5gのトルエン、1.949の開始剤、並びにO,ll
lmLの触媒を仕込んだ。同時に、5mLのトルエン中
0.222mLの触媒の1時間の供給、並びに92.3
9のメタクリル酸2−エチルヘキシルの20分間の供給
を開始した。40分後、0.lllmLの触媒を添加し
た。更に3時間後、0.lllmLの触媒を添加し、2
0.929のメタクリル酸2〜N、N−ジメチルアミノ
エチルの10分間の供給を追加した。更に16時間後、
メタノール5mLを添加した。得られた樹脂の一部分(
1509)を37.619のエタノールで希釈し、9.
16gの臭化ベンジルを添加し、得られた混合物を18
時間還流させた。
この共重合体を標準顔料について分散剤として評価し、
顔料W505に対して×4点、顔料w573、W2O3
、WSi2並びニw853テ対シテX1点が得うレるこ
とを見出した。
実施例6〜7及び比較例B−H 実施例6〜7及び比較例B−Hにおいては、類似の組成
のブロック型及びランダム共重合体の間で、かつ各々の
ペンダントイオン性部分の4級化度を変化させながら比
較を行なった。
ランダム共重合体を製造する際には、反応容器に127
.29のトルエン、2 、269の開始剤、74.59
のBMA、 52.69のMMA、 29.79のメタ
クリル酸2−N、N−ジエチルアミノエチル、並びに0
.030mLの触媒を仕込んだ。冷却しながら反応温度
を40°Cより下に保った。4時間の反応の後、5mL
のメタノールを添加した。
ブロック型共重合体を製造する際には、反応容器に13
0.3gのトルエン、0.5m12のキンレン、2.2
7gの開始剤、76.4gのBMA、並びに54.09
のMMA、並びにO−0−03Oの触媒を仕込んだ。
冷却しながら反応温度を40°Cより下に保った。
70分の反応の後、10分間にわたる29.49のDE
AEMA及び20分間にわたる5mLのトルエン中0.
20mLの触媒の同時供給を開始した。更に1時間反応
させて後、5mLのメタノールを添加した。
3級ペンダントイオン性基を有し、比較例B及びCを表
わす、得られた共重合体は、標準顔料W552について
分散剤として評価され、共にA3、M4並びにT4の点
を示した。
比較例D−H及び実施例6及び7においては、比較例B
及びCのブロック共重合体を、659の樹脂と1959
のインプロパツールを合することによって希釈した。得
られた樹脂の209の部分を、アミン分を基にしてp−
1−ルエンスルホン酸メチル25モル%、50モル%、
75モル%、または95モル%を使用して4級化した。
得られた溶液をlO日間室温に保った。得られた4級化
共重合体を顔料分散剤として評価し、結果を下に要約し
た。
25%4級化 W573     A3. M3. X3    A3
. Ml、 X2W805     A4. M4. 
X4    A4. M4. X2W811     
Al、 Ml、 X2    At、 Ml、 X1W
853     Al、 Ml、 X3    AI、
 Ml、 X250%4級化 W573       X3       XIW80
5       X4       XIW811  
     X3       X IW853    
   X3       Xl75%4級化 W573       X3       X1W80
5       X4       X1W811  
     X3       X1W853     
  X3       X 195%4級化 W573       Al、 M2. X2    
  A1. Ml、 XIW805      M、 
M3. X4     A3. M4. X2W811
        At、 Ml、 X3      A
t、 Ml、 X1W853       Al、Ml
、X3      Al、Ml、X1以上、本発明の詳
細な説明したが、本発明はさらに次の実施態様によって
これを要約して示すことができる。
(1)本質的に次のものよりなるブロック共重合体 (a)約200〜10,000の数平均分子量を有し、
かつ一般式CH2= CHCO2R及びCHx = C
CHs COz R(式中Rハ、1〜20の炭素原子の
アルキル又はアルキルエーテルである)の化合物から選
択それる少なくとも1種の単量体から製造された少なく
とも1種のブロック〔このブロックは、更に一般式−A
(R,)、、X (式中AはN、 P、並びにSから選
択される;R1は、1〜20の炭素原子のアルキル又は
アルキルエーテル、フェニル又は置換フェニルから独立
して選択され、八が、N又はPである時にはmは3であ
り、AがSである時にはmは2であり、又Xは、ハロゲ
ン化物及び有機酸の共役塩基から選択される)の少なく
とも2個のペンダントイオン性部分を含有し、ブロック
のバックボーンは、エチレン系不飽和単位である〕の共
重合体(重量で約O01〜50%)、並びに (b)約500〜100,000の数平均分子量を有し
、かつ一般式CH,・CHCO□R及びCH,=CCH
3CO,R(式中Rは、1〜20の炭素原子のアルキル
又はアルキルエーテルである)の化合物から選択される
単量体から製造された少なくとも1種のブロックの共重
合体(重量で約99.9〜50%)。
(2)共重合体が(b)中定義された型の少なくとも2
種のブロックを含有するBAB配列の上記(1)に記載
のブロック共重合体。
(3)ペンダントイオン性基中AがNである上記(1)
に記載のブロック共重合体。
(4)有機酸の共役塩基がカルボキンレート、スルホネ
ート及びホスフェートから選択される上記(3)に記載
のブロック共重合体。
(5)ブロック(a)のペンダントイオン性基がメタク
リル酸ジメチルアミンエチルから誘導される上記(1)
に記載のブロック共重合体。
(6)ブロック(a)のペンダントイオン性基かメタク
リル酸ジエチルアミノエチルから誘導される上記(1)
に記載のブロック共重合体。
(7)ブロック(b)がメタクリル酸メチルから重合さ
れる上記(1)に記載のブロック共重合体。
(8)ブロック(b)がメタクリル酸ブチルから重合さ
れる前記(1)に記載のブロック共重合体。
(9)ブロック(b)がメタクリル酸2−エチルヘキシ
ルから誘導される前記(1)に記載のブロック共重合体
(10)ブロック(b)がメタクリル酸ブチル及びメタ
クリル酸2−エチルヘキシルから誘導される前記(1)
に記載のブロック共重合体。
(11)群間移動重合技術によって製造された前記(1
)に記載のブロック共重合体。
(12)顔料、有機液体、並びに前記(1)に記載のブ
ロック共重合体を包含する分散体。
特許出願人  イー・アイ・デュポン・ド・ネモアース
・アンド・コンパニー 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)本質的に次のものよりなるブロック共重合体 (a)約200〜10,000の数平均分子量を有し、
    かつ一般式CH_2=CHCO_2R及びCH_2=C
    CH_3CO_2R(式中Rは、1〜20の炭素原子の
    アルキル又はアルキルエーテルである)の化合物から選
    択される少なくとも1種の単量体から製造された少なく
    とも1種のブロック〔このブロックは、更に一般式−A
    (R_1)_mX(式中AはN、P、並びにSから選択
    される;R_1は、1〜20の炭素原子のアルキル又は
    アルキルエーテル、フェニル又は置換フェニルから独立
    して選択され、AがN又はPである時にはmは3であり
    、AがSである時にはmは2であり、又Xは、ハロゲン
    化物及び有機酸の共役塩基から選択される)の少なくと
    も2個のペンダントイオン性部分を含有し、ブロックの
    バックボーンは、エチレン系不飽和単位である〕の共重
    合体 (重量で約0.1〜50%)、並びに (b)約500〜100,000の数平均分子量を有し
    、かつ一般式CH_2=CHCO_2R及びCH_2=
    CCH_3CO_2R(式中Rは、1〜20の炭素原子
    のアルキル又はアルキルエーテルである)の化合物から
    選択される単量体から製造された少なくとも1種のブロ
    ックの共重合体(重量で約99.9〜50%)。 2)顔料、有機液体、並びに請求項1記載のブロック共
    重合体を包含する分散体。
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